JPS6028111B2 - 通信電線用交さ接続組立体 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数個の東から成る個別的通信電線用交さ接続
組立体に関する。

米国特許第３，７０８ ７７ｙ号には複数個の東から成
る個別的通信電線用交さ接続組立体が記載されており、
該組立体は、各東毎の電気コネクタと、複数個の２重端
電気接触端子とを有し、各電気コネクタはケーブル接続
絶縁ハウジングと、交さ接続絶縁ハウジングとを有し、
各ケ−ブル接続絶縁ハウジングは互いに反対向きの電線
受容面と係合面とを有し、各交さ接続絶縁ハウジングは
互いに反対向きの係合面と交さ接続面とを有し、前記複
数個の２重端電気接触端子は前記ケーブル接続ハウジン
グの前記両面の間を延びるとともに各々が前記ケーブル
接続ハウジングの前記電線受容面の近傍にある電線受容
第１部分と、前記ケーブル接続ハウジングの前記係合面
の近傍に突出している交さ接続第２部分とを有し、また
前記東の電線は前記ケーブル接続ハウジングの前記端子
の前記第１部分に接続されかつ前記端子の前記第２部分
を介して他の前記電線に交さ接続される。

しかしながら、この公知の組立体の場合においては、電
線東間の交さ接続は組立体全体を分解することなしには
変更不能であり、また電線と端子の第１部分との接続は
、コネクタを個別的に電線接続工具のフレーム上に装架
し、該工具を操作して電線と端子の第１部分とを接続さ
せ、ついで各コネクタを工具フレームから除去すること
によってなされねばならない。

本発明によれば、上記米国特許に記載の組立体において
、前記の各々すべての電線が１つの前記ケーブル接続絶
縁ハウジングの前記端子の前記第１部分に接続され、各
交さ接続ハウジングの前記係合面と交さ接続面との間に
は複数個の空洞が貫通しており、各々が一端にジャンパ
電線端子を有する複数個のジヤンパ電線がそれぞれ２つ
の前記交さ接続ハウジングの間に延びており、前記ジャ
ンパ電線の前記ジャンパ電線端子は前記交さ接続ハウジ
ングの各々の空洞を貫通して、関連の前記ケーブル接続
ハウジングの選定された端子の前記第２部分と係合して
おり、前記コネクタはパネル内に、各コネクタの前記電
線受容面が前記パネルの一方側から接近可能であり、ま
た該コネクタの前記交さ接続面が前記パネルの他方側か
ら接近可能であるように装架される。

本発明の組立体によれば、個々の電線と前記端子の第１
部分との接続と千渉することなく、前記ジャンパ電線端
子をケーブル接続ハウジングの端子の第２部分に選択的
に係合させることよって、前記交さ接続を任意に変更す
ることができるのみならず、個々の電線と端子の第１部
分との間の接続もパネル上に装架された電線接続工具に
よって現場でなされ得る。

次に、本発明を実施例について図面を参照して説明する
。

第１図に示したように、電気コネクタ組立体は、フイー
ダケーブル４および分配ケーブル４′を含むべデスタル
６内に装架されている。

フィ−ダケーブルは電話交換局（図示せず）から延びて
おり、また分配ケーブルは電話加入者ステ−ション（図
示せず）まで延びている。ケーブル４，４′は各々が個
別的電線２，２′（第４図参照）の東をそれぞれ有する
。電線２，２′はべデスタル６内部で交さ綾続ごれ、電
話交換局と個々の加入者ステーションとの間の通信に供
される。電線２，２′間の交さ接続はべデスタル６内の
袋架パネル１０の関口１００（閉口のいくつかは後述の
目的のためのコネクタが装架されない）に袋架された同
一の電気コネクタ８を通じてなされ、また各コネクタ８
は１つのケ−ブル４または４′にのみ関係している。各
コネクタ８は基底部分１８と中間部分１４と交さ接続部
分１６とを有する（第２図および第４図）。

各コネクタ８の中間部分１４は、舞線受容第１面２２と
それに反対側の係合第２面２４とを有するほぼ方形のケ
ーブル接続絶縁ハウージング２０を有する。

側方突起２６，２８は面２２から左方に延び（第２図に
見られるように）、端壁３０は第３図に示れているよう
にハウジング２０の端を越えて横方向に延びて凹所２１
を提供する。フランジ３２は面２４から（第２図に見ら
れるように）右方に延び、トラフ３４はフランジ２０内
に装架されている２列の２重端みぞ孔付板状接触端子３
８はハウジング２０を貫通し、両端はそれぞれ面２２，
２４から突出している。１列の端子３８は池列の端子か
ら列の軸線方向に片寄っている。

各端子３８は電線受容部分４０を有するが、電線受容部
分４川ま第７図にもっともよく示されているようにその
自由端４４から内側に延びる電線受容みぞ孔４２を有す
る平坦な板の形をしており、またこのみぞ孔４２の寸法
は、電線２あるは電線２′がその軸の側方にみぞ孔４２
内に圧入され、その結果みぞ孔４２の緑が電線の絶縁体
に貫入して電線の心線との電気的接触を確立し得るよう
に定められている。各自由端４４は基底部分１８のみそ
１４５内に受容される。電線受容部分４０の他端は該部
分４０の面に直角に延びるゥェブ部分４７に指示番号４
６において接続され、またゥェブ部分の両端からは平行
な側壁４８が部分４０の反対の方向に延びている、すな
わち、部分４０および側壁４８はそれぞれハウジング２
０の面２２および面２４から外方に延びている。双方と
もに平面状である側壁４８は部分４０の面に直角に延び
る面内にある。各側壁４８は二股に分かれていて交さ接
続レセプタクルを提供するが、該レセプタクルは内側を
向いた弓形接触面５０を各々がその自由端の近傍に有す
る１対の同一腕を含む。第２図に示されているように、
各端子３８の側壁４８は面２４の凹所５２内に部分的に
受容されている。障壁５４（１つだけが図示されている
）は面２４から延びていて隣接する側壁対間を隔離する
。中間部分１４は本出願の後に公示されたフランス特許
明細書第７６３２０２５号に詳細に記載されている。キ
ャップの形をした各交さ接続部分１６はほぼ長方形の交
さ接続絶縁ハウジング５６を含むが、該ハウジング５６
は右方を向いた（第２図におし、て）交さ接続面５８と
、ハウジング２０の面２４と係合する反対方向を向いた
係合面６０とを有する。

側壁６２，６６は面６０の両側から外方に延びており、
壁６２はハウジング２０の緑の凹所６４内に受容され、
また壁６６はトラフ３４内に受容される縮小断面部分６
７を有する。ハウジング２０のフランジ３２は壁６６の
外面と重なり、またハウジング２０，５６の端壁もまた
重なり部分を備えている（図示せず）。従って湿気のハ
ウジング内部への浸入は防止される。ハウジング５６は
その面５８，６０の間を貫通する空洞６８を有していて
、ジャンパ電線９６の端に接続されたプラグ部材７０の
形式のジャンパ電線端子を受容する。

空洞６８は面５８に隣接した拡大部分を有てし、て面６
０‘こ隣接する小断面部分７２と蓮通し、また各小断面
部分７２は１つのプラグ部材７０の金属プラグ８８を受
容するように寸法を与えられている。各空洞６８はまた
ハウジング５６の、場合に応じて、側面７６あるいは側
面７７の、ハウジング面５８に隣接する凹所７４と蓮適
する。交さ接続部分１８は電線２，２′を受容するよう
に切欠きをつけられたフランジ１１０を有する。

電線はハウジング２０の突起２８によって部分１８の内
面２９に押付けられ、ハウジング２０もまたこれら電線
を受容するように切欠きを有していて部分１８の凹所１
０８に延びる部分を有する。第５図および第６図に示さ
れているように、各プラグ部材７０は絶縁ハウジング７
８を有し、該絶縁ハウジング７８は該ハウジング７８の
一端８１から延入するとともに該一端８１から延入して
互いに対向して配置された２つの切欠き８２と蓮適する
狭くて細長い内部空洞８０を有する。

プラグ部材７０と一体的に形成された金属坂部８５は上
記空洞８０内配置される。上記プラグ８８は、端子３８
と係合するとき、該端子３８の腕対の各々の２つの接触
面５０の間に弾性的に把握される。各坂部８５はプラグ
８８が突出している端とは反対の端に鋸歯９０を有し、
空洞８川ま端８１とは反対の端に縮小断面部分９１を有
する。各板部８５はプラグ８８に隣接して鍵穴形中心み
ぞ孔を有し、該みぞ孔はプラグ８８から遠い方にほぼ円
形の部分９４とこれに運遺して近い方に軸線方向の細い
部分９２とを有する。第５図に示されているように、部
分９４の直径はジャンパ電線９６の直径よりも大である
。プラグ部村７０に対して板部８５およびハウジング７
８は第５図に示したような相対的位置で配置される。す
なわち、みぞ孔の円形部分９４が切欠き８２の内方端と
整合するように配置される。板部８５は、ジヤンパ電線
を１つの切欠き８２と、みぞ孔の円形部分９４と、他の
切欠き８２とを貫通して挿入させ、次いで坂部８６をハ
ウジング７８内に押込むことによってジャンパ電線９６
に電気的に接続される。詳述すると、板部の押込みによ
って、みぞ孔の上記部分９２と部分９４との連結部分の
両側緑が電線９６の絶縁体を破り、該電線はみぞ孔の部
分９２内に圧入されて該部分９２の壁が電線９６の心線
９８と電気的に接続する（第６図）。板部８５の右方端
（第６図において＞は空洞８０の縮小面部分９１内に圧
入されるので、第６図に示されているように、鏡歯９川
ま上記部分９１の壁に噛込んで板部８５をハウジング７
８内の十分に挿入された位置に恒常的に保持する。コネ
クタ８の各々は、第３図に示されているように、コネク
タの基底部分１８とコネクタ部分１４，１６との整列し
た閉口を貫通するボルト１０２によってパネルー０‘こ
固定されるが、該ボルト１０２の端はパネルー川こねじ
螺合する。

分配ケーブル４およびフィーダケーブル４′の個々の電
線間の接続は、プラグ部材７０のプラグ８８を端子３８
のレセプタクルに、コネクタ８の交さ接続部分１６の所
定の空洞６８を経て選択的に係合させることによってな
される。端子３８のレセプタクルはパネル１０の右側１
１（第１図において）からのみ接近可能であるから、交
さ接続はパネル１０の左側９（第１図において）からの
み接近可能であるケーブル接続を乱すことなく，なされ
得る。第２図に示されているように、ジャンパ電線９６
はパネル１０の方向に凹所７４を貫通する。べデスタル
６は壁１０４を有するが、壁１０４はべデスタル６の残
余の壁より高く直立しておりまた壁１０に直角をなして
パネル１０が固定されている。カバー１０６は交さ接続
およびケーブル接続が完了したときパネル１０および壁
１０４を覆うようにべデスタル６に組立て可能である。
上述した電気コネク夕組立体の利点は、プラグ部材７０
の板部８５が上述したようにジャンパ電線９６に電気接
続された後、第４図から明らかなように、単にプラグ部
材７０を空洞６８内に選択的に挿入することによって、
フィーダケーブル４と分配ケーブル４′とが端子３８を
通じて迅速に終端され得ることである。ケーブルの電線
２，２′は簡単な手工具によって、あるいは好ましくは
米国特許明細書第４，０４４，４５１号に開示されたよ
うな挿入装置、すなわち接続操作の間にパネル１０中の
空き閉口１００に装架され得る挿入装置によって、端子
３８の電線受承部分４０‘こ容易に接続され得る。この
ような挿入装置の使用によって電線２，２′を個別的に
扱う必要性が回避される。第１図から明らかであるよう
に、電線が端子３８に接続され、パネル１０によってパ
ネル１０の右側１１の交さ接続から隔離された後、個々
のケーブル４，４′がパネル１０の左側９にきちんと装
着される。

ジャンパ電線９６はプラグ部材７０に接続するき現場で
所望の長さに切断され得る。パネル１０の双方の側９，
１１にそれぞれ個別的に接近できるように、カバー１０
６の各々の側に扉を備えてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はカバーを有するべデスタル内に装架された電気
コネクタ組立体の分解斜視図、第２図および第３図は第
１図のそれぞれ線ローロおよび線ｍ−ｍに関する拡大図
、第４図は交さ接続装置と関連した組立体の２つの電気
コネクタの各々の−部を示す拡大部分斜視図、第５図は
ジャンパ電線の端に雛付ける以前の、交ご接続装置のプ
ラグ部材の部分断面拡大立面図、第６図は第５図に同様
の図であるが、ジャンパ電線に絹付けた後のプラグ部材
を示し、第７図は電線に接続されたコネクタの１つの端
子の斜視図である。 ２，２′・・・・・・電線、４，４′・・・・・・電線
東、８・・・・・・電気コネクタ、１０…・・・パネル
、２０・…・・ケーブル接続絶縁ハウジング、２２・・
・・・・電線受容面、２４，６０・…・・係合面、３８
・…・・２重端電気接触端子、４０・・・…電線受容第
１部分、４８・・・・・・交さ接続第２部分、５６・・
・・・・交さ接続絶縁ハウジング、５８・・…・交さ接
続面、６８・・・・・・空洞、７０・・…・ジャンパ電
線端子（プラグ部材）、９６・・・…ジャンパ電線。 斤俗．フ． Ｆ／○．３． ＦノＧ．フ Ｆ俗２・ Ｆノ○．５ ＦｒＯ．６． ＦノＧム・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数個の束から成る個別的通信電線用交さ接続組立
   体であつて、各束毎の電気コネクタ８と、複数個の２重
   端電気接触端子３８とを有し、各電気コネクタ８はケー
   ブル接続絶縁ハウジング２０と、交さ接続絶縁ハウジン
   グ５６とを有し、各ケーブル接続絶縁ハウジング２０は
   互いに反対向きの電線受容面２２と係合面２４とを有し
   、各交さ接続絶縁ハウジング５６は互いに反対向きの係
   合面６０と交さ接続面５８とを有し、前記複数個の２重
   端電気接触端子３８は前記ケーブル接続ハウジング２０
   の前記両面２２，２４の間を延びるとともに各々が前記
   ケーブル接続ハウジング２０の前記電線受容面２２の近
   傍にある電線受容第１部分４０と、前記ケーブル接続ハ
   ウジング２０の前記係合面２４の近傍に突出している交
   さ接続第２部分４８とを有し、また前記束の電線２は前
   記ケーブル接続ハウジング２０の前記端子３８の前記第
   １部分４０に接続されかつ前記端子３８の前記第２部分
   ４８を介して他の前記電線に交さ接続される通信電線用
   交さ接続組立体において、前記束４，４′の各々のすべ
   ての電線２，２′が１つの前記ケーブル接続絶縁ハウジ
   ング２０の前記端子の前記第１部分４０に接続され、各
   交さ接続ハウジング５６の前記係合面６０と交さ接続面
   ５８との間には複数個の空洞６８が貫通しており、各々
   が一端にジヤンパ電線端子７０を有する複数個のジヤン
   パ電線９６がそれぞれ２つの前記交さ接続ハウジング５
   ６の間に延びており、前記ジヤンパ電線９６の前記ジヤ
   ンパ電線端子７０は前記交さ接続ハウジング５６の各々
   の空洞６８を貫通して、関連の前記ケーブル接続ハウジ
   ング２０の選定された端子３８の前記第２部分４８と係
   合しており、前記コネクタ８はパネル１０内に、各コネ
   クタ８の前記電線受容面２２が前記パネル１０の一方側
   ９から接近可能であり、また該コネクタ８の前記交さ接
   続面５８が前記パネル１０の他方側１１から接近可能で
   あるように装架されることを特徴とする通信電線用交さ
   接続組立体。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の組立体において、前
   記パネル１０はペデスタル６内に垂直に装架され、前記
   電線束４，４′は前記パネル１０の一方側９にそつて延
   び、また前記ジヤンパ電線９６は前記パネル１０の他方
   側１１にあることを特徴とする組立体。 ３ 特許請求の範囲第１項あるいは第２項に記載の組立
   体において、各コネクタ８は前記パネル１０の開口１０
   ０内に除去可能に装架され、各交さ接続ハウジング５６
   はその交さ接続面５８に凹所７４を有し、前記コネクタ
   ８に関連の前記ジヤンパ電線９６は前記パネル１０の方
   向に前記凹所７４を貫通することを特徴とする組立体。 ４ 特許請求の範囲第１項、あるいは第２項、あるいは
   第３項に記載の組立体において、各端子３８の前記第２
   部分１つの前記ジヤンパ電線端子７０の金属板８５から
   突出するプラグ８８を受容するレセプタクル４８である
   こを特徴とする組立体。５ 特許請求の範囲第４項に記
   載の組立体において、前記板８５は絶縁ハウジング７８
   内に受容され、前記板８５内の鍵穴状みぞ孔９２，９４
   の細い部分９２を貫通する前記の関連ジヤンパ電線９６
   の端部分は、前記絶縁ハウジング７８の材料内に噛込む
   、前記板８５上の鋸歯９０によつて前記ハウジング７８
   内に保持されることを特徴とする組立体。