JPS6030860B2 - 無端伝動ベルト - Google Patents

無端伝動ベルト

Info

Publication number
JPS6030860B2
JPS6030860B2 JP52043438A JP4343877A JPS6030860B2 JP S6030860 B2 JPS6030860 B2 JP S6030860B2 JP 52043438 A JP52043438 A JP 52043438A JP 4343877 A JP4343877 A JP 4343877A JP S6030860 B2 JPS6030860 B2 JP S6030860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transmission
transmission belt
endless power
endless
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52043438A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52131056A (en
Inventor
ジエリ−・デイ−ン・ウルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Publication of JPS52131056A publication Critical patent/JPS52131056A/ja
Publication of JPS6030860B2 publication Critical patent/JPS6030860B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/04V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber
    • F16G5/06V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber with reinforcement bonded by the rubber
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/166V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、張力区分と圧縮区分および荷重支持区分か
ら成る無端伝動ベルトならびに複数該無機伝動ベルトを
連結して成るバンデッド・ベルトに関する。
荷重支持区分を形成する1個または複数のラセン状に巻
回された荷重支持コ山ド13を有するベルトは広く用い
られている。
しかし荷重支持コ−ド13はこのようなベルトを製造す
る際に通常は比較的欧かし、クッション材料層上に巻回
されるため、クッション材料の抵抗および巻回時に荷重
支持コード13に加わる張力の値によっては荷重支持コ
ード13の各々の巻回部分がクッション材料層中に多少
とも埋没する。そのため各々の巻回部分はベルトに沿う
どの断面においても正確に直線状に整列されなくなり、
その結果として各各の巻回部分に荷重が均等に分配され
なくなりベルトの寿命が短かくなる。また従来提案され
たベルトにおいては荷重支持コードは通常はベルト長手
方向軸線に略沿った、例えばコードとベルト長手方向軸
線との交叉角は0.03o〜0.05o程度の比較的小
さなつる巻角をもって巻回されるため、1個のベルトに
ついて必要とする荷重支持コードの量が多くなり、いわ
ゆるむき出しのベルトにおいてベルトの両側の側面に露
呈されるコードの量あるいは長さが増大する。側面に露
呈されるコードの長さが大きなベルトにおいては、ベル
トスリーブからベルトを切出す際にコードが飛出したり
押出されたりするため、相当量のスクラップが発生する
このような飛出しおよび押出し‘まこの種のベルトにお
いて加硫硬化過程中にも生ずる。本発明の目的は、高負
荷の下でも長い使用寿命をもち得るようにした無機伝動
ベルトを提供することにある。
本発明の別の目的は、最少のスクラップ量で製造可能な
無端伝動ベルトを提供することにある。
本発明によればこれらの目的は、張力区分と圧縮区分と
、該張力区分と圧縮区分との間に配装された複数のラセ
ン状の巻回部分により形成される長手方向に連続して延
長する荷重支持コード13と、布製基層部分およびェラ
ストマ−材料製のコード係合層部分を有し該荷重支持コ
ード13の少なくとも一側に配装されたプラットホーム
層14とから成る無端伝動ベルト10、なちびに複数の
該無端伝動ベルト10を連結して成るバンデッド・ベル
トによって達成される。布製の基層部分23は無端伝動
ベルトに沿うどの断面においても単一層の荷重支持コー
ドの複数の巻回部分を正確に直線状に整列された状態に
支持するため、各々の巻回部分に荷重がほぼ一様に分配
され、無端伝動ベルト10の使用寿命が長くなる。更に
荷重支持コードがベルト長手方向軸線に対して比較的大
きな交叉角のつる巻角で巻回されるため無端伝動ベルト
ー川こ要する荷重支持コードの量が節減される。次に図
面に示した実施例について更に詳細に説明する。
第1図に示した本発明による無端伝動ベルト10は周知
の形態で無端経路に沿って作動するようにプーリの回り
に巻回されるものである。無端伝動ベルト10は張力区
分11と圧縮区分12および長手方向に延長する連続し
た単一層の荷重支持コード13を有する。荷重支持コー
ド13は張力区分1 1と圧縮区分12との間に配装し
てあり、複数(本実施例では5個)のラセン巻回部分か
ら成っている。無端伝動ベルト10は荷重支持コード1
3の両側に1層ずつ合計2層のそれ自身多層構造のプラ
ットホーム層14を有する。
各々のプラットホーム層14は布製の基層部分15とェ
ラストマー材料製のコード係合層部分16とを有し、荷
重支持コード13は各々のコード係合層部分16に一部
分ずつ埋込まれている。各々のプラットホーム層14は
荷重支持コード13と反対側の基層部分15の表面上に
位置されたェラストマ−材料層部分17も具えている。
無端伝動ベルト10の各々のプラットホーム層14特に
その基層部分15は比較的剛性でしかも荷重支持コード
13に近接しているため、無機伝動ベルトー01こ沿う
どの断面部分でも無端の単一層の荷重支持コード13の
複数のラセン巻回部分をベルト幅方向に一列に並ぶ正確
な直線整列状態に支持する。
基層部分15が荷重支持コード13に近接していること
については後述する。第2図にはこの整列状態を明らか
にするため荷重支持コード13の各々の巻回部分の中心
を通る直線が1点鎖線2川こより示してある。無端伝動
ベルト101こ沿うどの断面でも各々の巻回部分が正確
に直線状の整列状態にあるため、各々の巻回部分に実質
的に均等に荷重が分配され、どれか1つの巻回部分によ
って支持される荷重は隣接した巻回部分あるいはそれよ
り遠隔の巻回部分によって支持される荷重に実質的に等
しくなり、ベルト寿命も長くなる。各々のプラットホー
ム層14の各々の基層部分15による支持作用ため、荷
重支持コード13は互いに大きな間隔をもって、かつベ
ルトの長手方向軸線に対し、比較的大きなつる巻き角、
より具体的には例えばベルト長手方向軸線に対する交叉
角度0.05o〜0.30o程度で巻回することが可能
となり、荷重支持コード13の所要長さが減少すると共
に、無端伝動ベルト10の両側面に露呈される荷重支持
コード13の量が減少する。
むき出しの側面をもつ第1図の無端伝動ベルト1川こお
いては無端伝動ベルト10の一方の側面にごくわずかな
くさび状部分21が露呈されるに過ぎない。このように
無端伝動ベルト10のむき出し側面に荷重支持コード1
3がごくわずかしか露呈されていないため荷重支持コー
ド13を隔離することができ、破損または腐食性流体に
よる腐食作用を受けにくくなる。無端伝動ベルト10の
外面を形成する布カバー23は張力部11の上面に、そ
の内面を形成する布カバー24は圧縮層12の下面にそ
れぞれ酉己設されている。
布カバー23,24は織布、不織布、編成布を含む適当
な布材料から製造しても良い。無端伝動ベルト1川よそ
の平行側面が外側および内側の布カバー23,24によ
り形成されたほぼ台形の断面を有する。
第2図の1点鎖線20は荷重支持コード13の各々の巻
回部分が正確に直線状に整列された状態で、それぞれ布
カバー23,24により形成される無端伝動ベルト10
の上面および下面の間にそれらと平行に位置されている
ことを示している。この実施例では上面および下面は平
たん面である。また無機伝動ベルト10は、カバーがな
く従ってむき出し側部を形成する互いに対向する非平行
の側面25を有する。無端伝動ベルト10の各々の側面
25に露呈される荷重支持コード13の量は最小量に保
たれる。そのため無端伝動ベルト10の荷重支持コード
13の側面25に最も近接した巻回部分の最適強度が保
証される。無端伝動ベルト10の側面25に露呈される
荷重支持コード13の量が最小量であり、しかも無端伝
動ベルト1川こ沿うどの断面でも荷重支持コード13の
各別の巻回部分が正確な整列状態に保たれるため、複数
の無端伝動ベルト10を当該技術において周知のように
その素材であるベルトスリーブから切出す時にスクラッ
プの量が最少になる。また加硫硬化時に側面25に最も
近接した巻回部分が側面25から飛出す傾向が少なくな
るので、スクラップが更に少なくなる。本発明の別の実
施例による無端伝動ベルトは、第4図ないし第7図に示
してある。
これらの実施例による無端伝動ベルトは第1図の実施例
による無端伝動ベルト10とほぼ同様の構造を有するた
め符号10A,108,10C,10Dによって、また
無端伝動ベルト10の構成部分と同様の無端伝動ベルト
10A,10B,10C,10Dの構成部分は第1図の
符号にそれぞれA,B,C.Dを付してそれぞれ示して
ある。これらの構造部分についての詳細な説明は行なわ
ない。また無端伝動ベルト10の対応構成部分と異なっ
ている無端伝動ベルト10A,10B,10C,10D
の構成部分は新しい符号により表わしてあり、これらの
構成部分については以下に詳細に説明する。第4図の無
端伝動ベルト10Aは、張力区分11Aと、圧縮区分1
2Aと、ラセン状に巻回された荷重支持コード13Aと
を有する。
荷重支持コード13Aの両側にはプラットホーム層14
Aが配設されている。無端伝動ベルト10Aは布カバー
のないむき出しのままの外面および内面を有する。無端
伝動ベルト10の両側の側面にも布カバーは設けられて
いない。しかし無端伝動ベルト10Aの張力区分11A
および圧縮区分12Aのェラストマーマトリックス中に
は多数のばらばらの細長い繊維または塊状の繊維26A
が埋込まれている。繊維26Aは無端伝動ベルト10A
の無端経路即ちその長手方向軸線と交差する方向に、好
ましくはそれと直角の方向に配向される。第5図に示し
た無端伝動ベルト10Bは、張力区分11Bと、圧縮区
分12Bとラセン状に巻回された荷重支持コード13B
と、荷重支持コード13Bの各側に配装されたプラット
ホーム層14Bとを有する。
また無端伝動ベルト10Bは外面の布カバー23Bおよ
び内面の布カバー24Bを有する。無端伝動ベルト10
,10Bの主な差異は、無端伝動ベルト10Bの圧縮区
分12B‘こ多数の歯状突起27Bが無端伝動ベルト1
0Bの長手方向軸線と交差する方向(本実施例では直角
の方向)に延長するように形成されていることである。
無端伝動ベルト10Bの張力区分11Bと圧縮区分12
Bとの一方あるいは両方にばらばらの細長い繊維あるい
は塊状繊維を埋めこんでも良い。第6図の実施例による
無端伝動ベルト10Cは第2図の無端伝動ベルト10と
ほぼ同様の構造を有し、張力区分11Cと、圧縮部区分
Cと、ラセソ状に者回した荷重支持コード13Cと、荷
重支持コード13Cの両側のプラットホーム層14Cと
を有する。
各々のプラットホーム層14Cは、荷重支持コード13
Cと係合するコード係合層部分16Cと、布製の基層部
分15Cとから成っている。各々のプラットホーム層1
4Cには、符号30Cにより示すように、荷重支持コー
ド13Cから遠隔側の基層部分15Cの表面に隣接する
ェラストマー材料層部分を具えていない。各々のコード
係合層部分16Cは形成する材料はフィルムに近いよう
な非常に薄い層であり、基層部分15Cを形成する経糸
と絹糸との間を通って流れ、荷重支持コード13Cから
遠隔側の各々の基層部分15Cの表面に比較的薄い被膜
を形成する。基層部分15Cはその薄い被膜によって隣
接層に接合される。無機伝動ベルト10Cは無端伝動ベ
ルト10と同様に、その外面および内面をそれぞれ形成
するカバー23C,24Cを具えている。第7図の実施
例による無端伝動ベルト11Dは、張力区分11Dと、
圧縮区分12Dと、ラセン状に巻回された荷重支持コー
ド130と、プラットホーム層14Dとを有する。無端
伝動ベルト10Dの内部の構成部分は第2図の無端伝動
ベルト10の対応部分とほぼ同様である。しかし無端伝
動ベルト10Dはその全周面に外側カバー31Dを具え
ている。外側カバー31Dは適当な既知の接着技術を用
いて接着することができる。無端伝動ベルト10C,1
0Dにはその内部の所望個所に無端伝動ベルト10Aの
繊維26Aと同様の細長いばらばらの繊維あるいは塊状
の繊維を埋込んでも良い。無端伝動ベルト10,10A
,10B,10Dにはその荷重支持コ−ド13,13A
,13B,13Dから遠隔側のプラットホーム層14,
14A,14B,14Dの表面に、ェラストマ−材料層
部分17,17A,17B,17Dを具えている。
ェラストマ−材料層部分17,17A,17B,17D
はかなり大きな厚さをもつように図示してあるが、これ
らの層部分を設ける主な目的は隣接層との適正な接合を
確保することにあるので、無端伝動ベルト10Cの場合
と同様にフィルム状の薄い層で十分である。荷重支持コ
ードおよびその両側に設けるプラットホーム層のような
各々の構成部分の厚さは、無端伝動ベルトの用途および
その素材によって変動するが、以下に標準的な無端伝動
ベルト10の寸法を例示する。
この寸法は本明細書の他の3つの実施例にも適用される
標準的な寸法である。特に無機伝動ベルト10の荷重支
持コード13の直径は0.055″(約1.4肌)、基
層部分15の厚さは一般に0.020″(約0.51側
)程度とするのが良く、このような寸法とすると、荷重
支持コード13と基層部分1 5との間の間隔が一般に
0.005〜0.010″(約0.013柳〜0.25
柳)の好適な最小値とに保持され、間隙33(第2図参
照)が限定されるように各々のコード係合層部分16の
厚さが制御される。荷重支持コード13から遠隔側の基
層部分15の表面の間隔は0.105〜0.115″(
約2.67肋〜2.92肋)となる。0.005′′(
約0.14肌)の間隙33は基層部分15の遠隔表面の
間隔0.105″(約2.67肌)の4.7%であり、
0.010″(約0.25肋)の間隙33は基層部分1
5の遠隔表面の間隔0.115″(約2.92肋)の8
.7%である。
荷重支持コード13に隣接した各々の基層部分15の表
面を荷重支持コード13に過度に近接させることができ
ないことが判明している。
過度に近接させると基層部分15と荷重支持コード13
との間のェラストマー材料による接合が不十分になる。
しかし織物製の基層部分15を使用した場合には織布の
教本の糸が荷重支持コード13と接触することは差支え
ない。他方では間隙33は過度に大きくしてはならない
。間隙33を過大にすると荷重支持コード13の各々の
巻回部分を上述したように正確な整列状態に保てなくな
る。そのため荷重支持コード13に近接した基層部分1
5の表面と荷重支持コード13との間の上記の間隙33
は、荷重支持コード13から遠隔側の基層部分15の表
面の間の間隔として規定されるプラットホーム層14の
厚さの4〜10%とするのが良い。プラットホーム層1
4,14A,14B,14C,14Dの基層部分15,
15Cは経糸と綾糸とから製織した織布製とし、その経
糸は無端伝動ベルト10〜10Dの長手方向と直角に配
列したナイロン糸、またその緯糸は無端伝動ベルト10
〜10Dの長手方向と平行に配列した綿糸とすることが
望ましい。
また無端伝動ベルト10〜10Dの無端経路と直角に配
列した隆糸の直径を緯糸の直径よりも実質的に大きくし
て無端伝動ベルト10〜10Dの横断方向の強度を大き
くしたいわゆる「タイヤコード織物」と同様の織物を使
用することもできる。また基層部分15,15Cは第1
図に誇張して示したように平織または斜紋織のような織
布でも不織布でも良い。無端伝動ベルト10〜10Dの
ェラストマー材料製構成部分は天然ゴム合成ゴムおよび
適当なプラスチック材料製とすることができる。無端伝
動ベルト10〜10Dを用いて第3図に示したいわゆる
バンデツド・ベルト34則ちいくつかのベルトを連結バ
ンドで連結したベルト構造物を製造することができる。
バンデツド・ベルト34は第5図の実施例による無端伝
動ベルト108に類似していることから各々符号1OB
により表わした3個の横方向に隔層された無端伝動ベル
トと、それらを強力に連結する連結バンド35とを具え
ている。この実施例による連結バンド35は、共働する
複数の層則ち内側布層36、外側布層37、それらの布
層36,37の間に介在させたヱラストマーマトリック
ス層38およびバンデッド・ベルト34の外面貝0ち上
面を形成するェラストマー材料層40(この実施例では
ゴム層)から成っている。
連結バンド35の布層36,37は平織や斜紋織のよう
な織物としても、編成布としても良い。バンデッド・ベ
ルト34の横方向に隔暦された無端伝動ベルト10Bは
それ自身まとまった完全な無端伝動ベルトであり、第5
図の実施例と類似しているが、布カバー23Bは具えて
いない。
また第3図に示した各々の無端伝動ベルト108の歯状
突起27Bの表面にも布カバー24Bは設けられていな
い。バンデツド・ベルト34の各々の無端伝動ベルト1
0Bは、張力区分11Bと、圧縮区分12Bと、ラセン
状に巻回された荷重支持コード13Bと、荷重支持コー
ド13の両側に位置されているプラットホーム層14B
とから成っている。
圧縮区分12Bには多数の歯状突起27Bがバンデッド
・ベルト34の長手方向軸線と直角の方向に一体的に形
成されている。バンデッド・ベルト34の各々の無端伝
動ベルト10Bの張力区分11Bと圧縮区分との一方ま
たは両方には細長いばらばらの繊維または塊状の繊維を
埋めこんだり、歯状突起27Bの波形の表面に図示しな
いカバーを配設したりすることも可能である。連結バン
ド34は、各々の張力区分11Bのェラストマー材料と
馴染み且つ(第3図で見て)連結バンド34の内側布層
36の底部分を形成するェラストマー材料層41も具え
ている。
ェラストマー材料層41は相当厚くしても良いが本実施
例では、周知の適当な接着法により援着可能な比較的薄
いゴム層として形成されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による無端伝動ベルトの一実施例を一部
を断面によりまた一部は被断して示した斜視図であり、
特に中心部分の構成層の厚さを誇張して表わした図、第
2図は第1図の無端伝動ベルトの横断面図であり、その
構成層を実際の相対寸法に近い寸法により表わした図、
第3図は複数の無端伝動ベルトを使用したバンデッド・
ベルトの断片的な斜視図、第4図は本発明の別の実施例
による無端伝動ベルトを示す第2図と同様の横断面図、
第5図は本発明の更に別の実施例による無端伝動ベルト
を一部は断面によりまた一部は破断して示した斜視図、
第6図は本発明の更に別の実施例による無端伝動ベルト
を示す第2図と同様の横断面図、第7図は本発明の更に
別の実施例による無端伝動ベルトを示す第2図と同様の
横断面図である。 図において11,11A,11B,11C,1IDは張
力区分、12,12A,12B,12C,12Dは圧縮
区分、13,13A,13B,13C,130は荷重支
持コード、14,14A,14B,14C,14Dはプ
ラットホーム層、15,15Cは基層部分、16,16
Cはコード係合層部分である。 FIG.3 FIG.I FIG.2 FIG.4 FIG.5 FIG.6 FIG.7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 張力区分と圧縮区分および該張力区分と圧縮区分と
    の間に配設されていて無端伝動ベルトの長手方向に延長
    する連続する荷重支持コードを具えたものにおいて、荷
    重支持コード13〜13Dがベルト長手方向軸線に対し
    比較的大きな交叉角をもつつる巻角で巻回された単一層
    の複数のラセン巻回部分により形成されていて少なくと
    もその一側にプラツトホーム層14〜14Dを有し、該
    プラツトホーム層14〜14Dは布製の基層部分15,
    15Cおよびエラストマー材料製のコード係合層部分1
    6,16Cを有し、該基層部分15,15Cは無端伝動
    ベルトに沿うどの断面においても前記単一層の荷重支持
    コードの複数のラセン巻回部分を正確にベルト幅方向に
    一列直線状に整列された状態に支持するようにしたこと
    を特徴とする無端伝動ベルト。 2 コード係合層部分16,16Cをネオプレンゴム製
    とした特許請求の範囲第1項記載の無端伝動ベルト。 3 基層部分15,15Cを織布製とした特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の無端伝動ベルト。 4 基層部分15,15Cを織布製とし、織布の緯糸と
    経糸とをそれぞれ無端伝動ベルトの長手方向軸線と直角
    および平行に配向させた特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれか1項記載の無端伝動ベルト。 5 張力区分11Aおよび圧縮区分12Aをエラストマ
    ー材料製とし、張力区分11Aと圧縮区分12Aとの少
    なくともいずれかに細長いばらばらの繊維26Aを埋め
    こむようにした特許請求の範囲第1項ないし第4項のい
    ずれか1項記載の無端伝動ベルト。 6 無端伝動ベルトの外面を形成するカバー23,23
    B,23Cを張力区分11,11B,11Cの外側に配
    設し、その内面を形成するカバー24,24B,24C
    を圧縮区分12,12B,12Cの外側に配設した特許
    請求の範囲第1項ないし第5項の内いずれか1項記載の
    無端伝動ベルト。 7 カバーを有しない非平行の側面25を有する実質的
    に台形の断面形状を有し、つる巻角を比較的大きくした
    ことによりそれらの非平行の側面25に沿つて露呈され
    る荷重支持コード13の量が減少するようにした特許請
    求の範囲第1項ないし第6項の内いずれか1項記載の無
    端伝動ベルト。 8 圧縮区分12Bに無端伝動ベルト10Bの内面とし
    ての波形表面を限定する複数の歯状突起27Bを一体に
    形成した特許請求の範囲第1項ないし第7項の内いずれ
    か1項記載の無端伝動ベルト。 9 カバー31Dをほぼ全周面に沿つて配設した特許請
    求の範囲第1項ないし第8項の内いずれか1項記載の無
    端伝動ベルト。 10 対向側面にカバーを設けず、それらの対向側面に
    沿つて露呈される荷重支持コード13Aの量が比較的大
    きなつる巻角により減少するようにした特許請求の範囲
    第1項ないし第9項記載の無端伝動ベルト。 11 荷重支持コード13〜13Dの両側にプラツトホ
    ーム層14〜14Dを配設した特許請求の範囲第1項記
    載の無端伝動ベルト。 12 各々のプラツトホーム層14〜14Cの各々の基
    層部分15,15Cがその近接側表面と荷重支持コード
    13,13Cとの間に間隙33を有し、各々の間隙33
    は荷重支持コード13,13Cから遠隔側のプラツトホ
    ーム層14,14Cの表面の間隔であるプラツトホーム
    層14,14Cの厚さの4〜10%の大きさとした特許
    請求の範囲第11項記載の無端伝動ベルト。 13 荷重支持コード13から遠隔側のプラツトホーム
    層14の基層部分15の表面にエラストマー材料層部分
    17を形成し、各々のエラストマー材料層部分17の厚
    さをコード係合層部分16の厚さより小さくした特許請
    求の範囲第11項又は第12項の内いずれか1項記載の
    無端伝動ベルト。 14 各プラツトホーム層14の各々のエラストマー材
    料層部分17をネオプレンゴム層とした特許請求の範囲
    第11項ないし第13項の内いずれか1項記載の無端伝
    動ベルト。 15 無端伝動ベルトの外面を形成し張力区分11,1
    1B,11Cの外面に配設されたカバー23,23B,
    23Cおよび無端伝動ベルトの内面を形成し圧縮区分1
    2,12B,12Cの外面に配設されたカバー24,2
    4B,24Cを有する特許請求の範囲第11項ないし第
    14項の内いずれか1項記載の無端伝動ベルト。 16 各プラツトホーム層14,14Cの各々の基層部
    分15,15Cを織布とし、その織布の緯糸および経糸
    をそれぞれ無端伝動ベルトの長手方向軸線とほぼ直角お
    よび平行に配向させた特許請求の範囲第11項ないし第
    15項の内いずれか1項記載の無端伝動ベルト。 17 各々の歯状突起27Bが無端伝動ベルトの全幅を
    横切つてその長手方向軸線と直角に延長するようにした
    特許請求の範囲第8項記載の無端伝動ベルト。 18 特許請求の範囲第1項ないし第17項の内いずれ
    か1項記載の無端伝動ベルトを横方向に相互から離隔さ
    せた状態で、各2個の隣接する無端伝動ベルトが連結バ
    ンド35により相互に連結されるようにした連結ベルト
    。 19 各々の連結バンド35が少なくとも1層の布層か
    ら成り、ベルト全体は大体においてエラストマー材料か
    ら成るようにした特許請求の範囲第18項記載の連結ベ
    ルト。
JP52043438A 1976-04-22 1977-04-15 無端伝動ベルト Expired JPS6030860B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/679,265 US4022070A (en) 1976-04-22 1976-04-22 Endless power transmission belt
US679265 1976-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52131056A JPS52131056A (en) 1977-11-02
JPS6030860B2 true JPS6030860B2 (ja) 1985-07-18

Family

ID=24726221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52043438A Expired JPS6030860B2 (ja) 1976-04-22 1977-04-15 無端伝動ベルト

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4022070A (ja)
JP (1) JPS6030860B2 (ja)
DK (1) DK176077A (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5582839A (en) * 1978-12-16 1980-06-21 Mitsuboshi Belting Ltd Power transmitting v-belt and its manufacturing method
JPS55145741U (ja) * 1979-04-05 1980-10-20
US4253836A (en) * 1979-09-14 1981-03-03 Dayco Corporation Mobius belt and method of making the same
US4332576A (en) * 1980-01-11 1982-06-01 The Gates Rubber Company V-Belt
US4522614A (en) * 1981-03-12 1985-06-11 Bando Chemical Industries, Ltd. Automatic tension maintaining transmission belt
US5251768A (en) * 1990-03-23 1993-10-12 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Method and device for controlling braking of an upper rotary body of a construction machine and a device for calculating the inclination angle of the upper rotary body
JPH0729330Y2 (ja) * 1990-08-10 1995-07-05 三ツ星ベルト株式会社 動力伝動用vベルト
US5733399A (en) * 1995-12-15 1998-03-31 The Goodyear Tire & Rubber Company Method and apparatus of manufacturing synchronous drive belt with teeth which are axially interlocked with a mold surface
US6827660B2 (en) * 2001-01-17 2004-12-07 Dayco Products, Llc Endless power transmission belt
DK1555234T3 (da) * 2004-01-06 2006-08-21 Inventio Ag Elevator
US20060084543A1 (en) * 2004-10-20 2006-04-20 The Goodyear Tire & Rubber Company. Apparatus and method for controlling rubber flow in positive drive belts
JP2006144826A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Honda Motor Co Ltd タイミングベルト
US20080125263A1 (en) * 2006-11-03 2008-05-29 Donald Ray Belik Spliceless baler belt
US20080105517A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-08 Donald Ray Belik Spliceless, corded baler belt
DE112014002443T5 (de) * 2013-05-15 2016-02-25 Bando Chemical Industries, Ltd. Zahnriemen, Herstellungsverfahren dafür und Riementriebvorrichtung
JP2015045380A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 ヤマハ発動機株式会社 Vベルト、ベルト式変速装置および鞍乗型車両
CN106641100A (zh) * 2016-10-18 2017-05-10 浙江鸿腾橡胶有限公司 加强型高性能齿型联组带
JP6654653B2 (ja) 2017-01-26 2020-02-26 三ツ星ベルト株式会社 伝動用vベルトおよびその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2067400A (en) * 1933-12-11 1937-01-12 Koplin Harry Transmission belt
US2281148A (en) * 1939-08-25 1942-04-28 Dayton Rubber Mfg Co Wrapped belt
US2446310A (en) * 1945-01-16 1948-08-03 Gates Rubber Co V-type belt
US2631463A (en) * 1946-11-12 1953-03-17 Dayton Rubber Company Cord belt

Also Published As

Publication number Publication date
DK176077A (da) 1977-10-23
JPS52131056A (en) 1977-11-02
US4022070A (en) 1977-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6030860B2 (ja) 無端伝動ベルト
US3968703A (en) Endless power transmission belt
US4011766A (en) Endless power transmission belt
JP2963085B2 (ja) ベルト補強材および歯付ベルト
US4899872A (en) Anti-weaving conveyor belt
US4047446A (en) Endless power transmission belt
US8192317B2 (en) Reinforced belt for powerturn applications
US2969686A (en) V link transmission belt
JPH0754929A (ja) 歯付パワートランスミッションベルト
CN1312415C (zh) 环形动力传输带
US5275858A (en) Woven conveyor belt splice fabric and conveyor belt splice formed therewith
US4509938A (en) Endless power transmission belt having a toothed compression section and method of making the same
US3679044A (en) Conveyor belt
US6161684A (en) Herringbone conveyor belt
US6837366B2 (en) Reinforcing band for conveyor belts, and conveyor belt using the same
US2582366A (en) Power transmission belt
CN106536972A (zh) 力传递带
US4131030A (en) Covering for power transmission belt
US4177686A (en) Endless power transmission belt
GB2104996A (en) Hose
US3047446A (en) Conveyor belting
JPS59197640A (ja) V型動力伝達ベルト及びベルト製造方法
EP0989078A2 (en) Conveyor belt
US8869974B2 (en) Spliceless belt
US2815671A (en) Positive drive belt