JPS6028280Y2 - 食事用具 - Google Patents

食事用具

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JPS6028280Y2
JPS6028280Y2 JP5841382U JP5841382U JPS6028280Y2 JP S6028280 Y2 JPS6028280 Y2 JP S6028280Y2 JP 5841382 U JP5841382 U JP 5841382U JP 5841382 U JP5841382 U JP 5841382U JP S6028280 Y2 JPS6028280 Y2 JP S6028280Y2
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JP
Japan
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fork
scissors
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utensil
eating
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隆司 丸山
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、箸と、鋏と、ナイフと、フォークとの機能を
有する食事用具に関するものである。
食事用具としては、東洋においては主として箸が使われ
、西洋においてはナイフやフォーク等が使われる慣習と
なっている。
我国においては、近年、食品・調理共に多様化するにつ
れて、箸に加えてナイフやフォーク等も必要となり、こ
れ等も取揃えておく必要が生じてきた。
他方、従来の食事用具を思う様には駆使できない病人や
老人が少なくない。
本考案は、箸と、鋏と、ナイフと、フォークの夫々が持
っている機能を統合して具備した食事用具を提供するこ
とを目的とするものであり、実用新案登録請求の範囲に
記載の食事用具を提供することにより、前記目的を達成
することができる。
すなわち、本考案は、2枚の刃片を有する手持鋏であっ
て、前記2枚の刃片のうちの少なくともいづれか1枚の
刃片の篩部に、篩部より分岐し、篩部より離れて、篩部
の蜂面にほぼ平行に、フォークが設けられてなる箸と、
鋏と、ナイフと、フォークとの機能を兼備した食事用具
に関するものである。
ところで、実公昭49−39175号公報によればフォ
ーク兼はしか開示されている。
前記考案のフォーク兼はしは同公報に記載されているよ
うにフォークによる刺突や巻付けによる物品の把握とは
しによる物品の挟持が可能となることを特徴とするもの
である。
本考案の食事用具は、上記公知のフォーク兼はしの有す
る機能、すなわちフォーク機能ならびにはしによる挟持
機能に、さらにナイフによる切断機能を付加した用具で
あるので、前記考案のものに比し、使用する人にとって
格別の利便が発揮される。
以下に本考案を実施例について図を参照しながら説明す
る。
第1図は本考案の食事用具の第1実施例の図であって第
2図の同側面図のI−I矢視平面図、第2図は同側面図
、第3図は第1図においては鋏の2枚の刃片が閉じられ
ているのを開いた状態とした時の平面図である。
la、lbは鋏を構成する刃片で、第2図に示される如
く反っている。
2a、2bは刃片1a、1b夫々に対応する篩部である
3a*3bは前記篩部2a、2bより夫々分岐し、篩部
より離れて、篩部の蜂面にほぼ平行に設けられ、かつ第
2図に示す如く刃片1a、1bと同じように反っている
フォークである。
鋏の2枚の刃片1a、lbを閉じて一体としたフォーク
によく似た形状の刃片と、フオτり3a、3bとよりな
る先端部は、在来のフォークの先端部によく似た形状で
ある。
4a、4bは鋏の枢軸6が設けられる鋏の幹部である。
5a、5bは鋏の把手部である。
刃片1aと隆部2aと、フォーク3aと、鋏の幹部4a
と、把手部5aとは一体になっており、一方性の刃片1
bと、隆部2bと、フォーク3bと、幹部4bと、把手
部5bとは一体となついる。
幹部4a、4bにある鋏の枢軸6によりピン結合されて
鋏機構が構成される。
枢軸6による結合部は、医療解剖用の鋏に適用されてい
るワンタッチで組立・分解ができる構造(図示されてい
ない)が衛生上好ましい。
この食事用具は第2図の側面図に示されるように平面で
ある幹部4 a、 4 bに対して、刃片1a、lb
及びフォーク3 a、 3 bと、把手部5a、5bと
は、夫々反っていて、全体としては全長がゆるやかなS
字状となっている。
前記フォーク3a+3bは、第3図に示されるような、
各隆部2a*2bに対して夫々1本宛の分岐に限定され
ることなく、第4図に示されるような夫々2本宛の分岐
とすることもできる。
第7図は1つの刃片の隆部に設けるフォーク3dが隆部
に着脱自在のものである。
第8図は第7図A−A線に沿って切った縦断面図である
第7および8図において隆部2aに垂直に設けられた頭
部が皿状の突起7にフォーク3dの付根に設けられた長
細いスリット8が嵌装され、次にフォーク3dを鋏の枢
軸6の方向にスライドさせるとフォーク3dが隆部2a
に定着されるようになっている。
第9図もフォーク3e*3fがそれぞれ隆部に着脱自在
のものであり、第10図は第9図の鋏をB−B線に沿っ
て切った縦断面図である。
第9,10図においてフォーク3 et 3 fはそれ
ぞれ刃片1b、laにねじ9によって締結されることが
できる。
次に本考案の食事用具の使用方法を説明する。
把手部5a、5bによって鋏を使用する要領でこの食事
用具を把持して、食事用に使用すると次の如き操作がで
きる。
(a) 鋏の先端部を閉じたままで、フォークとして
活用すると、在来のフォークと全く同一の要領で使用す
ることができる。
(b)鋏の最先端部の刃で軽く挾むことができ、また刺
し挾みもすることができるので、旧来からの器用な箸使
用に代替することができる。
(C) 両刃片の先端を開閉させることにより、鋏使
用の要領によって食物を切断することができ、在来のナ
イフよりも優れた使用ができる。
(d) 例えば、うどん、そば等のように、先端は既
に口中に入れたのに、その後部はまだ椀中に残っている
宙吊り状態に対して当該部をはさみ切る宙吊り機能は、
ナイフも含めての旧来のどの食事用具にも見られない特
徴である。
(e) 前記諸操作は総て片手で処理できる。
以上のように、この食事用具が持っている諸機能は、箸
と、ナイフと、フォークがそれぞれ具える機能のすべて
をカバーすることができるばかりでなく、旧来の用具が
持っていない鋏の切断機能が加わって、食事用具として
効果的な機能が発揮できる特徴がある。
第5図は、本考案の第2実施例の平面図である。
2枚の刃片1a、lbのうちいづれか1枚の例えば、刃
片1aの隆部2aより分岐して1本のフォーク3aが設
けられ、他の1枚の刃片1bの隆部2bより分岐して複
数本のフォーク3b、3Cが設けられて食事用具が構成
されている。
1組の閉じた刃片と、フォークの合計数は、第1実施例
においては3又は5本の対称形配置であるのに対して、
第2実施例では、前記合計数が4以上の非対称形配置と
なっている。
第6図は、本考案の第3実施例の平面図である。
2枚の刃片1a、lbのうちいづれか1枚の例えば、刃
片1bのみの隆部2bより分岐して1本又は複数本のフ
ォーク3 b、3 cが設けられて食事用具が構成され
る。
1組の鋏機能が、フォークが並列に並べられている列の
外端部に設けられているので、皿の上の大きなもの又は
歯で噛み切りできない繊維が多いものや堅い食物をささ
み切るに当って、フォークが障害物とはならず、甚だ使
い勝手がよい食事用具となる。
以上の如く、本考案の食事用具によれば、食物を、切る
、刺す、挾む、掬う等の諸操作を1個の用具で処理する
ことができ、しかもその処理が片手で自由にできるので
、箸やナイフやフォークの機能を充分にカバーできるだ
けでなく、更に前記に加えて鋏機能をも具備しているの
で、箸の器用な操作やナイフやフォークの操作が不如意
の人や老人や障害者の人達に対して好適な食事用具とな
ることができる。
又、旅行やキャンプ其他に本食事用具を携行すると、諸
機能がコンパクトに集約されているので、嵩ぼりもせず
甚だ便利である。
次に食品別に、本食事用具の使用例を説明する。
(イ)御飯の場合は、本食事用具の先端部が反っている
ので、茶碗の内側に添って御飯を掬いとることが容易で
ある。
(ロ)汁椀の場合は、つゆの具を椀の中で適当な大きさ
に切って口に運ぶことができる。
特に老人が正月を祝うお雑煮で餅が喉につかえる事故は
、本食事用具の鋏によって餅を小さく切って口に入れる
ことにより防止できる。
(ハ)おかずの場合は、刺す、挾む、掬うなどに有効で
あるばかりでなく、例えば、カツレツやビフテキや魚の
切身等は、ナイフやフォークを使わずとも、そのまま皿
の上で浮せて切ることができ、どの食物でも使用者自身
の状況に合致するように小さく切って口に運ぶことがで
きる。
に)豆腐や煮答類は先端部でフォークと同じ要領で掬え
ばよい。
(ホ)うどん、そば、スパゲツティ等を食べる際食器と
口との間につながっている時は、本食事用具により必要
な長さあるいは箇所で容易に切断できる。
(へ)みかん類は皮の中程を刃先で十字形に切るとむき
易く、果実袋には鋏で切目を入れると食べ易い。
(ト)上記の諸使用例にかぎらず、例えばソーセージな
どの外皮を取除き、また貝類の貝柱を椀中で殻から切り
離すなど広く用途が得られる。
以上のように、本考案の食事用具は、現在の箸、ナイフ
、フォークがそれぞれ有する食事用具としての機能を嵩
張らない形状で具有腰鋏の機能までも付加されてなる食
事用具であり、箸操作が不得手な人や老人や身体障害者
にとって好適な用具であるばかりでなく、旅行やバイキ
ングや更には災害対策用具としても有利に使用すること
ができる。
なお本考案の食事用具は菓子類、食料品、調味料、調理
材料等の包装された袋、缶詰、瓶詰等の開封、取出しに
用いることができる。
また通常の鋏が使用される用途、例えば封筒、袋類の開
封;紙、布、紐等の切断や細工;その他手芸、工作用と
して用いることができ、その利用範囲は極めて広い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の食事用具の第1実施例の図で第2図の
同側面図のI−I矢視平面図、第2図は同側面図、第3
図は第1図の鋏機構の刃片を閉じた状態を示す平面図に
対応する刃片を開いた状態を示す平面図、第4図はフォ
ークが2本末に対称に配置された食事用具の平面図、第
5図は第2実施例の平面図、第6図は第3実施例の平面
図、第7図はフォークをスライドさせることにより着脱
自在の本考案の食事用具の平面図、第8図は第7図の用
具をA−A線に沿って切った縦断面図、第9図はフォー
クをねじで締結させることのできる本考案の食事用具の
平面図、第10図は第9図の用具の縦断面図である。 la、lb・・・・・・刃片、2a、2b・・・・・・
隆部、3at 3bt 3C? 3dt 3e
t 3f−−−−−−フォーク、4a、4b・・・・
・・鋏幹部、5a、5b・・・・・・把手部、6・・・
・・・枢軸、7・・・・・・皿状突起、8・・・・・・
スリット、9・・・・・・ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚の刃片を有する手持鋏であって、前記2枚の刃片の
    うちの少なくともいずれか1枚の刃片の篩部に、篩部よ
    り分岐し、篩部より離れて、篩部の蜂面にほぼ平行に、
    フォークが設けられてなり、鋏の枢軸に対して、刃片及
    びフォークと把手部とは夫々反っていて、側面から見て
    全体として全長がゆるやかなS字形である食事用具。
JP5841382U 1982-04-23 1982-04-23 食事用具 Expired JPS6028280Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5841382U JPS6028280Y2 (ja) 1982-04-23 1982-04-23 食事用具
US06/486,229 US4521964A (en) 1982-04-23 1983-04-18 Tool for meals with the function of scissors
DE19833314256 DE3314256A1 (de) 1982-04-23 1983-04-20 Essbesteck mit scherenfunktion
GB08310938A GB2121271B (en) 1982-04-23 1983-04-22 Eating implement with the function of scissors

Applications Claiming Priority (1)

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JPS58161582U JPS58161582U (ja) 1983-10-27
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