JPS6027587B2 - 発泡模様化粧板の製造法 - Google Patents
発泡模様化粧板の製造法Info
- Publication number
- JPS6027587B2 JPS6027587B2 JP5416078A JP5416078A JPS6027587B2 JP S6027587 B2 JPS6027587 B2 JP S6027587B2 JP 5416078 A JP5416078 A JP 5416078A JP 5416078 A JP5416078 A JP 5416078A JP S6027587 B2 JPS6027587 B2 JP S6027587B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- substrate
- foam
- heated
- manufacturing
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- Expired
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- Printing Methods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、基板の表面に発泡模様を形成した化粧板の製
造法に関する。
造法に関する。
従来、紙や樹脂フィルムのようなシートに加熱発泡剤入
りインキで所望の模様を印刷し、この印刷模様を、加熱
発泡剤入りインキが発泡しない湿度に加熱して乾燥し、
その直後に、加熱発泡剤入りインキが発泡する温度に加
熱して発泡させ、発泡模様を形成した化粧シートを製造
する方法が知られている。
りインキで所望の模様を印刷し、この印刷模様を、加熱
発泡剤入りインキが発泡しない湿度に加熱して乾燥し、
その直後に、加熱発泡剤入りインキが発泡する温度に加
熱して発泡させ、発泡模様を形成した化粧シートを製造
する方法が知られている。
ところが、この方法を、シートに代えて、木質板のよう
なある程度の厚みがあって吸湿性のある基板に用いた場
合は、発泡状態が不均一となって、凹凸のはげしい発泡
模様が形成され、見栄えの悪いイ○鉾板が製造法される
。本発明の目的は、発泡状態が不均一とならず、凹凸の
はげしくない発泡模様が基板の表面に形成された発泡模
様化粧板を製造することである。本発明者は、かかる場
合に発泡状態が不均一になる原因は、基板の表面に加熱
発泡剤入りインキで印刷した模様を加熱して発泡させる
際、印刷模様と共に加熱される基板の中の水分が蒸発し
てその水蒸気が発泡中の印刷模様のところどころに侵入
することに起因しているのであろうと推察して、基板中
の水分が蒸発するのを防止するため、基板の表面に加熱
発泡剤入りインキで印刷した模様を、乾燥のために加熱
した状態から加熱発泡剤入りインキの発泡剤温度に加熱
する代りに、印刷模様の加熱乾燥に伴なつて加熱された
基板を一旦冷却して、基板中の水分を冷却した状態から
加熱発泡剤入りインキの発泡剤温度に加熱するようにし
たところ、発泡状態が不均一とならず、凹凸のはげしく
ない発泡模様が形成されたのである。本発明は、上記の
実験結果に塞いて完成されたものである。即ち、吸湿性
のある基板の表面に加熱発泡剤入りのインキないし塗料
で所望の模様を形成し、この模様を加熱発泡剤入りのイ
ンキないし塗料が発泡しない温度に加熱して乾燥し、表
面の模様を加熱乾燥した基板を冷却して、冷却した基板
の表面の模様を加熱発泡剤入りのインキないし塗料が発
泡する温度に加熱し発泡させて発泡模様を形成すること
を特徴とする発泡模様化粧板の製造法である。本発明の
製造法によると、発泡状態が不均一とならず、凹凸のは
げしくない発泡模様が基板の表面に形成された発泡模様
化粧板が製造される。
なある程度の厚みがあって吸湿性のある基板に用いた場
合は、発泡状態が不均一となって、凹凸のはげしい発泡
模様が形成され、見栄えの悪いイ○鉾板が製造法される
。本発明の目的は、発泡状態が不均一とならず、凹凸の
はげしくない発泡模様が基板の表面に形成された発泡模
様化粧板を製造することである。本発明者は、かかる場
合に発泡状態が不均一になる原因は、基板の表面に加熱
発泡剤入りインキで印刷した模様を加熱して発泡させる
際、印刷模様と共に加熱される基板の中の水分が蒸発し
てその水蒸気が発泡中の印刷模様のところどころに侵入
することに起因しているのであろうと推察して、基板中
の水分が蒸発するのを防止するため、基板の表面に加熱
発泡剤入りインキで印刷した模様を、乾燥のために加熱
した状態から加熱発泡剤入りインキの発泡剤温度に加熱
する代りに、印刷模様の加熱乾燥に伴なつて加熱された
基板を一旦冷却して、基板中の水分を冷却した状態から
加熱発泡剤入りインキの発泡剤温度に加熱するようにし
たところ、発泡状態が不均一とならず、凹凸のはげしく
ない発泡模様が形成されたのである。本発明は、上記の
実験結果に塞いて完成されたものである。即ち、吸湿性
のある基板の表面に加熱発泡剤入りのインキないし塗料
で所望の模様を形成し、この模様を加熱発泡剤入りのイ
ンキないし塗料が発泡しない温度に加熱して乾燥し、表
面の模様を加熱乾燥した基板を冷却して、冷却した基板
の表面の模様を加熱発泡剤入りのインキないし塗料が発
泡する温度に加熱し発泡させて発泡模様を形成すること
を特徴とする発泡模様化粧板の製造法である。本発明の
製造法によると、発泡状態が不均一とならず、凹凸のは
げしくない発泡模様が基板の表面に形成された発泡模様
化粧板が製造される。
発泡状態が不均一とならない原因は、表面に形成した模
様の加熱乾燥に伴なつて加熱された基板を一旦冷却して
、基板中の水分を冷却した状態から表面の模様を加熱し
て発泡させるので、加熱発泡中に基板中の水分が蒸発し
てその水蒸気が発泡中の模様に侵入することがないため
と推認される。次に、本発明の具体例について説明する
。厚さ１３肌位の平板状の軟質繊維板の表面に接着剤を
塗布し、その表面に薄い化粧紙を介してェンボスロール
を転圧して、化粧紙を軟質繊維板の表面に貼着すると同
時に、軟質繊維板のイけ鉾紙を鮎着した表面に微細な凹
凸模様を形成した基板を製作する。
様の加熱乾燥に伴なつて加熱された基板を一旦冷却して
、基板中の水分を冷却した状態から表面の模様を加熱し
て発泡させるので、加熱発泡中に基板中の水分が蒸発し
てその水蒸気が発泡中の模様に侵入することがないため
と推認される。次に、本発明の具体例について説明する
。厚さ１３肌位の平板状の軟質繊維板の表面に接着剤を
塗布し、その表面に薄い化粧紙を介してェンボスロール
を転圧して、化粧紙を軟質繊維板の表面に貼着すると同
時に、軟質繊維板のイけ鉾紙を鮎着した表面に微細な凹
凸模様を形成した基板を製作する。
基板のイ○鉾表面に所望の抽象柄模様をシルクスクリー
ン印刷法によって下記の組成を有する加熱発泡剤入りイ
ンキを用いて印刷する。加熱発泡剤入りインキの組成ア
クリル樹脂溶液 ６り重量部加熱発泡剤
８重量部酸化チタン（顔料、増量剤
） １５重量部架橋剤、増粘剤、消泡剤、その他１の
重量部基板の化粧表面に印刷された模様を温風により温
度６０乃至７０ｑｏ、時間５乃至８分の条件で加熱して
乾燥し、加熱発泡剤入りインキで印刷された模様中の水
分を減少させる。
ン印刷法によって下記の組成を有する加熱発泡剤入りイ
ンキを用いて印刷する。加熱発泡剤入りインキの組成ア
クリル樹脂溶液 ６り重量部加熱発泡剤
８重量部酸化チタン（顔料、増量剤
） １５重量部架橋剤、増粘剤、消泡剤、その他１の
重量部基板の化粧表面に印刷された模様を温風により温
度６０乃至７０ｑｏ、時間５乃至８分の条件で加熱して
乾燥し、加熱発泡剤入りインキで印刷された模様中の水
分を減少させる。
イ物隆表面の模様が加熱乾燥された基板を送風により１
乃至２分の間強制冷却して水分を含んだ基板を常温程度
に冷却する。冷却された基板の化粧表面の模様を赤外線
ランプの照射により温度ｌｏｏ乃至１５び０、時間１０
乃至１９砂の条件で加熱して発泡させ、基板のイｑ斑表
面に発泡模様を形成する。最後に、基板のイ劫筋表面に
発泡模様が形成された発泡模様イけ鉾板を送風により３
分位の間強制冷却して、発泡模様化粧板を製造する。本
例の製造法によると、発泡状態が不均一とならず、凹凸
のはげしくない発泡模様が基板の化粧表面に形成された
発泡模様イＱ鉾板が製造される。
乃至２分の間強制冷却して水分を含んだ基板を常温程度
に冷却する。冷却された基板の化粧表面の模様を赤外線
ランプの照射により温度ｌｏｏ乃至１５び０、時間１０
乃至１９砂の条件で加熱して発泡させ、基板のイｑ斑表
面に発泡模様を形成する。最後に、基板のイ劫筋表面に
発泡模様が形成された発泡模様イけ鉾板を送風により３
分位の間強制冷却して、発泡模様化粧板を製造する。本
例の製造法によると、発泡状態が不均一とならず、凹凸
のはげしくない発泡模様が基板の化粧表面に形成された
発泡模様イＱ鉾板が製造される。
本例の製造法において、発泡状態が不均一とならない原
因は、イ日経表面に印刷した模様の加熱乾燥に伴なつて
加熱された基板を一旦常温程度に冷却して、基板中の水
分を冷却した状態からイけ鉾表面の模様を１５０ｏｏ以
下の低温度に１５秒以下の短時間の間加熱して発泡させ
るので、加熱発泡中に基板中の水分が蒸発せず、水蒸気
が発泡中の模様に侵入しないためと推認される。本例の
製造法においては、化粧表面の模様を加熱乾燥した基板
を冷却する際強制冷却するので、冷却時間が短く、製造
能率がよい。
因は、イ日経表面に印刷した模様の加熱乾燥に伴なつて
加熱された基板を一旦常温程度に冷却して、基板中の水
分を冷却した状態からイけ鉾表面の模様を１５０ｏｏ以
下の低温度に１５秒以下の短時間の間加熱して発泡させ
るので、加熱発泡中に基板中の水分が蒸発せず、水蒸気
が発泡中の模様に侵入しないためと推認される。本例の
製造法においては、化粧表面の模様を加熱乾燥した基板
を冷却する際強制冷却するので、冷却時間が短く、製造
能率がよい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 吸湿性のある基板の表面に加熱発泡剤入りのインキ
ないし塗料で所望の模様を形成し、この模様を加熱発泡
剤入りのインキないし塗料が発泡しない温度に加熱して
乾燥し、表面の模様を加熱乾燥した基板を冷却して、冷
却した基板の表面の模様を加熱発泡剤入りのインキない
し塗料が発泡する温度に加熱し発泡させて発泡模様を形
成することを特徴とする発泡模様化粧板の製造法。 ２ 表面の模様を加熱乾燥した基板を冷却する際、強制
冷却することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
発泡模様化粧板の製造法。 ３ 表面の模様を加熱乾燥した基板を冷却する際、常温
程度に冷却することを特徴とする特許請求の範囲第１項
又は第２項記載の発泡模様化粧板の製造法。 ４ 基板表面の模様を発泡させるために加熱する際、１
５０℃以下の低温度に１５秒以下の短時間の間加熱する
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項又は第
３項記載の発泡模様化粧板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5416078A JPS6027587B2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 発泡模様化粧板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5416078A JPS6027587B2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 発泡模様化粧板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54144272A JPS54144272A (en) | 1979-11-10 |
| JPS6027587B2 true JPS6027587B2 (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=12962786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5416078A Expired JPS6027587B2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 発泡模様化粧板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027587B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6337655B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2018-06-06 | カシオ計算機株式会社 | 立体形成における付与熱量制御方法並びにそれを用いた立体形成方法、立体形成装置及び立体形成プログラム |
| JP6711164B2 (ja) * | 2016-06-21 | 2020-06-17 | カシオ計算機株式会社 | 立体画像形成システム、および熱膨張性シート搬送方法 |
| JP6601530B2 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-11-06 | カシオ計算機株式会社 | 表面凹凸形成方法 |
| JP2021181231A (ja) * | 2020-05-22 | 2021-11-25 | カシオ計算機株式会社 | 照射ユニット、および立体画像の製造方法 |
-
1978
- 1978-04-28 JP JP5416078A patent/JPS6027587B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54144272A (en) | 1979-11-10 |
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