JPS6028939Y2 - 膨張弁機能を有する接続バルブ - Google Patents
膨張弁機能を有する接続バルブInfo
- Publication number
- JPS6028939Y2 JPS6028939Y2 JP5066280U JP5066280U JPS6028939Y2 JP S6028939 Y2 JPS6028939 Y2 JP S6028939Y2 JP 5066280 U JP5066280 U JP 5066280U JP 5066280 U JP5066280 U JP 5066280U JP S6028939 Y2 JPS6028939 Y2 JP S6028939Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- connection
- refrigerant
- communication port
- Prior art date
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- Expired
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- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスプリット形空気調和機の室外ユニットと室
内ユニットとの配管接続部に使用される膨張弁機能を有
る接続バルブに関する。
内ユニットとの配管接続部に使用される膨張弁機能を有
る接続バルブに関する。
スプリット形空気調和機においては、室外ユニットと室
内ユニットとを接続する配管に接続バルブ(パックドバ
ルブ)が設けられているが、この接続バルブは配管相互
を接続する専用のバルブである。
内ユニットとを接続する配管に接続バルブ(パックドバ
ルブ)が設けられているが、この接続バルブは配管相互
を接続する専用のバルブである。
また、この接続バルブと室外ユニットトノ間には冷媒流
量を制御するための膨張弁が設けられている。
量を制御するための膨張弁が設けられている。
したがて、室外ユニットと室内ユニットとの間に接続バ
ルブと膨張弁との2部品を並設する必要があり、室外ユ
ニットに取付スペースを必要とするとともにコストアッ
プの原因ともなっている。
ルブと膨張弁との2部品を並設する必要があり、室外ユ
ニットに取付スペースを必要とするとともにコストアッ
プの原因ともなっている。
この考案は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、バルブ本体に膨張弁機能を持たせる
ことにより、膨張弁と接続バルブとを一体に構成するこ
とができ、部品点数の減少と組立の容易化によりコスト
ダウンを図ることができる膨張弁機能を有する接続バル
ブを提供しようとするものである。
的とするところは、バルブ本体に膨張弁機能を持たせる
ことにより、膨張弁と接続バルブとを一体に構成するこ
とができ、部品点数の減少と組立の容易化によりコスト
ダウンを図ることができる膨張弁機能を有する接続バル
ブを提供しようとするものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとすいて説明
する。
する。
第1図はスプリット形空気調和機の冷凍サイクルを示す
もので、1は圧縮機、2は室外熱交換器、3は後述する
膨張弁機能を有する接続バルブ、4は室内熱交換器、5
は上記接続バルブ3と接続する感温筒で、圧縮機1の吸
入側の冷媒温度を感知するようになっている。
もので、1は圧縮機、2は室外熱交換器、3は後述する
膨張弁機能を有する接続バルブ、4は室内熱交換器、5
は上記接続バルブ3と接続する感温筒で、圧縮機1の吸
入側の冷媒温度を感知するようになっている。
つぎに、膨張弁機能を有する接続バルブ3について説明
すると、第2図で示すように構成されている。
すると、第2図で示すように構成されている。
すなわち、6は円筒状のバルブ本体である。
バルブ本体6の一端には上記感温筒5と接続するベロー
スフが設けられている。
スフが設けられている。
さらにバルブ本体6の内部には大径孔8と小径孔9とか
らなる連通口10が設けられ、この大径孔8と小径孔9
との段部には第1の弁座11と第2の弁座12が形成さ
れている。
らなる連通口10が設けられ、この大径孔8と小径孔9
との段部には第1の弁座11と第2の弁座12が形成さ
れている。
そして、上記大径孔8の中途部はバルブ本体6の側壁か
ら突出する冷媒出口13と連通し、小径孔9の先端は同
じくバルブ本体6の側壁から突出する冷媒人口14に連
通している。
ら突出する冷媒出口13と連通し、小径孔9の先端は同
じくバルブ本体6の側壁から突出する冷媒人口14に連
通している。
したがって、冷媒人口14から流入する冷媒は小径孔9
によって減圧されたのち大径孔8を介して冷媒出口13
から吐出するようになっている。
によって減圧されたのち大径孔8を介して冷媒出口13
から吐出するようになっている。
また、上記連通口10の大径孔8の内周面にはねじ部1
5が刻設され、このねじ部15にはその端部から閉鎖用
弁体16が進退自在に螺挿されている。
5が刻設され、このねじ部15にはその端部から閉鎖用
弁体16が進退自在に螺挿されている。
そして、この閉鎖用弁体16の先端面16aは上記第1
の弁座11に対して接離自在で、当接によって連通口1
0を閉鎖できるようになっている。
の弁座11に対して接離自在で、当接によって連通口1
0を閉鎖できるようになっている。
らに、この閉鎖用弁体16にはその軸方向に貫通口17
が穿設され、この貫通口17の内周面にはねじ部18が
刻設されている。
が穿設され、この貫通口17の内周面にはねじ部18が
刻設されている。
そして、このねじ部18には圧力調節子19が進退自在
に螺挿れている。
に螺挿れている。
さらに、この圧力調節子19の先端にはスプリング20
を介してニードル弁21が設けられている。
を介してニードル弁21が設けられている。
このニードル弁21はスプリング20によって上記閉鎖
用弁体16の先端面16aよりΔ1wILの間隔を保っ
て先端側へ突出しており、上記第2の弁座12に対向し
ている。
用弁体16の先端面16aよりΔ1wILの間隔を保っ
て先端側へ突出しており、上記第2の弁座12に対向し
ている。
さらに、このニードル弁21は上記ベローズ7と連結杆
22.22によって連結され、ベローズ7によってニー
ドル弁21は進退し、第2の弁座12とのギャップを可
変するようになっている。
22.22によって連結され、ベローズ7によってニー
ドル弁21は進退し、第2の弁座12とのギャップを可
変するようになっている。
また、上記閉鎖用弁体16および圧力調節子19にはそ
れぞれOリング23.23が装着され、冷媒リークを防
止しいるとともに、それぞれの端面にはこれらを工具等
によって回転させながら進退させるための係合部24.
25が設けられている。
れぞれOリング23.23が装着され、冷媒リークを防
止しいるとともに、それぞれの端面にはこれらを工具等
によって回転させながら進退させるための係合部24.
25が設けられている。
なお、26は閉鎖用弁体16の抜出を防止するストッパ
、27はキャップである。
、27はキャップである。
さらに、このように構成された接続バルブは、そのバル
ブ本体6の側壁に室外ユニット等への取付部28が突設
されている。
ブ本体6の側壁に室外ユニット等への取付部28が突設
されている。
しかして、膨張弁機能を有する接続バルブ3を室外ユニ
ットに固定した状態で、空気調和機の出荷時においては
、閉鎖用弁体16の係合部24に工具等を係合して回転
させる。
ットに固定した状態で、空気調和機の出荷時においては
、閉鎖用弁体16の係合部24に工具等を係合して回転
させる。
そして、閉鎖用弁体16を前進させて、その先端面16
aを第1の弁座11に当接させて連通口10を閉鎖する
、このとき、閉鎖用弁体16の先端面16aとニードル
弁21との間には間隔Δlrrrmがあるためスプリン
グ20のバネ定数は初期条件を満足できる。
aを第1の弁座11に当接させて連通口10を閉鎖する
、このとき、閉鎖用弁体16の先端面16aとニードル
弁21との間には間隔Δlrrrmがあるためスプリン
グ20のバネ定数は初期条件を満足できる。
つぎに、空気調和機を据付けたのちは、閉鎖用弁体16
を回転させ、その先端面16aを第1の弁座11から離
間させることにより、連通口10が開放し、冷媒人口1
4と冷媒出口13とが連通口10を介して連通ずる。
を回転させ、その先端面16aを第1の弁座11から離
間させることにより、連通口10が開放し、冷媒人口1
4と冷媒出口13とが連通口10を介して連通ずる。
しかして、室外熱交換器2から出た冷媒は接続バルブ3
の冷媒人口14→連通ロ10→冷媒出口13の順に流れ
て減圧されたのち室内熱交換器4に送り込まれる。
の冷媒人口14→連通ロ10→冷媒出口13の順に流れ
て減圧されたのち室内熱交換器4に送り込まれる。
このとき、圧縮機1へ戻る冷媒の温度は感温筒5によっ
て感知され、その温度に応じてベローズ7が往復動する
。
て感知され、その温度に応じてベローズ7が往復動する
。
したがって、このベローズ7と連結杆22.22を介し
て連動するニードル弁21は第2の弁座12に対して進
退し、連通口10を流れる冷媒流量を制御することにな
る。
て連動するニードル弁21は第2の弁座12に対して進
退し、連通口10を流れる冷媒流量を制御することにな
る。
また、ニードル弁21はスプリング20を介して圧力調
節子19によって支承されているため、この圧力調節子
19を進退調節することにより、任意の圧力に調整でき
る。
節子19によって支承されているため、この圧力調節子
19を進退調節することにより、任意の圧力に調整でき
る。
なお、冷媒人口14と冷媒出口13との間に連通口10
をバイパスするブリットポート29を設けることによっ
て圧力バランスを保つことができるが、この考案は上記
ブリットポート29を設けることに限定されるものでは
ない。
をバイパスするブリットポート29を設けることによっ
て圧力バランスを保つことができるが、この考案は上記
ブリットポート29を設けることに限定されるものでは
ない。
この考案は以上説明したように、室外ユニットと室内ユ
ニットとを接続するための接続バルブに膨張弁機能を持
たせたから、接続バルブと膨張弁との2部品を1部品に
することができる。
ニットとを接続するための接続バルブに膨張弁機能を持
たせたから、接続バルブと膨張弁との2部品を1部品に
することができる。
したがって、部品点数の減少と組立の容易化を図り、大
幅なコストダウンを図ることができるという効果を奏す
る。
幅なコストダウンを図ることができるという効果を奏す
る。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は冷凍
サイクルの系統図、第2図は接続バルブの縦断面図であ
る。 6・・・・・・バルブ本体、10・・・・・・連通口、
13・・・・・・冷媒出口、14・・・・・・冷媒入口
、16・・・・・・閉鎖用弁体、19・・・・・・圧力
調節子、20・・・・・・スプリング、21・・・・・
・ニードル弁。
サイクルの系統図、第2図は接続バルブの縦断面図であ
る。 6・・・・・・バルブ本体、10・・・・・・連通口、
13・・・・・・冷媒出口、14・・・・・・冷媒入口
、16・・・・・・閉鎖用弁体、19・・・・・・圧力
調節子、20・・・・・・スプリング、21・・・・・
・ニードル弁。
Claims (1)
- 冷媒入口と冷媒出口とを有するとともにこれらを連通ず
る連通口を設けたバルブ本体と、このバルブ本体に螺挿
され上記連通口を開閉する閉鎖用弁体と、この閉鎖用弁
体に螺挿され圧力調節子と、この圧力調節子にスプリン
グを介して連結され上記連通口の開度を調節するニード
ル弁とを具備したことを特徴とする膨張弁機能を有する
接続バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066280U JPS6028939Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 膨張弁機能を有する接続バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066280U JPS6028939Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 膨張弁機能を有する接続バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56153676U JPS56153676U (ja) | 1981-11-17 |
JPS6028939Y2 true JPS6028939Y2 (ja) | 1985-09-02 |
Family
ID=29645590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5066280U Expired JPS6028939Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 膨張弁機能を有する接続バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028939Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP5066280U patent/JPS6028939Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56153676U (ja) | 1981-11-17 |
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