JPS6027349A - 通電加工穀物の製造方法 - Google Patents
通電加工穀物の製造方法Info
- Publication number
- JPS6027349A JPS6027349A JP58135350A JP13535083A JPS6027349A JP S6027349 A JPS6027349 A JP S6027349A JP 58135350 A JP58135350 A JP 58135350A JP 13535083 A JP13535083 A JP 13535083A JP S6027349 A JPS6027349 A JP S6027349A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cereals
- salt
- grains
- electrically processed
- millet
- Prior art date
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- Granted
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は植物性蛋白質を有する穀物例えば、米、麦、小
麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆、小豆、えんどう、その他を
含塩水状態ならしめた後、単なる通電作用により熟熱殺
菌処理して風味ある通電加工食品として直ちに食膳に供
することができる通電加工穀物の製造方法に関する。
麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆、小豆、えんどう、その他を
含塩水状態ならしめた後、単なる通電作用により熟熱殺
菌処理して風味ある通電加工食品として直ちに食膳に供
することができる通電加工穀物の製造方法に関する。
従来、栄養価の高い植物性蛋白質を有する穀物例えは、
米、麦、小麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆、小豆、えんどう
、その他を食用として食膳に供する場合には、該穀物を
煮沸加工或は抄加工するか、若しくはこれらに適宜の調
味料を付加し食品として提供していたものである。しか
しながら、上記のような加工手段によれば、穀物を食用
として供するためには適度の膨軟性を付与することが必
要なため、加工に相当の時間を要するは勿論のこと、総
ての穀物な略均−状態に仕上げることが甚だ困難である
許りでなく、長時間の加工作業中に穀物中に含有された
栄養分の一部が次第に消滅して栄養価および食味が低下
されるため、これを補うために必要以上の調味料を付加
しているのが現況であり、その結果、穀物を自然状態の
まま、食味良好として食膳に供することができない。
米、麦、小麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆、小豆、えんどう
、その他を食用として食膳に供する場合には、該穀物を
煮沸加工或は抄加工するか、若しくはこれらに適宜の調
味料を付加し食品として提供していたものである。しか
しながら、上記のような加工手段によれば、穀物を食用
として供するためには適度の膨軟性を付与することが必
要なため、加工に相当の時間を要するは勿論のこと、総
ての穀物な略均−状態に仕上げることが甚だ困難である
許りでなく、長時間の加工作業中に穀物中に含有された
栄養分の一部が次第に消滅して栄養価および食味が低下
されるため、これを補うために必要以上の調味料を付加
しているのが現況であり、その結果、穀物を自然状態の
まま、食味良好として食膳に供することができない。
本発明は前記に鑑み、植物性蛋白質含有する乾燥状態或
は未乾燥状態の穀物を、塩分譲度略3%〜5%の液中に
1日〜3日間浸して穀物の芯部まで正確に電流が流通で
きるように塩分ヲ滲透させた後、該塩分を含んだ穀物を
絶縁性容器内に充填収容して、通電作用で熱熱殺菌処理
せしめ、もって如何なる穀物といえども短時間の通電加
工操作のみにより、穀物の有する栄養価を減少させるこ
となく芯部まで均一に膨軟状となり、かつ風味、良好な
通電加工食品として直ちに食膳に供することができる通
電加工穀物の製造方法を提供したものであって、かかる
製造方法によれば簡単な処理手段により穀物の栄養価を
損うことがない上に風味がより一層向上された自然食品
として安価に提供し、穀物の流通機構をより改善させる
ことができる。
は未乾燥状態の穀物を、塩分譲度略3%〜5%の液中に
1日〜3日間浸して穀物の芯部まで正確に電流が流通で
きるように塩分ヲ滲透させた後、該塩分を含んだ穀物を
絶縁性容器内に充填収容して、通電作用で熱熱殺菌処理
せしめ、もって如何なる穀物といえども短時間の通電加
工操作のみにより、穀物の有する栄養価を減少させるこ
となく芯部まで均一に膨軟状となり、かつ風味、良好な
通電加工食品として直ちに食膳に供することができる通
電加工穀物の製造方法を提供したものであって、かかる
製造方法によれば簡単な処理手段により穀物の栄養価を
損うことがない上に風味がより一層向上された自然食品
として安価に提供し、穀物の流通機構をより改善させる
ことができる。
以下に本発明に係る通電加工穀物の製造方法を実施例に
基づき説明する。
基づき説明する。
先ず、適宜の収穫機により収穫された植物性蛋白質を有
する穀物A例えば米、麦、小麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆
、小豆、えんどう、その他を、乾燥機により腐敗するこ
となく成る期間貯蔵できる含水率に乾燥するか若しくは
乾燥させることなくそのまま収集する。次いでこれらの
穀物Aを、塩分濃度111fj3%〜5%に調合された
液が収容された塩水容器1内に1日〜3日間浸して塩分
が均等に穀物Aの芯部まで滲透されるように塩分処理を
施す。
する穀物A例えば米、麦、小麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆
、小豆、えんどう、その他を、乾燥機により腐敗するこ
となく成る期間貯蔵できる含水率に乾燥するか若しくは
乾燥させることなくそのまま収集する。次いでこれらの
穀物Aを、塩分濃度111fj3%〜5%に調合された
液が収容された塩水容器1内に1日〜3日間浸して塩分
が均等に穀物Aの芯部まで滲透されるように塩分処理を
施す。
この際における塩分処理は塩分″に滲透させる穀物Aの
種類、大きさ、乾燥度合により塩分濃度および浸種時間
を随時調整して、如何なる穀物といえども通電作用時に
穀物の芯部まで均等に電流が流通できるよう塩分を滲透
処理するものである。
種類、大きさ、乾燥度合により塩分濃度および浸種時間
を随時調整して、如何なる穀物といえども通電作用時に
穀物の芯部まで均等に電流が流通できるよう塩分を滲透
処理するものである。
このようにして、適正な塩分処理が施された穀物Aは、
次いで上下両面が開放され、しかも下部開放側を、周囲
に汁溜室4が形成された下部電極体3内に挿入された絶
縁性容器2内に含塩水接電体5を介して順次充填せしめ
る。
次いで上下両面が開放され、しかも下部開放側を、周囲
に汁溜室4が形成された下部電極体3内に挿入された絶
縁性容器2内に含塩水接電体5を介して順次充填せしめ
る。
なおこの充填作業時においては充填された穀物Aが互い
に隙間なく密接充填されるようにするため塩分を含んだ
充填材(例えば穀物の破砕実、或は澱粉、又は植物性蛋
白物)を−緒に充填させると以後の通電作用がより均等
に行われるものである。このようにして塩分が均等に滲
透された穀物Aが密接充填されたら、その充填穀物A上
に含塩水接電体6を密接状に敷設すると共に、上部開放
側より上部電極体Tを圧入して、上下の両電極体3.7
により含塩水接電体s 、 ey1′介し穀物Aを程よ
く圧迫した状態のもとで、上部電極体7と下部電極体3
との間に、通電作用を施して発生したジュール熱で穀物
を略100℃に熟熱殺菌せしめる。
に隙間なく密接充填されるようにするため塩分を含んだ
充填材(例えば穀物の破砕実、或は澱粉、又は植物性蛋
白物)を−緒に充填させると以後の通電作用がより均等
に行われるものである。このようにして塩分が均等に滲
透された穀物Aが密接充填されたら、その充填穀物A上
に含塩水接電体6を密接状に敷設すると共に、上部開放
側より上部電極体Tを圧入して、上下の両電極体3.7
により含塩水接電体s 、 ey1′介し穀物Aを程よ
く圧迫した状態のもとで、上部電極体7と下部電極体3
との間に、通電作用を施して発生したジュール熱で穀物
を略100℃に熟熱殺菌せしめる。
さすれば、上記穀物Aは発生したジュールで短時間内に
熟熱程菌され、全体が膨軟状となる詐りか、栄養分も外
部に逃出することなく包含され甘味も増殖されて風味の
良好な通電加工食品となって直ちに食膳に供することが
できるは勿論のこと、一時貯蔵して以後において食膳に
供することカーできる。
熟熱程菌され、全体が膨軟状となる詐りか、栄養分も外
部に逃出することなく包含され甘味も増殖されて風味の
良好な通電加工食品となって直ちに食膳に供することが
できるは勿論のこと、一時貯蔵して以後において食膳に
供することカーできる。
又穀物人に調味料を付加させた場合に&i、詞味料が穀
物の芯部まで滲透されるため、得られた通電加工食品は
そのまま食することができる。
物の芯部まで滲透されるため、得られた通電加工食品は
そのまま食することができる。
なお上述の熱熱殺菌処理中にお℃・て、穀物Aカ・ら含
塩水接電体5を介し下部電極体3内に滲出した汁は絶縁
性容器2と下部電極体3との間に形成された汁溜室4内
に貯溜され、外部への流出力を未然に防止されるため、
通電作業時に汁の妄りな流出による漏電事故の発生や作
業場が不衛生状態となることを防止し、安全かつ衛生的
に製造作業を連続して行うことができる。
塩水接電体5を介し下部電極体3内に滲出した汁は絶縁
性容器2と下部電極体3との間に形成された汁溜室4内
に貯溜され、外部への流出力を未然に防止されるため、
通電作業時に汁の妄りな流出による漏電事故の発生や作
業場が不衛生状態となることを防止し、安全かつ衛生的
に製造作業を連続して行うことができる。
要するに本発明は、植物性蛋白質を有する穀物人を塩分
濃度略3%〜5%の液中に1日〜3日間浸して塩分を均
等に滲透させた後、該塩分を含んだ穀物を絶縁性容器2
内に充填収容して通電作用で熟熱殺菌処理したから、例
え米、麦、小麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆、小豆、えんど
う、その他の穀物といえども、芯部まで均等に通電が施
されるに適した塩分を容易に滲透させて単なる通電作用
σ)みにより短時間内に膨軟状に熱熱殺菌処理すること
ができるは勿論のこと、熱熱殺菌処理が通電により発生
したジュール熱で行われることで栄養分を外部に逃がさ
ず、しかも甘味を増殖させ、風味、食味ともに良好な通
電加工食品として直ちに食)IBに供することができる
効果を奏する。
濃度略3%〜5%の液中に1日〜3日間浸して塩分を均
等に滲透させた後、該塩分を含んだ穀物を絶縁性容器2
内に充填収容して通電作用で熟熱殺菌処理したから、例
え米、麦、小麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆、小豆、えんど
う、その他の穀物といえども、芯部まで均等に通電が施
されるに適した塩分を容易に滲透させて単なる通電作用
σ)みにより短時間内に膨軟状に熱熱殺菌処理すること
ができるは勿論のこと、熱熱殺菌処理が通電により発生
したジュール熱で行われることで栄養分を外部に逃がさ
ず、しかも甘味を増殖させ、風味、食味ともに良好な通
電加工食品として直ちに食)IBに供することができる
効果を奏する。
図面は不発明に係る通電加工穀物の製造方法を示すもの
であって、第1図は多数穀物の正面図、第2図は塩水容
器の縦断正面図、第3図(1熟熱殺菌処理装置の縦断正
面図である。 A・・・米、麦、小麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆、/J\
豆、えんどう、その他からなる穀物、1・・・塩水容器
、2・・・絶縁性容器 特許出願人 株式会社 同 和
であって、第1図は多数穀物の正面図、第2図は塩水容
器の縦断正面図、第3図(1熟熱殺菌処理装置の縦断正
面図である。 A・・・米、麦、小麦、粟、稗、玉蜀黍、大豆、/J\
豆、えんどう、その他からなる穀物、1・・・塩水容器
、2・・・絶縁性容器 特許出願人 株式会社 同 和
Claims (1)
- 植物性蛋白質を有する穀物を塩分濃度路3%〜5%の液
中に1日〜3日間浸して塩分を均等に滲透させた後、該
塩分を含んだ穀物を絶縁性容器内に充填収容して通電作
用で熟熱殺菌処理したことを特徴とする通電加工穀物の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58135350A JPS6027349A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 通電加工穀物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58135350A JPS6027349A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 通電加工穀物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6027349A true JPS6027349A (ja) | 1985-02-12 |
JPS6110103B2 JPS6110103B2 (ja) | 1986-03-28 |
Family
ID=15149703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58135350A Granted JPS6027349A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 通電加工穀物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027349A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03224450A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-10-03 | Miyoujiyou Shokuhin Kk | 通電加熱による食品の製造方法 |
EP0823216A3 (en) * | 1996-08-06 | 1998-03-11 | F. & P. Rice S.A. | A process for the production of a risotto mix |
JP2008067697A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-03-27 | Nippon Flour Mills Co Ltd | 小麦粉又は小麦粉生地の改質方法及び装置 |
JP2009207436A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Nippon Flour Mills Co Ltd | 小麦粉又は小麦粉生地の改質方法及び装置 |
-
1983
- 1983-07-25 JP JP58135350A patent/JPS6027349A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03224450A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-10-03 | Miyoujiyou Shokuhin Kk | 通電加熱による食品の製造方法 |
EP0823216A3 (en) * | 1996-08-06 | 1998-03-11 | F. & P. Rice S.A. | A process for the production of a risotto mix |
JP2008067697A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-03-27 | Nippon Flour Mills Co Ltd | 小麦粉又は小麦粉生地の改質方法及び装置 |
JP2009207436A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Nippon Flour Mills Co Ltd | 小麦粉又は小麦粉生地の改質方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6110103B2 (ja) | 1986-03-28 |
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