JPS602682Y2 - 制御電圧検出装置 - Google Patents
制御電圧検出装置Info
- Publication number
- JPS602682Y2 JPS602682Y2 JP9717476U JP9717476U JPS602682Y2 JP S602682 Y2 JPS602682 Y2 JP S602682Y2 JP 9717476 U JP9717476 U JP 9717476U JP 9717476 U JP9717476 U JP 9717476U JP S602682 Y2 JPS602682 Y2 JP S602682Y2
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- Japan
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- voltage
- operational amplifier
- control voltage
- terminal
- detection device
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電圧制御発振器の制御電圧が、制御範囲の
両端の限界に近接することを検出できる制御電圧検出装
置に関する。
両端の限界に近接することを検出できる制御電圧検出装
置に関する。
マイクロ波帯のトランジスタ発振器が実用化され、その
発振周波数安定化を図るため、発振器を電圧制御発振器
(以下vCOという)にして、自動周波数制御回路(以
下AFCという)、あるいは自動位相制御回路(以下A
PCという)を附加する場合が多い。
発振周波数安定化を図るため、発振器を電圧制御発振器
(以下vCOという)にして、自動周波数制御回路(以
下AFCという)、あるいは自動位相制御回路(以下A
PCという)を附加する場合が多い。
このような回路を附加したループに於ては、制御可能範
囲は、主として、VCOの電圧制御端子に印加可能な電
圧動作範囲によって、限定される場合が多い。
囲は、主として、VCOの電圧制御端子に印加可能な電
圧動作範囲によって、限定される場合が多い。
すなわち、電圧動作範囲の両端に近い制御電圧になった
時、AFCあるいはAPCループが制御可能の限界に近
かづいたことであり、もう少しずれるとAFCループで
は周波数ずれを、APCループでは、同期外れ現象を起
す。
時、AFCあるいはAPCループが制御可能の限界に近
かづいたことであり、もう少しずれるとAFCループで
は周波数ずれを、APCループでは、同期外れ現象を起
す。
この様なVCOを例えばマイクロ波通信装置の局部発振
器として使用した場合に前記の障害が発生すると、通信
システム全体に悪影響を与えるので、vCOの制御電圧
を監視して制御限界に近かづいた時に予備警報の送出を
した方がよい。
器として使用した場合に前記の障害が発生すると、通信
システム全体に悪影響を与えるので、vCOの制御電圧
を監視して制御限界に近かづいた時に予備警報の送出を
した方がよい。
このための従来の検出回路は、制御電圧範囲の両端で異
常を検出する必要があり、2個の検出回路が必要である
。
常を検出する必要があり、2個の検出回路が必要である
。
また、APCループでは引き込み範囲の問題で、同期が
外れた時に、制御電圧範囲の端から端まで制御電圧を掃
引するので、前記2個の検出回路は、掃引に従ってオン
・オフすることになり不都合である。
外れた時に、制御電圧範囲の端から端まで制御電圧を掃
引するので、前記2個の検出回路は、掃引に従ってオン
・オフすることになり不都合である。
本考案の目的は、このような不都合を除き、1個の検出
回路で検出できる制御電圧検出回路を提供することにあ
る。
回路で検出できる制御電圧検出回路を提供することにあ
る。
本考案は、検出すべき入力信号を互に異った極性端に接
続したダイオードと、これらダイオードのそれぞれの他
端を入力とした演算増巾器と、この演算増幅器の出力端
と同相の入力端に加えられるオフセット電圧供給手段と
、前記演算増幅器出力に接続されてあらかじめ定めた電
圧範囲外の電圧を保持する積分回路とから構成される制
御電圧検出装置にある。
続したダイオードと、これらダイオードのそれぞれの他
端を入力とした演算増巾器と、この演算増幅器の出力端
と同相の入力端に加えられるオフセット電圧供給手段と
、前記演算増幅器出力に接続されてあらかじめ定めた電
圧範囲外の電圧を保持する積分回路とから構成される制
御電圧検出装置にある。
以下、図面を参照して、本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の制御電圧検出装置の実施例を示す回路
図である。
図である。
端子1に印加されたVCOの制御電圧V□は、ダイオー
ド2、抵抗3を通して、演算増巾器4のe入力端子、更
にダイオード2とは逆向きに接続したダイオード5、抵
抗6を通して演算増巾器4の■入力端子に印加される。
ド2、抵抗3を通して、演算増巾器4のe入力端子、更
にダイオード2とは逆向きに接続したダイオード5、抵
抗6を通して演算増巾器4の■入力端子に印加される。
演算増巾器4の出力の一部を抵抗7によってそのe入力
端子に戻して負帰還を掛け■入力端子には抵抗8を通し
て端子9より、電圧V、を印加する。
端子に戻して負帰還を掛け■入力端子には抵抗8を通し
て端子9より、電圧V、を印加する。
演算増巾器4の出力は抵抗10、蓄電器11で構成され
る積分回路を通して、警報送出回路12の入力端子13
に印加される。
る積分回路を通して、警報送出回路12の入力端子13
に印加される。
警報送出回路12はトランジスタ14、ダイオード15
.16と、トランジスタ14のオン−オフで動作するリ
レー17とから構成され、端子18には、トランジスタ
14、リレー17を駆動する所要の電圧を印加し、警報
はリレー17によって端子19より送出される。
.16と、トランジスタ14のオン−オフで動作するリ
レー17とから構成され、端子18には、トランジスタ
14、リレー17を駆動する所要の電圧を印加し、警報
はリレー17によって端子19より送出される。
その動作は、トランジスタ14がオンの状態で警報オフ
(端子19開放)、トランジスタ14がオフの状態で警
報オン(端子19短絡)で、警報送出電圧はダイオード
15.16、トランジスタ14のエミッタ・ベース間の
各順方向電圧の和で決まる。
(端子19開放)、トランジスタ14がオフの状態で警
報オン(端子19短絡)で、警報送出電圧はダイオード
15.16、トランジスタ14のエミッタ・ベース間の
各順方向電圧の和で決まる。
この様な全体の構成におけるこの回路の動作は、抵抗3
,6.7の値を等しく、抵抗8は抵抗3.6.7に比べ
て大きく選べば、V1≧v9の時ダイオード2がオン、
ダイオード5がオフとなり、演算増巾器の入力はVaの
電圧に固定されるので、演算増巾器4の出力電圧V。
,6.7の値を等しく、抵抗8は抵抗3.6.7に比べ
て大きく選べば、V1≧v9の時ダイオード2がオン、
ダイオード5がオフとなり、演算増巾器の入力はVaの
電圧に固定されるので、演算増巾器4の出力電圧V。
はV。=V、−(Vl−Va)となり、V□≦V、の時
は、ダイオード2.5のオン、オフが逆となり、抵抗8
は抵抗6に比べて大きいので、演算増巾器4の■入力端
子にはV□がそのま)表われ、出力電圧■。
は、ダイオード2.5のオン、オフが逆となり、抵抗8
は抵抗6に比べて大きいので、演算増巾器4の■入力端
子にはV□がそのま)表われ、出力電圧■。
はV。=v。+(Vt Ve)となる。
これをまとめて、式で表わすと、出力電圧V。
は、Vo=Ve IVt Ve (1)と
なる。
なる。
すなわち、voはv9からVlとVaの差電圧を引いた
電圧となるので、これを図で表わすと第2図の曲線20
となる。
電圧となるので、これを図で表わすと第2図の曲線20
となる。
第2図は、横軸がVCOの制御電圧V1を表わし制御電
圧範囲はVaからvbまで、縦軸は演算増巾器4の出力
電圧V。
圧範囲はVaからvbまで、縦軸は演算増巾器4の出力
電圧V。
を示すグラフである。
演算増巾器4の出力電圧V。
が(1)式の様に表わされるので、上述の警報送出電圧
(ダイオード15.16、hランジスタ14のエミッタ
・ベース間の各順方向電圧の和で決まる)を、第2図の
vo′に選べば、制御電圧範囲の両端、Va’、 Vb
’の電圧で警報を送出し得る(Va’〜vb’が正常動
作、Va〜va′、■b′〜Vbが警報送出)。
(ダイオード15.16、hランジスタ14のエミッタ
・ベース間の各順方向電圧の和で決まる)を、第2図の
vo′に選べば、制御電圧範囲の両端、Va’、 Vb
’の電圧で警報を送出し得る(Va’〜vb’が正常動
作、Va〜va′、■b′〜Vbが警報送出)。
更に、APCループの同期外れ時に於ける制御電圧掃引
時にも、抵抗10と一端に十電源を接続した蓄電器11
との積分回路によって積分され最低値を保持するので、
第1図の警報送出回路12の入力端子13には、第2図
におけるV。
時にも、抵抗10と一端に十電源を接続した蓄電器11
との積分回路によって積分され最低値を保持するので、
第1図の警報送出回路12の入力端子13には、第2図
におけるV。
′以下の電圧が保たれ、警報は送出されたまま保持され
る。
る。
以下説明した如く、VCOの制御電圧を、互いに逆向に
接続されたダイオードと抵抗を通して、演算増巾器に印
加し、その出力を積分回路を通して、警報送出回路に加
えることによって、−個の検出回路によって効果的に検
出できる制御電圧検出装置が得られた。
接続されたダイオードと抵抗を通して、演算増巾器に印
加し、その出力を積分回路を通して、警報送出回路に加
えることによって、−個の検出回路によって効果的に検
出できる制御電圧検出装置が得られた。
以上の説明に於て、第1図のダイオード2と5は互いに
逆向きであればよく、又、抵抗3,6゜7は必ずしも等
しい必要はない。
逆向きであればよく、又、抵抗3,6゜7は必ずしも等
しい必要はない。
更に、端子、9の電圧V、は必要に応じた最適値に設定
すればよい。
すればよい。
第1図は本考案の実施例の回路図、第2図は第1図の電
圧特性を示すグラフである。 図において1・・・・・・入力端子、2,5,15.1
6・・・・・・ダイオード、3.6.7.8. 10・
・・・・・抵抗、11・・・・・・蓄電器、12・・・
・・・警報送出回路、13.19・・・・・・端子、1
4・・・・・・トランジスタ、17・・・・・・リレー
18・・・・・・十電源端子、20・・・・・・曲線
である。
圧特性を示すグラフである。 図において1・・・・・・入力端子、2,5,15.1
6・・・・・・ダイオード、3.6.7.8. 10・
・・・・・抵抗、11・・・・・・蓄電器、12・・・
・・・警報送出回路、13.19・・・・・・端子、1
4・・・・・・トランジスタ、17・・・・・・リレー
18・・・・・・十電源端子、20・・・・・・曲線
である。
Claims (1)
- 検出すべき入力信号を互に異った極性端に接続したダイ
オードと、これらダイオードのそれぞれの他端を入力と
した演算増幅器と、この演算増幅器の出力端と同相の入
力端に加えられるオフセット電圧供給手段と、前記演算
増幅器出力に接続されてあらかじめ定めた電圧範囲外の
電圧になった場合にこれを保持する積分回路とから構成
される制御電圧検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9717476U JPS602682Y2 (ja) | 1976-07-21 | 1976-07-21 | 制御電圧検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9717476U JPS602682Y2 (ja) | 1976-07-21 | 1976-07-21 | 制御電圧検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5315751U JPS5315751U (ja) | 1978-02-09 |
JPS602682Y2 true JPS602682Y2 (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=28707564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9717476U Expired JPS602682Y2 (ja) | 1976-07-21 | 1976-07-21 | 制御電圧検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602682Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59341A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-05 | 高崎 彰 | 「しいな」前処理装置付き全自動脱「ぷ」機 |
-
1976
- 1976-07-21 JP JP9717476U patent/JPS602682Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5315751U (ja) | 1978-02-09 |
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