JPS6027761B2 - 床版の舗装方法 - Google Patents

床版の舗装方法

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JPS6027761B2
JPS6027761B2 JP16341278A JP16341278A JPS6027761B2 JP S6027761 B2 JPS6027761 B2 JP S6027761B2 JP 16341278 A JP16341278 A JP 16341278A JP 16341278 A JP16341278 A JP 16341278A JP S6027761 B2 JPS6027761 B2 JP S6027761B2
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floor slab
blue
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waterproof
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JP16341278A
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慈 椙田
宏 小堀
清光 山本
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Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
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Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、道路橋、高架道路、高架鉄道、高架駐車場、
建物の屋上などの床版に蓬青系防水をし、その上に加熱
轟音混合物を舗設する床版の舗装方法に関する。
更に詳しくは、髭青系防水として床版面を加熱しつつ、
床版面に対し裏面に溝青層を有する燈青系防水シートを
押圧接着して防水層を形成し、更にタイヤローラなどに
より、転圧して防水層を床版面に圧着させた後、その上
に加熱歴青混合物を銭設して一体化させる床版の舗装方
法に関するものである。従来、道路橋における床版上の
舗装は、防水をせずに直接舗装をすることが多く、一方
建物の屋上の床版の舗装では、建物内部への漏水防止の
ため必ず防水してから舗装を行ってきた。
しかし乍ら最近では、道路橋の床版の耐久性の向上、ひ
いては橋の寿命、供鴇性を増大させるために、防水は不
可欠のものとなってきている。最近実施されている工法
では、床版上に加熱溶融した経青物を用いて経青系防水
シートを流し張りして防水層を形成し、その防水層の上
に加熱歴青混合物舗装をする工法が良好な結果を得てい
る。しかし乍ら、このような工法による時は施工上いろ
いろと問題点があった。
即ち、防水シートを張るのに温度20び0以上に加熱溶
融した燈青物を用いるため、現場に溶融釜を設置して燈
青物を加熱溶融しながら使用しなければならず、それが
高い道路橋上では、風が強くて釜中の燈青物に火が入り
易く、火災になる危険性がある。また、溶融中に煙や異
臭を発生するので付近の住民に不快感を与え、更には防
水作業に際して加熱溶融経青物により作業員がやけどす
るおそれがあった。また、道路橋などの床版は、コンク
リート床版と鋼床版とに分けられるが、コンクリート床
版では非常に面が粗く、鋼床版ではリベットや熔接個所
のもり上り個所などがあり、防水シートを密着して張り
にくい。特にコンクリート床版では、その表面が粗く湿
気も多いので、その上にプライムコートを行い加熱溶融
経青物を流し乍ら溝青系防水シートを張って防水層を完
成させても、その上に加熱経青混合物舗装を施工する前
に部分的に多数のふくれを生じ、またふくれが目に見え
なくても実際に防水層の上に加熱経青混合物を数均らす
ときにふくれが発生する。防水層にふくれが生ずると、
数均らした加熱轟音混合物がずれたり、また機圧すると
きにふくれが動くため、加熱歴青混合物が動き十分な綾
圧できず、舗装にひびわれや流動を生ずるという欠陥が
あった。これを解消するためには防水層の上に加熱燈青
混合物舗装を施すまえに、防水層に対しキー」や釘等の
先で所々穴をあげて空気抜きを設け、それから舗装をす
る方法をとる必要があった。本発明の目的は、これら従
来道路橋などの床版における燈育系防水層を有する経育
舗装の舗装方法の欠点を解消するもので、防水層の施工
が容易で火災、火傷、公害等の危険性がなく、防水層上
の加熱遷青混合物舗装が支障なく容易に施工でき、耐久
性に優れた防水性を有する蟹青舗装体を構築できる道路
橋などの床版の舗装方法を提供するものである。
本発明は、道路橋などの床版に燈青系防水をしたのち、
その上に加熱燈青混合物を舗設する床版の舗装方法にお
いて、燈青系防水が床版面にプライムコートを施工し、
ついで裏面に髭青層を有する経青系防水シートを、該床
版面を加熱しつつ床版面に押圧接着してて燈青系防水層
を形成し、更に該燈青系防水層をその上からタイヤロー
ラなどにより転圧してなるこを特徴とした床版の舗装方
法を要旨するものである。
本発明でいう道路橋などの床版とは、道路橋、高架道路
、高架鉄道、高架駐車場、建物の屋上の広場、運動場、
その他の車や人のために床版上に燈青舗装を必要とし、
且つ床版の防水を必要とする床版(以下単に床版という
)をいう。
これらの床版は、大別してコンクリート床版と鋼床版に
分けることができる。また、これらの上にモルタル仕上
げ、石材や木材ブロックなどを敷き並べる仕上げをした
ものなどもあり、これらの床版も全べて包含される。床
版面のプライムコートは、鰹青系の溶剤形プラィマー、
燈青系ェマルジョン、燈青にゴムや合成樹脂を加えた溶
剤形プライマー、樫青にゴムや合成樹脂を加えたェマル
ジョン、ゴムと合成樹脂を主成分とする溶剤形プラィマ
ーなどを、プラィマーとして床版面に適量塗布すること
によって構成される。
床版面が接着に対し特に条件がよかったり、特殊の事情
によりプライムコートを省略することもある。本発明で
いう裏面に経青層を有する穣青系防水シートは次のよう
なものである。
即ち、有機繊維、無機繊維、炭素繊維、金属繊維などの
繊維よりなる不織布、織布、綱布、網状物、マット「
フェルト、紙、合成樹脂製中空フィルムの紐状物を編ん
だ織布、合成樹脂製絹、金属製絹などに轟音物を含浸ま
たは含浸被覆したもの、合成樹脂フィルム金属箔などの
両表面に蛭青物を被覆したものなどから選ばれた1種ま
たは2種以上を張り合せて一体としたものを芯材とする
蛭青系防水シートでその髪面に感圧接着性を有するが加
熱により接着性を発揮できる経青層を有する轟音系防水
シートである。
経青防水シートに使用される燈育物としては、ストレー
トアスファルト、プロパン脱澄アスファルト、フローン
アスフアルト、防水工事用アスファルト、天然アスファ
ルトなどのアスファルト類、タール類、ピッチ類などの
鰹青物の1種または2種以上を混合したもの、更にこれ
らにゴム、熱可塑性高分子重合体、熱可塑性樹脂、液状
樹脂、可塑剤、動植物油、合成油、鉱油などを適宜混合
したものなどである。
また、これらの燈青物にタルク「碇藻土、アスベスト粉
、炭カル粉、雲母粉などの鉱物質フィラーなどを加えた
ものである。最も好ましい経青物は、ゴム、熱可塑性高
分子重合体の如き高分子重合物、特にェラストマー成分
を含むもので、更に接着性、粘着性を与えるために熱可
塑性樹脂、その他を適宜配合したもの、若しくは更にフ
ィィラーを加えたものである。
少くとも、轟音系防水シートにおける裏面の接着性轟音
層は、このような燈青物で構成されていることが好まし
い。燈青系防水シートは、通常厚1〜5肋程度の厚さで
、幅90伽から20山又程度のもので、長さは幅より長
く通常巻いてロール状で供給される。
燈青系防水シートの表面は、通常砕石、砂、鉄砂、砂鉄
、桂砂L石粉、タルク、アスベスト粉、ガラス粉などの
鉱物質粉粒を付着している。髭青系防水シートの裏面は
、通常包装、取扱中におけるシート間の粘着を防止する
ため剥離シートを付けている。剥離シートは、いわゆる
剥離紙や、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイ
ルムなどである。裏面に剥離シートを付けないときは「
表面と同様に鉱物質粉粒が付けるれる。次に、髭青系防
水シートの2,3例を説明する。経青系防水シート 1
. ゴム、熱可塑性高分子重合体、粘着付与剤などを添加し
て改質したアスファルトを加熱溶融し、そのアスファル
ト加熱熔融中にポリエステル繊維のスパンボンド不織布
を通して不織布に改質したアスファルトを含浸、被覆し
、更にこの改質したアスファルトにフィラーを混合して
その不織布の両面に被覆することにより経青層を形成し
、表面に鉱物質粉粒を付着すると共に、裏面に剥離シー
トを貼着して樫青系防水シートを得た。
樫青系防水シート 2. 前項1で得られた改良したアスファルトを含浸、被覆し
たポリエステル繊維不織布と、同様の改質アスファルト
により両面を被覆したアスミ箔(厚さ0.06帆)とを
貼合せ、更にその両面を改質アスファルトにより被覆し
て樫青層を形成し、表面に鉱物質粉粒を付着すると共に
、裏面に剥離シートを貼着することにより轟音系防水シ
ートを得た。
経青系防水シート 3. タールとピッチの混合物にクロロプレンゴム、ニトリル
ゴムなどを加えて改質したゴム入りタールの加熱溶融液
中に、ガラス繊維の絹状布とガラス繊維の不織布とを含
浸させたのち張り合せ、その両面にフイラーを混合した
ゴム入りタールを被覆して経育層を形成し、表面に鉱物
費粉粒を付着すると共に、裏面に剥離シートを貼着する
ことにより轟音系防水シートを得た。
本発明の実施例を図面にしたがって説明すれば、1は礎
青系防水シートであって、不織布などの基材2に燈青物
3を含浸、被覆すると共に、その裏面或は表裏面に充分
な接着性を与えるための轟音層4を設けたものであり、
その表面に鉱物費粉粒5を付着させると共に、裏面には
剥離シート6を貼着してある。
先づ、舗装すべき床版7の表面にプライムコート8を施
し、充分に乾燥する。
次に、床版7の瀦青系防水シート1を張る場所に樫青系
防水シート1を剥離シート6を貼着したまま敷き広げて
位置決めした後、その燈青系防水シート1を一側に巻き
寄せる。ついで、轟音系防水シート1を巻き寄せた一側
の床版7面上をプロパンバーナ−、灯油バーナーなどの
加熱装置9により加熱し乍ら、順次剥離シート6を剥離
して轟音系防水シート1をその床版7面に押し付けるよ
うにして接着する。この際、床版7面は加熱されること
により、床版7面の凹部にある空気は充分に膨張して脱
気されると共に、湿気も除去され、加熱された床版7面
に燈青系防水シートーの経青層4が充分に密着するので
ある。なお、鰹青系防水シート1の裏面経青層4に鉱物
質粉粒を付着してあるような場合には、その経青系防水
シート1の裏面をも併せて加′熱すると効果的である。
張り付ける濠青系防水シートーと鰹青系防水シートーと
の接合部は、通常重ね幅を10肌内外とるのがよい。
また、床版7と路肩、歩道、排水溝などとの境目は、本
発明で使用する棒青系防水シートのほか、騒音防水に通
常用いられる網状ルーフィンダなどを増し張りするなど
して充分にシールしておく必要がある。このようにして
、床版7上に騒音系防水シート1,1・・・・・・によ
る連続した溝青系防水層10が形成されたら、タイヤロ
ーラなどによってその轟音系防水層10を綾圧する。
この綾圧により轟音系防水層1川ま床版7面に対し完全
に接着して燈青系防水シート1,2間の重ね部分におけ
る浮き上りなども無くなるのである。次いで、この経青
系防水層10の上に加熱燈青混合物11を舗装するので
ある。
ここで言う加熱轟音混合物11は、例えば日本道路協会
発行のアスファルト舗装要絹に記載されたアスファルト
混合物を始め、道路舗装に使用される各種の加熱騒音混
合物が使用される。
また、その施工方法も常法によって行えばよいのである
。そして、瀦青系防水層10は床版7面に対し充分に密
着しており、湿気や空隙がないので施工される加熱燈青
混合物11の熱を受けてもふくれを生じることがなく、
この加熱燈青混合物11の敷ならし、鼠圧がスムースに
行うことができると共に、その熱と磯圧によって瀦青系
防水層10は床版7及び加熱燈青混合物11に結合し、
加熱穣青混合物1 1を床版7に対して一体に構成し、
防水性に優れた舗装体を完成することができる。
なお、加熱経青混合物1 1は数層に舗設することもで
きる。次に本発明の作用効果について述べる。
‘1} 防水シートの床版への接着に加熱溶融した綾青
物を用いないので瀦青物を加熱溶融する工程が省略でき
、溶融工程でおきる溶融釜内の綬青物に火が入る危険性
、取扱中の火傷、煙、異臭などの発生がなく、能率的に
防水施工ができる。
(2)床版を十分に加熱して防水シートを接着するので
、床版面に水分や空間部を残すことなく防水シートを床
版に密着できる。
更に、タイヤローラなどで防水層の上から綾圧するので
、防水層には床版面の凹凸の有無に係ざず床版面に順応
して完全に接着する。
湖 加熱歴青混合物の舗設に先立ち、防水層上にタツク
コートを必要としない。‘4ー 加熱澄青混合物の敷き
ならし及びローラ磯圧の際、その熱によっり防水層がふ
くれることがないので敷きならいま容易に出釆、加熱轟
音混合物が持ち上ったりずれたりしないので、穣圧によ
る加熱髭青混合物の縦固めが容易で繊密に出来る。
従って、舗装体にひびわれの入ることがなく、平坦性の
よい舗装体を造ることができる。‘5)出来上った舗装
体は、防水層のために十分な防水性を有するので床版へ
の雨水の浸透を防止し、床版の保護及び床版への漏水を
防止する。
‘6} 防水層は舗装体と一体となり、舗装体に加わる
交通による荷重、衝撃、振動、湿度変化や地震による床
版の動きに対しても、よいエネルギーの分散吸収層とな
り、舗装体の破壊を防ぐ。{71 防水層は舗装体と一
体となり、床版へ強固に結合しているので舗装体が交通
荷重により流動したりずれることがない。‘81 舗装
体の耐久性、供用性を著し〈たかめると共に、床版の寿
命をのばすことができる。
などの優れた作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図において、第1図は本発明の方法に使用される経青系
防水シートの1例を示す断面図、第2図は防水シートを
床版に接着させる方法の1例を示す側面図、第3図は本
発明によって構成された舗装体の断面図である。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。 1は轟音系防水シート、2は不織布などの基村、3は羅
青物、4畳ま轟音層「 5は鉱物質粉粒、6は剥離シー
ト、7は床版「 8はプライムコート、9は加熱装置、
亀0は穣青系防水層、11は加熱歴青混合物。 第1図 第3図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 道路橋などの床版に瀝青系防水をしたのち、その上
    に加熱瀝青混合物を舗設する床版の舗装方法において、
    瀝青系防水が床版面にプライムコートを施工し、ついで
    、裏面に瀝青層を有する瀝青系防水シートを、該床版面
    を加熱しつつ床版面に押圧接着して瀝青系防水層を形成
    し、更に該瀝青系防水層をその上からタイヤローラなど
    により転圧してなることを特徴とした床版の舗装方法。
JP16341278A 1978-12-31 1978-12-31 床版の舗装方法 Expired JPS6027761B2 (ja)

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JPS5592402A JPS5592402A (en) 1980-07-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170138053A1 (en) * 2015-11-12 2017-05-18 Industrial Waterproof Systems Ltd. Inverted roofing system and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170138053A1 (en) * 2015-11-12 2017-05-18 Industrial Waterproof Systems Ltd. Inverted roofing system and method
US10081946B2 (en) * 2015-11-12 2018-09-25 Industrial Waterproof Systems Ltd. Inverted roofing system and method

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