JPS6027053Y2 - 自動車における梯子等の積載格納装置 - Google Patents
自動車における梯子等の積載格納装置Info
- Publication number
- JPS6027053Y2 JPS6027053Y2 JP14404380U JP14404380U JPS6027053Y2 JP S6027053 Y2 JPS6027053 Y2 JP S6027053Y2 JP 14404380 U JP14404380 U JP 14404380U JP 14404380 U JP14404380 U JP 14404380U JP S6027053 Y2 JPS6027053 Y2 JP S6027053Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladder
- loading
- guide rail
- ladders
- guide member
- Prior art date
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- Expired
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、梯子のような長尺物を自動車に首尾よく積
載格納する装置に関する。
載格納する装置に関する。
梯子等はルーフラックに固定して運搬されている場合が
あるが、積御しが不便であり、固定が不十分であると走
行中に脱落する危険性もある。
あるが、積御しが不便であり、固定が不十分であると走
行中に脱落する危険性もある。
また、床板上に設置したガイドローラやガイドレールを
利用して荷台上に積御しする方法も知られているが、そ
のような例では車体の前後方向と平行に出し入れする方
式であるため、できるだけ長尺なものを積載するには大
幅な制限を受けることになる。
利用して荷台上に積御しする方法も知られているが、そ
のような例では車体の前後方向と平行に出し入れする方
式であるため、できるだけ長尺なものを積載するには大
幅な制限を受けることになる。
そこで、斜方向の姿勢で積載して長さ制限に対応する発
想があるが、この場合には積御し過渡期に長尺物の向き
を変える必要がある。
想があるが、この場合には積御し過渡期に長尺物の向き
を変える必要がある。
また、出し入れ口の間口寸法が床板の幅寸法よりも小さ
い場合にも、長尺物の向きを変えながら斜方向に積載す
ることが有利であり、この点については追って詳しく説
明する。
い場合にも、長尺物の向きを変えながら斜方向に積載す
ることが有利であり、この点については追って詳しく説
明する。
以下、図面の実施例にしたがって本考案を詳しく説明す
ると、第1図は自動車の荷箱部分を簡略的に示した平面
図であって、床板1の周囲に側板2が起立しており、自
動車後部に荷物出し入れ目3が設けられている。
ると、第1図は自動車の荷箱部分を簡略的に示した平面
図であって、床板1の周囲に側板2が起立しており、自
動車後部に荷物出し入れ目3が設けられている。
第1図のように自動車後部に荷物出し入れ目3を設けた
場合であれば、その出入方向は自動車の前後方向であっ
て、矢印4のとおりである。
場合であれば、その出入方向は自動車の前後方向であっ
て、矢印4のとおりである。
床板1上にガイドレール5をしっかりと固定し、その向
きは黒石のごとく出入方向4に対して傾斜した状態とさ
れている。
きは黒石のごとく出入方向4に対して傾斜した状態とさ
れている。
梯子6の先端をA状態の位置に係止して先端をガイドレ
ール5に沿わせなからB状態およびC状態と移行させて
積載格納が終了する。
ール5に沿わせなからB状態およびC状態と移行させて
積載格納が終了する。
第1図の場合は、出し入れ目3側のガイドレール端部が
床板1の中央付近で切れたような短いレールを使用して
いるが、これを出し入れ目3側へもつと長くしてもよい
。
床板1の中央付近で切れたような短いレールを使用して
いるが、これを出し入れ目3側へもつと長くしてもよい
。
以上に説明したようなレイアウトをキャブオーバ−型ラ
イトバンの車体に適用した例を第2図と第3図に例示し
た。
イトバンの車体に適用した例を第2図と第3図に例示し
た。
図示していないが、車体の横側部にスライドドアを備え
ており(たとえば第7図参照)、床板1上には前述のよ
うな要領でガイドレール5が付設しである。
ており(たとえば第7図参照)、床板1上には前述のよ
うな要領でガイドレール5が付設しである。
荷物出し入れ目3は車体後部に開口させてあり、バック
ドア7がこれを開閉するようになっている。
ドア7がこれを開閉するようになっている。
ガイドレール5の断面形状は種々のものが適用できるが
、その中に組込んだガイド部材が上下左右の方向に適度
に抱束されるようなものであればよく、第3図および第
4図の場合はほぼコ字型のものを向い合わせて平行に配
置しである。
、その中に組込んだガイド部材が上下左右の方向に適度
に抱束されるようなものであればよく、第3図および第
4図の場合はほぼコ字型のものを向い合わせて平行に配
置しである。
ガイドレール5内に組合わされているガイド部材はガイ
ドレールに沿って移動できる構造であればよく、第4図
は転勤ローラの場合、第5図は摺動片の場合である。
ドレールに沿って移動できる構造であればよく、第4図
は転勤ローラの場合、第5図は摺動片の場合である。
第4図は厚板で作ったガイド部材8に転動ローラ9を取
付けたものである。
付けたものである。
ガイド部材3に支持片10を固定してこれに転動ローラ
9の軸11を取付け、厚板にあけた開口12を通して転
勤ローラ9がガイドレール5上に載っている。
9の軸11を取付け、厚板にあけた開口12を通して転
勤ローラ9がガイドレール5上に載っている。
また、第5図のガイド部材8はたとえはプラスチック材
を用いて作った摺動ブロックのような構造で摩擦抵抗を
減少させるために突起13の接触にしである。
を用いて作った摺動ブロックのような構造で摩擦抵抗を
減少させるために突起13の接触にしである。
第1図に示した様子の挙動から明らかなように、梯子6
の先端部分がガイド部材8に対してスムーズに角運動が
できなければならない。
の先端部分がガイド部材8に対してスムーズに角運動が
できなければならない。
そのための構造を第3図、第4図について説明すると、
梯子端部の受箱14がスラストベアリング15を介して
ガイド部材3上に支持されている例であり、必要に応じ
て枢軸16や座金17が設置されている。
梯子端部の受箱14がスラストベアリング15を介して
ガイド部材3上に支持されている例であり、必要に応じ
て枢軸16や座金17が設置されている。
なお、18は梯子端部の浮上を防止するための押え片で
ある。
ある。
第5図の他の例は、ガイド部材8に台座19を設けてそ
こにピン20を固定したもので、梯子端部にあけた孔2
1をピン20にはめ合わせて回動させるものである。
こにピン20を固定したもので、梯子端部にあけた孔2
1をピン20にはめ合わせて回動させるものである。
第1図C状態のように格納した梯子は、車体静止部材に
対してしっかりと固定されれなければならず、その手段
は通常の方法であればよいのであるが、具体的には第8
図に図示しであるので、後述することにする。
対してしっかりと固定されれなければならず、その手段
は通常の方法であればよいのであるが、具体的には第8
図に図示しであるので、後述することにする。
第6図〜第8図は、キャブオーバ−型ライトバンの車体
に梯子の積載格納と荷物棚を併設した場合の実施例であ
って、第6図のバツクングを施した領域に棚22を付設
してあり、床板1の適当な個所に起立させた支柱23に
よって支持されている。
に梯子の積載格納と荷物棚を併設した場合の実施例であ
って、第6図のバツクングを施した領域に棚22を付設
してあり、床板1の適当な個所に起立させた支柱23に
よって支持されている。
棚22上には工事器材や部品等がおかれるもので、第7
図には引出し付きの部品箱24を載せた場合が図示しで
ある。
図には引出し付きの部品箱24を載せた場合が図示しで
ある。
同図において25はスライドドアーであって、該ドアー
が開けられている状態が図示しである。
が開けられている状態が図示しである。
この実施例では、梯子6に積載物が干渉するのを防止す
るために金網26がガイドレール5の長手方向に架設し
である。
るために金網26がガイドレール5の長手方向に架設し
である。
金網26は適当な枠材27に張設してあり、この枠材2
7を支柱23等に固定しておく。
7を支柱23等に固定しておく。
第8図は第6図の8−8断面図で、梯子6の固定手段が
例示されている。
例示されている。
この固定手段は支柱23に連結した引張りコイルスプリ
ング28に断面がほぼコ字型の金具29を接続したもの
で、金具29を梯子6に係合させることによりコイルス
プリング28の力で支柱23に押しつけて固定するので
ある。
ング28に断面がほぼコ字型の金具29を接続したもの
で、金具29を梯子6に係合させることによりコイルス
プリング28の力で支柱23に押しつけて固定するので
ある。
30は床板1上にとり付けた緩衝用の支持ゴムであって
、梯子6が走行中にがた付くのを防止している。
、梯子6が走行中にがた付くのを防止している。
なお、31は補助椅子である。本考案によれば、斜向き
にガイドレールを配置して、ガイドレール上における梯
子等に角運動が容易となる構造を施すと共に梯子等の固
定手段を設置したものであるから、つぎのような効果が
ある。
にガイドレールを配置して、ガイドレール上における梯
子等に角運動が容易となる構造を施すと共に梯子等の固
定手段を設置したものであるから、つぎのような効果が
ある。
すなわち、梯子等の先端部をガイドレール上に係止して
梯子後端を横へ振りながら押込めは積込みは完了し、ま
た、その逆を行なえば引卸しが完了するものであるから
、その取扱い操作がきわめて単純で好都合である。
梯子後端を横へ振りながら押込めは積込みは完了し、ま
た、その逆を行なえば引卸しが完了するものであるから
、その取扱い操作がきわめて単純で好都合である。
ガイドレールのない状態で斜方向に積込む場合には、梯
子等の移動軌跡が一定にならないために、その周辺には
十分なスペースを確保する必要がある。
子等の移動軌跡が一定にならないために、その周辺には
十分なスペースを確保する必要がある。
しか腰本考案のような構成であれば、梯子等の先端部が
ガイドレールに沿った移動を行うので、第1図のA−C
状態の軌跡とすることにより、一定軌跡で周辺スペース
も極力少なくすることがきる、したがって、近くの積荷
に梯子等が干渉することもなく、また第1図床板の右方
に見られる広い床面積をフルに活用することができる。
ガイドレールに沿った移動を行うので、第1図のA−C
状態の軌跡とすることにより、一定軌跡で周辺スペース
も極力少なくすることがきる、したがって、近くの積荷
に梯子等が干渉することもなく、また第1図床板の右方
に見られる広い床面積をフルに活用することができる。
さらに、第1図から明らかなように荷物出し入れ目3の
間口が狭くても、梯子等の先端部がガイドされているか
ら、後部が出し入れ口に干渉しないように正確に移動さ
せることが可能となり、車体に傷をつけたりすることも
防止できる。
間口が狭くても、梯子等の先端部がガイドされているか
ら、後部が出し入れ口に干渉しないように正確に移動さ
せることが可能となり、車体に傷をつけたりすることも
防止できる。
第1図は梯子等の挙動を示す簡略的な平面図、第2図は
ガイドレールの設置状態を示す平面図、第3図は、その
斜視図、第4図はガイド部材の個所の縦断面図、第5図
は同様な他の例を示す縦断面図、第6図は棚を併設した
場合の平面図、第7図はその側面図、第8図は第6図の
8−8断面図である。 1・・床板、5・・ガイドレール、3・・荷物出し入れ
口、6・・梯子、28.29・・固定手段。
ガイドレールの設置状態を示す平面図、第3図は、その
斜視図、第4図はガイド部材の個所の縦断面図、第5図
は同様な他の例を示す縦断面図、第6図は棚を併設した
場合の平面図、第7図はその側面図、第8図は第6図の
8−8断面図である。 1・・床板、5・・ガイドレール、3・・荷物出し入れ
口、6・・梯子、28.29・・固定手段。
Claims (1)
- 床板上に荷物出し入れ口の出入方向に対して傾斜した向
きに付勢したガイドレールと、梯子等の長尺物の一端部
と係脱可能とされ、上記ガイドレールに沿って移動可能
で、かつ水平面内で上記梯子等の長尺物の一端部を回動
可能に案内するガイド部材と、格納状態の梯子等の長尺
物を固定する手段とで構成したことを特徴とする自動車
における梯子等の積載格納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14404380U JPS6027053Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | 自動車における梯子等の積載格納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14404380U JPS6027053Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | 自動車における梯子等の積載格納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5766929U JPS5766929U (ja) | 1982-04-21 |
JPS6027053Y2 true JPS6027053Y2 (ja) | 1985-08-15 |
Family
ID=29503765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14404380U Expired JPS6027053Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | 自動車における梯子等の積載格納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027053Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-09 JP JP14404380U patent/JPS6027053Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5766929U (ja) | 1982-04-21 |
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