JPS6028069A - フロツピ−デイスク装置のパツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フロッピーディスク装置におけるフロッピー
ディスクの磁気ヘッドとのコンタクトを確実に行なうた
めのバンドに関する。

〔背景技術とその問題点〕

従来より、フロンピーディスク装置では、フロッピーデ
ィスクの磁気ヘッドとのコンタクトを確実に行ない品質
の高いデータの記録再生を行なうために、上記フロンピ
ーディスク？挾んで磁気ヘッドと対向するようにバンド
が設けられている。

一般に、バンドは、繊維質の材料を圧縮した所謂フェル
トにて形成されていた。しかし、フェルトにて形成され
た従来のバンドでは、その形成材料である繊維が脱落し
て磁気ヘッドに付着し、スペーシングロスの増大や磁気
ヘッドおよびフロッピーディスクの損傷ケ生ずることが
あった。

また、従来のバンドでは、バネ定数が小さくフロッピー
ディスク全磁気ヘッドに良好にコンタクトさせることが
困難であった。さらに、吸湿性が大きいために特性が変
化し易く、また、材料の選択範囲も狭く適切な特性を実
現しにくいという問題点があった。

〔発明の目的〕

そこで、本発明は、上述の如き従来のフロッピーディス
ク装置のバンドにおける問題点に鑑み、磁気ヘッドおよ
びフロッピーディスクに損傷を与える原因となる脱落物
を生ずることなく、しかも磁気ヘッドとフロッピーディ
スクとを適切にコンタクトさせる特性を簡単に且つ確実
に得ることのできる新規な構造のフロッピーディスク装
置のバンドを提供するものである。

〔発明の概要〕

本発明に係るフロッピーディスク装置のバンドは、上述
の目的全達成するために合成樹脂製のシート体を中空体
に撓ませ、上記シート体の両端部ヶ基台に固着して成シ
、上記シート体の表面ケフロッピーディスクへの押圧面
としたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例（（ついて、図面に従い詳細に説
明する。

第１図に示す実施例は、本発明に係るフロンビーディス
ク装置のバンド１０の基本的な構造を有するもので、フ
ロッピーディスク装置におけるデータの記録再生用の磁
気ヘッド１に対して、フロッピーディスク２を挾んで対
向するように上記バンド１０が配置されている。

上記パッド１０は、ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴ
ＦＥ　商品名　テフロン）やカーボン繊維等の合成樹脂
製のシート体１１葡中空伏をなすように略半円形状に撓
ませて、上記シート体１１の両端部１２，１３に基台１
４にネジ１５により固着して成る。そして、上記パッド
１０は、上記シート体１１の表面が押圧面１６としてフ
ロッピーディスク２に当接さｔ１上記フロッピーディス
ク２ｒ磁気ヘンド１に圧接させるようになっている。な
お、上記フロッピーディスぞ２は、第１図中矢印Ａ方向
に回転される。

ここで、滑性に優れ適度な可撓性全有するポリテトラフ
ルオロエチレンにて上記シート体１１を形成しておけば
、高速回転されるフロンビーディスク２とバンド１０の
押圧面１６との摺接による上記フロンビーディスク２の
損傷の虞れがなく、また、シート体１１自体の損傷によ
る脱落物ケ生ずることもなく、上記フロッピーディスク
２を磁気ヘッド１に適確にコンタクトさせることができ
る０ １だ、上記シート体１１としてカーボン繊維を利用すｎ
ば、上記フロッピーディスク２に静電気が発生するのを
防止するような構造とすることもできる。

なお、上述の実施例では、シート体１１の両端部１２．
１３にネジ１５によって基台１４に固着したが、接着剤
音用いて接着固定するようにしても良い。さらに、第２
図に示す実施例、のように、シート体２１０両端部２２
，２３に折曲して基台１４上で突合せ、ネジ２５によっ
て固着するようにしても良い。

この第２図に示す実施例のバンド２０は、シート体２１
の押圧面２６中央に円形体の開口２７が形成されておシ
、この開口２７を通じて上記ネジ２５の締付けができる
ようになっている。上記開口２７は、単にイ・ジ締付け
Ｖ）ために設けたものでなく、第３図に示すように、こ
のバンド２０を球面体の接触面を有する磁気ヘッド３に
対向設置することによシ、フロッピーディスク４の上記
磁気ヘッド３へのコンタクトを、上記シート体２１の押
圧面２６にて適正に行々わせる働きをする。

なお、上記第２図に示した実施例におけるノくラド２０
のシート体２１としては、合成樹脂製のチューブを利用
しても良い。

また、多チヤンネルヘッドのように長尺な円筒形状の磁
気ヘッドに対しては、第４図に示す実施例のバンド３０
のように、磁気ヘッドの円筒状の接触面に適合するよう
に予じめ塑性加工音節した押圧面３６’！＋−有するシ
ート体３１を用いて、該シート体３１を基台３４に固着
した構造とすることによって、押圧面３６の全範囲に亘
って良好な押圧状態を得ることができる。

さらに、多テヤンイ・ルヘッド用のパッドでは、幅りの
広いシート体４１？中空状に撓ませて基台４４に固着し
た構造とすることによシ、上記シート体４１の曲げ剛性
が大きくなり過ぎる虞ｎがあるが、このような場合には
第５図に示す実施例のバンド４０のように、シート体４
１複数のスリツト４７を並設して剛性全調整することも
できる。

また、このように複数のスリツト４７を並設したシート
体４１を用いたバンド４０では、上記スリツト４７によ
シシート体４１が複数に分割されるので、シート体４１
全体の撓みの異方性を小さくすることができ、球面ヘッ
ド等に対しても良好な押圧状態會得ることができるよう
になる。なお、上記スリツト４７の本数や幅Ｗは、フロ
ッピーディスクに対して所望の抑圧特性全実現するよう
に任意に決定される。

また、本発明に係るバンドは、シート体全中空伏に撓ま
せて、上記シート体自体の可撓性？利用して押圧力を得
るものであるが、十分な押圧力を得られない場合には第
６図、第７図あるいは第８図に示す各実施例のように中
空体の部分に弾性材料全内装することによって抑圧特性
を任意に設定することもできる。

すなわち、第６図に示す実施例のパッド５０では、押圧
面５６を有するシート体５１の内側に弾性材料としてシ
ート体５８を積層した多層構造にして、基台５４に固着
しである。また、第７図に示す実施例のバンド６０では
、シート体６１の押圧面６６に対応する裏面と基台６４
との間に弾性部材として柱状のゴム６８を設けである。

さらに、第８図に示す実施例のバンド７０では、シート
体７１を撓ませて基台７４に固着することにより形成さ
れる中空部分に弾性部材としてスポンジ７８を充填しで
ある。

上記第６図ないし第８図に示した各実施例のパッド５０
，６０，７０は、いずれも合成樹脂製のシート体５１，
６１．７１が７０ンピーデイスクに摺接されるので、不
用な脱落物？生ずることなく、所望の抑圧特性を得るこ
とができる。

〔発明の効果〕

上述の谷実施例の説明から明らかなように、本発明に係
るフロンビーディスク装置のバンドでは、フロッピーデ
ィスク装置における磁気ヘッドおよびフロンビーディス
クに損傷全与える原因となる落下物ケ生ずることなく、
磁気ヘッドとフロンビーディスクとを適切にコンタクト
させることができ、所期の目的全十分に達成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図である。 第２図は本発明の他の実施例を示す外観斜視図であシ、
第３図はこの実施例のバンドの使用状態を示す斜視図で
ある。 第４図は本発明のさらに他の実施例ケチす外観斜視図で
ある。 第５図は本発明のさらに他の実施例？示す外観斜視図で
ある。 第６図、第７図および第８図は本発明のさらに他の各実
施例をそれぞ汎示す各正面図である。 １．３・・・磁気ヘッド ２．４・・・　フロッピーディスク １０．２０，３０，４０，５０，６０，７０・俸・パッ
ド １１．２１，３１，４１，５１，６１，７１・・Φシー
ト体 １２．１３，２２，２３−・・　シート体の両端部１４
．２４，３４，４４，５４，６４．７４・・・基台 ５８．６８．７８・・・弾性部材 特許出願人　ソニー株式会社 代理人　弁理士　小　池　見 開　１）　村　栄　−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）合成樹脂製のシート体全中空状に撓ませ、上記シ
   ート体の両端部全基台に固着して成り、上記シート体の
   表面をフロッピーディスクへの抑圧面としたことな特徴
   とするフロッピーディスク装置のバンド０
2. （２）合成樹脂製のシート体全中空状に撓ませ、上記シ
   ート体の両端部全基台に固着するとともに、上記シート
   体にて形成される中空状の部分に弾性部材を上記シート
   体の裏面と基台とに当接させた状態に内装して成り、上
   記シート体の表面全フロッピーディスクへの抑圧面とし
   たことを特徴とするフロッピーディスク装置のノくラド
   ０