JPS60264177A - デユ−テイ−補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオディスク再生装置のように、円盤状記
録媒体（以下「ディスク」と称す）から再生したＦＭ搬
送波再生信号で、ＦＭ搬送波信号の零交点のデユーティ
−のずれを補正するに適したデユーティ−補正装置に関
するものである。

従来例の構成とその問題点 ビデオディスク記録再生方式では、ディスクにＦＭ信号
が渦巻線状に凹凸で刻まれ、そのビットの幾何学的変化
により情報が記録される。ＶＨＤビデオディスク方式の
場合、等角速度で記録されているので、ＦＭ搬送波信号
の周波数偏移内の一定周波数で刻まれる情報ビットは、
ディスクの外周部から内周部に行くに従って短くなり、
最内周付近の情報ビットはディスクにＦＭ信号を記録す
るとき用いられ−るレーザー光線のビームのスポット径
−に近い極めて短かい長さとなり、情報ビットを最適に
形成できず、またスタンバ−によるディスクの成形性も
内周部はど恩くなっている。特にＶＨＤビデオディスク
方式の場合、ディスクの内周部でＦＭ搬送波信号を刻む
情報ビットの幅がレーザー光線のビームのスポット径よ
り小さくなる。

このような−状態で記録されたディスクから再生したＦ
Ｍ搬送波再生信号は、信号の交流中心と交るＦＭ信号の
零交点のデユーティ−のずれが著しい。

このように零交点のデユーティ−のずれたＦＭ搬送波再
生信号より得られる画像は、大小の網目状の縞模様が現
われ、著しく画質が劣化した画像である。このため、Ｆ
Ｍ搬送波のデコーティーのずれを補正し、画質の劣化を
防ぐために、デユーティ−補正装置が用いられる。

従来のデユーティ−補正装置について第１図及び第２図
を用いて説明する。第１図は従来のデユーティ−補正装
置の回路ブロック図で、１はＦＭＭ送波再生信号入力端
子、２は加算回路、３はリミッタ回路、４は補正スイッ
チ、５は補正信号源、６はデコーティー補正回路、７は
半径方向補正回路、８はＦＭＭ送波再生信号出力端子で
ある。ＦＭＭ送波再生信号入力端子１に印加されるＦＭ
搬送波再生信号は加算回路２に加わる。また補正スイッ
チ４の出力信号も加算回路２に印加される。

加算回路２の出力信号はリミッタ回路３に転送され、Ｆ
ＭＭ送波再生信号出力端子８より出力される。また、補
正スイッチ４の出力信号は通常は雪であるが、ディスク
の内周部を再生するとき、半径方向補正回路７より補正
信号が補正スイッチ４に出力され、補正スイッチ４より
補正信号源５の電位ＶＣが加算回路２に転送される。加
算回路２とリミッタ回路３と補正スイッチ４と補正信号
源５とはデユーティ−補正回路６を構成する。

第２図は第１図に示す回路の各部信号波形図で、ａは入
力されるＦＭ搬送波再生＠号、ｂは補正信号、Ｃは出力
されるＦＭ搬送波再生信号である。

ディスクの内周部からＦＭ搬送波再生信号が再生される
とき、半径方向補正回路７は電子的もしくは機械的な方
法によりディスクの位置を検出し、検出信号を補正スイ
ッチ４に印加する。その結果、加算回路２に補正電位Ｖ
Ｃが印加される。加ｎ回路２で加算された信号はリミッ
タ回路３により補正され、デユーティ−補正されたＦＭ
搬送波再生信号Ｃが得られる。

しかしながら、上記のような従来の構成では、ディスク
の半径方向の変化に追従しないため、デユーティ−のず
れの補正がディスクの半径方向とともに変化するという
問題があり、さらにディスクの１！［ｉ′ｆ１４による
デユーティ−のずれに対応できないという問題もあった
。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、ＦＭ搬送波
再生信号により直接、自動的にＦＭ搬送波再生信号のデ
ユーティ−補正を行なうことのできるデユーティ−補正
装置を提供することを目的とする。

発明の構成 、　上記目的を達成するため、本発明のデユーティ−補
正装置は、ビデオ信号の垂直帰線消去区間に相当するＦ
Ｍ搬送波再生信号の二次、高調波成分を。

用いて前記ＦＭ搬送波再生信号のデユーティ−補正を行
なう構成としたものである。

かかる構成によれば、入力されるＦＭ搬送波再生信号の
デユーティ−のずれを、ＦＭ搬送波再生信号を用いて直
接にかつ自動的に補正することができる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

第３図は本発明の一実施例におけるデユーティ−補正装
置の回路ブロック図で、第１図に示す構成要素と同一の
構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。

第３図において、９はデユーティ−補正制御回路、１０
はゲート回路、１１はバンドパスフィルター（以下ｒＢ
ＰＦＪと称す）、１２は整流回路、１３は増幅回路、１
４はゲート信り発生回路である。ＦＭＭ送波再生信号入
力端子１より入力されるＦＭ搬送波再生信号と、デ１−
ティー補正制御回路９より出力されるデユーティ−補正
制ｔＩｌ信弓とは加算回路２により加算され、リミッタ
回路３に印加される。リミッタ回路３の出力信号は、Ｆ
Ｍ搬搬送波再生信用出力端子８デューティー補正制御回
路９とに転送される。デユーティ−補正制御回路９はゲ
ート回路１０とＢＰＦｌｌと整流回路１２と増幅回路１
３とにより構成され、ゲート回路１０にはゲート信号発
生回路１４よりゲート信号が印加される。加算回路２と
リミッタ回路３とデユーティ−補正制御回路９とは、Ｆ
Ｍ搬送波再生信号出力端子８に出力されるＦＭ搬送波再
生信号のデユーティ−のずれが補正されるようにループ
を形成する構成となっている。

第４図は第３図に示す回路の各部信号波形図で、ｄはビ
デオ信号、ｅはゲート信号、ｆは拡大したビデオ信号、
９はＦＭ搬送波再生信号、ｈは二次高調波成分である。

ＦＭ搬送波再生信号入力端子１に入力される入力信号は
、この場合第２図ａに示すように波形の上下非対称によ
り交流中心が振幅中心より上側に存在する波形である。

リミッタ回路３より出力される信号はゲート回路１０に
印加され、変調信号であるビデオ信号ｄの垂直帰線消去
期間の適当な区間でゲート信８ｅを発生するゲート信号
発生回路１４からのゲート信号ｅがゲート回路１０に入
力され、リミッタ回路３より出力されるＦＭ搬送波再生
信号の上記垂直帰線消去期間の適当な区間に相当する昼
間が抽出され、ＢＰＦｌｌに転送される。ＢＰＦｌｌは
入力されたＦＭ搬送波再生信号の二次高調波成分りを抽
出する。例えば、ＶＨＤビデオディスク方式の場合、シ
ンクチップおよびペデスタルでのＦＭ搬送波周波数は６
．１Ｍ　＠　ｚおよび６．６ＭＨ７である。この場合、
Ｂ　Ｐ　Ｆ　１１より取り出す二次高調波成分りは、ペ
デスタル信号によりＦＭ変調した信号の二次高調波であ
る１３．２Ｍ　Ｈｚを取り出す。ＢＰＦｌｌより取り出
される二次高調波成分りは整流回路１２で整流される。

整流された信号は増幅回路１３で増幅され、加算回路２
に印加される。

加算回路２とリミッタ回路３とデユーティ−補正制御回
路９とは、ＦＭ搬送波再生信号出力端子８でのデユーテ
ィ−のずれが減少するようにループを形成している。か
くして、変調信号であるビデオ信号ｄの垂直帰線消去期
間の適当な区間に存在する一定信号、例えばペデスタル
により変調されＩＣＦ　Ｍ搬送波再生信号９の二次高調
波成分りを抽出し、この信号より発生させるデユーティ
−補正制御信号を用いて垂直帰線消去期間以外のＦＭ搬
送再生信号ｇのデユーティ、−のずれを補正するように
したので、ディスクの径方向でのＦＭ搬送波再生信号ｇ
のデユーティ−のす“れが補正できる。

このように本実施例によれば、変調信号であるビデオ信
号ｄの垂直帰線消去期間の適当な区間に相当するＦＭ搬
送波再生信号０の区間の二次高調波成分りを用いて、こ
の二次高調波成分りが出力側で減少するようにループを
形、成することにより、ディスクより再生されるＦＭ搬
送波再生信号Ｑを用いて、ＦＭ搬送波再生信号９のデユ
ーティ−のずれを自動的に補正できる。したがって、デ
ィスクの径方向でのＦＭ搬送波再生信号９のデューテ゛
イーのずれが補正できるとともに、ディスクの種類に関
係なくデユーティ−補正効果を得ることができる。

なお上記実施例では、リミッタ回路３を用いたが、これ
の代りにクリップ回路を用いてもよい。

また入力されるＦＭ搬送波再生信号９が反転して交流中
心が振幅中心よりも下側に存在する場合には、デユーテ
ィ−補正制御回路９より加算回路２への入力はプラスで
加算すればよい。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、ビデオ信号の垂直帰
線消去区間に相当するＦＭ搬送波再生信号の二次ａｌｌ
波成分を用いて前記ＦＭ搬送波再生信号のデユーティ−
補正を行なうようにしたので、常にデユーティ−のずれ
がほとんどないＦＭ搬送再生信号を得ることができる。

またビデオ信号の垂直帰線消去期間の適当な区間に相当
するＦＭ搬送波再生信号の区間を用いているため、一定
周波数の制御信号を用いることができ、したがって回路
構成を簡略化でき、安価に製造できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のデユーティ−補正装置の回路ブロック図
１、第２図は第１図に示す回路の各部信号波形図、第３
図は本発明の一実施例におけるデユーティ−補正装置の
回路ブロック図、第４図は第３図に示す回路の各部信号
波形図である。 ２・・・加算回路、３・・・リミッタ回路、９・・・デ
ユーティ−補正ＩＩＪＩＮ１回路、１ｏ・・・ゲート回
路、１１・・・ＢＰＦ１１２・・・整流回路、１３・・
・増幅回路、１４・・・ゲート信号発生回蓄 代理人　森　本　義　弘 第１１ｉ グ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ビデオ信号の垂直帰線消去区間に相当するＦＭ搬送
   波再生信号〜の二次高調波成分を用いて前記ＦＭ搬送波
   再生信号のデユーティ−補正を行なう構成としたデユー
   ティ−補正装置。 ２、ＦＭ搬送波再生信号の二次高調波成分を検出する検
   出手段と、この検出手段からの二次高調波成分を用いて
   デユーティ−補正制御信号を作成する制御信号発生手段
   と、この制両部す発生手段からのデユーティ−補正制御
   信号とＦＭ搬送波再生信号とを加算する加算手段と、こ
   の加算手段の出り信号をリミッタも。 しくはクリップする制限手段とを備え、この制限手段に
   より得られる補正されたＦＭ搬送波再生信号を前記検出
   手段に入力する構成とした特許請求の範囲第１項記載の
   デユーティ−補正装置。