JPS6027828Y2 - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JPS6027828Y2
JPS6027828Y2 JP960780U JP960780U JPS6027828Y2 JP S6027828 Y2 JPS6027828 Y2 JP S6027828Y2 JP 960780 U JP960780 U JP 960780U JP 960780 U JP960780 U JP 960780U JP S6027828 Y2 JPS6027828 Y2 JP S6027828Y2
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JP
Japan
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pressure
fuel
combustion chamber
chamber
combustion
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JP960780U
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JPS56113172U (ja
Inventor
昌敏 岩田
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は燃焼室へ噴射された燃料を、圧縮及び爆発工
程時蓄圧した高圧気体を利用してさらに微細化するよう
にした内燃機関に関する。
一般にデイゼルエンジンのような内燃機関では、燃焼時
の圧力は１２０〜１４０ｋｇ／ｃ７Ｉ！にも達するが、
このときの圧力及び温度を抑制することにより完全燃焼
の促進と排気中の有害物質の低減が図れることがすでに
知られている。
この考案はかかる点に鑑みなされたもので、圧縮及び爆
発工程時発生した高圧気体を蓄圧室へ一部蓄圧すること
により、最高圧力及び高温を抑制して有害物質の発生を
低減すると共に、蓄圧した気体を燃料の噴射とともに噴
出して燃料の微粒子を図ることにより、完全燃焼を促進
した内燃機関を提供することを目的とする。
以下この考案を図示の一実施例について詳述する。
図において１は内燃機関のシリンダブロックで、複数の
燃焼室２を有しており、これら燃焼室２内にピストン３
が収容されている。
４は上記シリンダブロック１上に設けられたシリンダヘ
ッドで、図示しない吸排気ボートと、燃料噴射ノズル５
及び蓄圧室６などが設けられている。
蓄圧室６は通路７を介して燃焼室２に連通されていると
共に、通路７の燃焼室２側開口部にはシート７ａが設け
られていて、このシート７ａに圧縮ばね８により上方へ
付勢された弁体９が当接されている。
弁体９より突設された弁体９ａの上端には機関の回転と
ともに回転されるカム１０が設けられていて、このカム
１０により上記弁体９が燃料着火後から燃料噴射終了ま
での間（第２図ａ区間）開放されるようになっている。
また上記蓄圧室６は制御装置１１により開閉制御される
制御弁１２を介して燃料噴射ノズル５に接続されている
。
燃料噴射ノズル５は本体５ａ内に気体の流入とともに燃
料を微粒子化するための多孔板１３が複数段に亘って設
けられていると共に、中心部には制御装置１１により制
御される電磁弁１４のニードル１４ａが設けられていて
、このニードル１４ａの先端により燃焼室２へ開口する
噴射孔５ｂが開閉できるようになっている。
さらに上記本体５ａ内には制御装置１１により開閉制御
される制御弁１５を介して燃料ポンプ１６より燃料が供
給されている。
しかして燃焼室２内へ吸入された空気は、ピストン３の
上昇とともに第２図に示すように徐々に加圧され、クラ
ンク角θが第２図すに示す区間に達すると制御弁１５が
開放されて、噴射ノズル５の本体５ａ内に燃料ポンプ１
６より燃料が供給され、この燃料は燃焼室２へ噴射され
る。
その後着火遅期間遅れて噴射燃料に着火され、燃焼室２
内の圧力が急激に増大するが、はとんど同時にカム１０
により弁体９が開放されるため、最高圧力の一部（第２
図斜線部分）は蓄圧室６へ蓄圧される。
その後制御弁１２の開放とともに蓄圧室６内の高圧気体
は本体５ａ内へ流入し、燃料と混合しながら燃料を微粒
子化すると共に、噴射孔５ｂより燃焼室２へと噴出され
、燃焼室２内の未燃焼ガスをさらに燃焼させて完全燃焼
の促進を図るようになるものである。
なお上記実施例では蓄圧室６の弁体９をカム１０により
開閉するようにしたが、弁体９を蓄圧室６側に設けてこ
の弁体９を下方へ付勢し、燃焼室２内の圧力が設定圧を
越えたとき、この圧力に弁体９を開放して圧力の一部を
蓄圧室６へ蓄圧するようにしてもよい。
この考案は以上詳述したように、圧縮爆発工程時発生し
た圧力の一部を蓄圧室へ蓄圧して最高圧及び温度を抑制
するようにしたことから１、有害物質の発生が低減でき
ると共に、蓄圧した圧力気体は燃料とともに噴射して燃
料の微粒子化を図るようにしたことから、完全燃焼の促
進とともに燃焼性能の向上が図れるようになる。
また燃焼室内で発生した気体を利用して燃料の微粒子化
を行うようにしたことから、別の圧力源を必要とせす経
済的であると共に、電磁弁や制御弁などの開閉時期を制
御装置により電子制御するようにすれば、噴射時期や期
間の設定が容易となるためより効率の高い燃焼が得られ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は構成図、第
２図は性能曲線図である。 １はシリンダブロック、２は燃焼室、４はシリンダヘッ
ド、５は燃料噴射ノズル、５ｂは噴射孔、６は蓄圧室、
９は弁体、１１は制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼室２を有するシリンダブロック１上のシリンダヘッ
    ド４内に、上記燃焼室２に噴射孔５ｂを開口し、かつ気
    体の流入とともに燃料を微粒子化する機能を有する燃料
    噴射ノズル５と蓄圧室６を設け、蓄圧室６は上記燃焼室
    ２内の圧力が最高付近に達したとき開口する弁体９を介
    して燃焼室２内へ連通ずると共に、上記蓄圧室６と噴射
    ノズル５を制御装置１１により開閉制御される制御弁１
    ２を介して連通してなる内燃機関。
JP960780U 1980-01-31 1980-01-31 内燃機関 Expired JPS6027828Y2 (ja)

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JP960780U JPS6027828Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 内燃機関

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JP960780U JPS6027828Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 内燃機関

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JPS56113172U JPS56113172U (ja) 1981-09-01
JPS6027828Y2 true JPS6027828Y2 (ja) 1985-08-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PH25880A (en) * 1983-08-05 1991-12-02 Orbital Eng Pty Fuel injection method and apparatus
FR2575523B1 (fr) * 1984-12-28 1989-04-07 Inst Francais Du Petrole Dispositif et procede d'injection de carburant assiste par air ou gaz comprime dans un moteur

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JPS56113172U (ja) 1981-09-01

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