JPS6030266Y2 - 紙葉類分離装置 - Google Patents

紙葉類分離装置

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JPS6030266Y2
JPS6030266Y2 JP13320580U JP13320580U JPS6030266Y2 JP S6030266 Y2 JPS6030266 Y2 JP S6030266Y2 JP 13320580 U JP13320580 U JP 13320580U JP 13320580 U JP13320580 U JP 13320580U JP S6030266 Y2 JPS6030266 Y2 JP S6030266Y2
Authority
JP
Japan
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paper
paper sheets
belt
sheets
paper sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP13320580U
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English (en)
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JPS5756648U (ja
Inventor
友久 吉田
清 津田
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は郵便物等の紙葉類の処理装置に関し、特に紙葉
類分離装置に関する。
郵便物のように大きさが一定でない紙葉類を自動処理す
る機械装置において、小さな紙葉類や折れたため小さく
なった紙葉類は、搬送路から飛び出したり、搬送路途中
で停滞したり、また他の紙葉類と重なって送られたりし
て自動処置に悪影響を与える。
そのためこれらの小形の紙葉類(小紙葉類)を分離また
は排除する装置が必要である。
従来、このような分離装置としては第1図に示す装置が
用いられている。
ここで1は機械処理可能な最小紙葉類を検出する光電ス
イッチ、2は小紙葉類を含むすべての紙葉類を検出する
光電スイッチである。
そして紙葉類が光電スイッチ1と2の両方を遮れば通常
の紙葉類、光電スイッチ2だけを遮れば小紙葉類と判断
する。
モして光電スイッチ1および2からの信号を入力する制
御回路(図示せず)からの信号で転てつ器3は制御され
る。
転てつ器3は通常の紙葉類と判断された信号を受けた時
矢印C方向に駆動され、紙葉類は矢印B方向に搬送され
る。
また小紙葉類と判断された信号を受けた時因に示した位
置に保持されて紙葉類は矢印A方向に搬送される。
しかし、この従来の装置は以上説明のように、小紙葉類
分離のためのそれぞれ独立した検出、駆動装置およびこ
れらの制御回路を必要とするため複雑で高価になるとい
う欠点がある。
またこの従来の装置は郵便物の自動選別機のように紙葉
類が二枚またはそれ以上型なって搬送される機械装置に
おいては、小紙葉類の検出が困難なため、実際に使用可
能な小紙葉類分離装置がなかった。
したがって、本考案の目的は、本来他の目的に使用され
ていた分岐装置を改良し、新たに独立した分岐装置を必
要としないで、小紙葉類分離機能を得る安価な、しかも
紙葉類が連続的に多重送りされる場合にも使用が可能な
紙葉類分離装置を提供することである。
本考案によれば、幅広ベルトと、この幅広ベルトに対向
する上下2段の小幅ベルトとこの幅広ベルトを偏向させ
るためのローラとによって構成されるベルトの分岐部と
、偏向部のローラのあと2段ベルトの上側だけを作動さ
せる転てつ器とによって構成されろ紙葉類分離装置が得
られる。
次に、第2図に本考案の一実施例を示し、本考案を詳細
に説明する。
先に説明した第1図は光電スイッチ1を除けば従来使用
されている通常の分岐装置であり、第2図に示した実施
例は第1図を改良して得られる。
ここで、小幅ベルト4と小幅ベルト5とは幅広ベルト6
と対向してローラ8の位置まで同一平面を走行して来る
モしてローラ8の位置において、幅広ベルト6は偏向さ
せられ、小幅ベルト4および5から分岐する。
その後小幅ベルト4と5とは、他の幅広ベルト7と対向
して紙葉類をA方向に搬送腰幅広ベルト6は他の幅広ベ
ルト10と対向して紙葉類をB方向に搬送する。
転てつ器9はローラ8のある位置の下流に位置し、非駆
動時には矢印のDの位置にあり、他方駆動時には矢印の
Eの位置で上方の小幅ベルト4だけに作用する構造とな
っている。
ここでHは小幅ベルト4の下端の紙葉類の搬送基板から
の距離である。
このHは分離しようとする小紙葉類の最大高さ寸法であ
る。
次に第2図に示す実施例の動作について第2〜5図によ
って説明する。
第2図において転てつ器9が非駆動時、紙葉類はすべて
矢印A(排除搬送路)へ搬送されるが、分離装置として
動作させるために転てつ器9が駆動されると高さがHよ
り小さい小紙葉類は矢印Aへ搬送されるが、高さがHよ
り大きい紙葉類は上側を小幅ベルト4によって曲げられ
矢印B(主搬送路)へ搬送される。
第3図はそれぞれ独立して搬送されてきた高さがHより
小さい紙葉類(小紙葉類)11と高さがHより大きい紙
葉類12がそれぞれ矢印A、 B方向に分離されたとこ
ろを示す。
第5図は第4図に示すように重なって搬送されてきた小
紙葉類11と紙葉類12とがベルトの分岐部においてそ
れぞれ分離されたところを示す。
なお、本実施例で、分離可能な小紙葉類と通常の大きさ
の紙葉類との重なり方は、第4図に示すように、小紙葉
類が転てつ器側にある場合だけである。
しかし一般に、紙葉類の自動処理装置において広く用い
られているエアーサクション送り出し装置では小紙葉類
が重なって送り出される重なり方も、小紙葉類がサクシ
ョン側にある場合がほとんどであるため、本考案の設置
を正しい方向に行えば問題なく大部分の多重送りされた
小紙葉類を分離できる。
第3図エアチャンバ13はエアーサクションの設置側を
示す。
尚、光電スイッチ2は本考案における分離動作を行わせ
る場合はなくてもよい。
以上説明したように、本考案を実施することによって、
小紙葉類の検出装置が不要で、従来困難であった紙葉類
に重なった小紙葉類も分離可能であり、しかも二つまた
はそれ以上の分離機能を持った小紙葉類分離装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来使用されている紙葉類分離装置の斜視図、
第2図は本考案の一実施例を示す斜視図、第3図〜第5
図は本考案の動作原理を説明するための図であり、第3
図はエアーサクションの方向および分離された紙葉類を
、第4図は重なって搬送されてきた紙葉類を、第5図は
第4図に示す紙葉類が分離されているところをそれぞれ
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅広ベルトとこれに対向する上下2段の小幅ベルトとに
    より構成キれ、紙葉類をサンドイッチ状にはさんで搬送
    する搬送路の途中において前記幅広ベルトを偏向させ前
    記幅広ベルトを前記上下2段の小幅ベルトから離すこと
    によって成る分岐路と、前記上下2段の小幅ベルトのう
    ち上段のベルトだけを対向面とは反対側から偏向させる
    転てつ器とを具備し、搬送されてきた小形の紙葉類は分
    岐路を直進し、通常の大きさの紙葉類の搬送路は前記転
    てつ器によって前記幅広ベルトが偏向させられた方向に
    搬送させるようにしたことを特徴とする紙葉類分離装置
JP13320580U 1980-09-19 1980-09-19 紙葉類分離装置 Expired JPS6030266Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13320580U JPS6030266Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 紙葉類分離装置

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JP13320580U JPS6030266Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19 紙葉類分離装置

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Publication Number Publication Date
JPS5756648U JPS5756648U (ja) 1982-04-02
JPS6030266Y2 true JPS6030266Y2 (ja) 1985-09-11

Family

ID=29493430

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