JPS6030336A - 複合材料 - Google Patents

複合材料

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JPS6030336A
JPS6030336A JP13812683A JP13812683A JPS6030336A JP S6030336 A JPS6030336 A JP S6030336A JP 13812683 A JP13812683 A JP 13812683A JP 13812683 A JP13812683 A JP 13812683A JP S6030336 A JPS6030336 A JP S6030336A
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JP
Japan
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fluorine
thermoplastic rubber
composite material
containing thermoplastic
rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP13812683A
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English (en)
Inventor
正祥 建元
正治 河内
友田 正康
宏幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複合材料に関し、更に詳しくは、繊維状無機
または有機高分子から成る補強材を包含する含フツ素熱
可塑性ゴムよりなる弾性面状複合材料に関する。
フッ素ゴムは、イの優れた耐熱性、耐溶剤性、耐薬品性
、耐油性、耐候性、耐食性、耐温水性などの故に自動車
工業、航空機工業、化学工業、製油工業、油機■業、医
薬品工業などにおける苛酷な環境に耐える材料としてま
た高信頼性が要求される材料として重宝されている。
本願発明は、このようなフッ素ゴムの特徴を生かして、
例えばライニング、カバー、テント、シール、ホース、
選択的透過膜などに有利に応用できる、上記分野におけ
る弾性状複合材料を提供する。
熱可塑性ゴムは、通常の熱可塑性樹脂と同様に、溶融成
型加工ができ、且つ加硫工程を要ぜずして加硫ゴムとし
て性質を示すことができることで知られている。
一方、加硫工程を必須とするフッ素ゴムの場合、線状、
面状または円筒状物を成形することはかなりの困難を伴
う。これは加硫剤あるいは加硫促進剤、更に充填剤など
の混線がまず必須であり、例えば、面状物の場合には続
いてロールなどにより圧延、補強材との重ね合わせ、押
出酸nキ、プレス加硫、オーブン加硫、スチーム加硫な
ど多くの工程を要するからである。
また、加硫を要する場合には、上述の配合剤を多く要し
、一般にそのため透明或いは明色の物品を得ることは困
難である。
一方、含フツ素熱可塑性ゴムそれ自体を線状、面状また
は円筒状に成型することは一般の熱可塑性樹脂類と同様
、容易なことであるが、構造材としての引張強度などは
必ずしも充分とは云えない。
この欠点を補うために検問をおこなった結果、繊維状無
機または有機高分子から成る糸、紐、織布、不織布など
、例えばガラス、アスベスト、炭素、セラミック、金属
、種々のいわゆるボイスカーなどの無機繊維、木綿、ポ
リアミド、ポリアミドイミド、ポリエステル、フッ素樹
脂等の有機繊維から成る糸、紐、織布、不織布などを補
強材として使用し、これを含フツ素熱可塑性ゴムと一体
成型又はこれらに含フツ素熱可塑性ゴムの溶液を含浸ま
たは塗布するとなじみもよく、ゴムとしての柔軟性を保
持しながら、引張による変形が少なく、月つ引張強度の
優れた線状、面状、円筒状複合構造体を得ることに成功
し、本発明を完成するに至った。
本願発明によれば、■−ダイなどの使用によりフィルム
或いはシートなどの面状物を連続的に成膜後、織布や不
織布と積層し、プレスすることに ゛より長尺連続体と
して製造することが可能である。
押出機により成形加工された含フツ素熱可塑性ゴムのチ
ューブなどの円筒状物に、通常の方法で前記補強材とし
て無機または有機高分子から成る糸、紐、織布を加ニ一
体化すると、例えば複合ホースの製造ができる。
さらに、また押出機により成形加工された含フツ素熱可
塑性ゴムの紐などの線状のものに通常の方法で前記補強
材が加ニ一体化された、たとえば複合シールの製造も可
能である。
また織布に熱可塑性ゴム粉末を溶射、あるいは水性ディ
スパージョンあるいは溶液組成物を含浸または塗布した
のち、焼結する手法を採用覆ることも可能である。
熱可塑性フッ素ゴムを使用することは、甲に製造容易な
点のみでなく、透明性に優れること、実際の接着加工時
に容易にヒートシールなどの手法を採用でき、フッ素樹
脂類において特に問題とされる接着の困難さや柔軟性を
克服できること、耐薬品性、耐候性、透明性の点で加硫
ゴムより優れることなどの和装な利点を有する。
本発明において含フツ素熱可塑性ゴムとは、比較的低温
(たとえば常温付近)では加硫したゴム弾性を有し、加
熱により塑性流動を示すゴムをいう。
含フツ素熱可塑性ゴムは、好ましくは少なくとも1種の
エラストマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくとも
1種の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントからなり
、そのうち少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグメ
ントである。特に、エラストマー性ポリマー鎖セグメン
トと非エラストマー性ポリマー鎖セグメントの重量化が
40〜95:5〜60であるものが好ましい。
含フツ素熱可塑性ゴムとして特に好ましい具体例を示せ
ば、2種または3種のポリマー鎖セグメントからなる連
鎖と、該連鎖の一端に存在するヨ5− ウ素または臭素原子ならびに該連鎖の仙端に存在するア
イオダイドまたはブロマイド化合物から少なくとも1個
のヨウ素または臭素原子を除いた残基から成り、 前記ポリマー鎖セグメントの1種(連鎖が2種のポリマ
ー鎖セグメントから成る場合)もしくは1種または2種
(連鎖が3種のポリマー鎮セグメントから成る場合)は
(1)ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピ
レンまたはペンタフルオロプロピレン/テトラフルオロ
エチレン(モル比45〜90:5〜50:0〜35)ポ
リマーおよび(2)パーフルオロ(C+〜C3アルキル
ビニルエーテル) [複数個のエーテル結合を含むもの
も包含される。以下同様。]/テトラフルオロエチレン
/ビニリデンフルオライド(モル比15〜75:0〜8
5:0〜85)ポリマーから選択された、分子量30.
000〜1,200,000の1ラストマー性ポリマー
鎖セグメントであり、 前記ポリマー鎖セグメントの残余は(3)ビニ6一 リチンフルオライド/テトラフルオロエチレン(モル比
O〜100:O〜100)ポリマーおよび(4)エチレ
ン/テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレ
ン、3,3.3−トリフルオ[コブロビレンー1.2−
トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピ
レン−1またはパーフルオロ(C+〜C3アルキルビニ
ルエーテル)(モル比40〜60 : 60〜40:0
〜30)ポリマーから選択された、分子量3.000〜
4oo、oooの非エラストマー性ポリマー鎖セグメン
トであり、 エリストマー性ポリマー鎖セグメントと非エラストマー
性ポリマー鎖セグメントの重量比が40〜90:5〜6
0である、 含フツ素熱可塑性ゴムが挙げられる。
本発明で使用する含フツ素熱可塑性ゴムはまた特開昭5
3−3495号公報に詳述されている。
本発明に利用できる補強材としては、ガラス織布が特に
好ましいが、炭素繊維の織布、アスベスト織布、セラミ
ック織布その他の融解温度の高い有機高分子系の織布(
例えば、ポリアミドイミド系)なども採用することがで
きる。ガラス製織布の場合、その屈折率が熱可塑性フッ
素ゴムに近いものを採用すると非常に透明性を向上する
ことができる利点があり、テントなどに有用である。
含フツ素熱可塑性ゴムはフッ素系高分子どしては比較的
細の材料となじみ易いので、これらの材料は必ずしも前
処理を要しないが、材料11維表面に凹凸を付けるとか
、シラン系カップリング剤で処理しておくとか、また含
フツ素熱可塑性ゴムを溶液にし、これを材料に含浸また
は塗布しておき、その上に熱可塑性ゴムを新たに加工す
るとかの方法が採用できる。これらの処理により引張強
度などの点でより優れた結果を与えることができる。
本発明で用いる好ましい含フツ素熱可塑性ゴムは本質的
には、通常のフッ素ゴムのように加硫剤を添加しな(で
も成形後冷却するだけで加硫ゴムとしての性質を示すに
至るので、加硫剤の添加は必要ではなく、さらに他の添
加剤を加える必要はないが、目的に応じ加硫剤として、
有機パーオキサイド化合物、ポリヒドロキシ化合物およ
び加硫促進剤、ポリアミン化合物などフッ素ゴムの加硫
剤としてよく知られているものが添加される。これら加
硫剤を含フツ素熱可塑性ゴムに添加する場合は、それぞ
れパーオキサイド加硫、ポリオール加硫、ポリアミン加
硫など、既知の加硫方法が採用できる。また、光または
熱官能性化合物を添加して、光または熱による硬化方法
も採用される。
さらに、電子線、放射線照射による架橋も可能である。
上記加硫剤に有機パーオキサイド化合物を用いるとき、
または放射線架橋を行うときは、通常多官能性化合物を
併用するのが望ましく、一般に官能基としてCH2=C
H−、CH2=CH−CH2−、またはこれらの水素原
子をハロゲン原子(F、OA、Br)で置換したラジカ
ル反応性のある官能基の1種または2種以上が例示でき
る。
次に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
実施例1 ダイエル(商標)サーモプラスチックT−539− O(ダイキン工業株式会社製含フッ素熱可塑性ゴム)か
ら、260℃において、0.2111111厚さのフィ
ルムを調製し、この2枚間にガラスクロス(アサヒフア
イバー株式会社製H−070)をはさんで230℃、2
0 ka/ am2の圧力下ニヒートフL/スし、光沢
ある無色弾性複合布を得た。この方法では、透水、透気
性のないものが得られる。ガラスクロスの破壊が起るま
で、ゴム質の破壊は起らなかった。尚、このシートは容
易にヒートシールにより接合できた。
実施例2 ダイエルサーモプラスチックT−630(ダイキン工業
株式会社製含フッ素熱可塑性ゴム、以下同様)の15重
量%アセトン溶液にガラスクロス(アサヒフアイバー株
式会社製H−070)を浸漬し、40℃の乾燥空気浴中
で風乾するやり方を2回繰返して実施例1と同様、弾性
複合布を得たゎ含フツ素熱可塑性ゴム含有率は、1 、
6 mQ/ (i102でこのものは少量の上記アセト
ン溶液を接着剤としてアイロンによるプレスで容易に接
合できた。
10− また、19られた複合布は撥水性がある。含フツ素熱可
塑性ゴム含有率がH−070番のもので1゜6 m!]
/ Om2程度では、もとのガラスクロスとほとんど感
触が変らないが、繊維のほぐれは完全に抑制することが
できる。また、繰返しディップ或いは更に高濃度溶液の
使用により、H−070番クロスの場合で20111!
+/Cll12程度の含有率とするのは容易である。
実施例3 実施例1においてガラスクロスの代りにカイノール(帝
人株式会社製)織布を使用し、実施例2で使用した(ダ
イエルサーモプラスチック)T−630の溶液に含浸し
、乾燥、含浸を2回行なった。別途形成された、ダイエ
ルサーモプラスチックT−530の1111111シー
トを2枚用意し、240℃のヒートプレス上で加熱し、
15分後、5kg/Cll12Gの圧力下で10分間保
持し、冷却して積層複合布を得た。
このものの層間剥離強さをめると3〜5kO/amを示
し、一部分カイノール織布のほぐれがみられる程強くダ
イエルサーモプラスチックと融着されており実施例1と
同様ヒートシールもできた。
特許出願人 ダイキン工業株式会社 代 理 人 弁理士 青白 葆 ばか2名手続補正書(
,8) ■事件の表示 昭和58年特許願第 138126 号2発明の名称 複合材料 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区抱川1丁112番39号新阪急
ビル名称 (285) ダ・イキン工業体式会社代表者
 山 1) 稔 4、代理人 5補正命令の日付 :自 発

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)illlt状無機または有機高分子から成る補強
    材を包含する含フツ素熱可塑性ゴムよりなる複合材料。
  2. (2)補強剤が無機または有機高分子からなる糸、紐、
    織布または不織布である特許請求の範囲第1項記載の複
    合材料。
  3. (3)複合材料が線上、面状または円筒状のものである
    特許請求の範囲第1項記載の複合材料。
JP13812683A 1983-07-27 1983-07-27 複合材料 Pending JPS6030336A (ja)

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JP13812683A JPS6030336A (ja) 1983-07-27 1983-07-27 複合材料

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JP13812683A JPS6030336A (ja) 1983-07-27 1983-07-27 複合材料

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JPS6030336A true JPS6030336A (ja) 1985-02-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2250996A (en) * 1990-12-19 1992-06-24 Lycab Limited Composite material

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57212054A (en) * 1981-06-24 1982-12-27 Nippon Tokushu Toryo Co Ltd Waterproof molded acoustic material

Patent Citations (1)

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