JPS6030418Y2 - 内燃機関の燃焼室 - Google Patents

内燃機関の燃焼室

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JPS6030418Y2
JPS6030418Y2 JP16232879U JP16232879U JPS6030418Y2 JP S6030418 Y2 JPS6030418 Y2 JP S6030418Y2 JP 16232879 U JP16232879 U JP 16232879U JP 16232879 U JP16232879 U JP 16232879U JP S6030418 Y2 JPS6030418 Y2 JP S6030418Y2
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JP
Japan
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combustion chamber
adapter
cylinder head
internal combustion
combustion engine
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Expired
Application number
JP16232879U
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English (en)
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JPS5679623U (ja
Inventor
敬士 藤井
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内燃機関の機械加工された燃焼室、特に点火
栓まわりに関する。
従来の内燃機関の燃焼室としては、例えば第1図イ9
口に示すようなものがある。
即ちヘッド側燃焼室が機械加工される例として、イでは
フラットヘッド、口では半球形態焼室ヘッドを示す(例
えば昭和4拝10月山海堂発行1内燃機関ヨ内燃機関構
造図集参照)。
しかしながらこのような従来の内燃機関の燃焼室にあっ
ては、フラットヘッド、半球形燃焼室共点火栓が傾斜し
ている例が大半であり、この時点火栓の過熱、ノッキン
グを回避するため点火栓の燃焼室露出面を別途機械加工
し点火栓を取りつける構造となっていたため点火栓まわ
りに残留ガスがたまりやすい。
又点火位置がへこむため火炎伝播距離が長くなり火炎面
がマスキングされ小さくなり燃焼時間が長く熱効率が低
下する等の問題点があった。
この考案はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、点火栓とシリンダヘッド間に別製の部材(アダ
プタ)を介して、この部材の一方をシリンダヘッドに圧
入すると共に他方を燃焼室内に突出せしめ、かつ突出部
表面を燃焼室表面と滑らかにつながるように構成する事
により点火栓を燃焼室表面からネジ部を露出する事なく
突出させこの部材に熱伝導性の良好な材料を使う事によ
り点火栓温度の過度な上昇をさけ上記問題点を解決せん
とするものである。
以下この考案を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の実施例として機械加工された半球形態
焼室の例を示す。
1はシリンダヘッドであり、点火栓アダプタ5は圧入後
その表面が燃焼室2の表面となめらかにつながるように
あらかじめ機械加工を施しておく。
6は点火栓アダプタの回り止めでアダプタ5と一体とな
っており、シリンダヘッド1の燃焼室2側の部分7がカ
シメられている。
そしてこの点火栓アダプタ5に点火栓4が取りつけられ
る。
3は冷却水通路を示す。
点火栓アダプタの取付は法はネジ止め、圧入等が考えら
れる。
ネジ止め法は確実であり、アダプタの形状が単純な場合
、または軸対象な場合に適する。
しかしながらアダプタの形状が軸対象でない場合にネジ
止め法によると製造誤差等によりアダプタの燃焼室内突
出部を所望の回転位置に係止させるのは困難である。
また所望の回転位置に係止させるために、ネジ部がゆる
く螺合するような構造とすると、アダプタの熱の逃げが
悪くなり、シリンダヘッドや点火栓を損傷する恐れがあ
る。
第2図の本考案では圧入し点火栓のネジで固定するもの
である。
これは半球形燃焼室に点火栓アダプタを用いる場合等の
非軸対称なアダプタを固定するのに適する。
また圧入によりアダプタ5の熱は充分にシリンダヘッド
に伝えられることができる。
またネジ止め法と比べて加工工程の増加が少ない。
また回り止めとしてピン等の追加も可能である。
燃焼室内の点火栓位置は吸入混合気の中心が良い。
これは燃焼期間が短かく、オツトーサイクルに近ずくた
め熱効率が上がる事、また未燃焼混合気の温度に上昇す
る前に燃焼が終了するので耐ノツク性が上がる事による
一般に燃焼室表面を機械加工するシリンダヘッドについ
ては燃焼室容積の精度が向上し、表面が平滑なため大量
生産エンジンにおいてもバラツキによるヒートスポット
等が出来にくく製品精度が高い等のメリットがあるが、
その反面法の欠点がある。
(1)燃焼室形状は簡単でないと加工できないためバル
ブ、点火栓配置が限定される。
(2)点火栓が燃焼室表面に対して傾斜している場合は
点火栓の過熱を避けるため第1図に示すように燃焼室表
面に対して点火栓がへこむようにならざるを得ない。
しかしこの考案の点火栓アダプタを用いる事により点火
位置が燃焼室中心に近づき、冷却性も向上するので、上
記の欠点はほぼ解消される。
以上説明してきたように、この考案によればその構成を
点火栓とシリンダヘッドとの間に別製部材を介してこの
部材の一方をシリンダヘッドに圧入すると共に他方を燃
焼室内へ突出せしめ、かつその突出部表面を燃焼室表面
と滑らかにつながるように構成したため加工工程の増加
は少なく、燃焼改善による燃費、出力の向上が期待でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口は従来例としてフラットヘッドイと半球形
燃焼室口の両者を示す各断面図である。 第2図は最も一般的な半球形燃焼室の本考案の実施例断
面図である。 1・・・・・・シリンダヘッド、2・・・・・・燃焼室
、3・・・・・・冷却水通路、4・・・・・・点火栓、
5・・・・・・点火栓アダプタ、6・・・・・・点火栓
アダプタのまわり止め、7・・・・・・カシメ部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関の機械加工された燃焼室において、点火栓とシ
    リンダヘッドとの間に別製部材を介し、この部材の一方
    をシリンダヘッドに圧入すると共に他方を燃焼室内へ突
    出せしめ、かつその突出部表面を燃焼室表面と滑らかに
    つながるように構成したことを特徴そする内燃機関の燃
    焼室。
JP16232879U 1979-11-22 1979-11-22 内燃機関の燃焼室 Expired JPS6030418Y2 (ja)

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JPS5679623U JPS5679623U (ja) 1981-06-27
JPS6030418Y2 true JPS6030418Y2 (ja) 1985-09-12

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ID=29673337

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59150946A (ja) * 1983-02-15 1984-08-29 Nippon Piston Ring Co Ltd 4バルブアルミ製シリンダヘツド
JPS60137692U (ja) * 1984-02-24 1985-09-12 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のv型2サイクルエンジン
KR100328364B1 (ko) * 1999-06-15 2002-03-12 이계안 점화 플러그

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JPS5679623U (ja) 1981-06-27

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