JPS6029380B2 - N,n′−カルボニル−ビスアミノ酸エステルの製造法 - Google Patents
N,n′−カルボニル−ビスアミノ酸エステルの製造法Info
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- JPS6029380B2 JPS6029380B2 JP8270277A JP8270277A JPS6029380B2 JP S6029380 B2 JPS6029380 B2 JP S6029380B2 JP 8270277 A JP8270277 A JP 8270277A JP 8270277 A JP8270277 A JP 8270277A JP S6029380 B2 JPS6029380 B2 JP S6029380B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えばガスクロマトグラフィ一によるラセミ化
合物の分割用固定相として有用なN・N′ーカルボニル
ービスアミノ酸ェステルの新規製造法に関する。
合物の分割用固定相として有用なN・N′ーカルボニル
ービスアミノ酸ェステルの新規製造法に関する。
従来、アミノ酸ェステルを出発原料とするN・N′ーカ
ルボニルービスアミノ酸ェステルの合成は直接ホスゲン
化する方法が知られている(chem.Ber.、32
、440(1901))この従来法では目的物の収率が
低く、例えばグリシンェチルェステルとホスゲンとの反
応では実質的に34%程度の収率で目的とするN・N′
ーカルボニルービスグリシンェチルを得ているにすぎず
、下記反応式に示すように、副生する塩化水素のため、
目的物以外にグリシンェチルヱステル塩酸塩が生成し、
そのため原料グリシンェチルェステルの半分しか目的物
の合成に利用できない欠点があり、更に又猛毒なホスゲ
ンを副原料として使用することからも、工業的には全く
不適当な方法である。
ルボニルービスアミノ酸ェステルの合成は直接ホスゲン
化する方法が知られている(chem.Ber.、32
、440(1901))この従来法では目的物の収率が
低く、例えばグリシンェチルェステルとホスゲンとの反
応では実質的に34%程度の収率で目的とするN・N′
ーカルボニルービスグリシンェチルを得ているにすぎず
、下記反応式に示すように、副生する塩化水素のため、
目的物以外にグリシンェチルヱステル塩酸塩が生成し、
そのため原料グリシンェチルェステルの半分しか目的物
の合成に利用できない欠点があり、更に又猛毒なホスゲ
ンを副原料として使用することからも、工業的には全く
不適当な方法である。
本発明者は工業的に有利なN・N′−力ルボニルービス
アミノ酸ェステルの製造法について鋭意検討した結果、
セレン、三級アミンの共存下にアミノ酸ェステルと一酸
化炭素とを反応させ、次いで反応生成物を酸素又は酸素
含有ガスと接触させることにより、目的とするN・N′
ーカルボニルービスーアミノ酸ェステルを90%以上の
高収率で製造取得し得ることを見出し、本発明を完成し
た。
アミノ酸ェステルの製造法について鋭意検討した結果、
セレン、三級アミンの共存下にアミノ酸ェステルと一酸
化炭素とを反応させ、次いで反応生成物を酸素又は酸素
含有ガスと接触させることにより、目的とするN・N′
ーカルボニルービスーアミノ酸ェステルを90%以上の
高収率で製造取得し得ることを見出し、本発明を完成し
た。
この反応の過程は以下に示すように、先ず三級アミンの
存在下、セレン、一酸化炭素、アミノ酸ェステルが反応
してセレノールカルバミン酸の三級アミン塩(1)を形
成し、更にもう一分子のアミノ酸ェステルのアミノ基が
カルボニル基の炭素を求核攻撃して別の形の塩(0)を
生成する。
存在下、セレン、一酸化炭素、アミノ酸ェステルが反応
してセレノールカルバミン酸の三級アミン塩(1)を形
成し、更にもう一分子のアミノ酸ェステルのアミノ基が
カルボニル基の炭素を求核攻撃して別の形の塩(0)を
生成する。
このものはN・N′−カルボニルービスアミノ酸ェステ
ル(m)とセレン化水素の三級アミン塩(N)となり、
酸素と反応させると、セレンが析出し、三級アミン、水
を生成し、N・N′ーカルボニルービスアミノ酸ェステ
ル(m)は遊離した形で効率よく取得できるものと考え
られる。又、本反応は必ずしも理論量のセレンの存在下
に行う必要はなく、触媒量のセレンを存在させた場合で
も効率よく行われる。この触媒反応では酸素の導入によ
り析出したセレンがさらに過剰のアミ/酸ェステル、一
酸化炭素と反応して次次と目的とするN・N′ーカルボ
ニルピスーアミノ酸ェステル(m)が生成するものと考
えられる。本発明に於て使用されるアミノ酸ェステルと
しては、ひ−アミ/酸、8ーアミノ酸、の−アミ/酸等
の各種アミノ酸の炭素数1乃至22のアルキルェステル
又はペンジルエステルのようなアラルキルェステル又は
それらの酸付加塩が使用され、そのアミノ酸成分として
例えばグリシン、アラニン、8ーアラニン、バリン、ロ
イシン、システイン、メチオニン、スレオニン、チロシ
ン、セリン、フエニルグリシン、フエニルアラニン、ト
リプトフアン、プロリン、yーアミノ酸酸、6−アミノ
カプロン酸等の中性アミノ酸が好適である。
ル(m)とセレン化水素の三級アミン塩(N)となり、
酸素と反応させると、セレンが析出し、三級アミン、水
を生成し、N・N′ーカルボニルービスアミノ酸ェステ
ル(m)は遊離した形で効率よく取得できるものと考え
られる。又、本反応は必ずしも理論量のセレンの存在下
に行う必要はなく、触媒量のセレンを存在させた場合で
も効率よく行われる。この触媒反応では酸素の導入によ
り析出したセレンがさらに過剰のアミ/酸ェステル、一
酸化炭素と反応して次次と目的とするN・N′ーカルボ
ニルピスーアミノ酸ェステル(m)が生成するものと考
えられる。本発明に於て使用されるアミノ酸ェステルと
しては、ひ−アミ/酸、8ーアミノ酸、の−アミ/酸等
の各種アミノ酸の炭素数1乃至22のアルキルェステル
又はペンジルエステルのようなアラルキルェステル又は
それらの酸付加塩が使用され、そのアミノ酸成分として
例えばグリシン、アラニン、8ーアラニン、バリン、ロ
イシン、システイン、メチオニン、スレオニン、チロシ
ン、セリン、フエニルグリシン、フエニルアラニン、ト
リプトフアン、プロリン、yーアミノ酸酸、6−アミノ
カプロン酸等の中性アミノ酸が好適である。
その他、アスパラギン酸、グルタミン酸等の酸性アミノ
酸のは・のージェステルも同様に使用することができる
し、リジン、オルニチン、Q・y−ジアミノ酪酸等の塩
基性アミノ酸にあっては、そのNのーアシル体、Nのー
カルボベンゾキシ体等のNの−置換体のェステルであっ
てもよい。セレンとしては、金属状セレン及び無定形セ
レンのいずれでもよく、その使用量は通常アミノ酸ェス
テル1モル当り、0.1乃至0.6モル程度であればよ
い。又、三級アミンの使用量はアミノ酸ェステル1モル
当り0.1モル乃至0.6モル程度で十分である。三級
アミンとしては例えば、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリ
アリルアミン、トリオクチルアミン、トリフエニルアミ
ン、トリベンジルアミン、ピリジン、N−メチルピロリ
ジン等が挙げられる。本発明の方法は通常、不活性な有
機溶媒中で行われる。適当な有機溶媒としてジオキサン
、テトラヒドロフラン等のエーテル類、クロロホルム、
塩化メチレン、1・2ージクロルェタン等のハロゲン化
脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルェン、キシレン等の炭
化水素、N・N−ジメチルホルムアミド、N・N−ジメ
チルスルホキシド等が挙げられる。アミノ酸ェステル、
セレン及び三級アミンを上記有機溶媒中に懸濁し、これ
に一酸化炭素を導入すると、反応が進行するにつれてセ
レンが徐々に溶解し、均一な反応液となる。本反応は0
00〜5000程度で行われるが、通常常温、常圧下で
円滑に進行し、1〜3時間で反応が完結する。勿論、必
要に応じて加圧下に行ってもよい。淡黄色の均一反応液
が調製されたならば、引き続き酸素又は酸素含有ガス(
例えば空気)を導適すると、セレンが析出する。この場
合、反応条件下で酸素を発生し得る化合物、例えば過酸
化水素を添加してもよい。析出したセレンを炉別し、炉
液より溶媒を溜去して目的とするN・N′−カルボニル
ービスアミ/酸ェステルの粗結晶が得られ、必要に応じ
て適当な有機溶媒、例えばベンゼンーメタノール混合溶
媒より再結晶して精製品とすることができる。本発明の
方法は極めて効率的であり、N・N′ーカルボニルービ
スアミノ酸ェステルを90%以上略々定着的に取得する
ことができる。
酸のは・のージェステルも同様に使用することができる
し、リジン、オルニチン、Q・y−ジアミノ酪酸等の塩
基性アミノ酸にあっては、そのNのーアシル体、Nのー
カルボベンゾキシ体等のNの−置換体のェステルであっ
てもよい。セレンとしては、金属状セレン及び無定形セ
レンのいずれでもよく、その使用量は通常アミノ酸ェス
テル1モル当り、0.1乃至0.6モル程度であればよ
い。又、三級アミンの使用量はアミノ酸ェステル1モル
当り0.1モル乃至0.6モル程度で十分である。三級
アミンとしては例えば、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリ
アリルアミン、トリオクチルアミン、トリフエニルアミ
ン、トリベンジルアミン、ピリジン、N−メチルピロリ
ジン等が挙げられる。本発明の方法は通常、不活性な有
機溶媒中で行われる。適当な有機溶媒としてジオキサン
、テトラヒドロフラン等のエーテル類、クロロホルム、
塩化メチレン、1・2ージクロルェタン等のハロゲン化
脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルェン、キシレン等の炭
化水素、N・N−ジメチルホルムアミド、N・N−ジメ
チルスルホキシド等が挙げられる。アミノ酸ェステル、
セレン及び三級アミンを上記有機溶媒中に懸濁し、これ
に一酸化炭素を導入すると、反応が進行するにつれてセ
レンが徐々に溶解し、均一な反応液となる。本反応は0
00〜5000程度で行われるが、通常常温、常圧下で
円滑に進行し、1〜3時間で反応が完結する。勿論、必
要に応じて加圧下に行ってもよい。淡黄色の均一反応液
が調製されたならば、引き続き酸素又は酸素含有ガス(
例えば空気)を導適すると、セレンが析出する。この場
合、反応条件下で酸素を発生し得る化合物、例えば過酸
化水素を添加してもよい。析出したセレンを炉別し、炉
液より溶媒を溜去して目的とするN・N′−カルボニル
ービスアミ/酸ェステルの粗結晶が得られ、必要に応じ
て適当な有機溶媒、例えばベンゼンーメタノール混合溶
媒より再結晶して精製品とすることができる。本発明の
方法は極めて効率的であり、N・N′ーカルボニルービ
スアミノ酸ェステルを90%以上略々定着的に取得する
ことができる。
又、セレンも略々完全に回収され、そのま)再度使用す
ることができる。以下、実施例により具体的に説明する
。実施例 1 グリシンエチルエステル1.03夕(10ミリモル)、
セレン0.4夕(5ミリモル)及びトリェチルアミン5
泌を精製テトラヒドロフラン40の上に加え、これに渡
梓下、一酸化炭素を60の【/分の速度で導入した。
ることができる。以下、実施例により具体的に説明する
。実施例 1 グリシンエチルエステル1.03夕(10ミリモル)、
セレン0.4夕(5ミリモル)及びトリェチルアミン5
泌を精製テトラヒドロフラン40の上に加え、これに渡
梓下、一酸化炭素を60の【/分の速度で導入した。
室温で1時間鷹拝を続けるとセレンの溶解がみられ、こ
げ茶色の均一溶液となった。更に3雌ご後には淡黄色の
均一溶液となり、酸素を15の‘/分の速度で3粉ご間
導通した。析出したセレンを炉別し、クロロホルムで洗
膝した。溶媒を溜去して白色固体を得、ベンゼンーメタ
ノール混合溶媒より再結晶してN・N′ーカルボニルー
ビスグリシンェチルェステルの無色針状結晶を1.19
6タ得た。収率98%、融点147〜1巡℃。元素分析
値CHN%計算値(C9日,6QN2として)46.5
46.9412.06分析値 46
.617.1212.121Rスペクトル 162ん
1746弧‐1(KBr)Nねssスペクトルm/e
232(P)、187(P−OEt)、186(P−E
tOH)、159(P−COOEt)NMRスペクトル
61.20(t 母H)、3.75(d4H)、4.
06(q 岬)、6.50(t 班)実施例 2実施例
1に於てグリシンヱチルェステルの代りにアラニン、バ
リン、ロイシンT−/メチオニン、フエニルグリシン、
フヱニルアラニン、チロシン夫々のエチルェステル及び
フェニルグリシンメチルェステルを10ミリモル使用し
た外は全く同一条件下で行った。
げ茶色の均一溶液となった。更に3雌ご後には淡黄色の
均一溶液となり、酸素を15の‘/分の速度で3粉ご間
導通した。析出したセレンを炉別し、クロロホルムで洗
膝した。溶媒を溜去して白色固体を得、ベンゼンーメタ
ノール混合溶媒より再結晶してN・N′ーカルボニルー
ビスグリシンェチルェステルの無色針状結晶を1.19
6タ得た。収率98%、融点147〜1巡℃。元素分析
値CHN%計算値(C9日,6QN2として)46.5
46.9412.06分析値 46
.617.1212.121Rスペクトル 162ん
1746弧‐1(KBr)Nねssスペクトルm/e
232(P)、187(P−OEt)、186(P−E
tOH)、159(P−COOEt)NMRスペクトル
61.20(t 母H)、3.75(d4H)、4.
06(q 岬)、6.50(t 班)実施例 2実施例
1に於てグリシンヱチルェステルの代りにアラニン、バ
リン、ロイシンT−/メチオニン、フエニルグリシン、
フヱニルアラニン、チロシン夫々のエチルェステル及び
フェニルグリシンメチルェステルを10ミリモル使用し
た外は全く同一条件下で行った。
その結果は下表に示した通りで、対応するN・N′山カ
ルボニルービスアミ/酸ェステルを高収率で得た。実施
例 3 グリシンエチルヱステル1.03夕(10ミリモル)、
セレン0.16夕(2ミリモル)及びトリヱチルアミン
1泌を精製テトラヒドロフラン40の【中で一酸化炭素
を60叫/分の速度でふきこみながら縄辞する。
ルボニルービスアミ/酸ェステルを高収率で得た。実施
例 3 グリシンエチルヱステル1.03夕(10ミリモル)、
セレン0.16夕(2ミリモル)及びトリヱチルアミン
1泌を精製テトラヒドロフラン40の【中で一酸化炭素
を60叫/分の速度でふきこみながら縄辞する。
1時間でセレンは熔解し、淡黄色均一溶液となる。
一酸化炭素を10の‘/分の速度で少量流しながら、注
射器で酸素を10の‘づつ加えていく。その時溶液は、
淡黄色から濃黄色に変化し、5〜1び分間一酸化炭素と
反応させておくと、再び淡黄色に変わる。60のとの酸
素を加え終ったとき(酸素を加えはじめてから2時間後
)、黒緑色溶液となりセレンが析出してくる。
射器で酸素を10の‘づつ加えていく。その時溶液は、
淡黄色から濃黄色に変化し、5〜1び分間一酸化炭素と
反応させておくと、再び淡黄色に変わる。60のとの酸
素を加え終ったとき(酸素を加えはじめてから2時間後
)、黒緑色溶液となりセレンが析出してくる。
更に酸素のみを15の‘/分の速度で1時間導通して反
応を完結させる。クロロホルムで沈澱物を洗絶しながら
炉過し、炉液を濃縮してN・N′−カルボニルビスグリ
シンェチルェステル1.039夕を得た。収率90%。
実施例 4実施例3に於てアラニンェチルェステル10
ミリモル及びトリェチルアミン5の‘を用いた外は同様
な反応操作を行なった。
応を完結させる。クロロホルムで沈澱物を洗絶しながら
炉過し、炉液を濃縮してN・N′−カルボニルビスグリ
シンェチルェステル1.039夕を得た。収率90%。
実施例 4実施例3に於てアラニンェチルェステル10
ミリモル及びトリェチルアミン5の‘を用いた外は同様
な反応操作を行なった。
酸素70の‘/2時間加えたところでセレンが析出した
。以下同様の操作を行ない、N・N′ーカルボニルビス
アラエンエチルェステルを1.166タ得た。収率90
%。又、フェニルグリシンメチルエステル10ミリモル
又はフエニルアラニンエチルェステル10ミリモルを用
いて同様な反応操作を行なった。その結果、N・N′ー
カルボニルービスフェニルグリシンメチルェステル1.
742夕(収率班%)、N・N′ーカルボニルービスフ
エニルアラニソエチルヱステル2.042夕(収率99
%)を得た。実施例 5 実施例3に於てフェニルグリシンェチルェステル10ミ
リモル及びトリェチルアミン5の【を用いた外は同様の
反応操作を行なった。
。以下同様の操作を行ない、N・N′ーカルボニルビス
アラエンエチルェステルを1.166タ得た。収率90
%。又、フェニルグリシンメチルエステル10ミリモル
又はフエニルアラニンエチルェステル10ミリモルを用
いて同様な反応操作を行なった。その結果、N・N′ー
カルボニルービスフェニルグリシンメチルェステル1.
742夕(収率班%)、N・N′ーカルボニルービスフ
エニルアラニソエチルヱステル2.042夕(収率99
%)を得た。実施例 5 実施例3に於てフェニルグリシンェチルェステル10ミ
リモル及びトリェチルアミン5の【を用いた外は同様の
反応操作を行なった。
反応終了後、炉過の段階でメタノールにて生成物をとか
し、セレンを炉別した。N・N′ーカルボニルービスフ
エニルグリシンェチルェステル1.848夕を得た。収
率96%。実施例 6 実施例3に於てバリンェチルェステル10ミリモル及び
トリェチルアミン3泌を用いた外は同様な反応操作を繰
返した。
し、セレンを炉別した。N・N′ーカルボニルービスフ
エニルグリシンェチルェステル1.848夕を得た。収
率96%。実施例 6 実施例3に於てバリンェチルェステル10ミリモル及び
トリェチルアミン3泌を用いた外は同様な反応操作を繰
返した。
酸素70の‘/2時間加えたとき、セレンが析出し始め
た。以下、同様な操作によりN・N′−カルボニルービ
スバリンエチルエステル1.436夕を得た。収率91
%。実施例 7 実施例3に於てメチオニンェチルェステル10ミリモル
及びトリェチルアミン5のZを用いた外は同様の反応を
繰返した。
た。以下、同様な操作によりN・N′−カルボニルービ
スバリンエチルエステル1.436夕を得た。収率91
%。実施例 7 実施例3に於てメチオニンェチルェステル10ミリモル
及びトリェチルアミン5のZを用いた外は同様の反応を
繰返した。
0.即時間でセレンは溶解し、淡黄色均一溶液となった
。
。
Claims (1)
- 1 セレンと三級アミンの共存下にアミノ酸エステルと
一酸化炭素とを反応させしめ、該反応生成物を酸素又は
酸素含有ガスと接触させることを特徴とするN・N′−
カルボニル−ビスアミノ酸エステルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8270277A JPS6029380B2 (ja) | 1977-07-11 | 1977-07-11 | N,n′−カルボニル−ビスアミノ酸エステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8270277A JPS6029380B2 (ja) | 1977-07-11 | 1977-07-11 | N,n′−カルボニル−ビスアミノ酸エステルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5419917A JPS5419917A (en) | 1979-02-15 |
JPS6029380B2 true JPS6029380B2 (ja) | 1985-07-10 |
Family
ID=13781722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8270277A Expired JPS6029380B2 (ja) | 1977-07-11 | 1977-07-11 | N,n′−カルボニル−ビスアミノ酸エステルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029380B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6106054B2 (ja) * | 2013-09-12 | 2017-03-29 | 四国化成工業株式会社 | テトラキス(カルボキシアルキル)グリコールウリル類とその利用 |
-
1977
- 1977-07-11 JP JP8270277A patent/JPS6029380B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5419917A (en) | 1979-02-15 |
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