JPS6028065Y2 - ダクト接続器 - Google Patents

ダクト接続器

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Publication number
JPS6028065Y2
JPS6028065Y2 JP1975139785U JP13978575U JPS6028065Y2 JP S6028065 Y2 JPS6028065 Y2 JP S6028065Y2 JP 1975139785 U JP1975139785 U JP 1975139785U JP 13978575 U JP13978575 U JP 13978575U JP S6028065 Y2 JPS6028065 Y2 JP S6028065Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
ducts
straight
reciprocating
coupler
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975139785U
Other languages
English (en)
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JPS5252699U (ja
Inventor
勲 島田
典夫 間山
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はダクト接続器に関する。
一般に複数の往復導体を平行に配設する場合、相互往復
線間の静電的、電磁的結合により所謂漏話という現象が
生じる。
これが電力線と通信線とが平行に配設された場合では、
電力線側で生じる開閉サージや大きな過渡的突入電流等
によって通信線に大きな影響を与え電磁誘導雑音と呼ば
れている現象が起きる。
本案は、このような漏話、誘導障害を著しく減少させる
ためのダクト接続器を提供しようとするものである。
従来、漏話を防ぐ予断として通信ケーブルを撚ったり、
できるだけ往復線同志を互いに直交するよう配置し、且
つそれをさらに撚るといった方法がとられているが、通
信ケーブル自体フレキシブルであるため往復線をそれぞ
れ幾何学的に対称な配置に固定することは不可能であり
、特に電力線と並設しなければならない場合は、ケーブ
ルを一直線に配置させることができないので、誘導障害
発生が問題となる。
実際には、通信ケーブルと電力線との間隔をできるだけ
大きくとるように配置しているが、場合によっては近接
配置しなければならないこともある。
又、一般のダクト類は通信用としての考慮がなされてお
らす、このような対策は行われていない。
本案はダクトの特徴すなわち極めて高精度の往復導体配
置ができているという特徴を生かして上記フレキシブル
通信ケーブルでは実現できない誘導障害の防止を行なお
うとするものである。
一般の通信ケーブルにおいては、第1図に示すように一
定の間隔(ピッチ)で往復線が撚られているが、これは
静電誘導、電磁誘導のいずれに対しても有効である。
その理由は、静電結合としては、他の線pから撚られて
いる往復線(b rに対する静電容量を2ピッチ間隔
てみれば、いずれも(Ci 十C2)となり、往復回線
q、rの平衡が保たれ静電誘導をかなり抑えることがで
きる。
又電磁結合も線路pに流れる電流1によって往復回線q
? rに生じる電磁誘導電圧が、1ピント毎に逆向き
となって打消し合い誘導障害を減少させることができる
しかしながら一般にケーブルはフレキシブルであり、製
造的にも、又実際の布設条件、工事面での制約等から完
全な平衡は不可能である。
すなわち第1図で説明すれば、例えばlピッチ毎の静電
容量がすべて等しくはならないからである。
一方ダクトに於ては、一般の通信ケーブルと違って製造
的に極めて寸法精度良く、往復線を配設することができ
、工事的な制約もないことから撚ることによって著しい
誘導抑制効果が期待できるが、現在このような目的で撚
り機能をもったダクトは提案されていない。
特に第2図の如き二往復導体を一体としたダクトに於て
往復導体間(7ユ、 7bと7゜、7d間)の相互誘
導を減少させる場合、例えば導体1−= 7bが信号
線で、7o、7dが電力線であるような場合、その効果
が大きい。
第2図はダクトAとダクトBとをダクト結合器4を介し
て接続した場合を示すが、結合器4は第3図に示すクロ
ス栓刃1,2と第4図に示すストレート栓刃3によって
構成されており、導体74,7bはクロス栓刃上、えに
よって撚りが与えられ、導体7゜g 7ciはストレ
ート栓刃1によってストレートに接続されている。
次に第3図、第4図及び第5図について本案のダクト結
合器の構造について説明する。
第3図においてクロス栓刃1と茎とは同じ構造のもので
あり、栓刃1と業とはその向きが逆になっているもので
、a、a′は接触部、b、b′は接触部 、 a/と直
角になっている本体で、接触部は本体の下辺の一部を外
方向に折り曲げて形成され、Cは連結部で本体す、b’
の下辺を互に斜方向に連結するように構成されている。
すなわち連結部Cの中心より見て、接触部a、a′は互
に対称的に配置されている。
第4図においてストレート栓刃1は本体eの下辺両端に
、同一方向に折り曲げて形成された接触部d、d’が設
けられている。
しかして、本考案におけるダクト接続器は、第3図及び
第4図に示す一対のクロス栓刃1.業と一対のストレー
ト栓刃1とを所定の間隔をおいて、絶縁物製の結合器本
体4に設けてなるものであり、クロス栓刃の接触部 、
a/が上方に一直線上に設けられ、ストレート栓刃の
接触部d、d’が下方に一直線上に設けられ、夫々本体
4の両側に、かつ対称的位置に設けられている。
第2図はダクトを示するもので、5はダクト本体で、6
は絶縁物製のダクトシース、7a、7bは互にダクトシ
ースの内側に対向して設けられているダクト導体、7゜
、 ?dについても?、、?bと同様である。
次に本案のダクト結合器を用いた使用例を示す。
第6図においては、ダクトの単位長をlとして単位長毎
に結合器4によって往復導体7ユ1 7bが撚られてい
る。
又、第7図は一往復導体のみで構成されるダクトの配線
図で、この場合はダクト外の他の電力線等からの誘導を
防ぐために導体8−= 8bが結合器4を介して撚ら
れる実施例を示したものである。
本案は成上のようにダクトのもつ高精度な導体配置の性
質を使って、クロス栓刃とストレート栓刃を有するダク
ト結合部で少くとも一往復導体に撚り効果を与えたもの
で、これにより誘導障害をほとんど皆無にすることがで
き、高信頼性の通信系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は往復線が撚られている場合の説明図、第2図は
4線ダクトを結合器で結合させた状態、第3図はクロス
栓刃、第4図はストレート栓刃の斜視図、第5図は本案
の結合器の斜視図、第6図及び第7図は使用例を示す。 1.2・・・・・・クロス栓刃、3・・・・・・ストレ
ート栓刃、4・・・・・・結合器、5・・・・・・ダク
ト本体、6・・・・・・ダクトシース、7a〜7d・・
・・・・導体、a、d・・・・・・接触部、b、 e・
・・・・・本体、C・・・・・・連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2つのダクトに両端を夫々嵌め込むことによってそれら
    ダクトを導電的、機械的に接続する接続器において、ダ
    クトの長さ方向に対し斜めに延びる連結部Cと、この連
    結部Cの両端に夫々一体形成され、かつダクトの長さ方
    向に延びる本体す。 b′この本体す、b’に対し外方向に折曲して形成した
    接触部 、 a/とを備えてなる一対のクロス栓刃1.
    2の前記連結部Cを、前記ダクト内に配設された通信用
    往復導体を撚って接続すべく絶縁物製のダクト結合器内
    においてクロスして配設すると共に、前記ダクト結合器
    内に電力線接続用の一対のストレート栓刃3を配設して
    なるダクト接続器
JP1975139785U 1975-10-14 1975-10-14 ダクト接続器 Expired JPS6028065Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975139785U JPS6028065Y2 (ja) 1975-10-14 1975-10-14 ダクト接続器

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JP1975139785U JPS6028065Y2 (ja) 1975-10-14 1975-10-14 ダクト接続器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5252699U JPS5252699U (ja) 1977-04-15
JPS6028065Y2 true JPS6028065Y2 (ja) 1985-08-24

Family

ID=28619627

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JP1975139785U Expired JPS6028065Y2 (ja) 1975-10-14 1975-10-14 ダクト接続器

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JP (1) JPS6028065Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914993A (ja) * 1972-04-01 1974-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914993A (ja) * 1972-04-01 1974-02-08

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Publication number Publication date
JPS5252699U (ja) 1977-04-15

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