JPS6027363Y2 - 光通信ケ−ブル - Google Patents

光通信ケ−ブル

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JPS6027363Y2
JPS6027363Y2 JP1982177607U JP17760782U JPS6027363Y2 JP S6027363 Y2 JPS6027363 Y2 JP S6027363Y2 JP 1982177607 U JP1982177607 U JP 1982177607U JP 17760782 U JP17760782 U JP 17760782U JP S6027363 Y2 JPS6027363 Y2 JP S6027363Y2
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JP
Japan
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optical communication
thermosetting resin
coating
coated
layer
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Expired
Application number
JP1982177607U
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JPS5927506U (ja
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健 児島
賢二 八木
光男 青山
輝久 玉川
清 平本
雄二 加藤
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光通信ケーブルに関するものである。
光を伝送媒体として通信を行う場合の光通信伝送方式と
してはレンズ、反射板等の収束素子を同期的に配列した
ビームガイド方式、空間を用いる空間伝送方式及び光に
対し透明な媒質を使用する方式がある。
本考案はこれらの方式のうち最後の方式によるもので、
光に対して透明な媒質特にガラスで作られた繊維状線路
を使用する光通信ケーブルの補強構造に関するものであ
る。
従来、ガラスファイバの補強方法として例えば特開昭4
8−84648号公報に記載されているようなポリアミ
ド樹脂を押出し被覆する方法や、特公昭37−1777
5号公報に記載されているような熱硬化性樹脂を一層あ
るいは二層以上塗布硬化させる方法が知られていた。
ところが、前者の方法は光通信ケーブル用としてのガラ
スファイバに必要な厚肉の補強被覆を一挙に行なえる反
面、押出し被覆ラインで末補強のガラスファイバに高い
張力が加わって破断する危険性が高い、一方、熱硬化性
樹脂の塗布焼付は作業は比隔的低張力で行なえる上にガ
ラスファイバの補強効果がきわめて大きい利点を有する
反面、光通信ケーブル用としてのガラスファイバに必要
な厚さの被覆を施すには、塗布焼付は作業を多数回くり
返す必要があり、結果として、被覆工程中にファイバが
破断する確率が増えまたケーブル化後の可とう性に乏し
い欠点を有していた。
さらに、光通信ケーブルの端末処理作業においては、被
覆の除去が必要であるが、熱硬化性樹脂はガラスファイ
バとの密着力が強く、剥取り時にファイバに大きな力が
加わりファイバが端末で破断する危険性が高い。
従って、あまり厚肉の熱硬化性樹脂被覆を施すと端末処
理が困難となる恐れがあった。
また、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂押出し被覆層は
可とう性も良く被覆除去は比較的容易でるが、押出し被
覆時の残留歪によりファイバに長手方向の収縮力が直接
加わりベンディングロスが増加する欠点もある。
本考案は以上の点を解決したもので、あらかじめガラス
ファイバの補強に必要な熱硬化性樹脂の被覆を施こし、
さらにその外周にケーブル化に必要な熱可塑性樹脂の被
覆を施こした光通信ケーブルに関するものである。
以下図面に示す実施例につき説明する。
図において1は光に対して透明なガラス繊維からなるコ
ア、2はクラッドであって光に対して透明なガラスより
なる。
3は不飽和ポリエステルのような熱硬化性樹脂薄層を被
覆して硬化させた一次被覆層、4は保護被覆層である。
しかしてクラッド2の屈折率はコア1の屈折率より小さ
く、熱硬化性樹脂被覆層3の屈折率はクラッド2の屈折
率より大きいように選択されている。
また、クラッド2の外径は80μ、熱硬化性樹脂被覆層
3の厚さは10μ、保護被覆層の厚さは200μである
本考案において、−次被覆層の熱硬化性樹脂としては不
飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、フェノ
ール樹脂、ポリウレタン樹脂等を使用する。
4は最外層に被覆した保護層であってプラスチック若し
くはゴム或はこれらと無機充填剤、無機質または有機質
の繊維との複合材料によりなる。
また、これと上記−次被覆層の剥離を容易ならしめるた
め熱硬化性樹脂を使用することができる。
熱可塑性樹脂としてはポリカーボネート、ポリスチレン
、ポリアミド、AS樹脂、ポリスルポン、熱可塑性ポリ
ウレタン、熱可塑性ポリエステル、ポ塩化ビニル、ポリ
エチレン等を使用する。
以上説明した本考案の光通信ケーブルは次にような利点
を有している。
(1)ガラスファイバ直上に熱硬化性樹脂を被覆したの
で、特公昭37−17775号公報に開示されているよ
うな方法を用いればファイバに低張力で被覆形成ができ
、ファイバの初期補強が完全となる。
(2) ファイバに熱硬化性樹脂で一次被覆を施した
上に熱可塑性樹脂によってケーブル化に十分な厚さの被
覆を施したのでケーブルの引張り強度と可とう性が著し
く向上する。
(3)熱硬化性樹脂被覆を施した上に熱可塑性樹脂を被
覆したので後者の被覆時の熱で前者が損傷を受けること
がない。
(4)熱硬化性樹脂被覆の外周に熱可塑性樹脂被覆を施
したので両者の剥離作業が容易で端末処理がし易い。
(5)クラッド上にクラッド層の媒質より屈折率の大き
い媒質よりなる熱硬化性一次被覆層が被覆されていれば
、コア層より飛び出しさらにクラッド層から漏れ出た光
が再びクラッド層へもどってきてコアの中を流れる信号
に悪影響を及ぼすことが無い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の光通信ケーブルを示す横断面図である。 1・・・・・・コア、2・・・・・・クラッド、3・・
・・・・熱硬化性樹脂−次被覆層、4・・・・・・保護
被覆層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光に対し低損失のガラスから戒る繊維状線路の外周に、
    その繊維状線路の最外層に被覆されたガラスの光に対す
    る屈折率よりも大きい屈折率を有する熱硬化性樹脂被覆
    層を被覆し、その外層に熱硬化性樹脂保護層を被覆した
    ことを特徴とする光通信ケーブル。
JP1982177607U 1982-11-24 1982-11-24 光通信ケ−ブル Expired JPS6027363Y2 (ja)

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JPS5927506U JPS5927506U (ja) 1984-02-21
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JPS4843642A (ja) * 1971-10-04 1973-06-23
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JPS50125754A (ja) * 1974-03-20 1975-10-03

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