JPS603030B2 - 低膨脹性耐火煉瓦の製造法 - Google Patents
低膨脹性耐火煉瓦の製造法Info
- Publication number
- JPS603030B2 JPS603030B2 JP54105506A JP10550679A JPS603030B2 JP S603030 B2 JPS603030 B2 JP S603030B2 JP 54105506 A JP54105506 A JP 54105506A JP 10550679 A JP10550679 A JP 10550679A JP S603030 B2 JPS603030 B2 JP S603030B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brick
- expansion
- firebrick
- manufacturing
- low
- Prior art date
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- Expired
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低膨脹性耐火煉瓦、特にインディアラィト又は
コージェラィト質低膨脹性耐火煉瓦の製造法に関する。
コージェラィト質低膨脹性耐火煉瓦の製造法に関する。
周知の如く耐火煉瓦は殆んどの場合、使用時に熱変化を
受け熱的スポーリング或は組織の腕化が発生して遂には
破壊される結果となる。従って、低膨脹性をその特徴と
するコージェライト質煉瓦は用途によって重用されてい
るが、使用条件によっては更に割れに対して強い材質が
所望されている。従って、本発明者等は上記コージェラ
ィト質煉瓦より更に熱膨脹率が低く、熱変化に対して優
れた耐スポール性を発揮し得る低膨脹性の耐火煉瓦の開
発を研究した結果、耐火煉瓦をより低膨脹性とするため
には、出来るだけ低熱膨け眼性鉱物の原材料を用いるこ
とが望ましいが、本発明者等は更に煉瓦組織中の粗粒部
分の熱膨脹を、徴粉部分の熱膨脹に較べ小さくすること
により、使用中に粗粒部が徴粉部に与える膨脹応力を少
なくして煉瓦の割れ性を改善し得ることを知見した。
受け熱的スポーリング或は組織の腕化が発生して遂には
破壊される結果となる。従って、低膨脹性をその特徴と
するコージェライト質煉瓦は用途によって重用されてい
るが、使用条件によっては更に割れに対して強い材質が
所望されている。従って、本発明者等は上記コージェラ
ィト質煉瓦より更に熱膨脹率が低く、熱変化に対して優
れた耐スポール性を発揮し得る低膨脹性の耐火煉瓦の開
発を研究した結果、耐火煉瓦をより低膨脹性とするため
には、出来るだけ低熱膨け眼性鉱物の原材料を用いるこ
とが望ましいが、本発明者等は更に煉瓦組織中の粗粒部
分の熱膨脹を、徴粉部分の熱膨脹に較べ小さくすること
により、使用中に粗粒部が徴粉部に与える膨脹応力を少
なくして煉瓦の割れ性を改善し得ることを知見した。
本発明の要旨とするところは前記特許請求の範囲に明記
したとおり、特定の粒度及び組成範囲の溶融シリカを煉
瓦の粗粒部として配合させることによって、煉瓦の熱間
線膨脹率が１００び０において０．２％以下とすること
ができ、従って、公知のコージェラィト質煉瓦に較べ１
０００ｏｏにおける熱間線膨脹率が０．１％以上も小さ
く、耐スポール性が極めて優れている。
したとおり、特定の粒度及び組成範囲の溶融シリカを煉
瓦の粗粒部として配合させることによって、煉瓦の熱間
線膨脹率が１００び０において０．２％以下とすること
ができ、従って、公知のコージェラィト質煉瓦に較べ１
０００ｏｏにおける熱間線膨脹率が０．１％以上も小さ
く、耐スポール性が極めて優れている。
本発明において溶融シリカの粒度を１〜６柵と限定した
理由は、使用する溶融シリカをできるだけ煉瓦組織内に
有効に分散せしめ、かつその溶融シリカ粒が使用加熱時
に容易にクリストバライトに転移することを避けるため
である。
理由は、使用する溶融シリカをできるだけ煉瓦組織内に
有効に分散せしめ、かつその溶融シリカ粒が使用加熱時
に容易にクリストバライトに転移することを避けるため
である。
即ち、溶融シリカ粒が大きくなればなる程、相対的に煉
瓦組織内の分散度が少なくなり、使用目的に対して不経
済になる。又、その粒度が１伽未満と小さくなればなる
程、使用加熱時にクリストバラィトに転移し、高膨脹挙
動を起してむしろ煉瓦の耐スポール性を阻害することに
なるためである。又、溶融シリカの配合量は５重量％未
満では低膨脹化への効果が少なく、３の重量％をこえる
と煉瓦組織が不良となり、熱変化の激しい用途に不適当
な煉瓦となる。
瓦組織内の分散度が少なくなり、使用目的に対して不経
済になる。又、その粒度が１伽未満と小さくなればなる
程、使用加熱時にクリストバラィトに転移し、高膨脹挙
動を起してむしろ煉瓦の耐スポール性を阻害することに
なるためである。又、溶融シリカの配合量は５重量％未
満では低膨脹化への効果が少なく、３の重量％をこえる
と煉瓦組織が不良となり、熱変化の激しい用途に不適当
な煉瓦となる。
本発明方法による低膨脹性耐火煉瓦の一例を公知のイン
ディアラィト費煉瓦と対比すれば下表のとおりである：
前述した如く、本発明方法による煉瓦はインディアラィ
ト又はコージェラィトを主成分としているため、耐火度
は比較的低く従って、例えば１４０℃以上の高温域に使
用することは望み得ない。
ディアラィト費煉瓦と対比すれば下表のとおりである：
前述した如く、本発明方法による煉瓦はインディアラィ
ト又はコージェラィトを主成分としているため、耐火度
は比較的低く従って、例えば１４０℃以上の高温域に使
用することは望み得ない。
しかし乍ら、１４００午○以下の温度域においてはその
用途並びに煉瓦形状に応じて溶融シリカの粒度、配合量
を前述の範囲内で任意に選択し得るものである。前述の
通り本発明方法による低熱膨脹性煉瓦は、耐スポール性
に優れ、熱変化の激しい用途に対し有効に使用しうる効
果を有する。
用途並びに煉瓦形状に応じて溶融シリカの粒度、配合量
を前述の範囲内で任意に選択し得るものである。前述の
通り本発明方法による低熱膨脹性煉瓦は、耐スポール性
に優れ、熱変化の激しい用途に対し有効に使用しうる効
果を有する。
Claims (1)
- １ インデイアライト又はコージエライト質煉瓦の粗粒
部として１〜６ｍｍ粒度の溶融シリカ５〜３０重量％と
残余を微粒部として原料調整することを特徴とする低膨
脹性耐火煉瓦の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54105506A JPS603030B2 (ja) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | 低膨脹性耐火煉瓦の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54105506A JPS603030B2 (ja) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | 低膨脹性耐火煉瓦の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632371A JPS5632371A (en) | 1981-04-01 |
| JPS603030B2 true JPS603030B2 (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=14409479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54105506A Expired JPS603030B2 (ja) | 1979-08-21 | 1979-08-21 | 低膨脹性耐火煉瓦の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603030B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107746258B (zh) * | 2017-10-31 | 2020-09-04 | 营口四通高温新材料科技有限公司 | 一种超低线变化免烧透气砖及其制备方法和应用 |
-
1979
- 1979-08-21 JP JP54105506A patent/JPS603030B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632371A (en) | 1981-04-01 |
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