JPS60293B2 - 双筒高圧式空気輸送装置 - Google Patents

双筒高圧式空気輸送装置

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JPS60293B2
JPS60293B2 JP5101679A JP5101679A JPS60293B2 JP S60293 B2 JPS60293 B2 JP S60293B2 JP 5101679 A JP5101679 A JP 5101679A JP 5101679 A JP5101679 A JP 5101679A JP S60293 B2 JPS60293 B2 JP S60293B2
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JP
Japan
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tank
air
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valve
air compressor
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JP5101679A
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正和 山田
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SANKO AIR PLANT
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SANKO AIR PLANT
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、双筒のブロータンクを備えた高圧式空気輸
送装置の改良に関する。
近時この方式の空気輸送は、他の輸送手段に比べている
いるの優越点をもっていることから、漸次利用範囲が広
がりつ)ある。
この双筒のブロータンク(以下タンクと略称する。
)を備えた高圧式空気輸送装置(以下高圧空送装置と略
称する。)は1基の空気圧縮機によって稼動するのが通
例であるが、この場合、一方のタンクの輸送が終るまで
他方のタンクは休止状態にしなければならない欠点があ
る。本発明は、この欠点を補なうため、2基の空気圧縮
機を備えて、一方のタンクが輸送中のとき他方のタンク
を加圧し得るようにした)め、輸送に途絶時間を生じる
ことなく、連続的な輸送が行なわれること)なり、その
結果、装置の稼動効率を大きく改善すると)もに動力の
節減をも招来するようにしたものである。以下、図面に
よって、まず公知例を説明する。
第1図は1基の空気圧縮機を備えた従来の高圧空送装置
の一例を示す側面説明図である。この図において、空気
圧縮機2で発生した圧縮空気は空気槽3を経て給気管4
を通り、開放中の弁Aから常時開放の弁Eを通ってタン
クla下方の空気室へ進入し散気板(図示せず)上に堆
積している輸送物を流動化すると)もに、一方これも常
時開放の弁Fから進入した圧縮空気と合流して輸送物を
、開放中の弁Bを経て輸送管5によって所定位置へ圧送
する。
一方、上記作用に並行する時期に、タンクlb側では、
弁A′,B′が閉止して圧縮空気は遮断されかつ、弁〇
が開放されてタンクlb内は常圧となり、ついで弁〇が
開いて供給管6から所定量の輸送物が充填され、終って
弁C′,〇が閉じ、次のタンク加圧への移行準備が完了
する。
やがてタンクla内の輸送物を輸送し終ると、適当な検
知装置によって、弁Aが閉じ、弁A′が開き、タンクl
bへ圧縮空気が供給されて加圧が開始する。ついでタン
クla側においては、弁Bが閉じて輸送管5と絶縁する
と)もに弁Cが開いて、タンク内は常圧に戻り弁Dが開
いて供給管6から輸送物が供給され、所定量の充填が終
ると弁Dならびに弁Cが閉じて加圧への移行準備が完了
する。 ‐この間タンクlbは弁A′からの圧縮空
気の供給が続行されており、所定の圧力に達すると、弁
B′が開き、輸送を開始する。
この稼動状態の一例を、作用の行程、各々の弁の切り換
えを時間経過に合せて示したのが、第3図A,Bのダイ
ヤグラムである。
たゞしこのダイヤグラムは次のように条件を設定したも
のであり、又以後に記載する数値はこれを設計条件とし
て導き出されたものである。
1 輸送物:粉体 真比重SG:2 見掛比重BW:1 2 輸送能力GR:12.911T′日 3 タンク容積SB:2淋 充填率り:0.7 4 タンク設定圧力:5kg/のG 運転圧力:4k9火そG 最低圧力:lk9/c虎G 5 空気圧縮機吐出風量:1で/min 6 空気槽容積SA;0.3め であり、使用記号は G=輸送量。
GR=輸送能力。Gr=均し輸送量。P=タンク内圧力
。T=時間。TB=輸送所要時間。T3;実輸送時間。
とし、実線でタンクla系を、破線でタンクlb系を表
示した。
また同図Bの各弁の開放時期において、弁E,E′なら
びに弁F,F′は事前の開度調整後は常時開放のため記
載を省略した。この設定条件ならびに記号は一部の変化
を除き後述する第4図A,B、第5図A,Bにおいても
共通である。
第3図Aについて説明すると、充填粉体1.4では輸送
能力GRが12.911T′日であるので6.506m
inの実輸送時間T3で終るが、輸送に先立ってタンク
内の空横部分、空気槽、配管内等を輸送開始時の所要圧
力の5k9/c杉Gまで加圧するための時間7。
7mjnが必要であり、1回の輸送所要時間TBは14
206minとなるので、均し輸送量Grは5.913
T′日となる。
これは装置の輸送能力GRの46%程度の稼動効率にし
かならない。これは総ての機器が輸送能力GRを基準に
設備され「しかも双筒のタンクを備えた装置としては、
誠に不満足な稼動効率である。
この低効率の原因は、双筒のタンクを備えながら1基の
空気圧縮機によって運転されているためその効果が充分
に発揮されず、また空気圧縮機の吐出風量を輸送に必要
な風量にしているため、タンク加圧の時間が稼動時間に
占める割合が大きいことにある。
こ)で1基の空気圧縮機のま)で装置の稼動効率を向上
しようとすると、タンクの空債等の縮減は大きい期待は
できないので、空気圧縮機の吐出風量を増大して、タン
ク加圧に要する時間の短縮を図る以外にない。
第4図A,Bは装置の構成は変えずに吐出風量を増大し
た場合の一例を示したものである。
(説明を簡略にするために風量の変動に伴う輸送能力G
Rの変化はないものとして計算した。)こ)に均し輸送
量GRをlOT/H‘こ向上させると仮定すると、1回
の輸送所要時間TBは8.4minでなければならず、
従って加圧時間は1.89hinとなりこれを満足させ
る吐出風量は6.6で/mmとなる。
(た)、し空気圧縮機の大型化に伴い空気槽容積SAは
1.5従としたこのように大さし、吐出風量をもつ空気
圧縮機を採用することで、均し輸送量Grを輸送能力G
Rへ近ずけることは可能であり、これによって一見稼動
効率が向上したかに見えるが、これは輸送能力GRが必
要とする吐出風量を大きく上廻った能力の空気圧縮機を
使用することによってもたらされたものであり、動力的
な不経済曲ま、第3図の場合に比べて却って悪化してい
るのである。
以上が従来公知の高圧空送装置の構成と作用であるが、
装置の不経済性の最大原因は、輸送、加圧の両作用を一
基の空気圧縮機に頼っていることであり、双筒のブロー
タンクを設けながらその効果を充分に発揮できずにいる
ことにある。次に2基の空気圧縮機を備える本発明の高
圧空送装置について説明する。
第2図は、輸送用と加圧用とにそれぞれ別個の空気圧縮
機を備えた、特許請求の範囲の第1項の実施例を示す側
面説明図である。
図における輸送用空気圧縮機2aならびに加圧用圧縮機
2bはそれぞれ常時運転されている。
この状態で、タンクlaの輸送開始の時点を想定すると
、先の加圧中に開いていた弁Gが閉じるのと略同時に、
弁Aならびに弁Bが開き(弁E,Fは常時開放)輸送用
圧縮空気は、給気管4、弁Aを経て既に加圧用空気圧縮
機2Mこよって加圧を完了しているタンクla内に流入
し、内蔵する輸送物を流動化しながら、弁Bを通って輸
送管5に圧入され所定の送り先へ輸送される。他方、タ
ンクlb側においては自己の輸送が終了し、弁Aが開く
のに先だって、弁A′が閉じ、ついで弁〇が開いて内部
圧力を放出するに僅か遅れて、弁B′が閉じ、次に弁D
′が開いて供給管6から輸送物がタンクlb内に供給さ
れ所要量が充填される。
こ)に、タンクlaによる輸送が完了し、タンクlbに
輸送が切り換えられても、タンクlaは加圧の前に、減
圧し輸送物を充填する時間が必要なため、弁G,〇は暫
くは閉じたま)であり、この間、運転継続中の加圧用空
気圧縮機2bが生産する圧縮空気は、空気槽3bに蓄勢
される。
タンクlbの充填完了が検知されると、弁D′がまず閉
じて輸送物の供給を遮断し、同時に弁C′が閉じ、弁○
′が開く、その結果、空気槽3bに蓄勢されていた圧縮
空気ならびに加圧用空気圧縮機2bによって継続生産さ
れる圧縮空気は、加圧管7、弁G′を通ってタンクlb
内に進入し、輸送物を流動化しながら所定の圧力まで加
圧する。
時間の経過によって、タンクlaの輸送が終了しタンク
lbに輸送が切り換えられる時点では、タンクlbは既
に所定圧力まで加圧されており、タンクの切り換えによ
る輸送中断は、管路の切り換えに要する僅かの時間にす
ぎない。
第2図に対応するダイヤグラムは第5図A,Bである。
この図で分明なように、実輸送時間T3は6min強と
変らないが輸送所要時間TBは7.706minと大き
く短縮され、均し輸送量Grは約10.91/日となっ
て輸送能力GRとの差は大きく縮まり、84%強の稼動
効率を示すのである。然して2基の空気圧縮機2a,2
bの能力は輸送用2aは、第1図の場合の圧縮機能力の
1で′minの吐出風量のものであり(空気槽容量は0
.3れ)加圧用の圧縮機2bは、1基のタンクの輸送中
すなわち6.506mhから輸送粉体1.4Tの供給所
要時間を差引し、た時間内に他の1基のタンクを所要圧
力まで加圧すればよい(実際にはその間空気槽に貯溜す
るので粉体供給時間は無視される)ので、0.85で/
miM屋度の吐出風量をもつ空気圧縮機であればよい。
(このとき空 槽容量は1.5あとする)これを前二者
比較して見ると、 第1図のケースにおいては、 1時間当りの均し輸送量:5.913T/日このときの
空気圧縮機能力:1で′min第4図のケースにおいて
は、 1時間当りの均し輸送量::lOT/H このときの空気圧縮機能力:6.6れ′min本発明第
1項の実施例においては、1時間当りの均し輸送量:1
0.9T/日このときの空気圧縮機能力は1十0.85
で/minとなり、各々の輸送量と吐出風量の比は1/
5.913=0.,169 6・6/10=。
・6Eiミ1.85/10.9=0.170 となり、第1図のケースに4・容量の加圧用空気圧縮機
を備えることによって装置の稼動効率は略倍増する。
以上の説明で分明なように本発明は、双筒のブロータン
クを備えた高圧式空気輸送装置において1基の空気圧縮
機で稼動する従来公知の装置に比べ、その稼動効率が飛
躍的に改善されて、大きい工業的効果をもたらすもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来公知の双筒のブロータンクを備えた高圧
式空気輸送装置の側面説明図であり、第2図は上記装置
に、輸送用と加圧用の用途別に2基の空気圧縮機を設け
た本発明の実施例を示す側面説明図であり、第3図は第
1図に示す装置の作用を説明するダイヤグラムであり、
第4図は大型の空気圧縮機を備えてタンクの加圧時間の
短縮を図った装置の、また第5図は第2図に対応した実
施例のダイヤグラムであって、それぞれのAは時間の経
過に伴う’圧力の変化と輸送、加圧に関するものを、又
Bは各々の弁の作動時期を示したものであり、また実線
はタンクla側を、破線はタンクlb側を表示している
。 la,b・・・・・・フロータンク、2…・・・・・・
空気圧縮機、2a…・・・輸送用空気圧縮機、2b・…
・・加圧用圧縮機「 3,3a,b・・・・・・空気槽
、4・・・・・・給気管、5・・…・輸送管、6……供
給管、7……加圧管、AおよびA・・・・・・G,G…
・・・自動弁(たゞしE,E′および1ご,F′は手動
調整弁)。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 双筒のブロータンクを交互に切り換えて粉粒体を輸
    送する高圧式空気輸送装置において、2基の空気圧縮機
    を輸送用とブロータンク加圧用とにそれぞれ専用するよ
    うに備えて、一方のブロータンクが輸送用の空気圧縮機
    によって輸送している間に、これに並行して、他方のブ
    ロータンクは輸送物を充填したあとに加圧用空気圧縮機
    で加圧し、一方のブロータンクによる輸送が終れば、そ
    れぞれの空気圧縮機の接続管路を切り換えて、他方のブ
    ロータンクによる輸送を開始するごとく、これを交互に
    繰り返して連続的に輸送することを特長とする双筒高圧
    式空気輸送装置。
JP5101679A 1979-04-24 1979-04-24 双筒高圧式空気輸送装置 Expired JPS60293B2 (ja)

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JPS55145929A JPS55145929A (en) 1980-11-13
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US5364208A (en) * 1988-09-19 1994-11-15 Mori-Gumi Co., Ltd. Method of transferring objects with compressed air
JP2880338B2 (ja) * 1991-10-25 1999-04-05 株式会社森組 圧搾気体による被移送物の圧送方式
JP4923310B2 (ja) * 2006-06-28 2012-04-25 学校法人日本大学 歯ブラシ

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