JPS6027976B2 - 色を識別する方法および回路装置 - Google Patents

色を識別する方法および回路装置

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JPS6027976B2
JPS6027976B2 JP54153076A JP15307679A JPS6027976B2 JP S6027976 B2 JPS6027976 B2 JP S6027976B2 JP 54153076 A JP54153076 A JP 54153076A JP 15307679 A JP15307679 A JP 15307679A JP S6027976 B2 JPS6027976 B2 JP S6027976B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、着色面が周知のスペクトル組成の光によって
照射され、かつ反射または透過した光における3原色の
強度が、色成分として光電的に測定され、これら色成分
が、色空間内の色位置の空間座標をなしており、また色
空間内において識別すべきそれぞれの色に対して色識別
空間が定義され、かつ測定された色成分が、色識別空間
に対する所属に関して試験される、色を識別する方法お
よび回路装置に関する。
着色原画とは、複製用画像またはパターン原画、織物処
理機用制御データを得るパターンスケッチ、着色印刷担
体および一般的にそれぞれ色の付いた面のことである。
着色原画の3色走査の際、それぞれの色に対して色測定
値3値が発生され、この色測定値3値は、色の色成分ま
たはROB色空間における所属の色位置の座標を表わし
ている。原画の色において色変動または色変化が生じ、
これら色変化は、一方においてデザィナの意図するもの
であるが、他方において市販の顔料の色公差または不均
一な着色に起因することもある。
個々の色のこれらの色変動は、所定の色範囲内にあり、
これら色範囲は、色識別または色分離の際に1つの色と
識別するようにし、またそれ故にこれら色範囲に、RG
B色空間内で適当な色識別空間が対応している。この時
色選択回路において、原画走査により得られる色信号3
値が所定の色識別空間のどこに入るかが連続的に検出さ
れ、かつ色の存在が表示される。
このような色選択回路は、例えば多色混合印刷または織
物、装飾および包装材料の印刷用の色分解版を作るカラ
ースキャナに使用される。
多色混合印刷(紙印刷)用の色分解版を作る際色修正が
行われ、この色修正は、一方において印刷色の色測定上
不十分な品質を考慮し、かっこの色修正によって他方に
おいて原画に対して複製の減算に望ましい色表現を変化
することができる。
基本修正の他に付加的な選択修正が行われ、この選択修
正は、完全に決められた色に目標を絞って作用する。従
って色選択回路によって特別の修正を行うようにする色
をその都度選択するという問題がある。多色混合印刷と
は相違して、織物、装飾または包装材料印刷の際色は、
印刷処理の前に混合され、かつそれから独立して印刷媒
体に転写される。
その際原画の個々の色を色選択回路によって互いに分離
し、かつそれぞれの色に対して独立の色分解版を作ると
いう問題がある。色選択回路は、織物処理機用の制御デ
ータを得るためパターンスケッチ用走査装置においても
必要である。
ここでは同様に示される着色パターンスケッチから個々
の色を選ぶことが問題になる。この時これらの色は、制
御データに変換され、かつ色情報としてデー夕担体に蓄
えられる。米国特許第3210552号明細書から、調
節可能な閥値回路によって色識別空間の所望の限界を電
子的にシミュレートする色選択回路がすでに公知である
色識別空間における識別すべき色の所属は、色測定値信
号を調節された閥値と比較することによって決定される
。色識別空間の大きさは調節できるが、形は、大体にお
いて直方体状である。
公知の色選択回路は、法外な回路費用なしでは色識別空
間の形を分離すべき色範囲に最適に合わせることができ
ず、それにより色識別の際誤差を生じる、という欠点を
有する。
さらに別の欠点は、選択回路をそれぞれ解析すべき原画
の特別な性質に合わせることがほとんど不可能であると
いZう点にある。すなわち閥値の個別的な調節は非常に
困難であるとわかった。なぜなら色空間と電気的閥値と
の間に観念的には無闇係だからである。多数の色を分離
するためには同様に多数の関値回路が必要であり、かつ
調節しなければならず、それにより非常に高価になり、
かつ時間を消費するようになる。色識別の変形は、米国
特許第3012666号明細書およびドイツ連邦共和国
特許出願公開第21587斑号明細書から明らかであり
、ここにおいて空間的な色識別は、2次元の問題に還元
される。
ここでは色範囲は、ここでも閥値回路によってシミュレ
ートされる直線によって区切られている。実際にはこれ
ら方法も、満足すべき結果を提供しないことがわかった
なぜなら色識の確実さがいまいま不十分だからである。
例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第21斑7$にお
ける色範囲の「バナナ状」構成によれば、色空間全体を
色識別空間ですき間なく満たすことは困難であり、それ
により同様に色識別の際不確実になる。それ故に特許請
求の範囲に記載した本発明の課題は、前記欠点を除去し
、かつ色を識別または分離する改善された方法を提供す
ることにあり、それにより識別空間を分離すべき色範囲
に合わせることができるようにし、それにより高度な識
別確実性を得るようにする。本発明の実施例を以下図面
によって説明する。
第1図は、色識別または色分離を行う回路装置の第1の
実施例を示し、かつ第2図は、動作を説明する流れ図を
示している。解析すべき着色原画は、多色印刷用または
織物、装飾および包装材料印刷用の画像またはパターン
原画であるが、織物処理機用制御データを得るパターン
スケッチであってもよい。
着色原画とは、多色印刷担体および一般的にそれぞれ色
の付いた面のことである。着色原画は、並べて平らに構
成された色および連続的に変化する色から成るようにす
る。
平面的な色は、例えば色公差または不均一な着色のため
色偏差を有する。色識別の際個々の平面的な色を互いに
分離し、かつ面内の色偏差を一つの色にまとめるという
問題がある。連続的に変化する色、すなわち彩度および
/または明度が徐々に変化する色において、色変化はデ
ザィナの意図するものである。この時色識別の際、個々
の色変化(連続的な変化)を互いに分離するか、または
場合によっては多くの色変化を1つの色にまとめるか、
という問題がある。原画支持体2上に取付けられた原画
1は、周知のスペクトル組成を持った2つの光源3,4
から照射され、かつ反射または透過した走査光は、レン
ズ5および6を介してかつ絞り7を介して走査部村8に
達する。
走査部材8において走査光は、2つの2色分割器9,1
01こよって3つの部分ビームに分割され、これら部分
ビームは、修正色フィル夕11,12,13を通って3
つの光電変換器14,15,16に当たる。変換器14
,15,16は、走査された色の原色成分の強さに応じ
て受取った部分光を原色測定値信号R.G.Bに変換し
、これら原色測定値信号は、デカルトのR.○.B色空
間において所属の色位置の空間座標を表わしている。色
測定値信号R.G.Bは、対数変換段17におし、0て
対数化され、かつ/または階調曲線に応じて変形される
変換段18において色測定値信号R.G.Bが、次式に
応じて色度信号xおよびyおよび明度信号zにマトリク
ス変換される。Xニa,.R十a,20十a,38 タyニaaR+a22C+a松BZニa幻R十a32G
+a3Bマトリクス変換は、R.○.B色空間から色度
明度色空間への変換に相当し、その際色度信号x,yは
、色度平面内の色位置の色座標を表わし、かつ0明度信
号zは、第3の座標(灰色軸)を表わしている。
このような変換は、テレビジョン技術において周知であ
る。色度信号x,yおよび明度信号zは、A/D変換器
19,20,21においてそれぞれ5ビットの議長を持
ったディジタル信号に変換され、これらディジタル信号
は、出力線22,23,24を介して送出される。
ディジタル変換は、これとは異った分解能で行ってもよ
い。説明のため第3図は、色度明度色空間25が、わか
り易くするためここでは数個だけを示した多数の色空間
素子26に、本実施例においては32×32×32にど
のようにして分割するかを示している。
色空間素子26の色または色度明度色空間25内の位置
は、空間ベクトル;または相応する色空間座標x,y,
zによって定義されている。個々の色または色空間素子
26には、任意に選択できる識別記号、例えば色番号(
F−No.)1、2、3等が対応させられる。色分離の
際1つの色に属するとわかるようにする着色原画1にお
けるそれぞれの色範囲は、色識別空間27によって色度
色空間25内で区切られている。1つの色識別空間に属
する色空間素子26に、同じ色番号が割当てられている
第3図は、色番号「1」を持つ第1の色識別空間271
、および色番号「2」を持つ第2の色識別空間272お
よび色番号「3」を持つ第3の色識別空間273の一部
を示している。色識別空間27の数は、分離すべき色の
数によって決める。一般に個々の色識別空間は、互いに
すき間なく接しているので、定義されない状態は生じな
い。第1図による色識別回路装置は、アドレス入力端子
29、データ入力端子30およびデータ出力端子31を
備えた色識別メモリ28を有する。
本実施例において色識別メモリ28は、それぞれ4ビッ
トで32×32×32の容量を有する。それぞれの記憶
場所に、色度明度色空間25の色空間素子26が対応し
ている。それぞれの記憶場所は、当該の色空間素子26
の色座標x、y、zによってアドレス制御可能である。
記憶場所には色番号「1」ないし「16」がファイルさ
れており、これらの色番号は、色空間素子26に対応し
たものである。A/D変換器19,20,21の出力線
22,23,24は、アドレスバス32にまとめられて
おり、このバスは、切換スイッチ33を介し4て色識別
メモリ28のアドレス入力端子29に接続されている。
それぞれ5ビットのディジタル信号は、それぞれ15ビ
ットずつのアドレスにまとめられ、かつメモリアドレス
の選択のためアドレスバス32を介して色識別メモリ2
8に送出される。原画色を後で色識別するため当該の色
座標組合せx、y、zに所望の色番号が対応させられ、
か夕 つ色識別メモリ28の相応したアドレスでファイ
ルされる。
この時本来の色識別の際走査部村8は、走査部材8と原
画支持体2の間の相対運動によって点および線毎に着色
原画1を走査する。
その際得られoる色座標(アドレス)は、アドレスバス
32および切換スイッチ33を介して色識別メモリ28
内において所属の色空間を呼出し、これら色空間は、デ
ータ出力端子31を介して色識別メモリ28から読出さ
れ、かつ引続き処理される。切換スタイッチ33は、こ
の時破線で示されたスイッチ位置にある。例えば所定の
色範囲を単一色として色番号「N」によって識別しよう
とする場合、色識別メモリ28においてこの色範囲内に
入るすべての色座標組合せ(アドレス組合せ)x、y、
zに、色番号「N」を対応させる。
後で原画を走査する際アドレス組合せが再び生じると、
所属の色は色番号「N」によって識別されている。着色
原画1によって囲まれる色範囲が、理論的に可能なR.
G.B色空間または色度明度色空間よりもずっと4・さ
し、場合、色識別メモリ28を完全に利用するため有利
にも適当なアドレス換算を行うことができる。
実際にはいよいよ多数の原画色を互いに分離することが
あるので、同数の色談空間が定義され、かつ色番号が色
識別メモリ28に入力される。
色番号の検出および色識別メモリ28の充填は、本発明
によれば走査部材8および対応回路34を用いて解析す
べき着色原画1に基いて行われる。対応回路34は、入
力段35、標本メモリ36、アドレス制御ユニット37
および演算回路38から成る。
入力段35は、あらかじめ色番号を与える10ボタンキ
ーボードを備えた第1の制御パネル35′および多数の
動作ボタンを備えた第2の制御パネル35^を有する。
次に対応回路34の動作を詳細に説明する。
色識別メモリ28の完全なまたはほぼ完全な充填のため
必要な多数の色番号を得るため、本発明の思想によれば
まず原画1からずっとわずかな数の色標本が取出され、
かつこれら色標本に色番号を対応させる。それにより基
礎構造が得られ、この基礎構造から、色識別空間の構成
のため必要な色番号が自動的に検出され、かつ色識別メ
モリ28にファイルされる。標本取出し 第1のステップにおいてそれぞれ識別すべき色に対して
着色原画1から少なくとも1つの色標本が敬出され、か
つそれぞれの色標本に色番号が対応させられる。
そのため走査部材8が、個々の色において特徴的な標本
点Pnに当てられ、かつ色測定値信号R.G.Bが測定
される。このようにして得られた標本色座標xpn、y
pn、zpnは、アドレスバス32を介して標本メモリ
36のデータ入力端子39′に達する。同時に操作者は
、入力段35を用いて標本色座標xpn、ypn、zp
nのそれぞれの3値(15ビット)に、色香号「N」(
4ビット)を対応させ、この色番号をデータバス40を
介して標本メモリ36のデータ入力端子39rに与える
ことによって、標本リストを用意する。標本リストのそ
れぞれの行は、アドレス制御ユニット37からアドレス
入力端子41を介して呼出される連続アドレスで標本メ
モリ36に19ビット記憶語としてファイルされる。そ
のため操作者は、個々の標本取出しの間に入力段35の
制御パネル35″にある動作ボタン42「標本」を操作
し、それにより線43上の相応する命令が、アドレス制
御ユニット37内のアドレスをそれぞれ1だけ増加する
。色標本の数は、大体において識別すべき色の種類、着
色原画、および色分離の際必要な精度に従つ。
次に対応リストを作るための例を示す。
着色原画1の面44内の識別すべき色「青」は、均一な
彩度および明度を持つものとする。
この場合標本点PIにおいて1つの色標本を取出し、か
つ識別色「青」の標本色座標xp,、yp,、zp,に
例えば色番号「1」を対応させるだけで十分である。面
45内の識別すべき第2の色は、連続的に変化し、例え
ば識別色「赤」にまとめようとする色範囲「明かるし、
赤」および「暗い赤」を有するものとする。
この場合まず色範囲「明かるし、赤」における標本点p
2が測定され、かつ標本色座標xp2、yp2、zp2
に識別色「赤」、の色番号「2」を対応させる。その後
に色範囲「暗い赤」内の標本点p3から色標本が取出さ
れ、かつ標本色座標xp3、yp3、zp3に同様に識
別色「赤」の色番号「2」を対応させる。
原画1の別の面46における第3の色は、同様に連続的
に変化し、例えば互いに分離しようとする色範囲「明か
るし、黄」、「中間の黄」および「暗い黄」を有するも
のとする。
この場合それぞれの色範囲において少なくとも1つの色
標本が取出され(標本点P4PふP6)かつ所属の標本
色座標xp4、yp4、zp4に識別色「明かるし、黄
」の色番号「3」が、標本色座標xp5、yp5、zp
5に識別色「中間の黄色」の色番号「4」が、また最後
に標本色座標xp6、yp6、zp6に識別色「暗い黄
」の色番号「5」が対応する。n番目の標本点から色標
本を取出しかつ色番号「N」を対応させることによって
、次のような標本リストが作られかつファイルされてい
る。
着色原画1は、カラーモニタ上に示すこともでき、かつ
色標本は、カーソルおよび適当な測定回路によって検出
できる。そのため着色原画1は、カラーカメラによって
走査される。解析すべき着色原画1がすでに前カラース
キャナによって走査され、かつディジタルメモリ内にデ
ィジタル色情報がファイルされている場合、色情報は画
像くり返しメモリ内に蓄えられ、かつカラーモニタ上に
示すため周期的に読出される。色番号の検出 標本取出しの前記第1のステップの後にすでに色標本に
相当する色空間素子(標本色空間素子)に色番号が対応
している。
続いてそれぞれ別の色空間素子(xi、y,、zi)に
、空間的に最も近い標本色空間素子(xpn、ypn、
zM)の色番号が割当てられる。色空間を検出するため
割当てるべき色空間素子と個々の標本色空間素子との間
で色空間内の距離計算を行い、かつ最小間隔を決めるこ
とが必要である。説明のため第4図にもう1度割当てる
べき色空間素子26を有する色度明度空間25が示され
ており、この色空間素子は、空間ベクトル己または色座
標3値x;、yi、ziによって規定されておdnニノ
(Xi・Xpn)2 十(yi−ypn)それから選ば
れた例において距離d,およびd2が計算され、かつ互
いに比較される。
d2<d,なので、色空間素子26に色番号「2」が割
当てられる。呼出された色空間素子と複数の藤本色空間
素子との間に同じ距離が検出された場合、呼出された色
空間素子に、同じ距離の色標本において最もひんばんに
生じる色番号を対応させることによって、多数決を行う
ことができる。現在の色空間素子の色番号を検出するた
め、増大した距離で囲まれた色空間素子を問合せ、かつ
色番号の割当てに関して検査してもよい。
それから現在の色空間素子に、周囲を問合せた際に初め
て見出された色番号が付けられる。色番号の検出および
色識別メモリ28の充填は、第1図による回路装置にお
いて次のように行われる。
操作者は、入力段35の制御パネル35″にある動作ボ
タン47「メモリ充填」を操作し、それにより制御命令
が線48を介してアドレス制御ユニット37に与えられ
る。
アドレス制御ユニット37は、割当てるべき色空間素子
(記憶場所)の色座標xi、yi、ziを呼出し、かつ
これら色座標を、データバス49およびデータ入力端子
50を介して演算回路38に引渡す。
さらにアドレス制御ユニット37は、アドレス入力端子
41を介して標本メモリ36の第1のアドレスを呼出し
、このアドレスによって第1の標本の標本色座標xp,
、yM、zp,、および所属の色番号(標本リストの第
1行)がファイルされてり、また色度明度空間は2つの
標本色空間素子26′および26【を有し、これら標本
色空間素子は、空間ベクトルFp,、Fp2、または色
座標(xp.、yp,、zp,)、(×p2、yp2、
zp2)によつて規定されている。
標本色空間素子26′,26″は、割当てるべき色空間
素子26から距離d,およびd2を有する。標本色空間
素子26′に色番号「1」が、また標本色空間素子26
″に色番号「2」が対応しているものとする。色空間素
子(xi、yi、z;)から標本色空間素子(xpn、
ypn、zpn)までの距離dnは、次のベクトル距離
式によって検出される。
(Zi−Zpn)2 【1}
おり、かつこれらの値は、データバス51,52および
データ入力端子53,54を介して同様に演算回路38
に転送される。
この時演算回路38は、前記の式に応じて距離d,を検
出し、かつ得られた値を内部レジスタにファイルする。
それからアドレス制御ユニット37は、標本メモリ36
の第2のアドレスを呼出し、かつ第2の標本に関する表
示を有する標本リストの第2の行を演算回路38に転送
し、この演算回路は、この時距離qを検出しかつ記憶す
る。この過程は、n番目の色標本までの距離dnの計算
によって終了し、かつ同時に最小距離dminも検出さ
れる。アドレス制御ユニット37から呼出された色座標
xi、y;、ziは、同時にアドレスバス55および図
示されたスイッチ位置にある切換スイッチ33を介して
色識別メモリ28の相応するアドレスを呼出す。検出さ
れた最小間隔dminに対応する色番号は、演算回路3
8からデータバス56、別の切襖スイッチ57およびデ
ータ入力端子30を介して色識別メモリ28に転送され
、かつ選ばれたアドレスでファイルされる。続いてアド
レス制御ユニット37は、割当てるべき別の色空間素子
(記憶場所)の色座標(アドレス)を呼出し、かつ色番
号の検出および色識別メモリ28への転送が、前記のよ
うに行われる。
アドレス制御ユニット37は、任意の順序で色識別メモ
リ28のアドレスを呼出すことができるか、または1つ
または複数の色識別空間だけに限定しようとする場合、
所定の範囲に限定することができる。走査された着色原
画1が例えば制御マスクであり、かつわずかなマスク信
号しか得られない場合、または色識別メモリ28の出力
信号を選択色修正の制御のため使用したい場合、1つま
たは複数の色識別空間の限定で十分である。
その他すべての用途において色識別メモリを少なくとも
完全に割当ることは有利とわかった。なぜならこの時規
定されない色状態が生じることはなく、かつ色分離の際
高度な識別安全性が得られるからである。この場合色識
別メモリ28のアドレスは行毎に呼出される。回路装置
の別の有利な動作は次のようになっている。
例えば連続的に変化する色を有する着色原画1の面を色
番号「N」を有する単一色として識別しようとする時、
回路装置において付加的に次のことが可能である。
すなわちこれら面のできるだけ多くの色座標3値x、y
、zを検出するため、走査部材8を当該の面にわたって
密に並ぶように動かすことができる。この動作のため切
換スイッチ33および57は、破線で示されたスイッチ
位置にあり、かつ色座標は、色識別メモリ28の相応す
るアドレスを直接選択する。走査部材8の運動と同時に
操作者は、入力段35の10ボタンキーボード‘こよっ
て色番号rN」を入力し、この色番号は、この時データ
バス58、切換スイッチ57およびデータ入力端子30
を介して呼出されたすべてのアドレスで色識別メモリ2
8内にファイルされる。色番号「N」を割当てた記憶場
所全体は、識別すべき単一色に対する色識別空間をなし
ている。明らかに色識別メモリ28は、着色原画から十
分多数の色標本を取出すだけでも充填される。
前記の方法は、大体において原画内の色標本を選択する
ことによって色空間内における色識別空間の大きさ、形
および配向に作用を及ぼすことができるという利点を有
する。それにより色識別空間は、分離すべき色範囲に最
適に整合され、それにより高度な識別安全性が得られる
。従って色識別空間は、固定的に設けられているのでは
なく、標本取出しによって個別的にこの時走査すべき着
色原画に合わされている。それ故に原画を互いに分離す
る程度に多くの色識別空間もその都度検出される。前記
の経過を説明するため第5図に、色度平面が色度明度色
空間の断面(z=一定)として示されている。
標本取出しの際、標本色空間素子261,262,26
3に色番号「1↓「2ト「3」が対応している。色番号
を前記のように検出しかつ色識別メモリ28を充填した
後に、この色度平面のすべての色空間素子に色番号が割
当てられている。標本色空間素子261,262,26
3のまわりに3つの色識別空間が形成されており、これ
ら空間は、線59によって互いに区画されている。第6
図は、色識別を行う回路装置の第2の実施例を示してお
り、この回路装置は、第1図に対して異つた対応回路3
4′により区別される。
ここでも対応回路34′は、入力段35、標本メモリ3
6、アドレス制御ユニット37、変形された演算回路3
8′から成り、かつ付加的にシェルメモリ62およびゲ
ート回路63を含んでいる。次に対応回路34′の動作
を詳細に説明する。標本取出し‘ま、第1図において説
明した方法と同じなので、色識別メモリの充填について
同じに説明する。
色識別メモリの充填 標本取出しの後にすでに色標本に相当する色空間素子(
標本色空間素子)に色番号が対応している。
続いて個々の色空間素子から色識別空間を構成するこれ
ら標本色空間素子を前提として、所属の色番号が検出さ
れ、かつ最後に検出された色番号が色識別メモリ28に
ファイルされる。色度明度色空間における色識別空間の
拡張は、本発明の思想によれば標本色空間素子のまわり
に増大した半径を有する球シェルまたは立方体シェルを
置くことによって、球形または立方体状に行われる。
球シェルまたは立方体シェルの形成のために利用される
色空間素子は、同時に標本取出しの際すでに色番号が割
当てられているかどうかについて検査される。検査した
色空間素子にまだ色番号が対応していない場合、この素
子は、所属の中心標本色空間素子の色番号を受取る。そ
れに反して検査された色空間素子にすでに色番号が割当
てられている時、この位置において色識別空間の拡張は
中止される。本実施例においては球シェルが形成される
。この過程を詳細に説明する。
球シェルの構成 色標本のまわりに個々の球シェルは、適当な色空間素子
によって近似される。
球シェル形成に関与する色空間素子の空間ベクトル再s
mまたはシェル座標xSm、ySm、zSmは、それぞ
れの色標本内に原点を有する補助座標系に関して、すで
に色識別前に検出されており、かつ球シェル毎にシェル
メモリ62内にリストにしてファイルされている。シェ
ル座標xSm、ysm、z6mは一般的な球の式を満た
す。
rm=ノxSm2 十ySm2 十zSm2
■その際第1の球シェルに対して半径r.=1を有し
、第2の球シェルに対して半径r2=ノ2を有し、第3
の球シェルに対して半径も=ノ3を有し、かつ一般的に
m番目の球シェルに対して半径血=ノmを有する。
それぞれ所定の半径rmに対して球の式を満たす、すな
わち2案和がm2に等しいすべての整数値3値の集合は
、m番目の球シェルに属する色空間素子のシェル座標x
sm、ysm、z肌をなしている。
m番目の球シェルに対して少なくとも1つの代表的なか
つ組織的なシェル座標3僅から出発して、残りすべての
シェル座標xsm、ysm、zsmは、交換および符号
反転によって得られる。第7図に流れ図によって説明し
たディジタルカウンタによるシェル座標の検出は、例え
ば次のようになっている。0番目の球シェル(ro=0
) 0番目の球シェルは、標本色座標xpn、ypn、zp
nを有する標本色空間素子にそれぞれ対応している。
シェル座標は0に等しい。第1の球シェル(r,=1) 代表的なシェル座標3値:(0、0、1)シェル座標:
(0、0、1);(0、1、○);(1、0、0):(
一1、0、0);(0、一1、0);(0、0、一1)
第2の球シェル(r2=ノ2) 代表的なシェル座標3値:(0、1、1)シェル座標:
(0、1、1):(1、0、1):(1、1、0):(
0、1、一1)等第3の球シェル(r3=ノ3)代表的
なシェル座標3値:(1、1、1)それによりここでも
相応したシェル座標が明らかである。
第8図は、色空間素子26からの第1の3つの球シェル
の形成を立体的な図を示している。
第8a図において標本色空間素子26′が、第8b図に
この標本色空間素子26′のまわりの第1の球シェルの
色空間素子26が、第8c図に付加的に第2の球シェル
の色空間素子26が第8d図に第3の球シェルの別の色
空間素子が示されている。同時にそれぞれ代表的な色空
間素子26″およびこの素子のシェル座標が示されてい
る。色座標(アドレスxi:yi:zi)の検出色度明
度色空間において色標本のまわりの球シェル形成に関与
する色空間素子26の色座標、または色識別メモリ28
の相応するアドレスは、シェル座標xsm、ysm、z
smおよび標本色座標xpn、ypn、zpnから次式
に応じて与えられる。Xi;Xpn十XSmyi=yp
n十ySm 糊ZiニZpn+Z
Sm個々の色座標3値の決定は、まず順にそれぞれの色
標本のまわりに第1の球シェルを置き、続いてそれぞれ
の色標本のまわりに第2の球シェルを贋き、以下同様の
順序で行われる。
この経過は第9図の流れ図に示されている。色識別メモ
リ28の記憶場所に対する色番号の割当ては、動作ボタ
ン47「メモリ充填」の操作により開始され、それによ
り相応した制御命令が線48を介してアドレス制御ユニ
ット37および演算回路38′に達する。
それによりまず色識別メモリ28のすべての記憶場所に
色番号「0」が割当てられる。記憶された標本リストお
よびシェルリストを問合せるためアドレス制御ユニット
37は、アドレスバス41および64を介して標本メモ
リ36およびシェルメモリ62に接続されている。
シェル座標xSm、ySm、zSmはデータバス65を
介して、標本色座標xpn、ypn、zpnはデータバ
ス52を介して、また対応する色番号はデータバス51
を介して、演算回路38′に転送される。演算回路38
′において前記の式糊に応じて、転送された座標から色
座標x;、yi、ziが検出され、これら色座標は、デ
ータバス55切換スイッチ33およびアドレス入力端子
29を介して色識別メモリ28の相応するアドレスを呼
出す。まず0番目の球シェル(xs=ys=zs=0)
のシェルリストおよびすべての標本リストおよびすべて
の標本リストが、行毎の演算回路38′に入力される。
この場合計算された色座標xi、yi、ziは、それぞ
れ個々の色標本の標本色座標xpn、 ypn、zpn
と同じであり、かつ色識別メモリ28において呼出され
たアドレスで色標本の所属の色番号が記憶される。色番
号は、演算回路38′からデータバス56、ゲート回路
63、切襖スイッチ57およびデータ入力端子30を介
して色識別メモリ28に転送される。次のステップにお
いて第1の球シェル用のシェルリストが演算回路38′
に入力され、かつ改めて標本リストが行毎に処理され、
その際順にそれぞれ色標本のまわりの第1の球シェルの
色座標又i、yi、z:が計算される。
ここでもこれら色座標は色識別メモリ28をアドレス制
御する。同時にそれぞれのアドレス制御された記憶場所
は、場合によってはすでに行われた色番号の割当てに関
して検査される。そのためゲート回路63が、データ線
66を介して色識別メモリ28のデータ出力端子31に
接続されている。割当てが行われているならば、ゲート
回路63はしや断されるので、色番号が、データバス5
6を介して色識別メモリ28に書込まれることはない。
それに反して割当てが行われていないならば、ゲート回
路63は開いており、かっこの時呼出されたアドレスで
、ちようど球シェルを形成する色標本の色番号が記憶さ
れる。このようにして1つまたは複数の色識別空間また
はすべての色識別空間に色番号を割当てるまで、個々の
色標本のまわりにますます多くの球シェルが置かれる。
メモリ充填および色標本のまわりの個々の色識別空間の
拡張は、任意または所定の判定基準に応じて中止できる
判定基準としては例えば所定の球半径に達したこと、ま
たは隣接した色標本の球に接したことが利用できる。
色識別空間の拡張を終了しようとする球半径は、検出す
べき色標本の数に依存させることができる。中止は明度
によって決めることもでき、その際この明度は、球シェ
ル形成の際すでに色番号を割当てた色空間素子が有する
ものである。メモリ充填の結果は、再び第5図に示され
ている。明らかに色識別メモリ28は、第1図において
説明したように十分多数の色標本を着色原画から取出す
か、または走査部材8を当該の面にわたって動かしかつ
10ボタンキーボードを介して色番号「N」を入力する
ことによっても充填される。
前記の方法は、同様に原画における色標本の選択によっ
て色空間内の色識別空間の大きさ、形および配向に作用
を及ぼすことができる。それにより色識別空間は、分離
すべき色範囲に最適に整合され、それにより同様に高度
な識別安全性が得られる。従って色識別空間は、固定的
に設けられているのではなく、標本取出しによりこの時
走査すべき着色原画に個別的に合わされている。それ故
に原画色を互いに分離するものと同程度に多くの色識別
空間だけがその都度検出される。第10図は、色識別回
路装置に対する第3の実施例を示しており、その際第1
図および第6図において説明したメモリ充填の方法が細
合せて使用される。
従って対応回路34″は、第1図の対応回路34および
第6図の対応回路34′の機能ユニットから成る。
それ故にここでも対応回路34″は、入力段35、標本
メモリ36、シェルメモリ62、アドレス制御ユニット
37、変更された演算回路38″およびゲート回路63
を有する。
この実施例の動作は次のようになっている。
際本取出し‘ま、ここでも第1図において説明したよう
に行われるので、色識別メモリ28の充填について同じ
に説明することができる。色番号の検出および色識別メ
モリの充填 この過程は2つの独立した段階で行われる。
第1の段階(予備充填)において色識別空間は、球また
は立方体シェルの形で第6図において説明した方法にお
けるように個々の標本色空間素子のまわりに拡張される
。そのため標本をシェル状に囲んだ適当な色空間素子(
色位置は、シェル毎に増大する距離で呼出され、かつ標
本取出しの際すでに色番号が割当てられているかどうか
について検査される。検査された色空間素子にまだ色番
号が付属してし、ない場合、この色空間素子は、所属の
中心標本色空間素子の色番号を受取る。
球シェルの形成は、すでに第6図、第7図、第8図およ
び第9図において詳細に説明した。第2段階を開始する
ため、シェル形成は中止される。
それから第2段階において第1図で説明した方法により
、まだ割当てられていない色空間素子に色空間内で空間
的に最も近い標本色位置の色番号が対応させられる。
それから色識別メモリ28の充填が中止される。
A 色識別メモリの予備充填 次のステップにおいて第1の球シェル用のシェルリスト
が演算回路38″に入力され、かつ改めて標本リストが
行毎に処理され、その際順にそれぞれの色標本のまわり
の第1の球シェルの色座標xi、yi、ziが計算され
る。
他方において色座標は色識別メモリ28のアドレス制御
する。同時にそれぞれのアドレス制御された記憶場所は
、場合によってはすでに行われた色番号割当てに関して
検査される。割当てが行われているならば、ゲート回路
63はしや断されるので、色番号は、データバス56を
介して色識別メモリ28に書込まれることはない。
それに反して割当てが行われていないならば、ゲート回
路63は開いており、かっこの時呼出されたアドレスで
、ちようど球シェルを形成する色標本の色番号が形成さ
れる。このようにして球シェル形成が中止されるまで、
個々の色標本のまわりにますます多くの球シェルが置か
れる。球シェル形成を中止するため、ここでも第6図に
おいて示した判定基準が利用できる。球シェル形成を中
止した後には色空間内において個々の色識別空間は拡張
されている。
しかしまだすべての色空間素子に色番号が対応している
わけではない。B 色識別メモリの残りの充填 残りの充填の際、シェル形成を中止した場合にまだ割当
てられていない色成分xi、yi、ziを有する色空間
素子に、色成分xpm、ypm、zpmを有しかつそれ
ぞれ空間的に最も近い標本色空間素子nの色香号が対応
させられる。
色番号を検出するためここでも割当てるべき色空間素子
と個々の標本色空間素子との間の色空間における距離計
算、および最小距離の決定が必要である。
第1図、第2図および第4図においてすでに詳細に説明
したこの方法は次のように行われる。本実施例において
はシェル形成を中止するための判定基準として、所定の
シェル半径に達したことが利用される。
このシェル半径は、標本メモリ内にファイルされた標本
リスト内にマークされている。標本リストの処理の際こ
のシェル半径が見出されると、演算回路38″は、線6
7を介して命令「中止」をアドレス制御ユニット37に
供総合する。アドレス制御ユニット37は、線毎に順に
データバス55、切換スイッチ33およびアドレス入力
端子29を介してすべての色座標xi、yi、ziまた
は色識別メモリ28のアドレスを呼出す。
同時に呼出された記憶場所は、色識別メモリ28からデ
ータバス66を介して相応する色番号をゲート回路63
に読込むことによって、すでに行われた色番号の割当て
に関して検査される。その際色香号0を有する記憶場所
を見出すと、ゲート回路63は命令「割当てない」を発
生し、この命令は、線68を介してアドレス制御ユニッ
ト37に与えられる。アドレス制御ユニット37は、ア
ドレスの呼出しを中止し、かつまだ割当てられていない
記憶場所の当該のアドレスをマークする。
所属の色成分(xi、yi、zi)は、アドレス制御ユ
ニット37から別のデータバス69を介して演算回路3
8″に転送される。
アドレス制御ユニット37は、線70上における命令「
距離計算」によって演算回路38″を動作させ、またさ
らにアドレスバス41を介して標本メモリ36の第1の
アドレスを呼出し、このアドレスによって第1の色標本
の標本色成分xd,、yp,、zp.および所属の色番
号(標本リストの第1の行)がファイルされる。標本リ
ストの呼出された値は、データバス51および52を介
して演算回路38″に転送される。演算回路38rは、
この時前記の式‘11‘こ応じて距離d,を検出し、か
つ得られた値を内部レジスタにファイルする。この時ア
ドレス制御ユニット37は、標本メモリ36の第2のア
ドレスを呼出し、かつ第2の色標本に関する表示を含む
標本リストの第2の行は、演算回路38″に転送され、
この演算回路は、この時距離らを検出しかつ記憶する。
この過程は、n番目の色標本までの距離らを計算するこ
とによって終了し、かつ同時に最4・距離d肌も検出さ
れている。最小距離を有する色標本に付属の色番号は、
演算回路38″からデータバス56、ゲート回路63お
よびデータ入力端子30を介して色識別メモリ28に転
送され、かっここでマークされたアドレスでファイルさ
れる。
それからアドレス制御ユニット37は、色識別メモリ2
8の割当てるべき次のアドレスを呼出し、かつ色識別メ
モリ28のすべてのすき間を埋めるまで、前記の過程は
くり返される。
メモリ充填の結果は、再び第5図に示されており、その
際色番号を割当てた色度平面が断面して示されている。
第10図による回路装置の動作を、まとめてもう1度第
11図および第12図の流れ図によって説明する。
第11図は、色識別メモリ28の予備充填に対する流れ
図、また第12図は、残りの充填に対する相応した流れ
図を示している。予備充填および残りの充填によるメモ
リ充填を組み合せた方法は、特に演算回路における演算
時間が短縮されかつそれにより全メモリ充填が一層す速
く行われるという利点を有する。
第13図は、第1図、第6図および第10図による回路
装置の変形の一部分を示している。
変換段18は別の変換段73の後に接続されており、別
の変換段においてデカルトの色座標x、y、zは、次式
に応じて円柱色座標S、T、Lに換算される。S=c,
ノx2十〆(S=彩度) T=C多rCtan妾(T=色相) {41L=c3
z(L=明度)このことは、色度明度色空間から彩度色
相明度色空間への変換に相当する。
この時前記のすべての過程は、相応する色座標S、T、
Lによって行われる。
前記の変換とA/D変換器19,20,21における適
当なAD変換とによって、彩度または明度におけるより
もずっと大きな分解能が色相において得られる。
同機に彩度の低い色において一層細かい分解が、また補
色に対して一層良好な限定が可能である。このことは、
主として色識別空間の形成が人間の目の生理学的な感度
に相当する優先方向に行われることに塞いている。色識
別空間は、彩度の方向に伸張しており、かつ色相の方向
に圧縮されており、それにより色相の一層良好な分離が
可能である。色識別空間の伸張および圧縮は、係数c,
、c2、c3の選択によってさらに増大できる。「灰色
」における変動または連続変化を単一色「灰色」として
識別するため、灰色軸のまわりに「灰色」に対する円柱
形または円筒形の色識別空間が置かれる。
この場合にも色空間変換が有利とわかった。なぜならこ
のような円柱形または円筒形色識別空間の区画は、S、
T、L色座標によって一層簡単に行なうことができるか
らである。第14図は、彩度色相明度色空間の断面とし
て色相平面を示している。標本色空間素子262のまわ
りに色番号「2」を有する色識別空間272が形成され
ている。色度明度色空間における球形色識別空間は、彩
度色相明度色空間に変換することによってだ円体に変換
され、このだ円体の長軸は彩度の方向に向いている。標
本色空間素子263のまわりに、色番号「31を有する
第2の色識別空間273が形成されており、この色識別
空間は、彩度方向に色識別空間272が有するものと同
じ大きさを有するが、色相方向には圧縮されているd点
74で示された灰色軸線のまわりに「灰色」に対する別
の色識別空間271が形成されており、この色識別空間
には色番号「1」が付属している。
色座標x、y、zまたは色座標S、T、Lの代りにR、
G、B色空間の色座標R、G、8を使用することも、明
らかに本発明の枠内にある。
この場合変換は不要であり、かつ走査部材8または対数
段17の出力信号が直接処理される。第15図は、装飾
、織物および包装材料の印刷のための色分解版を作るカ
ラースキャナに第1図、第6図および第10図の回路装
置の用途例を示している。明細書序文においてすでに説
明したように前記印刷様式の際印刷すべき色は、印刷処
理の前に混合され、かつそれから独立に印刷媒体に転写
される。それ故にカラースキヤナによって原画の個々の
色を互いに分離し、かつそれぞれの色に対して独立の色
分解版を作らなければならない。カラースキャナの色識
別メモリ28は、あらかじめ前記の方法により色番号で
満たされているようにする。
回転走査ドラム75上に張付けられた着色原画1は、走
査部村8によって点および線毎に走査される。
原画走査によって得られた色座標x、y、zは、アドレ
ス入力端子29を介して色識別メモリ28の相応したア
ドレスを呼出す。呼出されたアドレスでファイルされて
いる色番号は、データ出力端子31を介して読出され、
かつ復号段76に供給される。復号段76において、ど
の原画面またはどの色番号に対してちようど色分解版を
記録しようとするのかが、あらかじめ選択可能である。
あらかじめ選ばれた色番号は、後続のDA変換器77に
おいて制御信号Sに変換され、この制御信号は、着色原
画1における分解色の位置的分散に関する表示を供給す
る。制御信号Sは、電子切襖スイッチ78を操作し、こ
の切換スイッチは、走査された着色原画1内に選ばれた
分解色が生じた場合、調節可能な濃度発生器79内に生
じる一定の記録信号A,(一定の記録濃度)を増幅器8
0に接続する。
記録部村81内の記録ランプは、増幅された記録信号A
,によって投入およびしや断される。記録ランプは、フ
ィルム82の形の記録媒体に点および線毎に露光し、こ
のフィルムは、同様に回転する記録ドラム83上に取付
けられている。露光され現像されたフィルムは、所望の
線色分解版である。連続的に変化する色の連続階調色分
解版を記録するため連続信号発生器84において少なく
とも1つの色測定値信号R,GまたはBから連続信号ん
を取出すことができ、この連続信号は、色彩度または明
度に対する、すなわち色の変化に対する尺度をなしてい
る。連続階調色分解版を記録するため、一定の記録信号
A,の代りに連続信号A2が、亀子切換スイッチ78に
よって記録部材81に接続される。
この時制御信号Sは、原画色の位置的分散に関する表示
を供給し、かつ所属の連続信号んは、変化を再現するた
め必要な色値に関する表示を供給する。色分解版の記録
の前に、期待すべき印刷結果は色可視化装置において検
査できる。
この場合色識別メモリ28の後にテレビジョンカメラが
接続されており、テレビジョンカメラは、解析すべき原
画1を走査し、かっこのカメラの色信号は、色識別メモ
リ28の相応したアドレスを呼出す。読出された色番号
は、色発生器を制御し、この色発生器は、カラーモニ夕
を制御するため、それぞれの色番号に色信号3値を対応
させる。テレビジョンカメラの代りにここでも画像メモ
リを使用することができる。
標本取出しのため着色原画は、テレビジョンカメラに直
接接続された第2のカラーモニタ上で可視化でき、かつ
色標本は、カーソルおよび測定回路によって取出すこと
ができる。
第16図は、多色混合印刷(紙印刷)のためカラースキ
ャナにおいて選択修正を行う際、第1図による色識別回
路装置の別の用途例を示している。
走査ドラム75上に取付けられた着色原画1は、走査部
材8によって点および線毎に光亀走査され、かつその際
得られた色測定値信号R,G,Bは、第1の色分解信号
Y(横)、M(マゼンタ)、C(シアン)を形成するた
め、変換段17を介して基本修正用の第1の色修正回路
85に達する。
色測定値信号R,G,Bは、所定の色または色範囲を選
択修正するため、第2の色修正回路86においてもう1
度第2の色分解信号Y′,M′,C′に変換される。
第1および第2の色分解信号は、露子切換スイッチ87
に達し、この切換スイッチは、通常は第1の色分解信号
M,Y,Cを増幅器80,80′,80rに接続するが
、着色原画1に選択修正すべき色が生じた場合にだけ、
相応した第2の色分解信号M′,Y′,C′を接続する
ものである。
接続されかつ増幅された色分解信号は、ここでも記録部
材81,81′,81″における記録ランプの輝度を変
調する。記録部材81,81′,81″は、回転記録ド
ラム83上に取付けられたフィルム82,82′,82
″に点および線毎に露光する。露光され現像されたフィ
ルムは、所望の修正された色分解版「黄↓「マゼンタ↓
「シアン」である。露子切換スイッチ87用の制御信号
Sは、第1図、第6図または第10図による回路装置に
よって発生される。
操作者は、復号段76において選択修正すべき色または
色番号をあらかじめ選択する。色分解版を記録する際、
復号段76によってあらかじめ選ばれた色の色番号だけ
がそれぞれ後続のDA変換器77に接続され、かつ電子
切換スイッチ87用の制御信号Sに変換される。
色識別メモリ28において対応回路34によって、選択
すべき色用の色識別空間だけをプログラム制御する場合
、復号段76は省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、色識別を行う第1の回路装置を示す図、第2
図は、回路装置の動作を示す流れ図、第3図は、空間素
子に分割された色度明度色空間の図、第4図は、空間素
子の空間的距離を決めるグラフ、第5図は、色度明度色
空間の断面図、第6図は、色識別を行う回路装置の第2
の実施例を示す図、第7図は、シェル座標を検出するた
めの流れ図、第8a図、第8b図、第8c図、第8d図
は、球シェルを形成するためのグラフ、第9図は、回路
装置の動作を説明する流れ図、第10図は、色識別を行
う回路装置の第3の実施例を示す図、第11図は、回路
装置の動作を示す流れ図、第12図は、回路装置の動作
を示す続きの流れ図、第13図は、回路装置の変形を示
す図、第14図は、彩度色相明度色空間の断面図、第1
5図は、織物、装飾または包装の印刷用のカラーにおけ
る回路装置の用途例を示す図、第16図は、多色印刷用
のカラースキャナにおける回路装置の用途例を示す図で
ある。 1・・・・・・着色原画、2・・・…原画支持体、3,
4・・・・・・光源、5,6・・・・・・レンズ、14
,15,16..・・・・光電変換器、17・・・・・
・対数段、18・・・・・・変換段、19,20,21
・・…・A/D変換器、28・・・・・・色識別メモリ
、34・・・・・・対応回路、35・・・・・・入力段
、36…・・・標本メモリ、37…・・・アドレス制御
ユニット、38・・・・・・演算回路、62・・・・・
・シェルメモリ、63……ゲート回路。 【柊.3 斤ね.ィ 葦 斤り.2 FJ9.5 b 葦 GG.フ Fね.80 F℃.80 Fね.8c F均.タd 斤り.9 9 ぎ Q 卓 斤り〃 斤ね.柊 斤り.仏 行9.6 行ね.J6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 着色面が周知のスペクトル組成の光によつて照射さ
    れ、かつ反射または透過した光における3原色の強度が
    、色成分として光電的に測定され、これら色成分が、色
    空間内の色位置の空間座標をなしており、また色空間内
    において識別すべきそれぞれの色に対して色識別空間が
    定義され、かつ測定された色成分が、色識別空間に対す
    る所属に関して試験される、色を識別する方法において
    、それぞれ識別すべき色またはそれぞれ識別すべき色範
    囲に対して色を決める前に、当該の色または色範囲にお
    いて少なくとも1つの特徴的な標本点の色成分が決めら
    れかつ保持され、また標本点のそれぞれの色成分3値に
    識別記号を対応させ、また本来の色決めのため着色面が
    光電的に走査され、その際得られた色成分が、保持され
    ていた色成分と比較され、かつ一致した際に対応する識
    別記号が送出されることを特徴とする、色を識別する方
    法。 2 色識別空間に所属の色成分3値に同じ識別記号が対
    応する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 色を決める前に色識別空間を形成するため、識別す
    べき色または色範囲の走査の際に生じることがある色成
    分3値に対して相応した標本点が測定され、かつこれら
    標本点の色成分3値に識別記号が対応する、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 4 識別すべき色または色範囲において測定された標本
    点の数が、この色または色範囲の走査の際生じることが
    ある色成分3値の数よりも少なく、また色識別空間の形
    成のため必要な識別記号が、標本点の色成分および所属
    の識別記号から検出される、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 5 着色面が周知のスペクトル組成の光によつて照射さ
    れ、かつ反射または透過した光における3原色の強度が
    、色成分として光電的に測定され、これら色成分が、色
    空間内の色位置の空間座標をなしており、また色空間内
    において識別すべきそれぞれの色に対して色識別空間が
    定義され、かつ測定された色成分が、色識別空間に対す
    る所属に関して試験される、色を識別する方法において
    、それぞれ識別すべき色またはそれぞれ識別すべき色範
    囲に対して色を決める前に、当該の色または色範囲にお
    いて少なくとも1つの特徴的な標本点の色成分が決めら
    れかつ保持され、また標本点のそれぞれの色成分3値に
    識別記号を対応させ、また本来の色決めの前に標本色位
    置のまわりに色識別空間を形成するため、それぞれ割当
    てるべき色位置または色成分3値に、色空間において空
    間的に最も近い標本色位置の識別記号を対応させ、また
    色成分を得るため本来の色決めの際に着色面が光電走査
    され、かつ当該の色成分または色位置に対応する識別記
    号が送出されることを特徴とする、色を識別する方法。 6 それぞれすべての標本色位置に対する確保すべき色
    位置の空間距離が計算され、かつ最小距離を有する標本
    色位置がマークされ、また確保すべき色位置に、マーク
    された標本色位置の識別記号が対応し、また続いて確保
    すべき次の色位置が呼出される、特許請求の範囲第5項
    記載の方法。 7 それぞれの空間的距離dが、確保すべき色位置の色
    成分(a_1、a_2、a_3)と標本色位置の色成分
    (b_1、b_2、b_3)とから次のベクトル式によ
    り計算される、d=√((a_1−b_1)^2+(a
    _2−b_2)^2+(a_3−b_3)^2)特許請
    求の範囲第5項記載の方法。 8 確保すべき色位置が複数の標本色位置から同じ距離
    だけ離れている場合、この確保すべき色位置に、当該の
    標本色位置において最もひんぱんに生じる識別記号が対
    応する、特許請求の範囲第5項記載の方法。 9 色成分のデイジタル変換によつて色空間が色空間素
    子(色位置)に分割され、かつ色空間素子に、第1のメ
    モリ(色識別メモリ)の記憶場所が対応し、これら記憶
    場所が、当該の色空間素子のデイジタル色成分によつて
    アドレス制御可能であり、また識別記号が、所属のデイ
    ジタル色成分に相当するアドレスによつてフアイルされ
    る、特許請求の範囲第5項記載の方法。 10 標本点の測定によつて得られる色成分3値と所属
    の識別記号とから形成された標本リストが、第2のメモ
    リ(標本メモリ)において連続アドレスでフアイルされ
    、また第1のメモリの確保すべき記憶場所のアドレスま
    たは色成分が順に、呼出され、かつそれぞれの間に第2
    のメモリのアドレスが呼出され、またそれぞれ確保すべ
    き記憶場所の呼出された色成分と第2のメモリから読出
    された標本リスリの色成分とから、最小空間距離および
    所属の識別記号が決められ、また識別記号が、呼出され
    たアドレスで第1のメモリにフアイルされ、また着色面
    の走査の際得られた色成分がデイジタル変換され、かつ
    相応したメモリアドレスを呼出し、また所属の識別記号
    が、第1のメモリから送出される、特許請求の範囲第5
    項記載の方法。 11 第1のメモリのアドレスが走査線毎に呼出される
    、特許請求の範囲第10項記載の方法。 12 着色面が周知のスペクトル組成の光によつて照射
    され、かつ反射または透過した光における3原色の強度
    が、色成分として光電的に測定され、これら色成分が、
    色空間内の色位置の空間座標をなしており、また色空間
    内において識別すべきそれぞれの色に対して色識別空間
    が定義され、かつ測定された色成分が、色識別空間に対
    する所属に関して試験される、色を識別する方法におい
    て、それぞれ識別すべき色またはそれぞれ識別すべき色
    範囲に対して色を決める前に、当該の色または色範囲に
    おいて少なくとも1つの特徴的な標本点の色成分が決め
    られかつ保持され、また標本点のそれぞれの色成分3値
    (色位置)に識別記号を対応させ、また本来の色決めの
    前に標本色位置のまわりに色識別空間を形成するため、
    標本色位置をシエル状に囲みかつ識別記号を割当てるべ
    き色位置が、それぞれの標本からの距離を増大したシエ
    ル毎に呼出され、また呼出された色位置が、識別記号の
    割当てに関して検査され、また当該の色位置にまだ識別
    記号が割当てられていない場合、標本色位置から呼出さ
    れた色位置に、所属の標本の識別記号を対応させ、また
    色成分を得るため本来の色決めの際に着色面が光電走査
    され、かつ当該の色成分または色位置にあらかじめ対応
    した識別記号が送出されることを特徴とする、色を識別
    する方法。 13 個々の標本色位置のまわりにおいてそれぞれ順に
    同じ距離のシエルが確保され、また続いて次に大きな距
    離を有する相応したシエルが形成される、特許請求の範
    囲第12項記載の方法。 14 シエル内の確保すべき色位置が順に呼出される、
    特許請求の範囲第12項記載の方法。 15 シエルが、球または立方体シエルの形に形成され
    る、特許請求の範囲第12項記載の方法。 16 色成分のデイジタル変換により色空間が色空間素
    子(色位置)に分割されており、これら色空間素子の位
    置がそれぞれ1つの色成分3値によつて決められており
    、またシエルが、相応した色空間素子によつて近似され
    る、特許請求の範囲第12項記載の方法。 17 m番目の球シエルの形成に関与するすべての色位
    置のシエル座標(x_s_m、y_s_m、z_s_m
    )が、次の球の式を満たす整数の集合から得られる、m
    =r^2=x^2_s_m+y^2_s_m+z^2_
    s_m特許請求の範囲第15項記載の方法。 18 m番目の球シエルの形成に関与するすべての色位
    置のシエル座標(x_s_m、y_s_m、z_s_m
    )が、交換および符号反転によつて、半径√(m)を有
    する球の式を満たす正規の座標3値から検出される、特
    許請求の範囲第17項記載の方法。 19 個々のシエル(m)に関与する色位置のシエル座
    標(x_s_m、y_s_m、z_s_m)が、シエル
    中心点に関して検出され、またシエル中心点として標本
    色位置のまわりで確保すべき色位置の色成分(x_i、
    y_i、z_i)が、当該の標本色位置(n)の標本座
    標(x_p_n、y_p_n、z_p_n)から次式に
    応じて計算される、x_i=x_p_n+x_s_my
    _i=y_p_n+y_s_m z_i=z_p_n+z_s_m 特許請求の範囲第12項記載の方法。 20 シエルの形成が、標本色値までの所定の距離に達
    した際に中止される、特許請求の範囲第12項記載の方
    法。 21 距離が、着色面内において測定された標本点の数
    に依存している、特許請求の範囲第20項記載の方法。 22 色位置の検査の際にすでに識別記号を割当てた色
    位置が所定のひん度で生じた場合、シエルの形成が中止
    される、特許請求の範囲第12項記載の方法。23 シ
    エル形成が、隣接した標本色位置のシエルに接した際に
    中止される、特許請求の範囲第12項記載の方法。 24 色空間素子(色位置)に、第1のメモリ(色識別
    メモリ)の記憶場所が対応し、これら記憶場所が、当該
    の色空間素子のデイジタル化された色成分によつてアド
    レス制御可能であり、所属の色成分に相当するアドレス
    で識別記号がフアイルされ、色決定の前に、その都度標
    本点の測定の際得られる色成分3値(x_p_n、y_
    p_n、z_p_n)と所属の識別記号とから形成され
    た標本リストが第2のメモリ(標本メモリ)内にフアイ
    ルされ、かつ個々のシエル用のシエル座標(x_s_m
    、y_s_m、z_s_m)が、シエルリストとして第
    3のメモリ(シエルメモリ)内に連続アドレスでフアイ
    ルされ、第2および第3のメモリのアドレスが連続的に
    呼出され、かつ標本リストおよびシエルリストから、識
    別記号を割当てるべき第1のメモリの記憶場所のアドレ
    スが計算され、計算されたアドレスに所属した第1のメ
    モリの記憶場所が識別記号の割当てに関して検査され、
    かつ割当てられていない場合、相応する標本の識別記号
    がフアイルされ、面の走査の際得られる色成分がデイジ
    タル変換され、かつ第1のメモリの相応するメモリアド
    レスが呼出され、また対応した識別記号が第1のメモリ
    から送出される、特許請求の範囲第12項記載の方法。 25 着色面が周知のスペクトル組成の光によつて照射
    され、かつ反射または透過した光における3原色の強度
    が、色成分として光電的に測定され、これら色成分が、
    色空間内の色位置の空間座標をなしており、また色空間
    内において識別すべきそれぞれの色に対して色識別空間
    が定義され、かつ測定された色成分が、色識別空間に対
    する所属に関して試験される、色を識別する方法におい
    て、それぞれ識別すべき色またはそれぞれ識別すべき色
    範囲に対して色を決める前に、当該の色または色範囲に
    おいて少なくとも1つの特徴的な標本点の色位置が色成
    分として決められかつ保持され、標本点のそれぞれの標
    本色位置に識別記号を対応させ、標本色位置のまわりに
    色識別空間を形成するため、標本色位置をシエル状に囲
    む色位置が、それぞれの標本からの距離を増大したシエ
    ル毎に呼出され、かつ識別記号の割当てに関して検査さ
    れ、また当該の色位置にまだ識別記号が割当てられてい
    ない場合、標本色位置から呼出された色位置に、所属の
    標本の識別記号を対応させ、標本色位置のまわりのシエ
    ル形成が中止され、続いてまだ割当てられていない色位
    置に、それぞれ色空間内で空間的に最も近い標本色位置
    の識別記号を対応させ、また色成分を得るため本来の色
    決めの際に着色面が光電走査され、かつ当該の色成分ま
    たは色位置にあらかじめ対応した識別記号が送出される
    ことを特徴とする、色を識別する方法。 26 標本点を測定する際その都度得られる色成分3値
    (x_p_n、y_p_n、z_p_n)と所属の識別
    記号とから第2のメモリ(標本メモリ)において形成さ
    れた標本リスト、および第3のメモリ(シエルメモリ)
    においてシエルリストとして使われる個々のシエル用の
    シエル座標(x_s_m、y_s_m、z_s_m)が
    、色決めの前に連続アドレスによつてフアイルされ、第
    2および第3のメモリのアドレスが連続的に呼出され、
    かつ標本リストおよびシエルリストから、識別記号を割
    当てるべき記憶場所のアドレスが計算され、計算された
    アドレスに属する第1のメモリの記憶場所が、識別記号
    の割当てに関して検査され、割当てられていない場合、
    相応した標本の識別記号がフアイルされ、シエル形成を
    中止した後に、第1のメモリのさらに確保すべき記憶場
    所(色位置)のアドレスまたは色成分が順に呼出され、
    かつその間にそれぞれ第2のメモリのアドレスが呼出さ
    れ、さらに確保すべき記憶場所の色成分と第2のメモリ
    から読出された標本リストから、空間的な最小距離およ
    び所属の識別記号が決められ、識別記号が、呼出された
    アドレスによつて第1のメモリにおいてフアイルされ、
    着色面の走査の際に得られる色成分がデイジタル変換さ
    れ、かつ相応するメモリアドレスを呼出し、また所属の
    識別記号が第1のメモリから送出される、特許請求の範
    囲第25項記載の方法。 27 理論的に可能な色空間に対して色範囲を制限した
    着色面において得られる色成分またはアドレスが、第1
    のメモリの存在するアドレス範囲に換算される、特許請
    求の範囲第25項記載の方法。 28 着色面内の標本点が、光電変換器によつて測定さ
    れる、特許請求の範囲第25項記載の方法。 29 着色面がカラーモニタ上に示され、かつ標本点が
    カーソルによつて測定される、特許請求の範囲第25項
    記載の方法。 30 色成分が、異つた分解能でデイジタル変換される
    、特許請求の範囲第25項記載の方法。 31 色成分が、3色測定値信号R.G.Bに相当する
    、特許請求の範囲第25項記載の方法。 32 色成分が、色度信号x,yおよび明度信号zに相
    当し、また色度信号x,yおよび明度信号zが、R.G
    .B色空間を色度明度色空間へ座標変換することによつ
    て得られる、特許請求の範囲第25項記載の方法。 33 色成分が円柱色座標(S、T、L)に相当し、ま
    た円柱色座標が、色度明度色空間を彩度(S)色相(T
    )明度(L)色空間へ座標変換することによつて得られ
    る、特許請求の範囲第25項記載の方法。 34 彩度色相明度色空間の灰色軸のまわりに、「灰色
    」に対する円柱形または円筒形の色識別空間が置かれる
    、特許請求の範囲第33項記載の方法。 35 彩度色相明度色空間における色識別空間が、適当
    な座標変換によつて色相の方向に狭くされる、特許請求
    の範囲第33項記載の方法。 36 検査すべき着色面を照射するため周知のスペクト
    ル組成の光源が設けられており、かつ色成分として3原
    色の反射または透過した強度を検出するため3つの光電
    変換器が設けられている、色を識別する回路装置におい
    て、識別記号を収容するためA/D変換器19,20,
    21を介して光電変換器14,15,16に接続された
    色識別メモリ28が設けられており、このメモリが、デ
    イジタル変換された色成分によつてアドレス制御可能で
    あり、識別記号の対応のため入力段35が、また標本点
    の色成分および対応する識別記号から形成された標本リ
    ストをフアイルするため、入力段35およびA/D変換
    器19,20,21に接続された標本メモリ36が設け
    られており、色成分を呼出すため、および標本メモリ3
    6および色識別メモリ28のアドレスを選択するため、
    色識別メモリ28および標本メモリ36に接続されたア
    ドレス制御ユニツト37が設けられており、呼出された
    色成分と標本リストから識別記号を検出するため、標本
    メモリ36、アドレス制御ユニツト37および色識別メ
    モリ28に結合された演算回路38が設けられているこ
    とを特徴とする、色を識別する回路装置。 37 検査すべき着色面を照射するため周知のスペクト
    ル組成の光源が設けられており、かつ色成分として3原
    色の反射または透過した強度を検出するため3つの光電
    変換器が設けられている、色を識別する回路装置におい
    て、識別記号を収容するためA/D変換器19,20,
    21を介して光電変換器14,15,16に接続された
    色識別メモリ28が設けられており、このメモリが、デ
    イジタル変換された色成分によつてアドレス制御可能で
    あり、識別記号の対応のため入力段35が、また標本点
    の色成分および対応する識別記号から形成された標本リ
    ストをフアイルするため、入力段35およびA/D変換
    器19,20,21に接続された標本メモリ36が設け
    られており、シエルリストの形でシエル座標をフアイル
    するためシエルメモリ62が設けられており、識別記号
    を割当てるべき色識別メモリ28の記憶場所のアドレス
    を計算しかつ呼出すため、および所属の識別記号を検出
    するため、標本メモリ36、シエルメモリ62および色
    識別メモリ28に結合された演算回路38が設けられて
    おり、呼出された記憶場所を識別記号の割当てに関して
    検査する回路段63が設けられていることを特徴とする
    、色を識別する回路装置。 38 検査すべき着色面を照射するため周知のスペクト
    ル組成の光源が設けられており、かつ色成分として3原
    色の反射または透過した強度を検出するため3つの光電
    変換器が設けられている、色を識別する回路装置におい
    て、識別記号を収容するためA/D変換器19,20,
    21を介して光電変換器14,15,16に接続された
    色識別メモリ28が設けられており、このメモリが、デ
    イジタル変換された色成分によつてアドレス制御可能で
    あり、識別記号の対応のため入力段35が、また標本点
    の色成分および対応する識別記号から形成された標本リ
    ストをフアイルするため、入力段35およびA/D変換
    器19,20,21に接続された標本メモリ36が設け
    られており、シエルリストの形でシエル座標をフアイル
    するためシエルメモリ62が設けられており、標本リス
    トおよびシエルリストを呼出すため、標本メモリ36お
    よびシエルメモリ62に接続されたアドレス制御ユニツ
    ト37が設けられており、識別記号を割当てるべき色識
    別メモリ28の記憶場所のアドレスを計算しかつ呼出す
    ため、および所属の識別記号を検出するため、標本メモ
    リ36、アドレス制御ユニツト37、シエルメモリ62
    および色識別メモリ28に結合された演算回路38が設
    けられており、呼出された記憶場所を識別記号の割当て
    に関して検査する回路段63が設けられていることを特
    徴とする、色を識別する回路装置。 39 光電変換器14,15,16とA/D変換器19
    ,20,21の間に、R.G.B色空間を色度明度色空
    間に座標変換する回路段18が配置されている、特許請
    求の範囲第38項記載の回路装置。 40 色度明度色空間を彩度色相明度色空間に座標変換
    する別の回路段73が、回路段18の後に接続されてい
    る、特許請求の範囲第39項記載の回路装置。
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