JPS599413Y2 - 複合磁気ヘツド - Google Patents
複合磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS599413Y2 JPS599413Y2 JP258579U JP258579U JPS599413Y2 JP S599413 Y2 JPS599413 Y2 JP S599413Y2 JP 258579 U JP258579 U JP 258579U JP 258579 U JP258579 U JP 258579U JP S599413 Y2 JPS599413 Y2 JP S599413Y2
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- JP
- Japan
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- magnetic head
- tape
- head units
- sliding surface
- composite magnetic
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Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、異なる機能を有し、かつそれぞれ独立した頂
部を有する磁気ヘッドユニットを複数個組合せてなる複
合磁気ヘツ・ドに関し、更に詳しくは、そのテープタッ
チ部分の構造の改良に関する。
部を有する磁気ヘッドユニットを複数個組合せてなる複
合磁気ヘツ・ドに関し、更に詳しくは、そのテープタッ
チ部分の構造の改良に関する。
複合磁気ヘッドは、磁気ヘッドの小型化、多機能化、高
性能化を図るため、例えば記録専用と再生専用のような
2個以上の異なる機能を有する磁気ヘッドユニットを組
合せて一体化したものであって、そのテープ摺動面の形
状から各磁気ヘッドユニットがそれぞれ独立した頂部を
持たずに連続した曲面を有するものと、各磁気ヘッドが
それぞれ独立した頂部を有するものとに大別しうる。
性能化を図るため、例えば記録専用と再生専用のような
2個以上の異なる機能を有する磁気ヘッドユニットを組
合せて一体化したものであって、そのテープ摺動面の形
状から各磁気ヘッドユニットがそれぞれ独立した頂部を
持たずに連続した曲面を有するものと、各磁気ヘッドが
それぞれ独立した頂部を有するものとに大別しうる。
しかし、前者の如き形状の場合には、多機能化という目
的は達せられるが、記録用の磁気ヘッドユニット再生用
の磁気ヘッドユニットのそれぞれのギャップに対して良
好なテープタッチをさせることは極めて困難であり、形
状効果やテープタッチ等の動作特性上、磁気回路を構或
する磁性ヨークコアの形状を複雑にしなければならない
欠点があった。
的は達せられるが、記録用の磁気ヘッドユニット再生用
の磁気ヘッドユニットのそれぞれのギャップに対して良
好なテープタッチをさせることは極めて困難であり、形
状効果やテープタッチ等の動作特性上、磁気回路を構或
する磁性ヨークコアの形状を複雑にしなければならない
欠点があった。
このような欠点を解消するものとして提案されたのが後
者の如く独立頂部を有する磁気ヘッドであるが、コンパ
クトカセットテープのように圧着パッドを用いてテープ
に圧力を加え、磁気ヘッドテープ摺動面へのテープタッ
チを良好ならしめる機構の場合には、各磁気ヘッドユニ
ットの頂部間の谷間部に、圧着パッドによって押し付け
られたテープがおちこみ、形状効果等の影響が生じる。
者の如く独立頂部を有する磁気ヘッドであるが、コンパ
クトカセットテープのように圧着パッドを用いてテープ
に圧力を加え、磁気ヘッドテープ摺動面へのテープタッ
チを良好ならしめる機構の場合には、各磁気ヘッドユニ
ットの頂部間の谷間部に、圧着パッドによって押し付け
られたテープがおちこみ、形状効果等の影響が生じる。
そこで、圧着パッドが一方の磁気ヘッドユニットの頂部
に密着するよう配置することも提案されているが、圧着
パッドの当らない方の磁気ヘッドユニットの寸法的制限
が大きく、テープタッチを良好にすることが困難であっ
た。
に密着するよう配置することも提案されているが、圧着
パッドの当らない方の磁気ヘッドユニットの寸法的制限
が大きく、テープタッチを良好にすることが困難であっ
た。
また、両磁気ヘッドユニットの頂点間に平板状支持材を
配置することも考えられたが、支持材の寸法許容度が小
さく位置決めのための作業性が悪いほか、テープ摺動面
において平板状調整板と各磁気ヘッドユニットの曲面と
の間に摺動面に対して略直角な断層を生じテープ摺動特
性を悪化させ、甚しくはそのエッジによりテープをいた
め切断が生じる虞れもあり、かつ又、断層部にゴミ等が
付着堆積して音響電気特性上も好ましくない結果となる
。
配置することも考えられたが、支持材の寸法許容度が小
さく位置決めのための作業性が悪いほか、テープ摺動面
において平板状調整板と各磁気ヘッドユニットの曲面と
の間に摺動面に対して略直角な断層を生じテープ摺動特
性を悪化させ、甚しくはそのエッジによりテープをいた
め切断が生じる虞れもあり、かつ又、断層部にゴミ等が
付着堆積して音響電気特性上も好ましくない結果となる
。
本考案の目的は、このような技術的諸問題を解決し、テ
ープ摺動面調整部材を正確にかつ簡単に?望の位置に取
付けることができ、それによって良好なテープタッチを
はじめ優れた電磁的あるいは電気音響的特性を発揮させ
ることができ、小型高性能の複合磁気ヘッドを得ること
にある。
ープ摺動面調整部材を正確にかつ簡単に?望の位置に取
付けることができ、それによって良好なテープタッチを
はじめ優れた電磁的あるいは電気音響的特性を発揮させ
ることができ、小型高性能の複合磁気ヘッドを得ること
にある。
即ち本考案は、異なる機能を有する複数個の磁気ヘッド
ユニットを組合せてなり、しかも各磁気ヘッドユニット
はそれぞれ独立した頂部を有する構造の複合磁気ヘッド
において、隣接する磁気ヘッドユニットによって形或さ
れる谷間部に、テープ面に対向して凸の曲面を有しかつ
その頂部が隣接する磁気ヘッドユニットの両頂部を結ぶ
平面にほぼ一致する如き形状のテープ摺動面調整部材を
取付けてなる複合磁気ヘッドにある。
ユニットを組合せてなり、しかも各磁気ヘッドユニット
はそれぞれ独立した頂部を有する構造の複合磁気ヘッド
において、隣接する磁気ヘッドユニットによって形或さ
れる谷間部に、テープ面に対向して凸の曲面を有しかつ
その頂部が隣接する磁気ヘッドユニットの両頂部を結ぶ
平面にほぼ一致する如き形状のテープ摺動面調整部材を
取付けてなる複合磁気ヘッドにある。
以下図面に基づき本考案について説明する。
第1図A, Bは本考案の一実施例を示す説明図である
。
。
この複合磁気ヘッドは記録専用と再生専用のように異な
る機能を持った2個の磁気ヘッドユニット1,2を組合
せてなり、磁気ヘッドユニット1,2はそれぞれヘッド
コア11. 21とシールドケース12, 22及びフ
ロントマスク13. 23とから構或されており、また
それぞれ独立した頂部1a,2aを有する。
る機能を持った2個の磁気ヘッドユニット1,2を組合
せてなり、磁気ヘッドユニット1,2はそれぞれヘッド
コア11. 21とシールドケース12, 22及びフ
ロントマスク13. 23とから構或されており、また
それぞれ独立した頂部1a,2aを有する。
隣接する磁気へッドユニツチ1,2によって形或される
谷間部3には円柱状のテープ摺動面調整部材4が接着さ
れる。
谷間部3には円柱状のテープ摺動面調整部材4が接着さ
れる。
円柱状のテープ摺動面調整部材4の外径は、該テープ摺
動面調整部材4を前記谷間部3に配置したとき、その突
出部(頂部)4aが前記の両磁気ヘッドユニット1,2
の頂部1a,2aを含む平面にほぼ一致するような寸法
のものが選ばれる。
動面調整部材4を前記谷間部3に配置したとき、その突
出部(頂部)4aが前記の両磁気ヘッドユニット1,2
の頂部1a,2aを含む平面にほぼ一致するような寸法
のものが選ばれる。
第2図A,Bは本考案の他の実施例である。
テープ摺動面調整部材14として断面扇形の柱状体を用
いた以外は第1図A, Bに示すものと同じ構戒なので
、各部材については第1図A, Bと同一符号を付し、
それらについての説明は省略する。
いた以外は第1図A, Bに示すものと同じ構戒なので
、各部材については第1図A, Bと同一符号を付し、
それらについての説明は省略する。
扇形断面の柱状のテープ摺動面調整部材14の寸法は、
それを谷間部3に装着したときその頂部14aが両磁気
へッドユニツH,2の頂部1a,2aを含む平面にほぼ
一致するように選ばれる。
それを谷間部3に装着したときその頂部14aが両磁気
へッドユニツH,2の頂部1a,2aを含む平面にほぼ
一致するように選ばれる。
第3図は第2図A, Bの実施例の複合磁気ヘッドにお
けるテープタッチの状況を示している。
けるテープタッチの状況を示している。
磁気テープ5は圧着ノ々ツド6によって該磁気テープ5
の裏面からテープ摺動面調整部材14に向って押し付け
る。
の裏面からテープ摺動面調整部材14に向って押し付け
る。
それ故、同図から判るように、テープ走行時の磁気テー
プ5は両磁気ヘッドユニット1,2?各項部1a,2a
近傍にあるギャップ7,8に良好なテープタッチを与え
、かつ形状効果等の影響も少い。
プ5は両磁気ヘッドユニット1,2?各項部1a,2a
近傍にあるギャップ7,8に良好なテープタッチを与え
、かつ形状効果等の影響も少い。
テープ摺動面調整部材4,14は、いずれもテープ面に
向って凸の曲面を有しているからテープはスムーズに走
行し、前記の平板状支持体の場合にみられるようなテー
プの破損や異物の付着といった事態は生じないし、常に
正確な位置に容易に装着できる。
向って凸の曲面を有しているからテープはスムーズに走
行し、前記の平板状支持体の場合にみられるようなテー
プの破損や異物の付着といった事態は生じないし、常に
正確な位置に容易に装着できる。
また、各磁気ヘッドユニット1,2の頂部1a,2a間
の距離にバラツキがあっても、いくつかの径の異なるテ
ープ摺動面調整部材4,14を用意することにより、容
易に一定の性能を実現できる。
の距離にバラツキがあっても、いくつかの径の異なるテ
ープ摺動面調整部材4,14を用意することにより、容
易に一定の性能を実現できる。
テープ摺動調整部材の形状は、円柱や扇形柱体に限らず
断面楕円形の柱体などテープ面に向って凸の曲面を持っ
ていればよい。
断面楕円形の柱体などテープ面に向って凸の曲面を持っ
ていればよい。
なお、上記実施例はいずれも2個の磁気ヘッドユニット
からなるものであるが、3個以上の磁気ヘッドユニット
からなる複合磁気ヘッドにおいても本考案を適用しうろ
こと無論である。
からなるものであるが、3個以上の磁気ヘッドユニット
からなる複合磁気ヘッドにおいても本考案を適用しうろ
こと無論である。
また、テープ摺動面調整部材の材質について言えば、磁
気ヘッド立ニット間の相互干渉を減少せしめるように、
非磁性体による磁気的絶縁効果や磁性体による浮遊磁界
のトラツピング効果等を利用して、非磁性体、磁性体、
またはそれらの複合体でそれぞれの条件に最適なものを
選ぶことができる、 本考案は上記のように構威した複合磁気ヘッドであるか
ら、テープタッチは極めて良好となり、テープはスムー
ズに走行可能で形状効果による影響も少なく、しかもテ
ープ摺動面調整部材を正確にかつ簡単に所望の位置に取
付けることができ、作業性にすぐれ、また一定の優れた
電磁的あるいは電気音響的特性を発揮させる二とができ
、小型高性能化を図るととができるなど数々のすぐれた
実用的効果を奏しうるもめである。
気ヘッド立ニット間の相互干渉を減少せしめるように、
非磁性体による磁気的絶縁効果や磁性体による浮遊磁界
のトラツピング効果等を利用して、非磁性体、磁性体、
またはそれらの複合体でそれぞれの条件に最適なものを
選ぶことができる、 本考案は上記のように構威した複合磁気ヘッドであるか
ら、テープタッチは極めて良好となり、テープはスムー
ズに走行可能で形状効果による影響も少なく、しかもテ
ープ摺動面調整部材を正確にかつ簡単に所望の位置に取
付けることができ、作業性にすぐれ、また一定の優れた
電磁的あるいは電気音響的特性を発揮させる二とができ
、小型高性能化を図るととができるなど数々のすぐれた
実用的効果を奏しうるもめである。
第1図Aは本考案に係る複合磁気ヘッドの一実施例の平
面図、第1図Bは第1図AにおけるA〜A線断面図、第
2図Aは本考案に係る複合磁気ヘッドの他の実施例の平
面図、第2図Bは第2図AにおけるB−B線断面図、第
3図は第2図A,Bに示した他の実施例におけるテープ
タッチの状況を示す説明図である。 1,2・・・磁気ヘッドユニット、1a,2a・・・磁
気ヘッドユニット頂部、3・・・谷間部、4,14・・
・ナ二プ摺動面調整部材。
面図、第1図Bは第1図AにおけるA〜A線断面図、第
2図Aは本考案に係る複合磁気ヘッドの他の実施例の平
面図、第2図Bは第2図AにおけるB−B線断面図、第
3図は第2図A,Bに示した他の実施例におけるテープ
タッチの状況を示す説明図である。 1,2・・・磁気ヘッドユニット、1a,2a・・・磁
気ヘッドユニット頂部、3・・・谷間部、4,14・・
・ナ二プ摺動面調整部材。
Claims (1)
- 異なる機能を有する複数個の磁気ヘッドユニットを組合
せてなり、しかも各磁気ヘッドユニットはそれぞれ独立
した頂部を有する構造の複合磁気ヘッドにおいて、隣接
する磁気ヘッドユニットによって形或される谷間部に、
テープ面に対向して凸の曲面を有しかつその頂部が隣接
する磁気ヘッドユニットの両頂部を結ぶ平面にほぼ一致
する如き形状のテープ摺動面調整部材を取付けてなる複
合磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP258579U JPS599413Y2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 複合磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP258579U JPS599413Y2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 複合磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55103840U JPS55103840U (ja) | 1980-07-19 |
| JPS599413Y2 true JPS599413Y2 (ja) | 1984-03-24 |
Family
ID=28805781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP258579U Expired JPS599413Y2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 複合磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599413Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01291846A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-24 | Aloka Co Ltd | 超音波探触子 |
-
1979
- 1979-01-10 JP JP258579U patent/JPS599413Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55103840U (ja) | 1980-07-19 |
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