JPS6030567Y2 - ガス焚燃焼装置 - Google Patents
ガス焚燃焼装置Info
- Publication number
- JPS6030567Y2 JPS6030567Y2 JP8021180U JP8021180U JPS6030567Y2 JP S6030567 Y2 JPS6030567 Y2 JP S6030567Y2 JP 8021180 U JP8021180 U JP 8021180U JP 8021180 U JP8021180 U JP 8021180U JP S6030567 Y2 JPS6030567 Y2 JP S6030567Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- primary
- nozzle
- burner
- air cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Gas Burners (AREA)
- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ＮＯｘ低減を計ったガス焚燃焼装置に関する
。
。
従来のガス焚燃焼装置を第１図ないし第３図に従って説
明する。
明する。
１次空気筒７内の１次空気室１７に配設された１次ガス
ノズル１，１次ガス導管２．１次ガスヘッダー３、保炎
器４．１次ガス元管５．１次ガスバーナ支持棒６とから
構成される１次ガスバーナと、２次空気筒１１．バーナ
タイル１２．２次ガスノズル８．２次ガスヘッダー９．
２次ガス元管１０とから構成される２次ガスバーナとか
らなる。
ノズル１，１次ガス導管２．１次ガスヘッダー３、保炎
器４．１次ガス元管５．１次ガスバーナ支持棒６とから
構成される１次ガスバーナと、２次空気筒１１．バーナ
タイル１２．２次ガスノズル８．２次ガスヘッダー９．
２次ガス元管１０とから構成される２次ガスバーナとか
らなる。
１次ガスヘッダー３の先端部には中心部に位置する保炎
器４が設置されており、保炎器４の外周部には同心上に
複数個の１次ガスノズル１が配置されている。
器４が設置されており、保炎器４の外周部には同心上に
複数個の１次ガスノズル１が配置されている。
１次ガスノズル１は１次ガスヘッダー３との間を１次ガ
ス導管２によって連結されている。
ス導管２によって連結されている。
また１次ガスノズル１の先端部には複数個の噴孔１９が
穿孔されている。
穿孔されている。
２次ガスヘッダー９は２次空気筒１１の外側に設けられ
ており、２次ガスヘッダー９からは複数個の２次ガスノ
ズル８が分岐して２次空気筒１１と１次空気筒７によっ
て構成される環状の２次空気室１８内に逆放射状に設置
されている。
ており、２次ガスヘッダー９からは複数個の２次ガスノ
ズル８が分岐して２次空気筒１１と１次空気筒７によっ
て構成される環状の２次空気室１８内に逆放射状に設置
されている。
２次ガスノズル８には複数個の噴孔２０が穿孔されてい
る。
る。
１次燃料ガス１３は１次ガス元管５から１次ガスヘッダ
ー３へ送り込まれ、１次ガス導管２を介して１次ガスノ
ズル１の噴孔１９から一定の噴射角度２１によって噴射
され、別途１次空気筒７内の１次空気室１７に送られて
来て１次空気筒７先端から噴出された１次空気１５と混
合し燃焼に供される。
ー３へ送り込まれ、１次ガス導管２を介して１次ガスノ
ズル１の噴孔１９から一定の噴射角度２１によって噴射
され、別途１次空気筒７内の１次空気室１７に送られて
来て１次空気筒７先端から噴出された１次空気１５と混
合し燃焼に供される。
保炎器４の役目は１次空気１５が１次空気筒７と保炎器
４の間から噴出した時、保炎器４後面に渦流を生じ、こ
の渦流に１次ガスノズル１から噴射された１次燃料ガス
１３の一部が誘引されて着火し保炎する。
４の間から噴出した時、保炎器４後面に渦流を生じ、こ
の渦流に１次ガスノズル１から噴射された１次燃料ガス
１３の一部が誘引されて着火し保炎する。
２次燃料ガス１４は２次ガス元管１０から２次ガスヘッ
ダー９へ送り込まれ、２次ガスノズル８の噴孔２０から
２次空気室１８内へ噴射され、別途、送り込まれて来た
２次空気１６と混合し２次空気筒１１と１次空気筒７に
よって構成された２次混合気噴出孔２１から噴射され燃
焼に供される。
ダー９へ送り込まれ、２次ガスノズル８の噴孔２０から
２次空気室１８内へ噴射され、別途、送り込まれて来た
２次空気１６と混合し２次空気筒１１と１次空気筒７に
よって構成された２次混合気噴出孔２１から噴射され燃
焼に供される。
上記のような従来のガス焚燃焼装置では、１次ガスバー
ナ側は理論空気量以下に相当する低酸素濃度の拡散炎を
形成し、２次ガスバーナ側は理論空気量の２倍以上の高
酸素濃度の予混合炎を形成して全体としては適当な空気
過剰率となるような燃焼方法をとることによりＮＯｘ発
生を抑制しようとするものである。
ナ側は理論空気量以下に相当する低酸素濃度の拡散炎を
形成し、２次ガスバーナ側は理論空気量の２倍以上の高
酸素濃度の予混合炎を形成して全体としては適当な空気
過剰率となるような燃焼方法をとることによりＮＯｘ発
生を抑制しようとするものである。
このような従来形バーナの欠点は
（１）１次ガスノズル１から噴射される１次燃料ガス１
３の噴射角度２１を大きくすると１次燃料ガス１３の一
部が高酸素濃度の２次ガス火炎へ混入するようになる。
３の噴射角度２１を大きくすると１次燃料ガス１３の一
部が高酸素濃度の２次ガス火炎へ混入するようになる。
このためバーナ全体としての燃焼性は良好になるがＮＯ
ｘ発生量が高くなる。
ｘ発生量が高くなる。
（２）逆に１次燃料ガス１３の噴射角度２１を小さくす
るとＮＯｘ発生量は低下するが燃焼性が悪化するといっ
た逆現象が生じる。
るとＮＯｘ発生量は低下するが燃焼性が悪化するといっ
た逆現象が生じる。
（３）シたがってこの噴射角度２１の設定は極めて重要
であるが現状ではバーナ寸法が異なればその都度燃焼テ
ストによってその燃焼性とＮＯｘ抑制効果を確認し、そ
の度合によって噴射角度２１を決定してからでないと実
缶に採用できないといった欠点がある。
であるが現状ではバーナ寸法が異なればその都度燃焼テ
ストによってその燃焼性とＮＯｘ抑制効果を確認し、そ
の度合によって噴射角度２１を決定してからでないと実
缶に採用できないといった欠点がある。
そこで本考案はあらかじめ燃焼テスト等の確認をおこな
わないでも実缶に取付けてからどのようにでも燃焼性と
ＮＯｘ抑制性を調整できるガス焚燃焼装置を提供するこ
とを目的としてなされたものであり、１次ガスノズル及
び１次ガス導管は従来形のままとし、１次ガスノズルの
先端に補助ノズルを設けて、この補助ノズルの噴出方向
の角度を自由に調整させる連結棒を連結したことを特徴
とし、実缶に取付けた後でも１次ガスノズルから噴射さ
れた１次燃料ガスの噴射角度を調整することにより、燃
焼性、ＮＯｘ抑制性が調整できるものである。
わないでも実缶に取付けてからどのようにでも燃焼性と
ＮＯｘ抑制性を調整できるガス焚燃焼装置を提供するこ
とを目的としてなされたものであり、１次ガスノズル及
び１次ガス導管は従来形のままとし、１次ガスノズルの
先端に補助ノズルを設けて、この補助ノズルの噴出方向
の角度を自由に調整させる連結棒を連結したことを特徴
とし、実缶に取付けた後でも１次ガスノズルから噴射さ
れた１次燃料ガスの噴射角度を調整することにより、燃
焼性、ＮＯｘ抑制性が調整できるものである。
次に本考案を第４図に示す１実施例に基づいて具体的に
説明する。
説明する。
１次ガスノズル１の先端部に補助ノズル３０を設ける。
補助ノズル３０は１次ガスノズル１の先端部と支点棒３
１によって連結され自由に上下へ作動できるようになっ
ている。
１によって連結され自由に上下へ作動できるようになっ
ている。
補助ノズル３０には夫々リンク機構の連結棒３２が取付
けられバーナ外部から手動または自動操作によって補助
ノズル３０を支点棒３１を支点として作動させることが
できる。
けられバーナ外部から手動または自動操作によって補助
ノズル３０を支点棒３１を支点として作動させることが
できる。
その他の構造は従来の装置と同じであり、同じ機器には
同一符号を記してあり、詳細説明は省略する。
同一符号を記してあり、詳細説明は省略する。
バーナ外部から自由に調整できる補助ノズル３０により
１次ガスノズル１から噴射された１次燃料ガス１３の噴
射角度２１を適正角度に調整して１次燃料ガス１３を燃
焼に供する。
１次ガスノズル１から噴射された１次燃料ガス１３の噴
射角度２１を適正角度に調整して１次燃料ガス１３を燃
焼に供する。
１次燃料ガス１３の噴射角度２１を自由に調整できるた
め、燃焼性を主にした燃焼方法でも、ＮＯｘ抑制を主に
した燃焼方法でも自在に選択することができる。
め、燃焼性を主にした燃焼方法でも、ＮＯｘ抑制を主に
した燃焼方法でも自在に選択することができる。
また同形式のバーナであれば容量が異なる場合でもいち
いち燃焼テスト等によりそのバーナの燃焼性及びＮＯｘ
抑制性を確認しなくても実缶に採用することができる。
いち燃焼テスト等によりそのバーナの燃焼性及びＮＯｘ
抑制性を確認しなくても実缶に採用することができる。
第１図は従来のガス焚燃焼装置の側面断面図、第２図及
び第３図は第１図中夫々■−■、■−■矢視図、第４図
は本考案の１実施例の側面断面図である。 １・・・・・・１次ガスノズル、２・・・・・・１次ガ
ス導管、３・・・・・・１次ガスヘッダ、４・・・・・
・保炎器、５・・・・・・１次ガス元管、６・・・・・
・１次ガスバーナ支持棒、７・・・・・・１次空気筒、
訃・・・・・２次ガスノズル、９・・・・・・２次ガス
ヘッダ、１０・・・・・・２次ガス元管、１１・・・・
・・２次空気筒、１２・・・・・・バーナタイル、１３
・・・・・・１次燃料ガス、１４・・・・・・２次燃料
ガス、１５・・・・・・１次空気、１６・・・・・・２
次空気、１７・・・・・・１次空気室、１８・・・・・
・２次空気室、１９．２０・・・・・・噴孔、２１・・
・・・・噴射角度、２２・・・・・・２次空気噴出口、
３１・・・・・・補助ノズル、３１・・・・・・支点棒
、３２・・・・・・連結棒。
び第３図は第１図中夫々■−■、■−■矢視図、第４図
は本考案の１実施例の側面断面図である。 １・・・・・・１次ガスノズル、２・・・・・・１次ガ
ス導管、３・・・・・・１次ガスヘッダ、４・・・・・
・保炎器、５・・・・・・１次ガス元管、６・・・・・
・１次ガスバーナ支持棒、７・・・・・・１次空気筒、
訃・・・・・２次ガスノズル、９・・・・・・２次ガス
ヘッダ、１０・・・・・・２次ガス元管、１１・・・・
・・２次空気筒、１２・・・・・・バーナタイル、１３
・・・・・・１次燃料ガス、１４・・・・・・２次燃料
ガス、１５・・・・・・１次空気、１６・・・・・・２
次空気、１７・・・・・・１次空気室、１８・・・・・
・２次空気室、１９．２０・・・・・・噴孔、２１・・
・・・・噴射角度、２２・・・・・・２次空気噴出口、
３１・・・・・・補助ノズル、３１・・・・・・支点棒
、３２・・・・・・連結棒。
Claims (1)
- 中心部に低酸素濃度の火炎を形成する１次ガスバーナ、
その外周部に高酸素濃度の火炎を形成する２次ガスバー
ナを有し、前記１次ガスバーナと前記２次ガスバーナと
が１次空気筒で区画され、同１次空気筒の先端部には一
定角度で燃料ガスを噴射する１次ガスノズルが設置され
ているガス焚゛燃焼装置において前記１次ガスノズル先
端部に支点棒によって連結された補助ノズルを設置し、
同補助ノズルにはバーナ外部と連通したリンク機構を有
する前記補助ノズル噴出方向調整用の連結棒が取付けら
れていることを特徴とするガス焚燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8021180U JPS6030567Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | ガス焚燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8021180U JPS6030567Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | ガス焚燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS574608U JPS574608U (ja) | 1982-01-11 |
| JPS6030567Y2 true JPS6030567Y2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=29442658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8021180U Expired JPS6030567Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | ガス焚燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030567Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015064186A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | 三菱重工業株式会社 | バーナー、および、石炭改質プラント |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0676082U (ja) * | 1993-04-13 | 1994-10-25 | 天龍化学工業株式会社 | ねじ蓋付き合成樹脂製キャップ |
-
1980
- 1980-06-09 JP JP8021180U patent/JPS6030567Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015064186A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | 三菱重工業株式会社 | バーナー、および、石炭改質プラント |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS574608U (ja) | 1982-01-11 |
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