JPS603004Y2 - 倍力装置 - Google Patents

倍力装置

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Publication number
JPS603004Y2
JPS603004Y2 JP18836680U JP18836680U JPS603004Y2 JP S603004 Y2 JPS603004 Y2 JP S603004Y2 JP 18836680 U JP18836680 U JP 18836680U JP 18836680 U JP18836680 U JP 18836680U JP S603004 Y2 JPS603004 Y2 JP S603004Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
annular groove
diaphragm
booster
fitted
Prior art date
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Expired
Application number
JP18836680U
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English (en)
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JPS57109061U (ja
Inventor
隆二 太田
道夫 小林
Original Assignee
自動車機器株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP18836680U priority Critical patent/JPS603004Y2/ja
Publication of JPS57109061U publication Critical patent/JPS57109061U/ja
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Publication of JPS603004Y2 publication Critical patent/JPS603004Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一対のシェルを相互に連結して構成された倍力
装置に関し、より詳しくは上記一対のシェルの連結構造
の改良に関するものである。
ブレーキ倍力装置、クラッチ倍力装置等の倍力装置は、
一般に、一対のシェルを相互に連結してその外殻体を構
成している。
この外殻体におけるシェル間の連結構造の一例を第1図
、第2図に示すブレーキ倍力装置1について説明すると
、このブレーキ倍力装置1はフロントシェルたる第1シ
エル2とリヤシェルたる第2シエル3とを備えており、
これら第1および第2シェル2,3の結合部分を利用し
て上記外殻体内に収納されるダイヤフラム4の外周部を
挾持させる。
しかして、第1シエル2は概ね有底筒状に形成されてお
り、その開口部側の筒状部5には、滑らかな段状部6が
形成され、筒状部5の開口部の内径はそれより内側の内
径よりも僅かに大きく設定されている。
また、第1シエル2の開口端周面には、所定間隔複数箇
所に切欠部7が植設されるとともに、切欠部7を形成し
ない局面帯状部8には、その一部を半径方向内方に膨出
させた複数個の係合爪8aが形成される。
なお、上記切欠部7の底部端面7aと係合爪8aの内側
端面との軸方向間隔は、以下に詳述する第2シエル3の
肉厚に一致している。
一方、第2シエル3は概ね円板状に形成されており、そ
の外周部にはダイヤフラム4の外周部を係合させるため
の半径方向外方に開かれた環状溝部9が形成される。
そして、この第2シエル3の半径方向に延びる外周端の
直径は上記第1シエル2に形成された段状部6より外方
の大径部の内径に一致しており、またその外周端には、
上記切欠部7に係合し、第1シエル2と第2シエル3と
の所定角度の相対回転を許容する突状部10が連設され
ている。
さらに第2シエル3の外周部には、上記突状部10の円
周方向−側を上記切欠部7の円周方同一側に一致させた
状態で第2シエル3を第1シエル2に嵌合させる際に、
第1シエル2に形成された係合爪8aとの干渉を避ける
ための切欠部11が枝設されている。
以上の構成を有する第1シエル2と第2シエル3とを連
結するには、まず第2シエル3の環状溝部9にダイヤフ
ラム4の外周を嵌合させ、次に第2シエル3に突設した
突状部10の円周方同一側を第1シエル2に形成した切
欠部7の円周方同一側に一致させた状態、つまり第2シ
エル3の切欠部11と第1シエル2の係合爪8aとを軸
方向に一致させた状態で、第2シエル3を第1シエル2
内に嵌合する。
そして、上記第2シエル3の突状部10が第1シエル2
の切欠部7の底部端面7aに当接したら、その突状部1
0の円周方向他側と切欠部7の円周方向他側とが接触す
るまで、両シェル2,3を相対的に回動させればよい。
この状態では、第2シエル3はその外周部3aが第1シ
エル2の切欠部7と係合爪8aとの間に挾持されてその
第1シエル2に連結され、またダイヤフラム4の外周部
4aは、第1シエル2の内周面と第2シエル3の環状溝
部9内面とによって密着挾持され、その部分の気密を保
持する。
ところで上記構成を有する従来装置の作動時においては
、車体側に固定された第2シエル3に対し、パワーピス
トン12およびブツシュロッド13の前進によりマスタ
ーシリンダ14とこれを連結した第1シエル2に前方へ
の作用力が加わることになり、第1シエル2の作用力は
これに設けた係合爪8aを介して第2シエル3の外周部
3aで受けられることになる。
したがって特に高負荷時には第1シエル2の係合爪8a
と第2シエル3の外周部3aとの間に大きな反対方向の
作用力が加わることになり、近年の軽量化に伴なって各
シェル2,3の板厚を減少させると、第2シエル3の外
周部3aがその作用力によって内方に湾曲し、連結が不
完全になる虞れがある。
本考案はこのような事情に鑑み、シェルの板厚を減少さ
せても上記作用力に対抗し得る構造を備えた倍力装置を
提供し、もって倍力装置の軽量化に寄与することができ
るようにしたものである。
以下図示実施例について本考案を説明すると、第3図に
おいて、15はブレーキ倍力装置の第1シエル、16は
第2シエル、17はダイヤフラムである。
第1シエル15は筒状部18の端部に、滑らかな段部1
9、係合爪20を備え、かつ段部19の内周にストッパ
ー面19aを形成している。
他方第2シエル16は、周縁部を折曲げ、かつ互に重合
わせて、そこに半径方向外方に突出した環状の鍔21を
形成するとともに、端部22を外方に延設して該端部と
鍔21とによって半径方向外方に開かれた環状溝部23
を形成している。
このような本考案に係る倍力装置は、第2シエル16の
環状溝部23と筒状部1Bとによってダイヤフラム17
の端部17aを挾持するとともに、第1シエル15のス
トッパー面19aと係合爪20とによって第2シエル1
6の鍔21を挾持して組付けられる。
なお、第2シエル16の鍔21をストッパー面19aと
係合爪20とによって形成される凹部24内に収容する
に当り、鍔21をストッパー面19aに当接した後に係
合爪20を外方からカシメて形成してもよく、第2図■
に示した切欠部11と同様な切欠部21aを形成すると
ともに、係合爪20を予め内方に膨出形成させておき、
第1図、第2図に示した従来例と同様にして第2シエル
16を第1シエル15に係合させてもよい。
上記したように本考案に係る倍力装置は、第1シエルと
第2シェル間に作用する力を第2シエルの2重構造にし
た環状鍔によって受けるので極めて強固となり、したが
って第2シエルの板厚を薄くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブレーキ倍力装置の縦断面図、第2図■
はその要部拡大断面図、第2図■はその側面図、第3図
Iは本考案に係る倍力装置の要部拡大断面図、第3図■
はその側面図である。 15・・・・・・第1シエル、16・・・・・・第2シ
エル、17・・・・・・ダイヤフラム、18・・・・・
・・・・筒状部、19・・・・・・段部、19a・・・
・・・ストッパー面、20・曲・係合爪、21・・・・
・・環状の鍔、22・・・・・・端部、23・・・・・
・環状溝部、24・・・・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部に半径方向外方に開かれた環状溝部を有する第2シ
    エルと、上記環状溝部に外周部を嵌合させたダイヤフラ
    ムと、上記第2シエルの環状溝部を受は入れる筒状部を
    有し、かつその端部内周に凹部を形成した第1シエルと
    を備え、該第1シエルの凹部に上記第2シエルの周縁部
    を嵌合させて上記第1シエルと第2シエルとを互に係合
    するとともに、上記第2シエルの環状溝部の内面と上記
    第1シエルの筒状部の内周面とでダイヤプラムの外周部
    を密着挟持するようにした倍力装置において、上記第2
    シエルの周縁部を折曲げかつ互に重合わせてそこに半径
    方向外方に突出した環状の鍔を形成し、該鍔を上記第1
    シエルの凹部に嵌合させて上記第1シエルと第2シエル
    とを互に係合するとともに、上記第2シエルの周縁部の
    端部を外方に延設して上記第2シエルの周縁部の端部と
    上記鍔とによって半径方向外方に開かれた環状溝部を形
    成し、該環状溝部の内面と上記第1シエルの筒状部の内
    周面とで上記ダイヤプラムの外周部を密着挟持するよう
    にしたことを特徴とする倍力装置。
JP18836680U 1980-12-26 1980-12-26 倍力装置 Expired JPS603004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18836680U JPS603004Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 倍力装置

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JP18836680U JPS603004Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 倍力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57109061U JPS57109061U (ja) 1982-07-06
JPS603004Y2 true JPS603004Y2 (ja) 1985-01-28

Family

ID=29991878

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JP18836680U Expired JPS603004Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 倍力装置

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JPS57109061U (ja) 1982-07-06

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