JPS6027620Y2 - キヤニスタ - Google Patents

キヤニスタ

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Publication number
JPS6027620Y2
JPS6027620Y2 JP3799477U JP3799477U JPS6027620Y2 JP S6027620 Y2 JPS6027620 Y2 JP S6027620Y2 JP 3799477 U JP3799477 U JP 3799477U JP 3799477 U JP3799477 U JP 3799477U JP S6027620 Y2 JPS6027620 Y2 JP S6027620Y2
Authority
JP
Japan
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cover
welded
welding
grid
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP3799477U
Other languages
English (en)
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JPS53133859U (ja
Inventor
祐一 飛田
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容器とカバーとを回転溶着て溶着するキャニス
タに係り、特に溶着部の強度のばらつきが小さい回転溶
着キャニスタに関する。
従来の回転溶着によるキャニスタとしては、熱可塑性プ
ラスチック容器にカバーを圧接し、両者に相対運動を生
じさせながら、両者の接着部分を溶着させる方式がある
が、この回転溶着を行うに際し、容器内に吸着剤を入れ
、吸着剤をグリッドにより圧縮した状態でカバーを溶着
していた。
グリッドの反力はカバー受けられているため、回転溶着
時に、カバーとグリッドの間でエネルギーが消費される
ため、カバーと容器の溶着部にエネルギーが集中せず、
そのため、溶着の信頼性が欠けるという欠点があった。
本考案の目的はグリッドの材質を熱可塑性プラスチック
から金属板に変えることにより、溶着エネルギーのばら
つきをおさえ溶着効率のばらつきの少ない回転溶着によ
るキャニスタを提供するにある。
本考案は溶着部供給される溶着エネルギーが他部へのエ
ネルギー消費のばらつきによってばらつき、これが溶着
効率のばらつきになるため、このばらつきを解消する手
段として他部へのエネルギー消費のばらつきを少なくし
たものである。
この考案の具体的実施例を図により説明する。
1はキャニスタである。
キャニスタ1は容器2、カバー3で容器本体をつくり、
容器本体中にガソリン蒸気を吸着保持する吸着剤、例え
は活性炭4を保有する。
5,6は活性炭4のダストを吐出させないためのフィル
タである。
7,8は活性炭4を圧縮保持させておくためのグリッド
である。
2a、3aは溶着部である。
キャニスタ1の容器2、カバー3はさびに対する信頼性
の向上及び製造原価の低減のためプラスチック製、特に
回転溶着を容易ならしめるため熱可塑性樹脂が使用され
る。
そして容器2とカバー3の溶着は前述の如く回転溶着が
用いられる。
回転溶着とは溶着する部分を相対的回動状態におき発生
する摩擦熱によって溶着する部分を溶融させ、圧接溶着
する溶着法である。
キャニスタ1の回転溶着を説明する。カバー3の溶着部
3aと容器2の溶着部2aを接触させ同時にカバー3の
端とグリッド8を接触させる。
次にキャニスタ1の中心軸に一致するように容器2を固
定しカバー3を軸方向に圧力を加えながら回転させる。
この回転で、溶着部2a、3aは相対回動し発生した摩
擦熱によって溶融し、回転が止まると共に溶着される。
グリッド8は容器2に圧入状態に挿入されており、しか
もカバー3の端によって圧力が加えられており、フィル
タ6との摩擦が大きいため、グリッド8は容器2に固定
状態になっている。
このためカバー3とグリッド8も相対回動をおこし、摩
擦熱が発生する。
従って回転溶着器の供給エネルギーは、容器2とカバー
3の溶着部2a、3aとカバー3の端とグリッド8の接
触部の摩擦熱に変換される。
従来のキャニスタにおいては、グリッド8が熱可塑性樹
脂で製作されていた。
従って回転溶着中にカバー3の端とグリッド8の接触部
に発生した摩擦熱は、互いに溶融させ溶着部2a、3a
が溶着する前に溶着し、目的とする溶着部2a、3aが
溶着しないという問題や回転中にカバー3の端とグリッ
ドの接触部が溶着、はがれを繰り返しそのエネルギー消
費のばらつきがカバー3と容器2の溶着部3a、2aへ
のエネルギ供給をばらつかせることがあった。
これらを防止するためにカバー3の端とグリッド8の接
触部に摩擦力を少なくさせる設計を施こすことがあるが
、それでも十分てはなかった。
本考案は、そのためグリッド8の材質を金属、例えば冷
延金属板に変更した。
このため本考案によると、グリッド8とカバー3との溶
着かなく、しかも回転溶着中のグリッド8とカバー3の
接触部の消費エネルギーは均一なものなので、溶着部2
a、3aへの悪影響が少なく、容器2とカバー3の均一
な溶着効率が得られる。
本考案によれば、キャニスタの回転溶着の溶着効率を均
一にすることができるので回転溶着部の溶着強度の信頼
性の高いキャニスタが得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すキャニスタの断面構成
略図である。 1・・・・・・キャニスタ、2・・・・・・容器、2a
・・・・・・溶着部、3・・・・・・カバー、3a・・
・・・・溶着部、4・・・・・・活性炭、5・・・・・
・フィルタ、6・・・・・・フィルタ、7・・・・・・
グリッド、8・・・・・・グリッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性プラスチックよりなる容器とカバーとを回転薄
    着で溶着させるキャニスタにおいて、カバーに近い側に
    位置し活性炭を保持するためのグリッドを金属板で製作
    し、この金属板をカバー3に対して、相対的に回動でき
    る状態に前記容器1とカバー3によって保持したキャニ
    スタ。
JP3799477U 1977-03-30 1977-03-30 キヤニスタ Expired JPS6027620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3799477U JPS6027620Y2 (ja) 1977-03-30 1977-03-30 キヤニスタ

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JP3799477U JPS6027620Y2 (ja) 1977-03-30 1977-03-30 キヤニスタ

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Publication Number Publication Date
JPS53133859U JPS53133859U (ja) 1978-10-23
JPS6027620Y2 true JPS6027620Y2 (ja) 1985-08-21

Family

ID=28902106

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JPS53133859U (ja) 1978-10-23

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