JPS6029756B2 - 検出器列の製造方法 - Google Patents

検出器列の製造方法

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JPS6029756B2
JPS6029756B2 JP57226431A JP22643182A JPS6029756B2 JP S6029756 B2 JPS6029756 B2 JP S6029756B2 JP 57226431 A JP57226431 A JP 57226431A JP 22643182 A JP22643182 A JP 22643182A JP S6029756 B2 JPS6029756 B2 JP S6029756B2
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phosphor
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scintillator
curing
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ドミニク・アンソニ−・クサノ
ジエロ−ム・シドニ−・プレナ−
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General Electric Co
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    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
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    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/202Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a crystal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/20Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
    • H01J9/22Applying luminescent coatings
    • H01J9/221Applying luminescent coatings in continuous layers

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Description

【発明の詳細な説明】 要約すると光学的な応答を示す感知器との優れた光学的
結合を可能にする蟹(燐)光体分配方式のシンチレータ
構造物およびその製造方法が開示される。
シンチレータ構造物に関する本発明の実施態様に従えば
、蛍光体が透明な母村全体にわたって連続的に分散させ
られる結果、放出された光は一層容易に感知器へ伝達さ
れる。また、かかる蛍光体分配方式のシンチレータ構造
物の製造方法も開示される。本発明はシンチレータ構造
物およびかかる構造物の製造方法に関するものである。
更に詳しく言えば本発明は、従来ならばシンチレータ本
体の内部において消散したはずの可視波長光線が容易に
脱出し得るようにシンチレータ蟹(燐)光体を分配する
方法に関する。本発明に従えば蛍光体が透明な母村全体
にわたって分散させられる。一般的に言えば、シンチレ
ータとはスペクトルのX線またはガンマ線領域内に位置
するような高エネルギー光子(以後は超光学的振動数の
光子と呼ぶ)によって励起された場合に可視または近可
視スペクトル中の電磁頚射線を放出する物質を指す。そ
れ故、かかる物質は工業的および医学的なX線またはガ
ンマ線装置中の検出器として使用するのに綾れている。
ほとんどの用途の場合、光電的な応答を示す物質にシン
チレータ物質からの出力を衝突させることにより、最初
のX線またはガンマ線衝撃の強度と直接に関連した電気
的な出力信号が求められる。入射した高エネルギー光子
の存在および強度を検出するために使用される装置の多
くはシンチレータ物質を含むものである。また、適例使
用されるもう1種の検出器としては高圧貴ガス電離装置
がある。後者の形式の高エネルギー光子検出器は高圧(
高密度)のガスたとえばキセノンを含むのが通例で、高
エネルギーのX線またはガンマ線に暴露されるとそれが
ある程度まで電離する。かかる電離の結果、比較的高い
正反対の電位に保たれた検出器の陰極および陽極間に一
定量の電流が流れる。流れた電流は電流感知回路によっ
て感知されるが、その出力は高エネルギー電磁線の強度
を反映するものである。かかる形式の検出器は電離に基
づいて動作するものであるため、光路は開放状態に保た
れる。それ故、この検出器は独自の意味での「銭光一に
対して特に敏感である。すなわち、計算機断層撮影用途
の場合などには、検査すべき人体を通過した結果として
照射信号中に含まれる情報が時間的なぼけを生じるので
ある。ところで、本明細書中において使用される「光一
という用語は、ある種の蛍光体から放出されるような可
視および近可視スペクトル領域の電磁韓射線を意味する
また、本明細書中において使用される「光学的」という
用語は、「光一という用語と同じスペクトル領域を表わ
す。一般的に言えば、かかるシンチレータ物質からの光
学的出力は一定量のX線またはガンマ線エネルギーに対
してできるだけ大きいことが望ましい。
特に、患者への危険を最小限に抑えるため×線のエネル
ギー強度ができるだけ小さいことが所望される医学的な
断層撮影分野においてはそれが要求される。シンチレー
タ物質が有するべきもう1つの重要な特性は、残光が少
ないことである。
これは高エネルギー光子による励起の終了とシンチレー
タ物質からの光学的出力の停止との時間間隔が比較的短
いことを意味する。さもないと、たとえばかかるシンチ
レータ物質を用いて断層撮影データを得る場合、発生し
た情報含有信号が時間的なぼけを生じることになる。そ
の上、急速な走査が所望される場合には残光の存在によ
って走査速度が著しく制限され、従って心臓や肺のごと
き運動する体内器官を観察することが困難になる。さて
、シンチレータ本体が有効に働くためには、それが高エ
ネルギー鯛射線(すなわちX線やガンマ線)に優れた変
換器でなければならない。
現行のシンチレータ本体は粉末状、多結晶質または結晶
質の蛍光体から成るのが通例である。このような形態の
蛍光体を使用した場合、高エネルギー励起によって発生
される有用な光は、シンチレー夕本体の内部から脱出し
得る光および表面領域において発生された光のみに限ら
れる。ところが、多数回の内部反射に伴う光学的吸収の
ために光の脱出は困難である上、各回の反射または外部
の感知器に供給される光の量を低減させることにもなる
。従って、蛍光体自身が優れた発光効率を有する必要が
あることは勿論、光学的出力が感知のために利用できる
こともまた必要なのである。医学的な断層撮影分野にお
いては、人体の通過によってX線の強度が変調され、次
いで変調後のX線が電気信号に変換される。その場合に
は、優れた総合エネルギー変換効率を有するX線検出器
を使用することが肝要である。効率の低い検出器を使用
すれば、装置全体かち得られる光学的および電気的出力
を同じ‘こするためには一層大きなX線東を照射しなけ
ればならない。医学的な断層撮影に関して言えば、それ
は装置のSN(信号対騒音)比が小さいことを意味する
ことになる。シンチレータ用の代表的な蛍光体はユーロ
ピウムで賦活された塩化フツ化バリウム(BaFCI:
Eu)である。その他の蛍光体としては、たとえば、ゲ
ルマニウム酸ビスマス(Bi4Q30,2)、テルビウ
ム賦活オキシ臭化ランタン(山OBR:Tb)、タリウ
ム賭活ョウ化セシウム(Csl:m)、ナトリウム賦活
ョウ化セシウム(Csl:Na)、タングステン酸カル
シウム(CaW04)、タングステン酸カドミウム(C
dW04)、銀賦活硫化亜鉛カドミウム(ZnCdS:
Ag)、銀−ニッケル賦活硫化亜鉛カドミウム(ZnC
dS:Ag,Ni)、テルビウム賦活オキシ硫化ガドリ
ニウム(Gd2Cダ:Th)およびジスプロシウム賦活
オキシ臭化ランタン(い○Br:Dy)が挙げられる。
蛍光体用の親結晶としては、その他にも亜鉛およびカド
ミウムのセレン化物、亜鉛およびカドミウムのテルル化
物、ョウ化ナトリウム(Nal)、およびランタンのオ
キシ硫化物(凶20ぶ)が使用できる。シンチレータ本
体の一例では、基体の両側に適当な蛍光体が付着させら
れ、かかる蛍光体は粉末状のもの、それよりも連続的な
形態のもの、あるいは透明な母材中に分散させたもので
あり得る。
こうして得られた蛍光体付着基体が透明な積層材と交互
に貼り合わされる。かかる構造物においては蛍光体の露
出面積が大きいため、蛍光体からの光学的出力は容易に
脱出して感知されるのである。こうして得られたシンチ
レータ本体は、高解像度の影像形成および患者の安全の
ために高い総合エネルギー変換効率を要求する断層撮影
用検出器において有用である。本発明の実施態様に従え
ば、蛍光体が(層を成して分配されるのではなく)透明
な母材全体にわたって連続的に分散させられる。
従って、X線やガンマ線の吸収によってシンチレータ本
体の深部で発生された光も容易に脱出し得るわけで、内
部反射の回数およびそれに伴う光エネルギーの損失が少
なくて済む。互いに正反対の高い電位に保たれた電極を
高圧(25気圧)の貴ガスで包囲したものから成る通常
の電離箱型X線検出器と比較すれば、上記の構造物中に
使用すべき蛍光体は安価である。
さて、本発明は、シンチレータ本体と光電的な応答を示
す感知器(たとえばホトダィオ−ド)との光学的結合の
改善をもたらす蛍光体分配方式のシンチレータ構造物に
関する。
本発明に従えば蛍光体が透明な母材全体にわたって連続
的に分散させられる。なお実際には、蛍光体を連続的に
分散させたシンチレータ本体の断片を多層構造のシンチ
レータ本体中に使用し得る点にも留意すべきである。以
下、添付の図面を参照しながら本発明を一層詳しく説明
しよう。
第1図は多層構造を持つたシンチレータ本体1の側面断
面図である。
この例においては、蛍光体3が基体5に付着している。
かかる蛍光体付着基体の層間には導光積層材4が配置さ
れている。第1図にはまた、4番目の蛍光体層中の吸収
部位6にある蛍光体粒子によってX線光子2が吸収され
た様子が示されている。高エネルギーかつ高振動数のX
線光子が吸収されれば、低エネルギーかつ低振動数の光
学的波長光子が数多〈放出される。図中には代表的な光
学的波長光子の進路7が示されている。すなわち、かか
る光子は蛍光体層間の導光積層材4の内部で前後に反射
を繰返し、そして遂にはシンチレータ本体から脱出する
。それ故、鰍密で光学的明度の著しく低いシンチレータ
本体の深部において吸収現象が起った場合よりも容易に
光子を感知することができる。第2図は第1図のものと
同じシンチレータ本体1の平面図である。
第1および2図から予想される通り、蛍光体付着基体の
層数は図示のごとく4に固定する必要がない点に留意す
べきである。第1および2図はいずれも蛍光体層を示し
ている。詳しく言えば、基体5に付着した蛍光体層3は
様々な形態の蛍光体から成り得る。すなわち、粉末や単
結晶としての蛍光体、透明な母材中に分散させた蛍光体
、あるいは連続層を成して付着した蛍光体(たとえば液
化状態からの急冷によって形成された蛍光体)が使用で
きるのである。適当な接着剤を使用すれば、上記蛍光体
中の任意のものを適当な厚さで基体に付着させることが
できる。詳しく言えば、ZnCdS:Agは特に大きな
粒度を有してり、従って粉末層からの光の脱出が容易で
ある。この蛍光体からの発光は燈赤色であるため、シリ
コン半導体装置による感知に良く適している。平均X線
エネルギーが約6歌eVである計算機断層撮影装置の場
合、この蚤光体から成る厚さ0.5帆の層は20〜25
%のX線光子を吸収する。それ故、この蛍光体の場合、
かかる厚さの層を5〜6個設ければ90%以上のX線光
子を吸収するのに十分である。X線を一層良く吸収する
希士類蛍光体(たとえばLaOBr:Tm,LaOBr
:Tb,Gも○ぶ:TbまたはLa202S:Tb)を
使用する場合には、同じ総合吸収度を達成するための層
数は少なくてよく、かつ導光積層村中における損失も少
なくて済む。蛍光体としては数多くのものが利用できる
計算機断層撮影用途のための蛍光体を選択する際に使用
すべき基準としては、発光効率が高いこと、残光時間が
短いこと、および放出された光の吸収が少ないことの3
点が挙げられる。運動する体内器官の像を取扱う場合な
どのように反復走査を行う医学的断層撮影用途において
は、残光の減衰送度が特に重要である。適当な希土類元
素(原子番号58〜71の元素)やその他の賦活剤を添
加するための親結晶としては、亜鉛およびカドミウムの
硫化物、セレン化物およびテルル化物、ナトリウムおよ
びセシウムのョウ化物、カルシウムおよびカドミウムの
タングステン酸塩、オキシ臭化ランタン、並びにランタ
ンおよびガドリニウムのオキシ硫化物が挙げられる。粉
末状の蛍光体を基体に付着させ得るばかりでなく、蛍光
体の単結晶が存在すればそれを基体に付着させることも
できる。
たとえば、タリウムを添加したョウ化セシウムの単結晶
を適当な接着剤(たとえばヱポキシ樹脂)の使用によっ
て基体に付着させてもよい。別の例においては、基体に
付着した蛍光体層3が透明な母村中に適当な蛍光体を連
続的に分散させたもの(たとえばシンチレータ本体に関
する本発明の主要な実施態様に関連して一層詳しく後述
されるようなもの)から成る。
更に別の例においては、蛍光体層3が蒸着、溶融液凝固
、高圧焼結または熱間鍛造によって付着させた蛍光体か
ら成る。
かかる連続的な蛍光体層の形成方法は、ドミニク・エー
・クサノ(Dominic AC聡ano)等の米国特
許出願第853085号明細書中に記載されている。
基体5自身は対象となるスペクトル領域内の振動数を持
ったX線を吸収しない物質から成る必要がある。通例、
基体5は透明な融解石英から構成される。また、基体5
は光学的に透明であることが望ましい。とは言っても放
出された光学的波長光子の大部分は導光積層材の層4を
通って外部へ出て行くから、光学的透明性が不可欠とい
うわけではない。なお、計算機断層撮影用途における基
体5の厚さは通例20ミル(50狐)である。蛍光体付
着基体間には導光積層材の層4が存在している。通例、
かかる導光積層材はェポキシ樹脂である。導光積層材を
選択する際の主たる基準はそれが光学的に透明なことで
ある。それの選択時におけるその他の基準としては、蛍
光体と化学的に適合すること、構造的な剛性を有するこ
と、X線吸収能が小さいこと、および長時間のX線衝撃
に耐え得ることが挙げられる。導光積層材はまた、所望
ならば、少なくとも1種の波長変≠奥物質(たとえば蟹
光染料)を含んでいてもよい。
かかる波長変換物質とは、蟹光体から放出された光学的
波長光子によって刺激された場合、光電的な応答を示す
感知器によって感知し得る波長の可視波長光子を放出す
るものである。なお、導光積層材が蛍光体層に密着して
いれば、波長変換にとって特に有用かつ有効である。波
長変換過程がシンチレータ本体の内部において起こるこ
とが所望されないならば別の例に見られるごとく、波長
変換物質を含んだ外被によってシンチレー夕本体を包囲
してもよい。かかる例は第3図に示されているようなも
ので、多層構造のシンチレータ本体1(または後述のご
とく本発明による蟹光体を連続的に分散させたシンチレ
ータ本体10)が適当な波長変換物質(たとえばある種
の蟹光染料)を含んだ外被8によって包囲される。この
場合には、シンチレータ本体1内部の吸収部位6におい
てX線光子2が吸収される結果、第1の低波長を持った
多数の光子が放出される。図中には代表的な光子の進路
7が示されてる。進路7に沿って進む光子は、やがてシ
ンチレータ本体1を包囲する外被8内部の第2の吸収部
位6′に至る。かかる吸収部位6′において第1の波長
の光子は吸収され、それによって第2の波長を持った光
子が放出される。図中には代表的な光子の進路7′が示
されている。このようにすれば、光電的な応答を示す感
知器のより鋭敏なスペクトル領域にシンチレータの波長
を適合させることができる。所望ならば、段階的に適合
した数種の蟹光体の使用により数段の波長変換を行うこ
ともできる。次に、多層構造を持った典型的なシンチレ
ー夕本体の製造方法を実例として述べる。
先ず、ェポキシ樹脂30奴当り0.1夕の割合でローダ
ミンを含有するエマーソン・アンド・カミング社(Em
erson & C山ming, Inc.)製の12
6船スタィキャスト(STYCAST)ェポキシ樹脂に
等量のBaFCI:Eu蟹光体が混合される。
BaFCI:Eu蟹光体には約1(モル)%のEuが添
加されるのが通例であるけれど、最低0.1(モル)%
ないし最高5(モル)%のEuを添加することも可能で
ある。蟹光体をェポキシ樹脂中に懸濁するためには、ガ
ラスビーズの入ったガラス容器内において1筋時間にわ
たりタンプリングを行えばよい。こうして得られた懸濁
液がガードナードクターブレードの使用によって20ミ
ルの透明な融解石英製基体上に厚さ20ミルに塗布され
る。8ぴ0で1糊時間にわたる加熱によって塗膜を硬化
させた後、基体の反対側にも同じ処理が施される。
次に、同じェポキシ樹脂を接着剤として使用しながら麓
光体付着基体を40ミルの硬化ヱポキシスベーサと交互
に貼り合わせればブロック状のシンチレータ本体が得ら
れる。なお、上記のごとき別の例によれば、有機染料の
ローダミンは蟹光体中ではなくヱポキシスべ−サ中に混
合される。こうして得られたシンチレータ構造物は幾つ
かの望ましい特徴を有している。
たとえば、X線吸収度は蟹光体の層数によって制御され
る。層数は使用する蟹光体の吸収能に応じて調整される
。所望ならば、一部の基体についてはその一面のみを蟹
光体で被覆してもよい。かかる構造物のもう1つの利点
は、Csl:hのごとき単結晶蟹光体以外の蟹光体を使
用し得ることである。かかる構造物においては、光学的
出力の波長、残光時間および発光効率のごとき蟹光体の
特性をバランスさせる必要がある場合、適当な蟹光体を
選択する範囲が遥かに広い。また、ある種の蟹光体(た
とえばCsl:Na)は優れた特性を有するのみかかわ
らず、吸湿性を有するため大気環境に暴露されると水を
吸収して性能の低下を生じるという欠点が見られる。と
ころが、露出した結像スクリーンに蟹光体を付着させる
場合に比べると、蟹光体が大気に最小限しか暴露されな
い多層構造物においてはかかる欠点が著しく軽減される
。上記のようなシンチレータ本体にはまた、頑丈で剛性
の構造を有するという特徴もある。第4図に示されるよ
うな断層撮影用シンチレータ検出器列は、高圧貴ガスを
用いた電離箱型の検出器に見られるような音響雑音また
はマイクロホニック雑音ピックアップ効果を示さない。
その上、かかるシンチレータ本体は高い精度をもって製
造されるため、第4図に示されるような検出器列中にお
いて正しく整列させることができる。更にまた、蟹光体
付着基体を第5図に示されるごとくに猿斜させれば、基
体上の蟹光体層の厚さを増大させなくても吸収度を高め
ることができる。従って、所望ならば、少ない層数で同
じ吸収度を得ることもできるのである。本発明の1つの
主要な実施態様に従えば、蟹光体が透明な支持母材全体
にわたって連続的かつ一様に分散させられる。第6図は
かかるシンチレータ本体10が高エネルギーのX線光子
2によって刺激された状態を示している。この場合には
、蟹光体粒子11が透明な剛性母材12中に懸濁されて
いる。高エネルギーのX線光子2が吸収部位6で吸収さ
れて光に変換されると、そこから低エネルギーの光学的
波長光子が数多く放出される。これらの光子は共存する
蟹光体粒子11による反射や散乱を繰返して受けながら
透明な母材12中を伝達される。しかし最終的には、発
生された光学的エネルギーの大部分がシンチレータ本体
の外部に脱出して感知されるのである。第6図には代表
的な光子の進路7が示されている。第7図は第6図のシ
ンチレータ本体10の上面断面図であって、やはりシン
チレータ本体10の内部でX線光子2が吸収された様子
を示している。
透明な母材12に関する主な要求条件としては、蟹光体
から発生する波長の光を良く透過すること、蟹光体と反
応しないこと、および完全に分散させた後の蟹光体を一
定の懸濁状態に保つことが挙げられる。かかる目的のた
めには、シリコーンーポリィミド共重合体をはじめとす
る各種のプリスチックが適している。第6図に示された
実施態様の場合、蟹光体の選択は設計上の検討課題であ
って、それには吸収能、残光時間、発光効率および出力
波長のごとき因子を考慮する必要がある。
とは言え、(通例プラスチックから成る)透明な母材1
2中における蟹光体の濃度を調整すれば総合吸収度を変
化させることができる。かかる実施態様の場合、シンチ
レータ本体10は10〜20(容量)%の蟹光体を分散
させた透明な母村から成るのが通例である。蟹光体分散
構造のシンチレータ本体10の場合、所望ならば、2つ
の方法で波長変換を達成することができる。第1の実施
例においては、適当な波長変換物質(たとえば有機染料
のローダミン)を含んだ外被によってシンチレータ本体
が包囲される。かかる構成は第3図に示されている通り
であって、この図は前述の多層構造の場合ばかりでなく
後光体分散構造の場合にも等しく適用し得るのである。
第2の実施例においては、波長変換物質が透明な母材1
2と混合される。かかる蛍光体分散構造のシンチレータ
本体の製造は特に容易である。
すなわち、X線によって著しい影響を受けないような光
学的および化学的性質を有するェポキシ樹脂またはその
他の重合体と蛍光体とを十分に混合した後、得られた混
合物を硬化させればよい。なお、実際に硬化が起こらな
くても蛍光体が懸濁状態に固定されればよい。硬化を達
成するには、科学的活性化、僅かな温度上昇(キュア)
および紫外線照射をはじめとする各種の方法が使用でき
る。かかるシンチレータ本体は個別に製造することもで
きるし、あるいは予め作成された検出器列構造物中にお
いてひとまとめに製造することもできる。第8図はかか
る構造物を示すもので、それはX線をほとんど吸収しな
い低原子番号の物質(たとえばベリリウムやアルミニウ
ム)から成る前壁部材21、X線を比較的透過しない高
原子番号の物質(たとえばタングステンやタンタル)か
ら成るコリメータ部材20、床部材23および後墜部材
22から構成されている。これらの部材20,21,2
2および23によって規定された一連の容積内に上記の
懸濁液が導入される。かる構造物が十分かつ完全に満た
されるようにするため、導入時には検出器列構造物全体
が(通例は超音波振動数の下で)揺り動かされる。次に
、科学的活性化、僅かな温度上昇(キュア)、または紫
外線照射によって懸濁液が硬化させられる。その結果と
して得られる検出器列は極めて頑丈であり、しかも電離
箱型の検出器列に比べると動作時に音響雑音振動の影響
を受けることが遥かに少ない。この場合にもまた、所望
ならば波長変換物質を添加することができる。多層構造
の場合と同様、蛍光体分散構造のシンチレータ本体は頑
丈な剛性構造を有し、しかも正しく整列させるのが容易
である。
また、ある種の蛍光体において見られる吸湿性の問題も
著しく軽減される。その上、非単結晶蛍光体の使用も可
能である。更にまた、蛍光体分散構造のシンチレータ本
体は母材のフィル夕硬化の結果として起る×線スペクト
ルの変化にあまり敏感でない。以上の説明から明らかな
通り、本発明の好適な実施態様に従って製造されたシン
チレータ構造物は従来のシンチレータ構造物に比べて明
確な利点を有するわけで、特にシンチレータ本体からの
光の脱出が著しく改善されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は蛍光体が層を成して分配されている状態を示す
シンチレ−夕本体の側面断面図、第2図はやはり蛍光体
が層を成して分配されている状態を示す第1図のシンチ
レータ本体の上面断面図、第3図はシンチレータ出力の
波長を一層好都合な波長に変換するのに役立つ外被によ
って包囲されたシンチレータ本体の側面図、第4図は層
を成して分配された蛍光体を含むシンチレータ本体が断
面撮影用X線検出器の一部として配列された状態を示す
斜視図、第5図は一層高い吸収度が得られるように煩斜
させた多層構造のシンチレータ本体の側面断面図、第6
図は蛍光体が全体にわたって連続的に分散している状態
を示す本発明のシンチレータ本体の側面断面図、第7図
はやはり蛍光体が全体にわたって連続的に分散している
状態を示す第6図のシンチレータ本体の上面断面図、そ
して第8図は全体にわたって連続的に分散させた蛍光体
を含むシンチレータ本体が断面撮影用X線検出器の一部
として使用された状態を示す斜視図である。 図中、1は多層構造のシンチレータ本体、2はX線光子
、3は蛍光体、4は導光積層材、5は基体、6は吸収部
位、7は光学的波長光子の進路、8は外彼、1川ま蛍光
体分散構造のシンチレータ本体、11は蛍光体粒子、1
2は透明な母材、20はコリメータ部材、21は前壁部
材、22は後壁部材、そして23は床部材である。 孫鰍ノ 炎を之デ 雄数〆 次灸数夕 孫物夕 の珍夕 汐燐数ア 必雄姿夕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超光学的振動数の輻射線により励起されたとき光学
    的波長の検出可能な出力を増大させる蛍光体分散構造の
    シンチレータ本体を用いる、計算機断層撮影に有用な検
    出器列を製造する方法において、(A)硬化可能であつ
    て硬化後には光学的および超光学的振動数の輻射線に対
    して透明である非反応性の液状母材物質に適当な蛍光体
    の粒子を混合して懸濁液を調製し、(B)前記懸濁液の
    一部を検出器列の複数の隔室の各々の中に導入し、こゝ
    で前記検出器列は、超光学的振動数の輻射線を透過し得
    る前壁部分ならびに後壁部分を持つハウジングで構成さ
    れており、また前記隔室は、前記前壁部分に対して直角
    に伸びている、超光学的振動数の輻射線に対して不透明
    な複数の側壁部材により限定されており、そして(C)
    前記液状母材物質を硬化させて、前記母材中の前記蛍光
    体の粒子の位置を固定する各工程を有し、もつてこうし
    て得られたシンチレータ本体を前記前壁部分を通過した
    超光学的振動数の輻射線で励起することにより発生され
    る光学波長の光子の大部分が該シンチレータ本体の外部
    へ脱出して光電応答感知器で検出されるようにしたこと
    を特徴とする検出器列の製造方法。 2 前記工程Bが更に、前記懸濁液をかき混ぜて、各隔
    室内の前記懸濁液の全体にわたつて前記蛍光体の粒子を
    一様に分配させる工程を含んでいる、特許請求の範囲第
    1項に記載の製造方法。 3 前記かき混ぜが超音波振動数で行われる、特許請求
    の範囲第2項に記載の製造方法。 4 前記側壁部材タングステンまたはタンタルから成る
    、特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 5 前記蛍光体がBaFCl:Eu、7nCdS:Ag
    、ZnCdS:Ag,Ni、CsI:Tl、CsI:N
    a、CaF_2:Eu、Gd_2O_2S:Tb、La
    OBr:Dy、LaOBr:Tm、LaOBr:Tb、
    La_2O_2S:Tb,Bi_4Ge_3O_1_2
    ,ZnS,ZnSe,ZnTe,CdS,CdSe,C
    dTeおよびNaIの内の少なくとも1つの選ばれた材
    料から成る、特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 6 前記蛍光体がBaFCl:Euである、特許請求の
    範囲第5項に記載の製造方法。7 前記工程Aが更に、
    前記蛍光体の光学的出力の波長を前記光電応答感知器の
    スペクトル応答性に適合させるため、前記液状母材物質
    に少なくとも1種の波長変換物質を混合する工程を含む
    、特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 8 前記波長変換物質がローダミンである、特許請求の
    範囲第7項に記載の製造方法。 9 前記液状母材物質がエポキシ樹脂である、特許請求
    の範囲第1項に記載の製造方法。 10 前記液状母村物質がシリコーンポリイミド共重合
    体である、特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 11 前記硬化が化学的活性化により行われる、特許請
    求の範囲第1項に記載の製造方法。 12 前記硬化が紫外線の照射により行われる、特許請
    求の範囲第1項に記載の製造方法。 13 前記硬化が前記液状母材物質を硬化させるのに十
    分な温度下でのキユアによつて行われる、特許請求の範
    囲第1項に記載の製造方法。
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