JPS60312Y2 - 黒板兼会議用議事録板

Info

【考案の詳細な説明】本考案は黒板としても使用出来て、一方会議の記録保存
を可能とする会議用議事録板に関する。

其の要旨とするところは、上段に黒板を配し其の裏面を
筆記用の下敷面となし、下敷面の上方よりロール紙を垂
下して会議の経過を記録し、切り取ったロール紙は其の
ま）其の左右に懸垂して残し、最後にファイルして下段
に収納することが出来る諸要素を一固のフレーム内に配
設したものである。

以下図面を参照して実施例につき詳述する。

第１図は本考案の正面図、第２図は第１図に於て■〜■
視側目側断面図る。

図に於て１ａはフレーム１の縦枠、１ｂは同じく上枠、
１Ｃは同じく下枠である。

２は基板にして正面は後述するロール紙が垂下したとき
の下敷面となり、背面は通常の黒板又はホワイト黒板で
ある。

基板２はフレーム１の左右縦枠１ａ、１ａに固着された
る上段横機３ａ及び下段横機３ｂにより其の上下端は第
３図に示す如く鋲留め又はねじにて螺着されている。

この基板２と上下横機によりフレーム１は強固なる剛性
を付与され変形することが無い。

なお横機３ａ、３ｂの形状は方形にして其の上面又は下
面の中心線に長手方向に立上り壁が一体に設けられ、基
板取付条片となると同時に横機の強度向上が計られてい
る。

４は筆記用のロール紙で４ａは其の軸である。

５はロール紙軸を着脱自在に懸架するためフレーム縦枠
１ａに固着された受金具で第４図は受金具５の斜視図で
ある。

ロール紙は垂下されると基板２の表面を覆い、基板２の
上下長さのピッチにてミシン孔が穿孔しであるので切断
に便である。

６はロール紙押え棒で左右縦枠間に横設され、押え棒が
基板２と密接分離可能とするため既存のワンタッチ押装
置６ａが縦枠１ａ内に挿着され、該装置に押え棒の両端
は支承されてる。

なお押え棒はバネ式の既存の紙バサミ式でも良い。

７は垂下したロール紙の下端紙おさえて本実施例では基
板２との間に一定間隔を保持した固定式て左右縦枠１ａ
間に横設してる。

８は腕具にして、フレーム１の上側端に取付けられたる
アタッチメント９の軸９ａにより垂直方向に回動自在に
枢着されてる。

８ａは図示を略したバネを介して突出没入自在の係止突
起で、９ｂは前記突起８ａを係止する係止受９ｂでアタ
ッチメント９と一体で其の下側面は円弧状を形成してる
。

第５図は第１図の■−Ｖ視断面断面図て８は腕具の断面
図を示し、４は切取られたロール紙が、偏心円板１０に
て腕具の垂直壁間に挾持されて垂下している状態を示す
。

偏心円板１０は垂下壁の下端に固着された軸１１に回転
自由に軸支され、また偏心円板１０の円周面はギサギザ
の凸凹が刻まれている。

従って偏心円板１０を時針方向（矢印）にまわして挾持
されたロール紙は落下することは無い１２は略フレーム中段て縦枠１ａの内側方に取付けられ
た後述するサスペンダーの掛具で左右の縦枠１ａに一幻
設けられている。

１３は既製のサスペンダーで記載済のロール紙を綴じ込
み保管するものである。

１４はフレーム１を移動するためのキャスターである。

１５はフレーム側面に取付けられた筆記具入れポケット
である。

以上説明したとおりの本考案によれば、会議内容をロー
ル紙に書いていき、其の都度切り取り左右の腕に移動す
れば、黒板と異り記入事項は眼前に残り、其の後サスベ
ニ／グーにファイルして掛けておけば欠席者も後で見る
ことが出来て容易に会議内容を知ることが出来る。

又議事録を書く必要がある場合も正確を期することが出
来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の正面図、第２図は矢視■〜■側断面断
面図３図は第１図に於ける■−■視側辺側断面図４図は
受金具の斜視図、第５図は第１図に於ける■−■視側断
面図である。１・・・フレーム、１ａ・・・縦枠、２・・・基板、４
・・田−ル紙、８・・・腕具、１２・・・掛具、１３・
・・サスペンダー。

【実用新案登録請求の範囲】