JPS603054Y2 - 液体容器 - Google Patents
液体容器Info
- Publication number
- JPS603054Y2 JPS603054Y2 JP4861280U JP4861280U JPS603054Y2 JP S603054 Y2 JPS603054 Y2 JP S603054Y2 JP 4861280 U JP4861280 U JP 4861280U JP 4861280 U JP4861280 U JP 4861280U JP S603054 Y2 JPS603054 Y2 JP S603054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ruled lines
- paper
- roof
- container
- viewed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は液体容器に関するものである。
従来から第１図の外観的説明図に示すようなゲーベルト
ップタイプの液体用紙容器が、主として牛乳、ジュース
等の液体用容器として利用されている。
ップタイプの液体用紙容器が、主として牛乳、ジュース
等の液体用容器として利用されている。
これに施されている罫線はすべて用紙の内面から見て凸
起罫線となっている。
起罫線となっている。
液体用紙容器はとくに酒等に利用されている分野ではた
とえばプラスチックフィルムを内層とした、あるいはア
ルミニウムとプラスチックフィルムをラミネートしたも
のが紙に積層されて利用されている。
とえばプラスチックフィルムを内層とした、あるいはア
ルミニウムとプラスチックフィルムをラミネートしたも
のが紙に積層されて利用されている。
これらは厚紙自体の厚さ、および各加工工程における脱
水分によって罫線部において該罫線はすべて印刷面（外
部）よりの押罫であるため非常に折曲、組立時に亀裂が
入り易くなっていて製造時再三のチェックによっても発
見しにく）、そのま）液体を充填して製品化するとその
割れ目のピンホールから徐々に空気を吸い込んだり、液
体が外部に滲み出したりして不良品となり損害は大きい
。
水分によって罫線部において該罫線はすべて印刷面（外
部）よりの押罫であるため非常に折曲、組立時に亀裂が
入り易くなっていて製造時再三のチェックによっても発
見しにく）、そのま）液体を充填して製品化するとその
割れ目のピンホールから徐々に空気を吸い込んだり、液
体が外部に滲み出したりして不良品となり損害は大きい
。
多層複合紙になると紙厚が大となり更に割れ目が生じ易
く、とくに屋根状部における折目が大の字に形成されて
いるパネルにおいて、斜罫線部は逆折りとなり亀裂の入
ることが多くまた大の字状の集合部にはひねりが入る上
に罫線が一点に集中しているので可成り大きな無理が生
じ、この部分を中心として２ｃＩ＋！位の範囲には亀裂
の発生率が大きく、たとえ亀裂が僅かであっても内容物
が液体である限りこれらの欠点は許されない。
く、とくに屋根状部における折目が大の字に形成されて
いるパネルにおいて、斜罫線部は逆折りとなり亀裂の入
ることが多くまた大の字状の集合部にはひねりが入る上
に罫線が一点に集中しているので可成り大きな無理が生
じ、この部分を中心として２ｃＩ＋！位の範囲には亀裂
の発生率が大きく、たとえ亀裂が僅かであっても内容物
が液体である限りこれらの欠点は許されない。
外に浸出した液体はその種類によっては腐敗を生じたり
悪臭に変化するなどその損害は他にも及ぶこととて給体
に防止されなければならない。
悪臭に変化するなどその損害は他にも及ぶこととて給体
に防止されなければならない。
本考案はこの様な欠点を解消するものであって紙容器の
屋根形部における折罫が大の字形に集まるパネルの上記
折罫集合点附近に横方向の折目を結合させない様に残し
、かつその下方への斜め罫線を用紙の内面から見て凹陥
罫線で、其の他の罫線を用紙の内面から見て凸起罫線に
て構成することを要旨とするものであって、以下本考案
を図示の実施例によって詳しく説明する。
屋根形部における折罫が大の字形に集まるパネルの上記
折罫集合点附近に横方向の折目を結合させない様に残し
、かつその下方への斜め罫線を用紙の内面から見て凹陥
罫線で、其の他の罫線を用紙の内面から見て凸起罫線に
て構成することを要旨とするものであって、以下本考案
を図示の実施例によって詳しく説明する。
第２図は本考案の液体用紙容器の展開図である。
また第１図においてＡは容器本体であり、Ｂは屋根状部
である。
である。
１は容器の側壁パネルであり、２はのりしろ片で折罫３
によって連設されている。
によって連設されている。
またＣは底部形成部である。
屋根状部Ｂは４個のパネルよりなり各側壁パネル１の上
縁で折目４を介して設けられる。
縁で折目４を介して設けられる。
５は外側パネル、６は折込みパネルである。
本考案の容器はこの折込みパネル６において大の字形に
集合するその中心点附近で中心点の周囲約２ｃｍ位の範
囲（罫線集中部７という）には横方向の罫線は設けず、
上記各パネルの上縁の立上り片８，９との境界折線１０
とが折込みパネル６においては斜部線１１を用紙の内面
から見た凹陥罫線とし他の罫線をすべて内面から見た凸
起罫線とするものですなわちパネル６における立上り片
９の中央垂直罫線１２、水平罫線１０および４は用紙の
内面から見た凸起罫線であるが、斜部線のみは用紙の内
面から見た凹陥罫線とするもので、このように罫線を設
けることにより斜部線は極めて楽に無理なく折り曲げら
れて亀裂を生ずることがなくなり、また罫線集中部７に
おいては横方向の罫線が存在しないので角が立つことが
なく、かくして罫線折曲げによる亀裂は全く防止するこ
とができるようになった。
集合するその中心点附近で中心点の周囲約２ｃｍ位の範
囲（罫線集中部７という）には横方向の罫線は設けず、
上記各パネルの上縁の立上り片８，９との境界折線１０
とが折込みパネル６においては斜部線１１を用紙の内面
から見た凹陥罫線とし他の罫線をすべて内面から見た凸
起罫線とするものですなわちパネル６における立上り片
９の中央垂直罫線１２、水平罫線１０および４は用紙の
内面から見た凸起罫線であるが、斜部線のみは用紙の内
面から見た凹陥罫線とするもので、このように罫線を設
けることにより斜部線は極めて楽に無理なく折り曲げら
れて亀裂を生ずることがなくなり、また罫線集中部７に
おいては横方向の罫線が存在しないので角が立つことが
なく、かくして罫線折曲げによる亀裂は全く防止するこ
とができるようになった。
しかし凹陥斜罫線１１と罫線４の交点附近が厚紙によっ
ては正確に折れないことがある。
ては正確に折れないことがある。
そこでこの場合にはこれを防止する方法として第３図の
部分展開図のように内面から見た凹陥斜罫線１１の下方
のみを凸起罫線１３とすることにより正確な美しいコー
ナーとすることができ、しかもその部分に亀裂をも防止
することができた。
部分展開図のように内面から見た凹陥斜罫線１１の下方
のみを凸起罫線１３とすることにより正確な美しいコー
ナーとすることができ、しかもその部分に亀裂をも防止
することができた。
また第４図の部分展開図のように折込パネル６の立上り
片９の垂直罫線１２を１２′のように内面に凹陥する罫
線とすることにより尚一層の効果を上げることができる
。
片９の垂直罫線１２を１２′のように内面に凹陥する罫
線とすることにより尚一層の効果を上げることができる
。
第１図はデーベルトップ形等の屋根状部に注出口を有す
る液体用紙容器の外観の説明図、第２図は本考案の紙容
器の展開図、第３図は本考案の他の一実施例の容器の部
分展開図、第４図は更に他の実施例における部分展開図
である。 １・・・・・・側壁パネル、２・・・・・・のりしろ片
、３，４・・・・・・折罫、５・・・・・・屋根状部外
側パネル、６・・・・・・屋根状部折込パネル、７・・
・・・・罫線集中部、８・・・・・・屋根状部の外側立
上り片、９・・・・・・屋根状部の内側立上り片、１０
・・・・・・罫線、１１・・・・・・内面で凹陥する斜
部線、１２・・・・・・屋根状部の内側立上り片の垂直
罫線、１２′・・・・・・内面で凹陥する、屋根状部内
側立上り片の垂直罫線、Ａ・・・・・・容器本体、Ｂ・
・・・・・屋根状部、Ｃ・・・・・・底形成部。
る液体用紙容器の外観の説明図、第２図は本考案の紙容
器の展開図、第３図は本考案の他の一実施例の容器の部
分展開図、第４図は更に他の実施例における部分展開図
である。 １・・・・・・側壁パネル、２・・・・・・のりしろ片
、３，４・・・・・・折罫、５・・・・・・屋根状部外
側パネル、６・・・・・・屋根状部折込パネル、７・・
・・・・罫線集中部、８・・・・・・屋根状部の外側立
上り片、９・・・・・・屋根状部の内側立上り片、１０
・・・・・・罫線、１１・・・・・・内面で凹陥する斜
部線、１２・・・・・・屋根状部の内側立上り片の垂直
罫線、１２′・・・・・・内面で凹陥する、屋根状部内
側立上り片の垂直罫線、Ａ・・・・・・容器本体、Ｂ・
・・・・・屋根状部、Ｃ・・・・・・底形成部。
Claims (1)
- ゲーベルトップ型等の屋根状部に展開可能な注出口を有
する液体（用厚紙）容器において、その屋根部の折罫が
大の字型に集まるパネルの上記折罫集合点附近に横方向
の折目を結合せない様に残し、かつ、その下方への斜め
罫線を用紙の内面から見て凹陥罫線で他の罫線を用紙の
内面から見て凸起罫線にて構成したことを特徴とする厚
紙製液体容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4861280U JPS603054Y2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 | 液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4861280U JPS603054Y2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 | 液体容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56150719U JPS56150719U (ja) | 1981-11-12 |
| JPS603054Y2 true JPS603054Y2 (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=29643608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4861280U Expired JPS603054Y2 (ja) | 1980-04-10 | 1980-04-10 | 液体容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603054Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0630664Y2 (ja) * | 1989-05-31 | 1994-08-17 | 凸版印刷株式会社 | 紙製液体容器 |
| JP6878231B2 (ja) * | 2017-09-25 | 2021-05-26 | 日本製紙株式会社 | 液体紙容器 |
-
1980
- 1980-04-10 JP JP4861280U patent/JPS603054Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56150719U (ja) | 1981-11-12 |
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