JPS6031296Y2 - 合成器 - Google Patents

合成器

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Publication number
JPS6031296Y2
JPS6031296Y2 JP11035778U JP11035778U JPS6031296Y2 JP S6031296 Y2 JPS6031296 Y2 JP S6031296Y2 JP 11035778 U JP11035778 U JP 11035778U JP 11035778 U JP11035778 U JP 11035778U JP S6031296 Y2 JPS6031296 Y2 JP S6031296Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
antennas
signals
coils
synthesizer
Prior art date
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Expired
Application number
JP11035778U
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English (en)
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JPS5526966U (ja
Inventor
侯武 宇都宮
武世 中川
雅博 多田
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数のアンテナからの信号を合成して、例えば
ゴースト波の除去を行う装置に関する。
第1図に示すような位相差給電方式と呼ばれるアンテナ
装置がある。
図において、2個のダイポールアンテナla、lbを所
定の間隔dで平行に設け、この間の給電線2a、2bの
長さ1□、12をそれらの電気長の差が上述の間隔dと
等しくなるように定める。
すなわち、1・(1□−In)=d 但しKは給電線の波長短縮率 となるようにする。
そしてこれらのアンテナ1a、lbからの信号の一方を
位相反転し、これらの信号を供電線2a、2bを通じて
合成器3に供給し、合成された信号を出力端子4に取り
出す。
このように構成されたアンテナ装置は、広い受信周波数
の範囲にわたって単方向の指向性が得られる。
従ってこのアンテナ装置の指向を主電波の到来方向に向
けることにより、ゴーストの原因となる反射波等の他の
方向の電波を排除して、良好な受信を行うことができる
ところがこの装置において、アンテナ1a、1bをVH
F帯の広帯域にわたって駆動させるのに適当なインピー
ダンスは300Ωである。
これに対して合成器3の入力インピーダンスは75Ωに
設計されている。
そこでこの装置においては、アンテナ1a、1bの出力
をバランス変換器5a、5b等に供給して75Ωに変換
し、この信号を750の同軸線からなる給電線2a、2
bで取り出し、合成器3に供給するようにしていた。
このために変換器5a、5b及び合成器3でそれぞれ損
失が生じ、アンテナとしての損失が増大してしまう。
特に上述の位相差給電方式のアンテナの場合には、後方
の感度を落すために、前方の感度も多少犠牲にしている
ので、後段でこのような損失があることは好ましくない
また種々の変換器や合成器が必要となるので、回路が複
雑になり、複雑となるとアンテナの周波数特性が劣化し
たり、特定周波数にトラップができるなどの問題を生じ
、さらに価格も上昇してしまう欠点があった。
本考案はこのような点にかんがみ、簡単な構成で信号が
取り出されるようにしたものである。
以下図面を参照しながら本考案の一実施例について説明
しよう。
第2図において、アンテナla、lbからの信号をそれ
ぞれ300Ωのフィーダー線からなる給電線2a*2b
を通じて合成器3に直接供給する。
そしてこの合成器3において、アンテナ1a、1bのそ
れぞれの正嫡a、 bの間がコイル31を通じて接続さ
れ、それぞれの負端C,dの間がコイル32を通じて接
続され、コイル31.32の中間タップの間がアイソレ
ーション用の抵抗器33を通じて互いに接続される。
またコイル31とトランス結合されると共に、巻線比が
3=2で巻き下げられたコイル34が設けられ、コイル
32とトランス結合されると共に、巻線比が3:2で巻
き下げられたコイル35が設けられ、コイル34.35
が互いに逆相に接続される。
そしてコイル34.35間の一方の接続点が接地され、
他方の接続点が出力端子4に接続される。
この回路において、給電線2a、2bからの信号の正端
同士及び負端同士がコイル31.32で合皮され、この
合皮された信号がコイル31,34間及びコイル32.
35間で3000から750に変換され、この変換され
た信号が逆相で重ね合わされて出力端子4に取り出され
る。
こうしてアンテナla、lbからの信号が合皮されて取
り出されるわけであるが、本考案によれば2つのアンテ
ナの正端同士及び負端同士を合皮すると同時にインピー
ダンス変換を行うようにしたので、回路構成が極めて簡
単になると共に、損失も減少する。
また回路構成が簡単なので設計が行いやすく、周波数特
性が変化したり、特定周波数にトラップができるおそれ
がない。
なお、アイソレーション用の抵抗器33の周波数特性を
調整するために、この抵抗器33に並列にコイル、コン
デンサ等を接続してもよい。
さらに第3図は本考案の合成器を具体的に構成した場合
の斜視図である。
図において、41はいわゆるめがね形フェライトコア(
バランコア)であって、このコア41は全体として略円
柱状をなすと共に、延長方向に2つの孔41a、41b
が設けられている。
そしてこれらの孔41a*41bを通じて、それぞれイ
ンピーダンスが1500の2本の平行線42.43が3
回ずつ巻回される。
さらにこれらの平行線42.43のそれぞれ一方の導線
42 a、 43 aのそれぞれの一端42aA、
43aAの間に給電線2aを構成するフィーダー線21
aが接続される。
また一方の導線42a、43aのそれぞれの他端42a
B、 43aBの間に給電線2bを構成するフィーダ
ー線21bが接続される。
さらに一方の導線42 at 43 aのそれぞれの2
等分点42aC,43aCの間に抵抗器33が接続され
る。
さらに、他方の導線42b、43bの一端42bA、4
3bA及び他端42bB、 43bBにおいて、一端4
2bAと他端43bBとの間が接続され、この接続中点
が750の同軸線44に接続される。
また一端43bAと他端42bBとの間に接続され、こ
の接続中点が接地される。
以上述べたように、本考案によれば構成が簡単であり、
製造が容易なので、価格も安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の接続図、第2図は本考案の一例の
接続図、第3図はその要部の斜視図である。 la、lbはアンテナ、2ay2bは給電線、3は合成
器、4は出力端子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定のインピーダンスを有する第1及び第2のアンテナ
    からの信号をそれぞれ所定のインピーダンスを有する第
    1及び第2の給電線を通じて取り出し、これらの第1及
    び第2の給電線のそれぞれの一端の間に第1のコイルが
    接続され、上記第1及び第2の給電線のそれぞれの他端
    の間に第2のコイルが接続され、上記第1のコイルにト
    ランス結合された第3のコイルが設けられ、上記第2の
    コイルにトランス結合された第4のコイルが設けられ、
    これら第3及び第4のコイルが互いに逆相になるように
    接続され、上記第1及び第2のアンテナからの信号を上
    記第1及び第2のコイルで合成すると共に、上記第3及
    び第4のコイルの一方の接続点が接地され、他方の接続
    点より出力端子が導出された構成の合成器。
JP11035778U 1978-08-11 1978-08-11 合成器 Expired JPS6031296Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11035778U JPS6031296Y2 (ja) 1978-08-11 1978-08-11 合成器

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JP11035778U JPS6031296Y2 (ja) 1978-08-11 1978-08-11 合成器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5526966U JPS5526966U (ja) 1980-02-21
JPS6031296Y2 true JPS6031296Y2 (ja) 1985-09-19

Family

ID=29057160

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JP11035778U Expired JPS6031296Y2 (ja) 1978-08-11 1978-08-11 合成器

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JPS5526966U (ja) 1980-02-21

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