JPS602877A - 流動層式仮焼炉 - Google Patents

流動層式仮焼炉

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Publication number
JPS602877A
JPS602877A JP10925483A JP10925483A JPS602877A JP S602877 A JPS602877 A JP S602877A JP 10925483 A JP10925483 A JP 10925483A JP 10925483 A JP10925483 A JP 10925483A JP S602877 A JPS602877 A JP S602877A
Authority
JP
Japan
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air
fuel
calciner
gas
fluidized bed
Prior art date
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Pending
Application number
JP10925483A
Other languages
English (en)
Inventor
昌博 原田
太尾田 清通
山田 博已
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS602877A publication Critical patent/JPS602877A/ja
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  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の技術分野〕 本発明は、セメントや石灰石などを仮焼する流動層式仮
焼炉に関する。
〔従来のセメント焼成装置〕
第1図に、従来一般に使用されているセメント焼成装置
を示す。セメント焼成装置は、サスペンションプレヒー
タ(浮遊式予熱器)1、仮焼炉5、ロータリーキルン7
、クーラ9、クー141空気供給フアン1o1サスペン
シヨンプレヒータ1の排ガス導管11、■DF(誘引フ
ァン)12より構成されている。
サスペンションプレヒータlij、m常4段のサイクロ
ン2a、2b、2c、2dを、サイクロン相互を結ぶ管
路5a、3b、5c、5d及び原料シュート4a、4b
、4c、4aで連結して上下に配列されたものであシ、
ロータリーキルンから出てくる1100℃程度の高温の
排ガス(02濃度1〜5−程度)を利用してセメント原
料を予熱する。また、これらの全系はrDF12により
吸引されて運転されている。
仮焼炉5は、流動化用空気供給プロワ6c。
流動化用空気ダクト6a1クーラから700℃程度の熱
風を供給するための抽気ダク) 6 Jサイクロン2C
からの原f1シュート44.通常微粉炭または重油を吹
き込む燃料供給管(バーナ)6eL、及び排ガスダクト
6eよ多構成される。この装置は、燃料供給管6dから
の燃料を流動化用空気ダク) 6 a、抽気ダクト6b
からの空気で燃焼させて、原料シュー)4dから入るセ
メント原料を750〜850℃に加熱し、。
セメント原料中の石灰石を仮焼(脱炭酸]させるもので
ある。仮焼炉5内で脱炭酸されたセメント原料と排ガス
は、排ガスダクト6eを通p1管路3d内のキルン排ガ
スと合流してサイクロン2dに輸送され、サイクロン2
dで固気分離されセメント原料のみ原料シュート4θを
通ってロータリーキルン7に供給される。
ロータリーキルン7は、バーナ8から供給される燃料の
燃焼熱により、1450℃程度までセメント原料を加熱
し、反応させてクリンカにかえるものである。クーラ9
はキルン7よシ排出されるクリンカの冷却装置であシ1
.ファン10からの空気でクリンカを100〜250℃
まで冷却する。
尚、クーラ9で加熱された空気の一部は、抽気ダクト6
bにより仮焼炉5へ供給される。
〔従来の仮焼炉〕
第2図に、従来の仮焼炉5を示す。仮焼炉5の炉底には
多数のノズル(開口)からなる空気分散板6fを有し、
その上方側壁に原料シュート4d、複数個の燃料供給管
6(1,さらにこれらの上方側壁に炉周方向に配置され
た1〜4本の抽気ダクト6bを有している。空気分散板
6fの下方には、流動化用空気ダク) 6 a、空気室
6g、空気分散板6fの中心近傍に粉体の排出管6h、
その下端部に排出バルブ61を有する。第3図は、第2
図のA−A断面を示す。
通常、仮焼炉5では、燃料供給管6dより供給される燃
料の燃焼に必要な空気量の約10〜20チを流動化用空
気ダクト6aから、残りの必要空気を抽気ダクト6bか
ら供給されている。
また、仮焼炉5内の温度がセメント原料の脱炭酸反応の
ため800〜850℃の低温に保たれることと、セメン
ト原料自体の触媒作用のために、仮焼炉内でのNO!発
生量は低く石炭燃料の場合100〜300 ppm程度
である。
このような仮焼炉では流動化用のガスとして常温の空気
を通常用いているため、その空気を仮焼炉内平均温度(
800〜850℃)−i:で加熱する必要があり、セメ
ントクリンカ単位kg量当p Max 20 Kcat
/k17−cliの熱量が必要である。
さらに、仮焼炉における使用燃料が重油や微粉炭の場合
には、本体側壁に燃料供給管(バーす)を設置しても、
燃料の着火温度が低く、まだ燃料がセメント原料に付着
拡散するとか、固体燃料自体が流動化し拡散するため、
供給口付近で空気との混合が多少悪くても、仮焼炉内で
十分に完全燃焼できているので、特に不都合は生じない
しかし、ガス燃料例えばメタンを主成分とする天然ガス
を燃料として用いる場合には、メタンの着火温度が石炭
や重油よシも高く、燃焼性が悪いため燃焼に時間を要す
る。また、燃料と支燃ガス(酸素)′との混合がガス−
ガス混合であるだめ、液体または固体燃料のように流動
編向の拡散混合が良好でなく、混合が十分に達成できな
い可能性が多い。従って、仮焼炉内での完全な燃焼がで
きずに下流側のサイクロン2d等で燃焼し、その結果と
してサスペンションプレヒータ1の排ガス温度が上昇し
て燃料消費量を増加させるという不都合も生じる可能性
が高い。
〔本発明の目的〕
本発明の目的は、ガス燃料を使用する流動層式仮焼炉を
提供するにあり、さらに詳細には、本発明の目的は、前
記したガス燃料の使用に伴なう欠点を解消する流動層式
仮焼炉を提供するにある。
〔本発明の構成〕
そして、本発明は上記目的を達成する手段として、ガス
燃料供給管を流動化用流体供給室内に接続した点にある
。すなわち、本発明は流動層式の仮焼炉において、流動
化用流体供給室内にガス状燃料供給管を接続してなるこ
とを特徴とする流動層式仮焼炉である。
ガス燃料例えばメタン等を主成分とする天然ガスの燃焼
を仮焼炉内で完結させるためには、空気との混合をでき
るだけ該仮焼炉の下方で良くしておくことが最も重量で
ある。これには燃焼用のガスをできるだけ早く仮焼炉内
に拡散させて抽気ダクトからの空気と混合させる必要が
ある。このために、本発明はガス燃料供給管を流動化用
流体供給室内に接続したものである。
本発明では、天然ガス等のガス燃料を燃焼させ、その発
生熱でセメント原料又は石灰石類の脱炭酸反応を流動層
で行わせるものであシ、この際、低温の流動化用空気(
冷風ンを削減することによυセメント焼成プラントの燃
費を下げ、また仮焼炉内での燃料の燃焼完結度を良くす
るために、流動化用ガスの一部又は全量に該ガス状燃料
を用いるものである。
また、仮焼炉の開放時又は運転の再スタート時には炉内
のガスをパージして爆発の危険を避ける必要があるため
、本発明では窒素などの不燃性ガスのパージラインを設
けるのが好ましい。
以上本発明の詳細な説明したが、以下第4図に基づいて
本発明をより詳細に説明する。第4図は本発明の実施例
である仮焼炉であって、仮焼炉5の炉底には多数のノズ
ルからなる空気分散板6fを有し、その上方側壁に原料
シュート4d、さらにこれらの上方力側壁に炉本体周方
向に配置された1〜4本の抽気ダクト6bを有している
空気分散板6fの下方には、空気室6gに開口する流動
化用空気ダクl’6a%及びプロワ6c、流量計(t′
たけ流量調節計)6ア、ノくルブ107を有し、空気分
散板6fの中心近傍に粉の排出管6h、及びパルプ61
を有する。以上が従来の仮焼炉の構造である。
この第4図において空気室6gに天然ガス等のガス燃料
を供給するためのプロワ102、流量計(又は流量調節
計ン106、及び)くルプ107からなる管路101を
有している。
この流動層式の仮焼炉5において、天然ガスを管路10
1、プロワ102及び流量計106を経て空気室6gに
供給し、一方、該空気室6gにプロワ6C及び流量計6
jを経て供給される空気と混合し、空気分散板6fを介
して流動層式の仮焼炉5に導入される。このように天然
ガスを仮焼炉5の流動化用流体として用いることにより
、冷風吸引による熱消費量を低下させるとともに、ガス
燃料を流動化用流体として供給することにより、燃料ガ
スを広く仮焼炉5全断面に供給し、燃料と流動化用空気
及び抽気ダクト6からの空気との混合性を高め、仮焼炉
5の7リー ボードての混合を均−且つ完全にして燃焼
性を高めることができるものである。
なお、仮焼炉の開放時まだは運転の再スタート時のガス
爆発の危険を避けるため、第4図には、空気室6gに仝
素などの不活性ガスを供給するための管路104、プロ
ワ105、/<ルプ107及び流量計106を有してい
るものである。
〔本発明の効果〕
本発明は、以上詳記したように、ガス状燃料供給管を流
動化用流体供給室内に接続した構成からなり、該ガス状
燃料を流動化流体の一部または全部と置換えるものであ
るから、従来流動化用として用いていた常温空気を減小
、またはゼロにできるため、焼成プラント全体で最大2
0 Kcat/kgcli の省エネルギが期待できる
効果が生ずるものである。寸だ、ガス燃料の一部又は全
部の量を流動化用として用いるため、従来の液体や固体
燃料の場合と同様に流動層内の粉体の横方向の動きによ
り、炉の断面方向にわたシ、拡散させることができるた
め、抽気ダクトからの空気との混合が容易となる効果も
生ずるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセメント焼成装置の概略図であり、第2
図は従来の仮焼炉であり、第6図は第2図A−A線断面
図である。第4図は本発明の実施例である仮焼炉である
。 復代理人 内 1) 明 後代理人 萩 原 亮 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流動層式の仮焼炉において、流動化用流体供給室内にガ
    ス状燃料供給管を接続してなることを特徴とする流動層
    式仮焼炉。
JP10925483A 1983-06-20 1983-06-20 流動層式仮焼炉 Pending JPS602877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10925483A JPS602877A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 流動層式仮焼炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10925483A JPS602877A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 流動層式仮焼炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS602877A true JPS602877A (ja) 1985-01-09

Family

ID=14505514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10925483A Pending JPS602877A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 流動層式仮焼炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS602877A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022000405A (ja) * 2020-06-19 2022-01-04 三菱マテリアル株式会社 セメント製造方法及びセメント製造システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022000405A (ja) * 2020-06-19 2022-01-04 三菱マテリアル株式会社 セメント製造方法及びセメント製造システム

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