JPS602634Y2 - 磁気式電子ブザ− - Google Patents

磁気式電子ブザ−

Info

Publication number
JPS602634Y2
JPS602634Y2 JP16272878U JP16272878U JPS602634Y2 JP S602634 Y2 JPS602634 Y2 JP S602634Y2 JP 16272878 U JP16272878 U JP 16272878U JP 16272878 U JP16272878 U JP 16272878U JP S602634 Y2 JPS602634 Y2 JP S602634Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
protrusion
magnetic
diaphragm
electronic buzzer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16272878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5579395U (ja
Inventor
勝 高山
政雄 重田
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ティーディーケイ株式会社 filed Critical ティーディーケイ株式会社
Priority to JP16272878U priority Critical patent/JPS602634Y2/ja
Publication of JPS5579395U publication Critical patent/JPS5579395U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS602634Y2 publication Critical patent/JPS602634Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気式電子ブザーに関するものである。
更に詳しくは、警報用、信号用等に利用されるに好適な
小型磁気式電子ブザーに関するものである。
近年、小型の電子ブザーが各種エレクトロニクス機器と
組み合わされて、警報用、信号用等に広く使われ始めて
いる。
ここに、電子ブザーとは、電気的な接点や可動部分のな
い、特定の可聴周波数を発する電気−音響変換器をいう
この電子ブザーには、圧電式と磁気式の2種類がある。
磁気式電子ブザーは、電磁石に通常数百〜数KHzの交
流電流を流し、それにより発生する交流磁界によって振
動板を振動させ、必要に応じブザー中に共鳴室を設け、
可聴周波数の音を発せしめるものである。
この場合、振動板としては、従来、永久磁石を貼り着け
た金属板を用いている。
しかし、この従来の磁気式電子ブザーには、振動板に永
久磁石を貼り付ける構成をとるため、永年使用の耐久性
に劣り、しかも製品間で音響特性がバラつき、更にその
製造が複雑となり、又構造が複雑となり小型化に一定程
度の限界がある等の欠点があった。
本考案は、このような従来の磁気式電子ブザーの欠点を
解消するためになされたものであり、上述の永久磁石を
貼り着けてなる振動板を用いないため、耐久性に富み、
製品間の音響特性が安定で、しかも構造が簡易となり、
小型化が容易となり、更には電磁石の発する磁界に対す
る振動板の感応性が非常に良好であり、又小電流で駆動
でき、加えて、その製造が容易にかつ歩留りよく行える
等のすぐれた性能および特長を有する磁気式電子ブザー
を提供することを主たる目的とする。
以下本考案を第1図および第2図に示される実施例に従
い説明する。
第1図および第2図において、1はヨークを表わす。
ヨーク1は、一端に端面11を有する筒状、通常円筒状
の形状をなす。
この筒状体内部において、端面11はその中央部に突起
部12を有する。
突起部12は、通常、円筒状体の側部外周部13と上方
からみて同心円となる円柱状の突起部として構成するこ
とがよく、この場合、円柱状突起部12の高さは、側部
外周部13の高さよりわずかに低くすることが好ましい
ヨーク1の材質としては、通常使用されている材料で十
分である。
このヨーク1の内部中央部の突起部12には、励磁用コ
イル2が巻かれており、図示しないリード線により外部
電源と接続される。
又突起部12、側面13、端面11により構成されるヨ
ーク1の内部凹部においては、端面11に所定形状の1
個または2個以上、この場合は4個の永久磁石3.3’
、3″、3″′が配置固定されている。
永久磁石3は、その高さが、側部外周部13の高さより
わずかに低くなるように構成することが好ましい。
又、永久磁石3としては、通常のもので十分であるが、
希土類コバルト系磁石のように強力なものを用いること
が好ましい。
更に、ヨーク1の側部外周部13の上端面には、筒状ヨ
ーク上面の形状と同一形状、この場合は同一の円形の形
状を有する実質的に非晶質の磁性合金薄板からなる振動
板4が接着固定され、これにより、振動板4はヨーク1
の側部外周部13と物理的に接触するとともに、中央突
起部12および各永久磁石3゜3′、3″ 3 III
と磁気的に接触した状態とされている。
この実質的に非晶質の磁性合金としては、公知の種々の
ものを用いることができ、鉄−クロム−硼素−炭素系ヤ
、鉄−ニッケルークロム−硅素−硼素系や、これらにお
いてクロムをモリブデンで置換したもの等いずれも有効
に用いることができ、又硅素、硼素、炭素等のいわゆる
メタロイド成分はこの他の組合せも可能である。
更に非晶質磁性合金としては、実質的にリンを含有しな
いものを用いると、脆性が改良され、寿命が延長され好
ましい。
なお、これら非晶質磁性合金薄板は、公知の高速急令法
により製造し、その後形状加工して得ることができる。
以上のような構成からなる磁気式電子ブザーは、図示し
ないリード線により、励磁コイル2を外部電源に接続し
、励磁コイル2に数百〜数KH2の交流電流を流すこと
により、永久磁石3〜3″′により高磁束密度にまで磁
化されている非晶質磁性合金薄板振動板4が、励磁コイ
ル2の作る磁界に感応し、振動し、可聴周波数領域の音
を発する。
なお、上記構造からなる磁気式電子ブザーには共鳴室を
設けることもできる。
本考案の磁気式電子ブザーは、永年使用や長期連続使用
によっても、振動板に永久磁石を貼り着ける構成をとら
ず、非晶質磁性合金薄板振動板を用いるので、その音響
特性に変化がなく、又振動板剥離もなく、更にこの振動
板は靭性および耐食性にすぐれているので、きわめて耐
久性が高く、しかも製造上の寸法精度の維持が容易で製
品間の音響特性のバラつきもない。
又、振動板の磁気感応性も良好で、更に振動板は非常に
薄板とすることができるので、小型化が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例を示す図であり、
第1図が上面図、第2図がその■−■線断面図である。 1・・・・・・ヨーク、2・・・・・・励磁コイル、3
9 3’93″、3″・・・・・・永久磁石、4・・・
・・・非晶質磁性合金薄板振動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に端面を有する筒状の形状を有し、しかもその内部
    中央部において当該端面に突起部を有するヨークと、当
    該ヨーク内部中央部の突起部に巻回された励磁用コイル
    と、上記ヨークの内部凹部に設けられた永久磁石とを具
    え、上記ヨークの側部外周部上端面に接着固定され、し
    かも上記永久磁石および突起部と磁気的に接触する実質
    的に非晶質の磁性合金からなる薄板振動板を有する磁気
    式電子ブザー。
JP16272878U 1978-11-28 1978-11-28 磁気式電子ブザ− Expired JPS602634Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16272878U JPS602634Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 磁気式電子ブザ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16272878U JPS602634Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 磁気式電子ブザ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5579395U JPS5579395U (ja) 1980-05-31
JPS602634Y2 true JPS602634Y2 (ja) 1985-01-24

Family

ID=29158734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16272878U Expired JPS602634Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 磁気式電子ブザ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS602634Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5579395U (ja) 1980-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108600920A (zh) 一种骨传导扬声器
EP0999722A2 (en) Electromagnetic transducer and portable communication device
EP1111959A3 (en) Electroacoustic transducer and method for manufacturing the same
JPS602634Y2 (ja) 磁気式電子ブザ−
JPS5936479B2 (ja) 電磁型音響変換装置
JPS6237271Y2 (ja)
JPS55125800A (en) Sound body for watch
JPS5936478B2 (ja) 電磁型音響変換装置
JPS6325834Y2 (ja)
JPS5939758Y2 (ja) 腕時計用小型ブザ−
JP2549375Y2 (ja) 電磁型変換器
JPS58235B2 (ja) 電気音響変換器用磁気回路
JPS6313559B2 (ja)
CN108184196A (zh) 一种骨传导扬声器
JPH031797A (ja) 電気音響変換器
JPS5810154Y2 (ja) 音響発生装置付時計
JPS6325833Y2 (ja)
JPS59875Y2 (ja) 電磁型電気音響変換器
JPS5832398Y2 (ja) 電磁型カ−トリッジ
JPS5492316A (en) Electromagnetic type electro-acoustic transducer
JPH075759Y2 (ja) 電気音響変換器の磁気回路
JPH08186894A (ja) 電磁型音響変換器
JPH04112594U (ja) スピーカ用マグネツト
JPH0125039Y2 (ja)
JPS59876Y2 (ja) 音響発生装置