JPS6029606B2 - コンクリ−ト製品の面パレツト剥離方法とその装置 - Google Patents

コンクリ−ト製品の面パレツト剥離方法とその装置

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JPS6029606B2
JPS6029606B2 JP17606882A JP17606882A JPS6029606B2 JP S6029606 B2 JPS6029606 B2 JP S6029606B2 JP 17606882 A JP17606882 A JP 17606882A JP 17606882 A JP17606882 A JP 17606882A JP S6029606 B2 JPS6029606 B2 JP S6029606B2
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JP
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pallet
surface pallet
peeling
concrete products
concrete
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JP17606882A
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JPS5967005A (ja
Inventor
泰三 北原
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Chiyoda Technical and Industrial Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Technical and Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコンクリート製品の面パレット剥離方法とそ
の装置に関し、面パレット上に載せて即時脱型し、養生
したコンクリート製品を面パレットから剥離するため、
従来のように面パレットに加熱、打撃等を加えることな
く、静かに製品を押す(引く)だけで面パレットを一端
から順次剥ぎ起すようにして全面剥離させるものである
従来の面パレット剥離方法は、面パレット下面を加熱し
て面パレットとコンクリートの膨張差によるか、又は面
パレットを打撃し、衝撃と振動により固着面を分離させ
るかの二万法しかなかった。前者はェネルギを大量に使
用する事になり、後者は騒音公害を生ずる事になる。こ
の発明によれば、面パレット上に載せて即時脱型し、養
生したコンクリート製品と面パレットのいずれか一方を
剥離時移動しないように拘束し、移動し得る他方を衝撃
なく加圧駆動して、上記製品と面パレットとの固着面の
一端から逐次剥ぎ起し、全面剥離に至らしめるのである
。従来の熱ェネルギ消費、騒音がなくなるだけでなく、
繰返し使用する面パレットの加熱による歪、打撃による
変形がなくなる。
次に図面を参照して、この発明の方法と装置を説明する
第1,2図はこの発明一実施例の剥がし前、後の説明図
である。
この実施例の剥離装置は、面パレットー上に載せて即時
脱型し、養生したコンクリート製品2をそのま)の姿勢
で面パレット剥離位置へ送り停めるコンベア3及び案内
、位置決め機構4と、その剥離位置に停めたコンクリ−
ト製品2の面パレットー片側下面の突起5に、つき出し
た掛け爪6を掛けて面パレット1片側を上昇不能にする
拘束機構7とこのコンクリート製品2の片側上部を他側
へ倒すように押すか引く加圧機構8とを備えることを特
徴とする。上記片側とは案内、位置決め機構4に接する
側の反対側である。第6図は平面図であるが、面パレッ
トー上に載ったコンクリート製品2が次々とコンベァ3
、案内、位置決め機構4(レール)により、剥離位置へ
送られて淳まる。停止機構は検出スイッチその他周知手
段によるので図、説明を略す。案内機構として、従来通
り両側にレールが通っているが、そのレールのうち、こ
の発明による剥離の際、面パレットーを後退不能にする
側のレール4が位置決め機構を兼ねている。反対側のレ
ール4aは従来通り案内作用をするだけである。無論、
剥離時、面パレット1の後退を止める位置決め機構4は
、案内レールを利用するとは限らず、剥離位置に特設し
てもよいが、案内レールを利用すれば簡便である。剥離
時、レール4に加わる水平加圧力はさほど大きくないか
ら、従来のレールに多少補強を加えた程度で足りる。コ
ンベア3は全く、従来どおりのもので、この例では一対
のチェンコンベアである。
もっとも、第4図のように電磁石9を用いる場合は、コ
ンベア3を中断するが、面パレット1と製品2は次々と
押し合って送られて来るので、コンベア3に中断部があ
っても問題ない。面パレット1下面に掛け爪6を掛ける
ため付けた突起5の形、取付位置は設計者にまかせてよ
い。
取付け方法は通常、溶接によるので、溶接部の強度が第
2図のように製品上部を押した時、面パレット1を抑え
、剥離力を生ぜしめるに充分なよう設計する。なお突起
5は横方向から掛け爪6をつき出すだけで爪がか)る構
造、取付位置でなければならないが、なるべく面パレッ
ト1を積重ねやすいように設計することが望ましい。
この面パレット1の積重ねやすさを追求すると、突起5
を付けないで面パレット1を拘束することが望ましい。
その意味で、第3図の実施例のように、剥離位置に停め
たコンクリート製品2片側の、面パレットー上緑のすぐ
上の位置に、つき出した掛け爪6の先端を押込んで面パ
レット1片側を上昇不能にする拘束機構7′を設ける事
ができる。掛け爪6の先端をコンクリート製品2の下部
側面に押付けると、製品2は反対側が案内、位置決め機
構4に当り、その後、爪6先端が製品表面に食込む。そ
の際、位置決め機構4と掛け爪6を同時作動させると時
間を短縮できる。その深さは面パレットーの板厚程度で
よい。その程度の深さにとゞめれば、製品2を蟻斜させ
て面パレットーから剥がす際、製品2表面を傷つけるこ
とが少し、。多少深くても、爪6による表面傷は製品2
の側面にできるので、製品価値を落すおそれは少し、。
特に爪6を面パレット1の角部に掛けると製品に損傷な
く剥離効果もよい。さらに、この発明方法を、上述の面
パレッー・突起5を付けたり、爪6により表面傷を作っ
たりすることなく実施する装置として、面パレット吸著
方式がある。
これは第4図に電磁石9を用いた場合の実施例を示す。
電磁石9か、これに代る真空吸着装置(図略)により、
剥離位置に停めたコンクリート製品2の両パレット1下
面の片側寄りを下から吸着、固定する。そして他の実施
例同様の加圧機構によりコンクリート製品2の片側上部
を池側へ倒すように押す。製品2下部は位置決め機構の
レール4により制止されているから、その片側端から順
次、剥離して面パレット1から離れる。いずれの実施例
でも、コンクリート製品を面/ぐレットに載せた搬送姿
勢がそのま)剥離姿勢になるが、加圧機構8により製品
2を面パレット1から剥がした後、すぐ復帰させ、製品
2を両パレットーに載せたま)搬出するか、あるいは直
ちに製品2を転回するまで押しきって、製品を横に寝か
して搬出するか、あるいは又、搬出クレーンに横押し機
能を与えるか、斜めに引上げてパレット1から剥離し、
そのま)搬出するなど自由である。
第5,6図は加圧機構8と拘束機構7の駆動源(流体圧
シリンダ)8aを共用した実施例である。拘束機構7の
掛け爪6(第7図参照)は帯状平板で、前後を各上下一
対のローラー01こより案内して製品剥離時の掛け爪6
にか)る上向力に対抗させている。
第6図(平面図)にだけ示すローフ10用軸受10aが
掛け爪6の左右動を制している。加圧機構8の脚部が掛
け爪6の後部上面と藤係合しており、その脚部を流体圧
シリンダ8aにより押し引きする。
加圧機構8の後部はコイルバネ11により後方へ引かれ
ているので、シリンダ8aを第5図実線位置から左右へ
押出すと、通常、まず掛け爪6が前進して突起5の上に
入込む。それから、加圧機構8側がバネ11を伸ばしな
がら前進し、その先端でコンクリート製品2の側面を押
し進む。これにより製品2は図の右端を軸に右方へ傾斜
して面パレットーから剥離する。全面的に剥離が終った
ら、この例では直ちにシリンダ8aを戻し、加圧機構8
、拘束機構7共に実線位置へ復帰する。面パレットーは
通常、薄い鋼板であるから、コンクリート製品底面が回
動しはじめると、掛け爪5で抑えた突起5付近以外はコ
ンクリートとの付着力により浮上り湾曲する。
しかし面パレット1外周の折上げ部が補強になっている
ため、ある程度、製品底面に付着して浮上湾曲した後、
剥離することになる。このように端から順次、剥がして
ゆくので、比較的小さな力で済むのである。以上、少数
の実施例によって説明したが、この発明の実施態様は、
その要旨を変えることなく、設計者、現場技術者の公知
技術により多様に変化、応用し得るものである。例えば
コンクリート製品の下部の側面と上部の側面が揃ってい
ない場合とか、下部の形が方形でない場合など、製品位
層決め機構に当る面だけ平面であれば、他は掛け爪、加
圧機構先端部の工夫により容易に対応できる。さらに製
品下部が円形であったとしても、位置決め機構を適宜設
計して対応できる。この発明の基本理念は、両パレット
とコンクリート製品の固着面を一端から順次、めくるよ
うに剥がしてゆくところにあり、上述の実施例はすべて
、面パレットを拘束し、コンクリート製品を回動こせて
固着面を剥がしているが、無論、その逆にしてもよ。
上記実施例を応用すれば、コンクリート製品2は重いか
ら簡単な拘束で留め、掛け爪6又は吸着装置9の方を任
意の駆動機構により旋回させるのである。掛け爪6は図
のような直線状のものより鍵形のものが、引剥がし動作
に適するであろう。それを製品搬送工程に組込めばよい
。この発明はコンクリート製品に固着した面パレットを
取はずすのに、予め、これを加熱したり打撃したりしな
くても、一端からめくるように剥がせば容易に剥離でき
る事を実証し、新しい剥離方法を提供し得た。また剥離
装置として、パレット側を拘束し、製品上部を加圧する
事により製品底面に旋回運動を生ぜしめ、面パレットと
の固着面を一端から剥ぎ起こすようにするもの三種類を
提示した。パレット面と製品底面が、一端を軸として旋
回分離すると、他端から順次、固着部が引張り被断して
剥ぎ起す形になり、さらに面パレットが分離前に湾曲す
るため、めくり剥がすような効果も加わる。
この発明により、従釆、面パレット剥離につきものであ
った打撃騒音や、加熱用ェネルギが無用になり、さらに
剥離動作が衝撃のない加圧駆動によっているため、打撃
による面パレットの変形、破損がなく、コンクリート製
品の衝撃による破損がなくなる効果も生じたのである。
図面の簡単な説明第1,2図はこの発明装置一実施例の
剥離前後の説明図、第3図は同じく他の実施例説明図、
第4図はさらに別の実施例説明図、第5,6図は第1,
2図の実施例の応用的実施例の立面及び平面図、第7図
は同じく掛け爪と突起の斜視図である。
3・・・コンベア、4・・・案内、位置決め機構(レー
ル)、7…拘束機構、8…加圧機構、9…電磁第1図第
2図 第3図 第4図 第7図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 面パレツト上に載せて即時脱型し、養生したコンク
    リート製品と面パレツトのいずれか一方を剥離時移動し
    ないように拘束し、移動し得る他方を加圧駆動して、上
    記製品と面パレツトとの固着面の一端から逐次剥ぎ起し
    、全面剥離に至らしめることを特徴とするコンクリート
    製品の面パレツト剥離方法。 2 面パレツト上に載せて即時脱型し、養生もしたコン
    クリート製品をそのまゝの姿勢で面パレツト剥離位置へ
    送り停めるコンベア及び案内、位置決め機構と、その剥
    離位置に停めたコンクリート製品の面パレツト片側下面
    の突起に、突き出した掛け爪を掛けて面パレツト片側を
    上昇不能にする拘束機構と、そのコンクリート製品の片
    側上部を他側へ倒すように押す加圧機構とを備え、上記
    片側とは上記案内、位置決め機構に接する側の反対側で
    あることを特徴とするコンクリート製品の面パレツト剥
    離装置。 3 面パレツト上に載せて即時脱型し、養生もしたコン
    クリート製品をそのまゝの姿勢で面パレツト剥離位置へ
    送り停めるコンベア及び案内、位置決め機構と、その剥
    離位置に停めたコンクリート製品片側の、面パレツト上
    縁のすぐ上の位置に、つき出した掛け爪先端を押込んで
    面パレツト片側を上昇不能にする拘束機構と、そのコン
    クリート製品の片側上部を他側へ倒すように押す加圧機
    構とを備え、上記片側とは上記案内、位置決め機構に接
    する側の反対側であることを特徴とするコンクリート製
    品の面パレツト剥離装置。 4 面パレツト上に載せて即時脱型し、養生もしたコン
    クリート製品をそのまゝの姿勢で面パレツト剥離位置へ
    送り停めるコンベア及び案内、位置決め機構と、その剥
    離位置に停めたコンクリート製品の面パレツト下面の片
    側寄りを下から吸着、固定する電磁石又は真空吸着装置
    と、そのコンクリート製品の片側上部を他側へ倒すよう
    に押す加圧機構とを備え、上記片側とは上記案内、位置
    決め機構に接する側の反対側であることを特徴とするコ
    ンクリート製品の面パレツト剥離装置。
JP17606882A 1982-10-08 1982-10-08 コンクリ−ト製品の面パレツト剥離方法とその装置 Expired JPS6029606B2 (ja)

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JPS5967005A JPS5967005A (ja) 1984-04-16
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JPH01153909U (ja) * 1988-04-04 1989-10-24
JPH02150206U (ja) * 1989-05-22 1990-12-25
JPH036904U (ja) * 1989-06-08 1991-01-23

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