JPS6031841A - 電気集塵機 - Google Patents
電気集塵機Info
- Publication number
- JPS6031841A JPS6031841A JP58142774A JP14277483A JPS6031841A JP S6031841 A JPS6031841 A JP S6031841A JP 58142774 A JP58142774 A JP 58142774A JP 14277483 A JP14277483 A JP 14277483A JP S6031841 A JPS6031841 A JP S6031841A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- dust collecting
- pulse
- distribution plates
- discharge electrodes
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気集塵機に係り、特に予備荷電装置を有する
電気集塵機に関する。
電気集塵機に関する。
一般に高抵抗ダストを対象とする電気集塵装置において
、（ａ）逆電離や（ｂ）低電流火花頻発等の異常現象が
発生すると集塵性能が著しく低下することはよく知られ
ている。
、（ａ）逆電離や（ｂ）低電流火花頻発等の異常現象が
発生すると集塵性能が著しく低下することはよく知られ
ている。
ところで、電気集塵装置の集塵空間において、ダスト粒
子を集塵極の方へ移動させる主な駆動力であるクーロン
力Ｆｅ は次式で表わされる。
子を集塵極の方へ移動させる主な駆動力であるクーロン
力Ｆｅ は次式で表わされる。
Ｆｅ ＝ ｑ ｘ １１３
但し ｑ：ダスト粒子の電荷量
Ｅ：集塵空間の電界
しかし、（ａ）逆電離の場合には電界Ｅが低いばかりで
なく、集塵極側から発生する正イオンによりダスト粒子
が中和され、その負電荷は大幅に減少するので、集塵性
能は極めて低くなる。。
なく、集塵極側から発生する正イオンによりダスト粒子
が中和され、その負電荷は大幅に減少するので、集塵性
能は極めて低くなる。。
また、（ｂ）低電流火花頻発の場合には電界Ｅは高いも
のの、電流が著しく少ないために、ダスト粒子の電荷ｔ
ｑも少なくなるので、クーロン力Ｆｅ も小さくなり、
高い集塵性能が得られないという欠点がある。
のの、電流が著しく少ないために、ダスト粒子の電荷ｔ
ｑも少なくなるので、クーロン力Ｆｅ も小さくなり、
高い集塵性能が得られないという欠点がある。
本発明は上記の事情に鑑みて提案されたもので、その目
的とするところは逆電離を発生し易い超高抵抗ダストや
低電流火花を発生し易い高抵抗ダストに対する集塵性能
を大巾に向上し得る電気集塵機を提供するにある。
的とするところは逆電離を発生し易い超高抵抗ダストや
低電流火花を発生し易い高抵抗ダストに対する集塵性能
を大巾に向上し得る電気集塵機を提供するにある。
本発明による電気集塵機は電気集塵装置の入口拡大管部
内に、整流作用を有する対向電極と放電極とよりなる予
備荷電装置を設置してなることを特徴とし、電気集塵装
置の入口拡大管部内に、例えばガス流速をｔ５ｍ／８位
から集塵し易い値の１〜２ ｍ ／ ８まで低下させ、
且つ電気集塵装置内でのガス速度分布を均一化するため
の格子状等の多孔板よりなる整流板を複数枚設け、これ
らの整流板を対向電極として用い、これらの対向電極の
間に放電極を設け、これらの電極間にパルス高電圧を印
加することにより、電気集塵装置より上流部の入口拡大
管部内にて、排ガス中の粒子に予備荷電を行なうように
し、例えば逆電離を発生し易い超高抵抗ダストに対して
は、電気集塵装置内で逆電離が発生しない値まで電流を
低下させたり、または電気集塵装置の荷電方式として、
例えば間欠荷電やパルス荷電等の逆電離抑制方式の荷電
を行なうことにより集塵性能を改善し、一方低電流火花
を発生し易い高抵抗ダストに対しては、低電流下でもダ
スト粒子が予め十分な電荷を有するようになされている
ので集塵性能を大巾に改善し得るようにしたものである
。
内に、整流作用を有する対向電極と放電極とよりなる予
備荷電装置を設置してなることを特徴とし、電気集塵装
置の入口拡大管部内に、例えばガス流速をｔ５ｍ／８位
から集塵し易い値の１〜２ ｍ ／ ８まで低下させ、
且つ電気集塵装置内でのガス速度分布を均一化するため
の格子状等の多孔板よりなる整流板を複数枚設け、これ
らの整流板を対向電極として用い、これらの対向電極の
間に放電極を設け、これらの電極間にパルス高電圧を印
加することにより、電気集塵装置より上流部の入口拡大
管部内にて、排ガス中の粒子に予備荷電を行なうように
し、例えば逆電離を発生し易い超高抵抗ダストに対して
は、電気集塵装置内で逆電離が発生しない値まで電流を
低下させたり、または電気集塵装置の荷電方式として、
例えば間欠荷電やパルス荷電等の逆電離抑制方式の荷電
を行なうことにより集塵性能を改善し、一方低電流火花
を発生し易い高抵抗ダストに対しては、低電流下でもダ
スト粒子が予め十分な電荷を有するようになされている
ので集塵性能を大巾に改善し得るようにしたものである
。
本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する
。
。
第１図は本発明の一実施例の基本的構成を示す要部の断
面図、第２図は第１図に示す整流板の形状例を示す正面
図、第３図（Ａ） 、 （Ｂ）はそれぞれ第１図に示す
放電極の形状例を示す正面図、第４図は第１図に示す放
電極に印加される高電圧パルスの波形図である。
面図、第２図は第１図に示す整流板の形状例を示す正面
図、第３図（Ａ） 、 （Ｂ）はそれぞれ第１図に示す
放電極の形状例を示す正面図、第４図は第１図に示す放
電極に印加される高電圧パルスの波形図である。
第１図〜第３図（至）、（Ｂ）において、１は放電気１
は対向電極となる整流板、３は碍子、４は電気集塵装置
の入口煙道、５はパルス電源、６は電気集塵装置の入口
拡大管部である。放電極Ｉは電気絶縁用の碍子３により
、電気集塵装置のケーシングの一部である入口拡大管部
６および対向電極であるガス流れ整流板２からそれぞれ
電気的に絶縁されており、かつその各一端がそれぞれパ
ルス電源５と接続され、接地された各整流板（対向電極
）との間にパルス電源５から発生される高電圧パルスが
印加されて、入口煙道４から導入されるガスを入口拡大
管部６内で予備荷電するようになされている。
は対向電極となる整流板、３は碍子、４は電気集塵装置
の入口煙道、５はパルス電源、６は電気集塵装置の入口
拡大管部である。放電極Ｉは電気絶縁用の碍子３により
、電気集塵装置のケーシングの一部である入口拡大管部
６および対向電極であるガス流れ整流板２からそれぞれ
電気的に絶縁されており、かつその各一端がそれぞれパ
ルス電源５と接続され、接地された各整流板（対向電極
）との間にパルス電源５から発生される高電圧パルスが
印加されて、入口煙道４から導入されるガスを入口拡大
管部６内で予備荷電するようになされている。
第２図は整流板２の形状例を示すもので、整流板２に多
数の孔７を設けた場合の例であるが、整流板２の形状と
しては格子状その他の多孔板示す図であり、第３図囚に
示す放電極１は導電性支持枠に多数の金属線を並設して
構成した場合の例であり、第３図０３）に示す放電極ｌ
は一本の長い金属線を折り曲げ、これを絶縁碍子９を介
して支持枠８に装着して構成した場合の例である。第３
図囚、（Ｂ）に示されたものはそれぞれ放電極ｌの形状
例を示すもので、これらの形状以外の形状を有する放電
極を使用し得ること勿論る。
数の孔７を設けた場合の例であるが、整流板２の形状と
しては格子状その他の多孔板示す図であり、第３図囚に
示す放電極１は導電性支持枠に多数の金属線を並設して
構成した場合の例であり、第３図０３）に示す放電極ｌ
は一本の長い金属線を折り曲げ、これを絶縁碍子９を介
して支持枠８に装着して構成した場合の例である。第３
図囚、（Ｂ）に示されたものはそれぞれ放電極ｌの形状
例を示すもので、これらの形状以外の形状を有する放電
極を使用し得ること勿論る。
第１図において、パルス電源５により第４図に示された
ような負の高電圧を放電極ｌと整流板２との間に印加す
ると、放電極１から接地された整流板２に向って連続ま
たはパルス状の負イオン電流が流れる。またこの場合印
加される電圧は高電圧パルスであるため、火花成田が大
巾に上昇し、非常に高い電界も同時に形成されること＼
なる。また集塵装置入口煙道４から集塵装置の入口拡大
管部６内に導びかれた排ガス中の粒子は、放電極１と対
向電極である整流板２（１段また数段）との間に形成さ
れた前記の如き高い電界とイオン電流によって短時間そ
の粒子の理論帯電量近くまで帯電され、下流の電気集塵
装置の集塵部へと流れていくこと−なる。
ような負の高電圧を放電極ｌと整流板２との間に印加す
ると、放電極１から接地された整流板２に向って連続ま
たはパルス状の負イオン電流が流れる。またこの場合印
加される電圧は高電圧パルスであるため、火花成田が大
巾に上昇し、非常に高い電界も同時に形成されること＼
なる。また集塵装置入口煙道４から集塵装置の入口拡大
管部６内に導びかれた排ガス中の粒子は、放電極１と対
向電極である整流板２（１段また数段）との間に形成さ
れた前記の如き高い電界とイオン電流によって短時間そ
の粒子の理論帯電量近くまで帯電され、下流の電気集塵
装置の集塵部へと流れていくこと−なる。
一方前記の整流板２は対向電極として作用する外にガス
の整流作用も併せて行なうことは言うまでもない。従っ
て前述の如く逆電離を発生し易い超高抵抗ダストや低電
流火花を発生し易い高抵抗ダストに対する集塵性能が大
巾に向上されること＼なる。
の整流作用も併せて行なうことは言うまでもない。従っ
て前述の如く逆電離を発生し易い超高抵抗ダストや低電
流火花を発生し易い高抵抗ダストに対する集塵性能が大
巾に向上されること＼なる。
以上により本発明によれば従来の集塵装置の入口拡大管
部に設けられた放電極とガス整流板との間に形成される
高電界高イオン電流領域を排ガス中の粒子が通過する際
に充分に予備荷電されるので、集塵部の電流が少なくて
もすぐ集塵が始まり、これにより従来の高抵抗微細ダス
トを対象とする電気集塵装置の第１室目によく見られた
空間電荷による低電流が原因で集塵性能が低下する問題
は解消され、集塵性能の向上が可能となる。また、第１
室目の荷電状態によって、本発明による予備荷電装置の
オンオフを行なったり、印加軍用をコントロールするこ
とにより電気集塵装置の捕集機能及び省エネルギ効果を
充分発揮させることも可能となる。さらにまた、既設電
気集塵装置の低電流による低性能の対策としても本発明
は大きな効果を発揮する等の優れた効果が奏せられるも
のである。
部に設けられた放電極とガス整流板との間に形成される
高電界高イオン電流領域を排ガス中の粒子が通過する際
に充分に予備荷電されるので、集塵部の電流が少なくて
もすぐ集塵が始まり、これにより従来の高抵抗微細ダス
トを対象とする電気集塵装置の第１室目によく見られた
空間電荷による低電流が原因で集塵性能が低下する問題
は解消され、集塵性能の向上が可能となる。また、第１
室目の荷電状態によって、本発明による予備荷電装置の
オンオフを行なったり、印加軍用をコントロールするこ
とにより電気集塵装置の捕集機能及び省エネルギ効果を
充分発揮させることも可能となる。さらにまた、既設電
気集塵装置の低電流による低性能の対策としても本発明
は大きな効果を発揮する等の優れた効果が奏せられるも
のである。
第１図は本発明の一実施例の基本的構成を示す要部の断
面図、第２図は第１図に示す整流板の形状例を示す正面
図、嬉３図囚、β）はそれぞれ第１図に示す放電極の形
状例を示す正面図、第４図は第１図に示す放電極に印加
される高電圧パルスの波形図である。 ｌ・・・放電極％ ２・・・整流板、３・・・碍子、４
・・・電気集塵装置の入口煙道、５・・・パルス電源、
６・・・入口拡大管部。 出願人復代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第２図 第３図 （Ａ） ：： ：： １ ＋’ １Ｔ［］１丁 １開昭ＧＯ−３１８４１（４） 第３図 ９Ｊ４図
面図、第２図は第１図に示す整流板の形状例を示す正面
図、嬉３図囚、β）はそれぞれ第１図に示す放電極の形
状例を示す正面図、第４図は第１図に示す放電極に印加
される高電圧パルスの波形図である。 ｌ・・・放電極％ ２・・・整流板、３・・・碍子、４
・・・電気集塵装置の入口煙道、５・・・パルス電源、
６・・・入口拡大管部。 出願人復代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第２図 第３図 （Ａ） ：： ：： １ ＋’ １Ｔ［］１丁 １開昭ＧＯ−３１８４１（４） 第３図 ９Ｊ４図
Claims (1)
- 電気集塵装置の入口拡大管部内に、整流作用を有する対
向電極と放電極とよりなる予備荷電装置を設置してなる
ことを特徴とする電気集塵機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58142774A JPS6031841A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 電気集塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58142774A JPS6031841A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 電気集塵機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031841A true JPS6031841A (ja) | 1985-02-18 |
Family
ID=15323272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58142774A Pending JPS6031841A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 電気集塵機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031841A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019147151A (ja) * | 2014-02-18 | 2019-09-05 | ブルーエアー・エービー | イオン化手段を備えた空気清浄装置 |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP58142774A patent/JPS6031841A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019147151A (ja) * | 2014-02-18 | 2019-09-05 | ブルーエアー・エービー | イオン化手段を備えた空気清浄装置 |
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