JPS6027372Y2 - フイルムビユア− - Google Patents

フイルムビユア−

Info

Publication number
JPS6027372Y2
JPS6027372Y2 JP9874578U JP9874578U JPS6027372Y2 JP S6027372 Y2 JPS6027372 Y2 JP S6027372Y2 JP 9874578 U JP9874578 U JP 9874578U JP 9874578 U JP9874578 U JP 9874578U JP S6027372 Y2 JPS6027372 Y2 JP S6027372Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
reflector
light
frame
mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9874578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5516569U (ja
Inventor
明 柴田
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
Priority to JP9874578U priority Critical patent/JPS6027372Y2/ja
Publication of JPS5516569U publication Critical patent/JPS5516569U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6027372Y2 publication Critical patent/JPS6027372Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフィルムピュアー、詳しくは、自然光や電灯
の光等の外来光を照明光として用いるようにした簡易型
のフィルムピュアーに関する。
従来、スライド用のフィルムを観察するには、フィルム
画像照明用の専用の豆電球を有するフィルムピュアーが
用いられている。
しかし、従来のこの種フィルムピュアーは、フィルムマ
ウントを装填すると電源スィッチが閉成され、フィルム
の裏面がわに配設された豆電球が点灯してフィルムを照
明し、この透過光によってフィルムに写し込まれた画像
を観察するようになっているため、豆電球、電源スィッ
チ、電源電池等で構成される照明装置を必要とし、構造
が複雑化するうえ、大型となって価格も高価なものとな
り、故障も起しやすくなるという欠点を有している。
しかも、フィルムを照明するための光源は、フィルムピ
ュアーに内蔵された豆電球だけしか使用することができ
ず、外部からの自然光や電灯の光等の外来光を利用する
ことができないので、電源電池が消耗したり、豆電球が
切れたりした際には、全く使用不可能な状態になるとい
う欠点を有している。
本考案の目的は、上記従来の欠点を除去するために、照
明光として自然光や電灯の光等の外来光を利用し、特別
な照明装置を必要としない簡易型のフィルムピュアーを
提供するにある。
以下、図示の一実施例によって本考案を説明する。
第1図は、本考案によるフィルムピュアーを側方から見
た場合の中央縦断面図で、第2図は正面から見た場合の
中央縦断面図である。
両図に示すように、本考案のフィルムピュアーは、スラ
イド用フィルムマウント7の装着されるフィルムマウン
ト装填室5 aを有するフィルムマウント装填枠5と、
このマウント装填枠5の上面に固定されたレンズ支持部
材2に保持された、マウント画面拡大用のルーペレンズ
1と、上記フィルムマウント装填枠5の下位に配設され
た反射板部材とで構成されている。
上記レンズ支持部材2は、その内周面の下部にねじ2a
が切られた円筒体で形成されており、その内部にフィル
ム画面拡大用のルーペレンズ1が同レンズ1の光軸とレ
ンズ支持部材2の中心軸がほぼ一致するように嵌め込ま
れ、レンズ押え枠3によって固定されるようになってい
る。
上記レンズ支持部材2は、その下端部の外周面に鍔4b
の形成された短円筒体からなるレンズ装着部材4を介し
てフィルムマウント装填枠5の上面に固定されるように
なっている。
即ち、上記装着部材4はその鍔4bが上記装填枠5の上
面に接着、溶着、ねじ止め等の適宜な手段によって固定
されており、その上部外周面に刻設されたねじ4aに、
レンズ支持部材2のねじ2aを螺合することにより、レ
ンズ支持部材2はフィルムマウント装填枠5上に取り付
けられている。
上記フィルムマウント装填枠5は、偏平な直方体の外形
を有する枠体で形成されていて、その内部にはフィルム
マウント7の大きさ、形状に対応して形成されたフィル
ムマウント装填枠5aが形成されており、同室の一側方
には、フィルムマウント装着口5d(第2図参照)が設
けられている。
また、ルーペレンズ1、および反射板部材としての反射
板12に、フィルムマウント7のフィルム8が対向する
ように、その上壁と下壁とにそれぞれ透光窓5bおよび
5Cが装填室5aと連通して穿設されている。
さらに装填室5a内には、フィルムマウント7が移動し
てガタつくのを防止し、フィルム8をルーペレンズ1の
焦点面に正しく固定するための、一対の板ばね6がフィ
ルム8が移動および位置する範囲外に配設されている。
そして、上記フィルムマウント装填枠5の下面後方の両
側部には、断面逆り字形を有する取付用部材9が、接着
、溶着、ねじ止め等の適宜な手段によって固着されてい
て、この取付用部材9の垂下片9bを貫通して同片に取
り付けられた回転取付軸10によって反射板収納枠11
が回動自在に取り付けられている。
即ち、反射板収納枠11の両側壁の内面が垂下片9bに
重合せられ、これを取付軸10が貫通している。
そして、回転取付軸10を介して垂下片9bと反射板収
納枠11との間には、フィルムマウント装填枠5が反射
板収納枠11に対して任意の相対位置を採って静止し得
るに充分な摩擦が働くように取り付けられている。
上記反射板収納枠11は、同枠内に収納された反射板1
2と共に、反射板部材を構成しており、その形状は上面
11bの開放された箱形に形成されている。
そしてこの反射板収納枠11の後壁の上部には、フィル
ムマウント装填枠5を軸10の周りに略90’回動させ
た場合に、上記取付用部材9の後面9aと当接して、そ
の回動位置を規制するための係止部11aが形成されて
いる。
よって、フィルムマウント装填枠5は、回転取付軸10
にって、第1.第2図に示す反射板部材の格納位置、つ
まり、収納枠11とマウント装填枠5が重合する位置と
、第4図に示す反射板部材の退避位置、つまり取付用部
材9の後面9aが反射板収納枠11の係止部11aと当
接する位置との間で任意の相対位置を採って静止し得る
ようになっている。
。また、この反射板収納枠11はフィルムピュアーを机
上等に配置してフィルムマウント装填枠5をフィルム画
像の見やすい角度位置まで回動させた場合に、フィルム
ピュアーが容易に転倒しないように適当な重量を有して
いる。
そして、この反射板収納枠11内の中央部には、平面鏡
で形成された反射板12がその中央両側部12aを取付
軸13によって反射板収納枠1の両側壁に取り付けるこ
とにより、回転自在に配設されている。
この反射板12は、フィルムピュアーを机上等に配置し
て使用する場合に、その傾きを適宜調整して、前方斜め
上方より入射する外来光を反射しフィルムに照明光とし
て供給する役目をするものである。
以上のように本考案によるフィルムピュアーは構成され
ている。
つぎにその作動について述べると、フィルムピュアーを
机上等に配置し、自然光や電灯の光等の外来光を採光し
てこれを照明光として用いる場合は、第3図に示すよう
に、フィルムマウント装填枠5およびルーペレンズ1を
取付軸10の周りに反時計方向に回動し、反射板収納枠
11より離間サセ、ルーペレンズ1によってフィルム画
像の見やすい角度位置まで回動させて静止させる。
かくすれば、装填枠5と収納枠11の離間部分より外来
光が反射板12に向けて入射する。
ついで、反射板12の傾きを適宜調整したり、フィルム
ピュアーの位置を変更したりして、外来光によってフィ
ルム8が良好な照明状態となるようにする。
このようにすれば、前方斜め上方より採光された光は、
矢印aに示すように反射板12によって反射され、予め
フィルムマウント装填枠5内のマウント装填室5a内に
装填された、フィルムマウント7に挟持されたフィルム
8を照明し、この透過光がルーペレンズ1によって拡大
されてフィルム8に写し込まれた画像を良好に観察する
ことができる。
また、フィルムピュアーを手に持ち、フィルム8を自然
光や電灯の光等の外来光にかざして、これを観察する場
合は、第4図に示すように、フィルムマウント装填枠5
およびルーペレンズ1を、反射板部材に対して、取付用
部材9の後面9aが反射板収納枠11の係止部11aに
当接する位置、つまり反射板部材の退避位置まで回動さ
せ、反射板収納枠11および反射板12をフィルム8に
対向する位置より退避させる。
このようにすれば、自然光や電灯の光等が矢印すに示す
ように、反射板12によって反射されることなしに、直
接フィルム8を照明し、この透過光がルーペレンズ1に
よって拡大されて、フィルム8に写し込まれた画像を観
察することができる。
以上述べたように、本考案によれば、自然光や電灯の光
等の外来光をフィルムの照明光として使用するようにし
たので、従来のフィルムピュアーのように特別な照明装
置を必要とせず。
構造が大型になったり、複雑化することなく、安価に、
かつ容易に製造し得るうえ、第1図に示すように不使用
時には、反射板部材を格納状態にすると、極めて小型と
なるので、携帯に便利でポケット等に入れて持ち運ぶこ
とができる。
また、電源電池の消耗や豆電球の断線のための予備品の
準備等の配慮も全く必要とせず、使用上甚だ便利なフィ
ルムピュアーを提供することができる。
なお、上記実施例においては、反射板は平面反射鏡によ
って形成されるようにしたが、これは集光性を向上させ
るために凹面反射鏡によって形成してもよく、さらにま
た、フィルムマウント装填枠と反射板部材の相対位置を
静止させるための手段は摩擦ではなく、クリックストッ
プ機構等の他の手段によって実現してもよいことは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すフィルムピュアーを
側方から見た場合の中央縦断面図、第2図は、上記第1
図のフィルムピュアーを正面から見た場合の中央縦断面
図、第3図は、上記第1図のフィルムピュアーの使用態
様を示す断面図、第4図は、上記第1図のフィルムピュ
アーの更に別の使用態様を示す断面図である。 1・・・・・・ルーペレンズ、5・・・・・・フィルム
マウント装填枠、5a・・・・・・フィルムマウント装
填室、7・・・・・・フィルムマウント、8・・・・・
・フィルム、10・・・・・・回転取付軸、11・・・
・・・反射板収納枠、12・・・・・・反射板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スライド用フィルムマウントが着脱自在に装着されるフ
    ィルムマウント装填室を有するフィルムマウント装填枠
    と、 このフィルムマウント装填枠上に固定されていて、上記
    フィルムマウントのフィルム画像を観察するためのルー
    ペレンズと、 上記フィルムマウント装填枠に対して、上記ルーペレン
    ズの反対がわに、回転取付軸によって取り付られていて
    、外来光を採り入れない格納位置と、外来光を採り入れ
    てフィルム面に向って反射する採光位置と、外来光を直
    接フィルム面に向って入射させる退避位置とのそれぞれ
    の任意の位置に、反射板収納枠とこの反射板収納枠の筐
    体内に収納されている反射板とがそれぞれ回動し得るよ
    うに配設された反射板部材と、 からなるフィルムピュアー。
JP9874578U 1978-07-17 1978-07-17 フイルムビユア− Expired JPS6027372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9874578U JPS6027372Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 フイルムビユア−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9874578U JPS6027372Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 フイルムビユア−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5516569U JPS5516569U (ja) 1980-02-01
JPS6027372Y2 true JPS6027372Y2 (ja) 1985-08-19

Family

ID=29034801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9874578U Expired JPS6027372Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 フイルムビユア−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6027372Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5516569U (ja) 1980-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5997149A (en) Reversible backlit personal grooming mirror
US20070253222A1 (en) Nightlight with rotatable image drum
CA2280522A1 (en) An automatic system for detecting printing faults on metallised strips or any other printing support comprising a predominance of specular colour surfaces
US2726571A (en) Shadow image clock projecting device
CN2304927Y (zh) 多用途显像机
JPH1146855A (ja) 照明付き携帯鏡。
JPS6027372Y2 (ja) フイルムビユア−
US3887800A (en) Personal care viewer
US2983061A (en) Slide viewer
CN212929820U (zh) 一种宿舍照明护眼灯
JPH051834Y2 (ja)
JPS61502147A (ja) ホログラムのディスプレイに関する改良
KR100780354B1 (ko) 휴대용 등기구
JPH0419888Y2 (ja)
JP2002365726A (ja) スライド映写機
JPH051835Y2 (ja)
CN2692716Y (zh) 一种可调式投影钟
JPH0355951Y2 (ja)
JPH07204067A (ja) 照明付き写真立て
KR840002015Y1 (ko) 방문객 투시기
JPS6343482Y2 (ja)
JP3055572U (ja) 化粧用コンパクトケース
JPH0722654Y2 (ja) 万華鏡
JPH0730401U (ja) コンパクト型照明器具
JPS63125926A (ja) 映像の見えるライト