JPS6031771B2 - ガラス溶融装置 - Google Patents
ガラス溶融装置Info
- Publication number
- JPS6031771B2 JPS6031771B2 JP13771281A JP13771281A JPS6031771B2 JP S6031771 B2 JPS6031771 B2 JP S6031771B2 JP 13771281 A JP13771281 A JP 13771281A JP 13771281 A JP13771281 A JP 13771281A JP S6031771 B2 JPS6031771 B2 JP S6031771B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- melting
- glass
- glass melting
- fining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガラス溶融装置、特に硝種交換の容易な光学
ガラスの溶融装置に関する。
ガラスの溶融装置に関する。
一般に光学ガラスの様な少量のガラス連続的に製造する
には、まず溶融槽によって原料をガラス化し、屈折率を
均一にしたのち、清澄槽に移して泡、脈理を除去し、次
いで作業槽によって流出に適当な温度に調節する等、機
能別にわけ、か各槽を隔離し、連結パイプでつないで各
槽における溶融ガラスが相互に混合しないようにして製
造効率を高めている。
には、まず溶融槽によって原料をガラス化し、屈折率を
均一にしたのち、清澄槽に移して泡、脈理を除去し、次
いで作業槽によって流出に適当な温度に調節する等、機
能別にわけ、か各槽を隔離し、連結パイプでつないで各
槽における溶融ガラスが相互に混合しないようにして製
造効率を高めている。
しかしこのような方式であると屈折率の均一効果をあげ
るための均質化に要する時間が多くかかり、それだけ硝
種交換における損失時間が多くなるとう欠点を有する。
本発明の目的は主として、上記欠点を解消することにあ
り、その要旨は清澄槽の一端に少くとも２槽以上の分離
、結合、交換可能な溶融槽を設けたことを特徴とするガ
ラス溶融装置である。
るための均質化に要する時間が多くかかり、それだけ硝
種交換における損失時間が多くなるとう欠点を有する。
本発明の目的は主として、上記欠点を解消することにあ
り、その要旨は清澄槽の一端に少くとも２槽以上の分離
、結合、交換可能な溶融槽を設けたことを特徴とするガ
ラス溶融装置である。
すなわち硝種交換の際に複数の溶融槽であらかじめ原料
をガラス化し、屈折率を充分均質化しておき、操業中第
１の溶融槽のガラスを流出し操業後直ちに、第２以下の
溶融槽を交換結合することによって硝種交換時間を極度
に短縮させることが可能となる。溶融槽を清澄槽に対し
て分離、結合、交換する操作は清澄槽側の溶融ガラスの
表面上に溶融槽からの連結パイプの一端を下方に曲げて
配置せしめることにより可能となる。次に図面に基づき
本発明の構成を詳述する。
をガラス化し、屈折率を充分均質化しておき、操業中第
１の溶融槽のガラスを流出し操業後直ちに、第２以下の
溶融槽を交換結合することによって硝種交換時間を極度
に短縮させることが可能となる。溶融槽を清澄槽に対し
て分離、結合、交換する操作は清澄槽側の溶融ガラスの
表面上に溶融槽からの連結パイプの一端を下方に曲げて
配置せしめることにより可能となる。次に図面に基づき
本発明の構成を詳述する。
第１図は本発明装置の縦断面図、第２図はその平面図で
あって、台車１０‘こ教贋された溶融槽ｌａ、縄梓装置
６を設けた清澄槽３、鯛梓装置１２と流出パイプ５を設
けた作業槽４とからなり、溶融槽ｌａの下部から導出し
た連結パイプ２はその一端から下方に直角に曲げられ、
清澄槽３の溶融ガラスの表面から離れた位置に関口され
ている。連結パイプ２には加熱冷却手段７が設けられ、
連結パイプ中の温度を調節することによりガラスの流れ
を止めたり、流量を調整して清澄槽３のガラス表面レベ
ルを所望の位置に保持できるようになっている。清澄槽
３の溶融ガラスはパイプ１１を通って作業槽４に流れ、
作業槽４では灘拝装置１２により、擬伴ごれながら流出
パイプ５から流出させている。上記各溶融槽は台車１０
‘こ載暦され、車輪８、レール９によって清澄槽３に対
し横方向に自由に移動できるようになっている。また、
第１の溶融槽の横には第２図に示すように溶融槽ｌａと
ほぼ同一の第２の熔融槽ｌｂが配置されており、レール
９に沿って自由に横方向に移動できるようになっている
。上記装置において、まず原料が溶融槽ｌａの中に投入
され、ガラス化し、屈折率が均一になると、清澄槽３に
流入し、泡、脈が鷹梓装置６により除去され、流出に適
当な温度に下げられ、流出パイプ５を通して完成したガ
ラスが流出される。
あって、台車１０‘こ教贋された溶融槽ｌａ、縄梓装置
６を設けた清澄槽３、鯛梓装置１２と流出パイプ５を設
けた作業槽４とからなり、溶融槽ｌａの下部から導出し
た連結パイプ２はその一端から下方に直角に曲げられ、
清澄槽３の溶融ガラスの表面から離れた位置に関口され
ている。連結パイプ２には加熱冷却手段７が設けられ、
連結パイプ中の温度を調節することによりガラスの流れ
を止めたり、流量を調整して清澄槽３のガラス表面レベ
ルを所望の位置に保持できるようになっている。清澄槽
３の溶融ガラスはパイプ１１を通って作業槽４に流れ、
作業槽４では灘拝装置１２により、擬伴ごれながら流出
パイプ５から流出させている。上記各溶融槽は台車１０
‘こ載暦され、車輪８、レール９によって清澄槽３に対
し横方向に自由に移動できるようになっている。また、
第１の溶融槽の横には第２図に示すように溶融槽ｌａと
ほぼ同一の第２の熔融槽ｌｂが配置されており、レール
９に沿って自由に横方向に移動できるようになっている
。上記装置において、まず原料が溶融槽ｌａの中に投入
され、ガラス化し、屈折率が均一になると、清澄槽３に
流入し、泡、脈が鷹梓装置６により除去され、流出に適
当な温度に下げられ、流出パイプ５を通して完成したガ
ラスが流出される。
従来このシステムにおいて硝種交換する場合には、各種
のガラスをすべて排除した後、新たに他の原料を溶融槽
に投入し、充分時間をかけ、屈折率を均質化した後、清
澄槽３、作業槽４を経て新しいガラスを得ていたが、こ
のような方法によれば硝種交換に多くの時間を要してい
た。特に屈折率の均質化効率をあげるため、溶融槽の容
積を大きくするときには、さらに多く硝種交換時間を用
意しなければならない。ところが本発明の装置によれば
、硝種交換の際、第２の溶融槽ｌｂにおいて、あらかじ
め交換すべきガラスの屈折率を均質化しておき、第１の
溶融槽ｌａの操業終了後、第１の溶融槽の加熱冷却手段
７により連結パイプ２を冷却しガラスを固化して流出を
止め、レール９に沿い横方向に移動させて清澄槽より離
したのち、直ちに第２の溶融槽ｌｂを清澄槽３への連結
箇所に移させ、第２の溶融槽の加熱冷却手段７によって
連結パイプ２を加熱して固化したガラスを軟化させ、清
澄槽３に流出させるから硝種交換に要する時間はほとん
どかからない。
のガラスをすべて排除した後、新たに他の原料を溶融槽
に投入し、充分時間をかけ、屈折率を均質化した後、清
澄槽３、作業槽４を経て新しいガラスを得ていたが、こ
のような方法によれば硝種交換に多くの時間を要してい
た。特に屈折率の均質化効率をあげるため、溶融槽の容
積を大きくするときには、さらに多く硝種交換時間を用
意しなければならない。ところが本発明の装置によれば
、硝種交換の際、第２の溶融槽ｌｂにおいて、あらかじ
め交換すべきガラスの屈折率を均質化しておき、第１の
溶融槽ｌａの操業終了後、第１の溶融槽の加熱冷却手段
７により連結パイプ２を冷却しガラスを固化して流出を
止め、レール９に沿い横方向に移動させて清澄槽より離
したのち、直ちに第２の溶融槽ｌｂを清澄槽３への連結
箇所に移させ、第２の溶融槽の加熱冷却手段７によって
連結パイプ２を加熱して固化したガラスを軟化させ、清
澄槽３に流出させるから硝種交換に要する時間はほとん
どかからない。
上述のように本発明では、溶融槽を２糟以上設け、これ
を清澄槽に対し分離、結合、可能にしたので、各溶融槽
に予め異なる原料を溶融しておき、これを移動して清澄
槽に結合することにより硝種交換を迅速に行なうことが
できる。
を清澄槽に対し分離、結合、可能にしたので、各溶融槽
に予め異なる原料を溶融しておき、これを移動して清澄
槽に結合することにより硝種交換を迅速に行なうことが
できる。
第１図は本発明ガラス溶融装置の側面図、第２図は平面
図である。 ｌａ，ｌｂ：溶融槽、２：連結パイプ、３：清澄槽、４
：作業槽、５：流出パイプ、６，１２：濃洋装層、７：
加熱冷却手段、８：車輪、９：レール、１０：台車、１
１：パイプ。 第１図 第２図
図である。 ｌａ，ｌｂ：溶融槽、２：連結パイプ、３：清澄槽、４
：作業槽、５：流出パイプ、６，１２：濃洋装層、７：
加熱冷却手段、８：車輪、９：レール、１０：台車、１
１：パイプ。 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 溶融槽の次に清澄槽および作業槽を配置してガラス
製品を製造する装置において、清澄槽の一端に、少くと
も２槽以上の分離、結合、交換可能な溶融槽を設けたこ
とを特徴とするガラス溶融装置。 ２ 各溶融槽は、台車に載置されて清澄槽に対し横方向
移動自在とされている特許請求の範囲第１項記載のガラ
ス溶融装置。 ３ 各溶融槽は清澄槽のガラス溶融表面上から離れて開
口し、かつ加熱冷却手段付きの連結パイプを有している
特許請求の範囲第１項又は第２項記載のガラス溶融装置
。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13771281A JPS6031771B2 (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | ガラス溶融装置 |
| US06/413,318 US4549895A (en) | 1981-09-03 | 1982-08-31 | Method and apparatus for melting glass |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13771281A JPS6031771B2 (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | ガラス溶融装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5841730A JPS5841730A (ja) | 1983-03-11 |
| JPS6031771B2 true JPS6031771B2 (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=15205054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13771281A Expired JPS6031771B2 (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | ガラス溶融装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031771B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3418284A1 (de) * | 1984-05-17 | 1985-11-21 | Schott Glaswerke, 6500 Mainz | Verfahren und vorrichtung zum chargenweisen herstellen von glas |
| KR102213019B1 (ko) * | 2013-05-13 | 2021-02-08 | 코닝 인코포레이티드 | 적층 융합 인발 기기 및 그 사용 방법 |
-
1981
- 1981-09-03 JP JP13771281A patent/JPS6031771B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5841730A (ja) | 1983-03-11 |
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