JPS6030952B2 - 透光性強誘電体によるカラ−表示器 - Google Patents
透光性強誘電体によるカラ−表示器Info
- Publication number
- JPS6030952B2 JPS6030952B2 JP49053030A JP5303074A JPS6030952B2 JP S6030952 B2 JPS6030952 B2 JP S6030952B2 JP 49053030 A JP49053030 A JP 49053030A JP 5303074 A JP5303074 A JP 5303074A JP S6030952 B2 JPS6030952 B2 JP S6030952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferroelectric material
- color display
- transparent
- electrodes
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、透光性誘電体を利用したカラー表示器に関
する。
する。
従来、透光性強談電体の両面に透明電極をくし型に配し
、隣設するくし型の電極にはカラー表示の際反対符号の
電圧が印加するように結線し、さらに、前記透光性強誘
電体を二枚の偏光板ではさんだカラー表示器が知られて
いた。
、隣設するくし型の電極にはカラー表示の際反対符号の
電圧が印加するように結線し、さらに、前記透光性強誘
電体を二枚の偏光板ではさんだカラー表示器が知られて
いた。
第1図は、従来の透光性強誘電体を用いたカラー表示器
の全体図を示す。
の全体図を示す。
第1図の偏光板1、透明電極3を設けた透光性強誘電体
2および第2の偏光板4とから構成される。ついで、第
2図は、透光性強誘電体2の断面図を示し、透光性強誘
電体2の両面に透明導電膜3および5を配置し、その上
に、第1の偏光板1および4を位置させる。すなわち、
第1の偏光板1とこれに90o回転している第2の偏光
板4で透光性強談電体2をはさむ。セラミックのような
透光性強誘電体2の表面には透明導電膜3を配し、透光
性強誘電体2の裏面には表面と全く同一の透明導電膜5
を配置する。透明導電膜3は、くし型構造で、表示する
部分すなわち1セグメントは、第3図で示めすように一
対の透明導電膜8,9でなりたっており、透光性強誘電
体6の裏面も1セグメントに一対の〈し型透明導電膜で
なりたっている。第1の偏光板1、第2の偏光板4は、
クロスニコルで透明導電眼のくし方向に対して、45o
の角度で配置する。そして、透明導電膜の幅に対して電
極間隔は広くする。第4図において、図示したように電
圧印加すると透明導電膜によって形成した電極10と電
極12、また電極11と電極13の中間部分の透光性導
電体14には、矢印の向きに、すなわち、表示器面に平
行に分極して表示状態となる。透光性強議電体セラミッ
ク例えば、PLZT(9%La)は、二次電気光学効果
を第5図に示すように生じ、PはT(8%La)は、一
次電気光学効果を第6図に示すように生じる。いま、偏
光板を互いに900の角度にして透光性強誘電体をはさ
み、露場によって誘起された透光性強談電体内部の分極
方向を、偏光板に450の角度に配置した場合、光の入
射光に対する透過光の強度は、・ニしSin2(竹△n
1/^) ,…,.{1}ここで、L・・
・・・・・・・入射光、1・・・・…・・透過光、1・
・・・・・・・・誘電体の厚さ、入・・・・・・・・・
光の波長である。
2および第2の偏光板4とから構成される。ついで、第
2図は、透光性強誘電体2の断面図を示し、透光性強誘
電体2の両面に透明導電膜3および5を配置し、その上
に、第1の偏光板1および4を位置させる。すなわち、
第1の偏光板1とこれに90o回転している第2の偏光
板4で透光性強談電体2をはさむ。セラミックのような
透光性強誘電体2の表面には透明導電膜3を配し、透光
性強誘電体2の裏面には表面と全く同一の透明導電膜5
を配置する。透明導電膜3は、くし型構造で、表示する
部分すなわち1セグメントは、第3図で示めすように一
対の透明導電膜8,9でなりたっており、透光性強誘電
体6の裏面も1セグメントに一対の〈し型透明導電膜で
なりたっている。第1の偏光板1、第2の偏光板4は、
クロスニコルで透明導電眼のくし方向に対して、45o
の角度で配置する。そして、透明導電膜の幅に対して電
極間隔は広くする。第4図において、図示したように電
圧印加すると透明導電膜によって形成した電極10と電
極12、また電極11と電極13の中間部分の透光性導
電体14には、矢印の向きに、すなわち、表示器面に平
行に分極して表示状態となる。透光性強議電体セラミッ
ク例えば、PLZT(9%La)は、二次電気光学効果
を第5図に示すように生じ、PはT(8%La)は、一
次電気光学効果を第6図に示すように生じる。いま、偏
光板を互いに900の角度にして透光性強誘電体をはさ
み、露場によって誘起された透光性強談電体内部の分極
方向を、偏光板に450の角度に配置した場合、光の入
射光に対する透過光の強度は、・ニしSin2(竹△n
1/^) ,…,.{1}ここで、L・・
・・・・・・・入射光、1・・・・…・・透過光、1・
・・・・・・・・誘電体の厚さ、入・・・・・・・・・
光の波長である。
複屈折率△nは、亀場の強度E=Vノd(Vは電圧、d
は電極ギャップ)で制御される。いま、表示器を表示す
る場合に、表示する部分の電極に、例えば、第4図に示
すように電極10,12に正極、電極11,13に負極
を印加し、交互に電圧印加する。
は電極ギャップ)で制御される。いま、表示器を表示す
る場合に、表示する部分の電極に、例えば、第4図に示
すように電極10,12に正極、電極11,13に負極
を印加し、交互に電圧印加する。
透光性強誘電体14は、電圧が印加された部分だけ分極
が譲記される。分極を譲起された部分は、1=1がin
(m△nl/入)によって透過する光の波長が選択され
る。ここで、光の波長は、複屈折率△n、透光性強誘電
体の厚さ1によって決定される。‘1)式から、複屈折
率△n、PLZTの厚さ】を一定にすると、ある光の波
長で透過率1が最大になる。
が譲記される。分極を譲起された部分は、1=1がin
(m△nl/入)によって透過する光の波長が選択され
る。ここで、光の波長は、複屈折率△n、透光性強誘電
体の厚さ1によって決定される。‘1)式から、複屈折
率△n、PLZTの厚さ】を一定にすると、ある光の波
長で透過率1が最大になる。
すなわち、m式は光の波長に選択性があることを意味す
る。今、[=△n×1とすると、光の透過光の色は次の
ようになる。一方、電気光学的材料PWTは、電界の強
さによって複屈折率△nが変化する。
る。今、[=△n×1とすると、光の透過光の色は次の
ようになる。一方、電気光学的材料PWTは、電界の強
さによって複屈折率△nが変化する。
PLZr(9%凶)セラミックスの場合には、露場の強
さ10KV/cので複屈折率△nを6×10−3である
。
さ10KV/cので複屈折率△nを6×10−3である
。
したがって、PWT(9%La)セラミックスの厚さ1
00rで電極間ギャップ100仏とした場合に透過光の
波長は、約4000ムになり、青が強くなる。そして、
この際の印加電圧100Vで、いま、印加電圧を90V
(眺V/肌)にすると、複屈折率△nら4×10‐3と
なり、透過光は、約8000Aが最大であることから、
表示は赤色になる。このように、約10ボルトの電圧変
化によって色彩が大幅に変化する。第7図は電極に電圧
を印加する方法を示すもので、露場(破線)とPLZT
の分極方向(矢印)を示す。
00rで電極間ギャップ100仏とした場合に透過光の
波長は、約4000ムになり、青が強くなる。そして、
この際の印加電圧100Vで、いま、印加電圧を90V
(眺V/肌)にすると、複屈折率△nら4×10‐3と
なり、透過光は、約8000Aが最大であることから、
表示は赤色になる。このように、約10ボルトの電圧変
化によって色彩が大幅に変化する。第7図は電極に電圧
を印加する方法を示すもので、露場(破線)とPLZT
の分極方向(矢印)を示す。
この種のPLZT板の厚さは通常100〜300ムm電
極中50〜100山mである。第7図において、くし歯
状電極の交互に電圧を印加すると破線で示す雷場が発生
し、PLZTの分極は電場にそって分極する。その結果
表示が行なわれる。表示された部分を消去するにはくし
歯電極に逆相の電界を印加し、分極そのものを消去する
方法がある。しかしPLZTは、一たん電圧を印加し、
次に逆相の電圧を印加して消去する動作を多数回くり返
すと、電極下のPLZT部や、PLZT板の厚さ方向に
おける中心部分に空間電荷が発生し、消去されにくくな
る。本発明は従来の消去方法におけるかかる欠点を解決
することを目的とする。
極中50〜100山mである。第7図において、くし歯
状電極の交互に電圧を印加すると破線で示す雷場が発生
し、PLZTの分極は電場にそって分極する。その結果
表示が行なわれる。表示された部分を消去するにはくし
歯電極に逆相の電界を印加し、分極そのものを消去する
方法がある。しかしPLZTは、一たん電圧を印加し、
次に逆相の電圧を印加して消去する動作を多数回くり返
すと、電極下のPLZT部や、PLZT板の厚さ方向に
おける中心部分に空間電荷が発生し、消去されにくくな
る。本発明は従来の消去方法におけるかかる欠点を解決
することを目的とする。
以下図面に基づいて本発明にかかる消去方法を説明する
。第8図に示めすように、透光性強誘電体19の表面の
電極12,13を正極に、裏面の電極17,18を負極
にして電圧印加する。
。第8図に示めすように、透光性強誘電体19の表面の
電極12,13を正極に、裏面の電極17,18を負極
にして電圧印加する。
あるいは交番電圧によって、透光性強誘電体19の表面
に電極12,13を負極に電圧印加する。この場合の分
極方向は、第9図に示めすように表示器面に垂直に、ま
たは、垂直に近い角度をもつので、複屈折率△nは表示
器面に垂直に入射する光に対して、ほぼ0である。した
がって、表示された部分が消去できる。さらに、P山T
の厚さ方向に電界を印力0することにより、電極下部お
よび、中心部の分極も垂直となり、後屈折率を0にする
ことができ完全に消去でき、従来のような消え残りがな
い。
に電極12,13を負極に電圧印加する。この場合の分
極方向は、第9図に示めすように表示器面に垂直に、ま
たは、垂直に近い角度をもつので、複屈折率△nは表示
器面に垂直に入射する光に対して、ほぼ0である。した
がって、表示された部分が消去できる。さらに、P山T
の厚さ方向に電界を印力0することにより、電極下部お
よび、中心部の分極も垂直となり、後屈折率を0にする
ことができ完全に消去でき、従来のような消え残りがな
い。
第9図はPはT板に垂直に電界を印加したときの霞場(
破線)とPLZrの分極万向(矢印)を示す。
破線)とPLZrの分極万向(矢印)を示す。
PLZTの複屈折率△nは分極方向に対して平行に光が
入射した場合は0となるため表示は消去されるのである
。以上述べたように本発明によれば従来のような消え残
りのない消去が行なえる透光性強誘電体を用いたカラー
表示器を得ることができる。
入射した場合は0となるため表示は消去されるのである
。以上述べたように本発明によれば従来のような消え残
りのない消去が行なえる透光性強誘電体を用いたカラー
表示器を得ることができる。
第1図は、従来のカラー表示器断面図を示す。
第2図は、第1図カラー表示器の断面図を示めす。第3
図は、従釆の7セグメント数字表示におけるくし型透明
電極を示めす。第4図は、従来のカラー表示器において
電圧印加によって透光性強誘電体が横方向に分極した状
態を示めす。第5図は、透光性強誘電体の二次電気光学
効果を示めす複屈折率−亀場曲線である。第6図は、透
光性強誘電体の一次電気光学効果を示めす複屈折率−雷
場曲線である。第7図は従来例において横方向に分極さ
せた場合のPLZrの断面図である。第8図は本発明に
よる消去方法を示めす図である。第9図は、透光性強誘
電体が縦方向に分極した状態を示めす。1,4・・・・
・・偏光板、2,6,14,19・・・・・・透光性強
誘電体、3,5,7,8,9・・・・・・透明導電膜、
10,11,12,13,15,16,17,18・・
・・・・電極。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
図は、従釆の7セグメント数字表示におけるくし型透明
電極を示めす。第4図は、従来のカラー表示器において
電圧印加によって透光性強誘電体が横方向に分極した状
態を示めす。第5図は、透光性強誘電体の二次電気光学
効果を示めす複屈折率−亀場曲線である。第6図は、透
光性強誘電体の一次電気光学効果を示めす複屈折率−雷
場曲線である。第7図は従来例において横方向に分極さ
せた場合のPLZrの断面図である。第8図は本発明に
よる消去方法を示めす図である。第9図は、透光性強誘
電体が縦方向に分極した状態を示めす。1,4・・・・
・・偏光板、2,6,14,19・・・・・・透光性強
誘電体、3,5,7,8,9・・・・・・透明導電膜、
10,11,12,13,15,16,17,18・・
・・・・電極。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図
Claims (1)
- 1 透光性強誘電体の上面乃び下面の各々に互いに噛み
合う1組のくし型透明電極を配し、前記透光性強誘電体
の電気光学効果を視覚化する第1および第2の偏光板に
よつて前記透光性強透電体をはさみ、前記くし型透明電
極に印加する電圧変化によつてカラー制御したカラー表
示器において、カラー表示の消去動作は、前記透光性強
透電体板の上面及び下面に配置したくし型電極によつて
、前記透光性強誘電体に対して垂直方向に電界を印加し
て行なうことを特徴とするカラー表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49053030A JPS6030952B2 (ja) | 1974-05-13 | 1974-05-13 | 透光性強誘電体によるカラ−表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49053030A JPS6030952B2 (ja) | 1974-05-13 | 1974-05-13 | 透光性強誘電体によるカラ−表示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50146295A JPS50146295A (ja) | 1975-11-22 |
JPS6030952B2 true JPS6030952B2 (ja) | 1985-07-19 |
Family
ID=12931480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49053030A Expired JPS6030952B2 (ja) | 1974-05-13 | 1974-05-13 | 透光性強誘電体によるカラ−表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030952B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844093A (ja) * | 1971-10-08 | 1973-06-25 | ||
JPS5028996A (ja) * | 1973-07-16 | 1975-03-24 |
-
1974
- 1974-05-13 JP JP49053030A patent/JPS6030952B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844093A (ja) * | 1971-10-08 | 1973-06-25 | ||
JPS5028996A (ja) * | 1973-07-16 | 1975-03-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50146295A (ja) | 1975-11-22 |
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