JPS6030398A - 照光式書写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、教育用あるいは会議用等として使用する窯元
式の書写装置に関するものである。

（従来技術） 従来、教育や会議の場所において黒板がよ・（使用され
ており、最近ではオーバーへラドプロジェクタも多用さ
れている。黒板の場合は、チョーク等の筆記具を用いて
自由に目的の事柄を（１） 書写することができ、不要になれば簡単に消去できるが
、チョークによる黒板の汚れや手の汚れが問題であり、
しかも設置場所が暗所であると書写した文字等を判読で
きないことがある。

このため最近では、透光板の一側端にランプを配置して
、書写面を照明させる書写板が提案され℃いる（特開昭
５７−５１４９６号、実開昭５４−１１９４３６号）。

しかしながらこの書写板は暗い所でも文字等を判読でき
るものの。

書写面に文字等を書くということは従来と同じであり、
他の映像を写し出すようなことはできなかった。

一方、このような目的のためにオーバーへラドプロジェ
クタが広く用いられている。このオーバーへラドプロジ
ェクタは、透明シートに描いた像をランプで拡大投影し
ミラーによって壁面等に写し出させるものであるが、解
像力を確保するためにあまり大きな画面に写し出すこと
ができず、また使用者の手元に置いて透明シートを操作
するときの関係で写し出す壁面との角度が急であると、
画面が若干斜めになってしまうことがあった。またオー
バーヘッドグロジエクタは、色の再現性があまりよくな
く、鮮明なカラー表示がしにくいこと、その場合での書
き込み、消去がしにくいこと等の難点もあった。

ｉ（発明の目的） 本発明は、本来の黒板の書写機能に表示投影機能を加味
し、カラー表示も行なえるようにした視覚効果の優れた
書面板を提供しようとするものである。

（発明の構成） 本発明はこのような目的を達成せんとするもので、その
要旨とするところは、書写板と、多数本の光学繊維と、
表示フィルターと、光源とからなり、上記光学繊維の一
端を規則的に配列して書写板に固着すると共に、その他
端を集束して光源に対設させ、光源と光学繊維他端との
間に表示フィルターを着脱自在に設置したことを特徴と
する照光式書写装置にある。

以下、本発明を実施例の図面に従って説明する。

図中（１）は書写板で、この書写板（１）は合成樹脂、
金属あるいは木材からなる書写基板（１１）と、この正
面に形成される書写面（１２）からなっている。

相当する箇所以外に従来と同様な暗緑色の塗装を施した
ものでよいが、フェルトペンな用いる場合は、いわゆる
ホワイトボードと称される白色の書写面とすればよい。

この書写板（１）の大きさは目的に応じて選ばれるが、
例えば教室で用いられるものは縦１２０（１＋ｍ、横３
０００　ｍｍ程度とするとよい。

（２）は多数本の光学繊維で、本発明においては芯をア
クリル樹脂、鞘を含フツソ樹脂としたアクリル系光学繊
維等のプラスチック系光学繊維が特に適している。そし
てこの光学繊維（２）は、図示するようにその一端（２
ａ）を規則的に配列して書写板（１）Ｋ固着するが、一
般的には第２図に示すように、書写基板（１１）に透孔
を穿ち、この透孔に背面より光学繊維（２）の先端（２
ａ）を嵌合して固着する。またこの光学繊維（２）の他
端（２ｂ）は集束して光源（４）に対設させるが、この
とき他端（２ｂ）と光源（４）との間には、表示フィル
ター（３）を着脱自在に設置するためのフレーム（５）
が設げられている。このときの光学繊維（２）の配列の
ピッチは、書写板（１）の大きさ、使用する繊維の太さ
等を勘案して決定するが、例えば上記の如き大きさの書
写板の場合、縦、横ともに５〜３０ｎ程度とするとよい
。

なお書写板（１）は、上記の例に限定されるものではな
（、例えば第３図の如く書写基板（１１）と前面板（１
３）とによって構成し、書写面（１２）は前面板（１３
）に形成する。このようにすると、鹸記具が光学繊維（
２）の一端（２ａ）に直接触れることがな（、汚損を防
ぐことができる利点がある。また表示フィルター（３）
も、ｗｃ１図の如く文字を表示したもの以外に、第４図
（Ａ）の座標、（Ｂ）の幾何図形、（Ｃ）の書道文字、
の）の生物同等教育や会議等の目的に応じたものが用い
られる。なおこの（５） 表示フィルター（３）は、透明フィルムやシートに適宜
な表示が施されて形成されており、消去や書き込みも可
能である。

本発明の照光式書写装置は以上の如くなっているので、
例えば教室に設置したとぎは第５図のようにして用いや
れる。すなわち本発明の書写板（１）を従来の黒板と同
様に設置すると共に、表示フィルターおよび光源（４）
の設備は教壇のそばに設置する。教師はこの装置を従来
と同様の黒板と同様に使用することができるが、さらに
表示フィルター（３）の表示を投影して表示させること
ができる。従って、例えば数学の授業においては、第４
図（４）、（Ｂ）の表示フィルター（３）を用いて、基
礎的な座標や幾何形状を表示させてこの応用例を書写面
（］２）に描かせたり、第４図（Ｃ）の表示フィルター
（３）を書道の教本として用いたり、あるいは同図（Ｄ
）の表示フィルター（３）の生物の実験の際に表示する
ことができ、しかもこの表示に筆記を加味することがで
きるため、視覚による訴求力をきわめて高（することが
できる（　６　） ようになる。勿論この表示フィルター（３）に色彩を施
すことができるため、一層審美的で効果的な表示が行な
うことができる利点がある。

（発明の効果） 本発明は以上の如き構成からなっているものであるから
、従来の黒板と同様に書き込み、消去ができると共に、
その書写面圧表示フィルターの表示を照光させることが
でき、したがってこれらを併用させることによってきわ
めて視覚効果の高い、しかも教育や会議の場に好適な書
写装置を提供しうる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明照光式書写装置の一実施例を示す斜視図
、第２図はその書写板部分の断面図、第３図は他の書写
板の例を示す部分的な断面図、第４図（Ａｌ〜Φ）は本
発明に使用する表示フィルターの例を示す正面図、第５
図は照光式書写装置を使用している状態を示す説明図で
ある。 （１）・・・・・書写板 （２）・・・・・光学繊維 （２１）・・・・・一端 （２ｂ）・・・・・他端 （３）・・・・・表示フィルター （４）・・・・・光源 葵３（￥］ 毫４（２７ （Ａ〕　Ｃ８ン　（Ｃ） （Ｄ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 書写板と、多数本の光学繊維と、表示フィルタ〜と、光
   源とからなり、上記光学繊維の一端を規則的に配列して
   書写板に固着すると共に、その他端を集束して光源に対
   設させ、光源と光学繊維他端との間に表示フィルターを
   着脱自在に設置したことを特徴とする照光式書写装置。