JPS6029444A - クロム含有鋼の脱燐方法 - Google Patents

クロム含有鋼の脱燐方法

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JPS6029444A
JPS6029444A JP58138084A JP13808483A JPS6029444A JP S6029444 A JPS6029444 A JP S6029444A JP 58138084 A JP58138084 A JP 58138084A JP 13808483 A JP13808483 A JP 13808483A JP S6029444 A JPS6029444 A JP S6029444A
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JP
Japan
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steel
dephosphorization
molten
dephosphorizing
cac2
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JP58138084A
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室園 芳男
Noboru Matsui
昇 松井
Toshihiko Nakano
敏彦 中野
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Kubota Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クロム含有鋼、とくにCr3.0%以」−を
含む各種低合金鋼、耐熱鋼、ステンレス鋼等の脱燐方法
に関する。
鋼中の燐(P)は一般に鋼品質を損なう有害な元素であ
る。とくに、オーステナイト系ステンレス鋼では応力腐
食割れ、高温割れなどの点て、Pの含有量は可及的に低
いことが望まれる。
鋼の精錬におけるPの除去は、通常は酸化精錬期に、P
をp2o5に酸化し、これを4CaO−P2O3として
スラグ中に固定する、所謂酸化脱燐により行なうのが一
般であるが、クロム含有鋼、とくにCrを3.0%以上
含む鋼では、このような酸化脱燐を行っても、Crの優
先酸化を生じるため所要の脱燐を達成することは実施上
不可能である。この対策として、P含有量の低い原材料
を厳選するとともに、炉壁ライニングに低燐の1耐火物
を使用して溶解・精錬を行う方法がこれまで講ぜられて
きた。しかし、クロム源である原材料は、前記理由およ
び回転材としての繰返し溶解のために、低燐レベルのも
のを調達することは極めて困難となっている。また、一
般の発生鋼屑は、燐の著しい偏析を随伴するので多く配
合することはできない。
近時は、前記酸化脱燐方式に代え、 8Ca 」−2P =Ca3P2 で示される反応を利用した還元脱燐について研究が進め
られ、CaやCaC2にCaF2などを配合したフラッ
クスを脱燐剤として使用する方法が提案されてはいるが
、反応効率などに問題があり、いまだに実生産ベースで
の十分な成果をみるに到つていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、Cr 
を3.0%以上含む鋼の還元脱燐による反応効率等にす
ぐれた脱燐方法を提供する。
本発明の脱燐方法は、クロム含有溶鋼に、脱燐剤として
、カルシウムカーバイト(Ca C2) 、石灰(Ca
b)、および弗化ソーダ(NaF)もしくは水晶石(N
a aAj’F 6 )からなる混食フラックスを添加
して脱燐を行うものである。
本発明に脱燐剤として使用されるフラックスは、被処理
溶鋼量に対し、0.5〜5 foのCaC2と、0.2
〜3%のCaOと、0.1〜1%のNaFもしくはNa
5A、JF6 とからなる配合率にて構成される。
CaC2は、下式 %式% で示されるように直接脱燐反応に関与する。その反応効
率を十分なものとするために、少くとも0゜5%の添加
が必要である。」−眼を5%とするのは、それより多い
と、鋼浴温度の低下に伴い、反応の円滑な進行が妨げら
れるからである。
上記CaC2による脱燐反応を促進するためには、流動
性に富むスラグを形成することが必要であり、このため
には、CaC2とともに、造滓剤としてCab、および
滓化促進剤としてNaFもしくはNaaA/Fa の複
合使用を要する。反応に効果的なこれらの配合量は、C
aOは 0.2〜3%であり、NaFもしくはNaaA
IF6は0.1〜1%である。
すなわち、CaOは、適当な塩基度を有する適量のスラ
グの形成のために、少くとも0.2%を必要とし、かつ
迅速な滓化と、十分な流動性付与のためにNaFもしく
はNa 3AIF 6を0.1%以」二必要とするので
ある。またCaOの」1限を3%、NaFもしくはNa
 3Aj?F 6の上限を1%とするのは、 それを越
えて添加する必要がないはかりか、鋼浴温度の降下に伴
うスラグ流動性の低下により、却って反応の円滑な進行
が妨げられるからである。
本発明において、Cr3.0%以上を含む被処理溶鋼は
、好ましくはC濃度0.5〜30%、Si濃度0.5%
以下に調整される。C濃度を0.5%以上とするのは、
それより低いと、溶鋼の融点と関連して、フラックスの
投与に伴う降温のため鋼浴の十分な流動性を確保するの
が困難となるからである。また、Fe −C−P系にお
いて、脱燐反応の進行に好ましいC濃度は0.5〜3.
0%、更に好ましくは1.0〜2.0%の範囲にもとめ
られる。一方、Si濃度の上限を0,5%とするのは、
その酸化生成物5i02により、脱燐剤として投与され
るフラクス中のCaC2が消耗され、脱燐効率の低下を
きたすからである。
本発明匿おいて、被処理鋼浴に投与されたフラックスは
流動性に富むスラグを形成する。生成したスラグによる
脱燐反応は、ガスバブリング撹拌、あるいはインペラー
撹拌などの強力な撹拌作用下に、スラグと溶鋼との十分
な接触面を与えることにより効率よく進行する。例えば
、アルゴン−酸素脱炭吹精症(A(’)D炉)において
、脱炭吹錬に先立ち、フラックスを投与するとともにA
rガスの吹込みによる撹拌を行うことにより、極めて良
好な脱燐反応の完結をみる。その脱燐率は、60%前後
もしくはそれ以上に達する。
なお、脱燐処理ののちは、鋼浴中への復燐を防ぐために
、十分に除滓すべきである。
本発明の実施例として、AOD炉での18−8系ステン
レス鋼の精錬における脱燐試験結果を第1表に示す。各
チャーヂの溶鋼量は5.8〜11.0トンであり、脱燐
処理前の溶鋼のC濃度は0.5〜3.0%、Si濃度は
0.5%以下、処理前の鋼浴温度は1500〜1570
℃である。フラックスは、溶鋼量に対し、CaC20,
5−5,0%、Ca0O,2〜3%、NaF O,1−
1%である。なお、11)a燐処Bll、Ar25〜4
ONm3/分のバブリング撹拌下、約5〜8分を要して
行った。脱燐処理後、はぼ完全に排滓し、ついて常法に
より脱炭およびその後の精錬を行った。
第1表に示されるように、脱燐率は60%前後ないしそ
れ以上と高く、かつ安定しており、十分な低燐レベルに
達することがわかる。
第 1 表 本発明によれば、原材料の燐含有量が高くてもすぐれた
脱燐効果によって、十分な低燐レベルを保証することが
でき、従って原料事情、ことに回転材の燐含有量の増加
傾向に対処し得るとともに、高品質が要求される用途、
例えば原子力配管材、その他の各種装置・機器用の材質
の向上に大きく寄与するものである。
代理人 弁理士 宮崎新八部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) Crを3.0%以上含み、C濃度が0.5〜3
    .0%、Si濃度が0.5%以下に調整されたクロム含
    有溶鋼に、溶鋼量の0.5〜5%のCaC2と、0.2
    〜3%のCaOと、0.1〜1%のNaFもしくはNa
     3AIF er とからなるフラックスを添加するこ
    とを特徴とするクロム含有鋼の脱燐方法。
JP58138084A 1983-07-27 1983-07-27 クロム含有鋼の脱燐方法 Granted JPS6029444A (ja)

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JPS6029444A true JPS6029444A (ja) 1985-02-14
JPS6214210B2 JPS6214210B2 (ja) 1987-04-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008266075A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコンの精製方法

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