JPS60262912A - 転炉の操業方法及びダスト量測定装置 - Google Patents
転炉の操業方法及びダスト量測定装置Info
- Publication number
- JPS60262912A JPS60262912A JP11861184A JP11861184A JPS60262912A JP S60262912 A JPS60262912 A JP S60262912A JP 11861184 A JP11861184 A JP 11861184A JP 11861184 A JP11861184 A JP 11861184A JP S60262912 A JPS60262912 A JP S60262912A
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- JP
- Japan
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- dust
- amount
- converter
- blowing
- exhaust gas
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/30—Regulating or controlling the blowing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は転炉の操業方法及びその実施に使用するヒユー
ム、ダスト(以下ヒユーム、ダストを総称して単にダス
トという)量測定装置に関し、具体的には転炉吹錬によ
り発生するダストの量を測定し、測定値に基づきダスト
量を低減すべく吹錬条件等を変更して操業する方法及び
その実施に使用するためのダスト発生量を測定する測定
装置記聞する。
ム、ダスト(以下ヒユーム、ダストを総称して単にダス
トという)量測定装置に関し、具体的には転炉吹錬によ
り発生するダストの量を測定し、測定値に基づきダスト
量を低減すべく吹錬条件等を変更して操業する方法及び
その実施に使用するためのダスト発生量を測定する測定
装置記聞する。
転炉吹錬により多量の可燃性成分を含んだ排ガスが発生
するが、そのままガス回収し、燃料ガスとして再利用す
る場合と、発生直後に空気と混合して燃焼させ、ボイラ
ーにて熱回収した後排出する場合とがある。いずれにし
てもこの排ガス中には多量のダストを含んでおり、これ
を除去すべ(転炉には排ガス処理設備が付設されている
。この排ガスはCOガスが主体であり、排ガス処理設備
はこの排ガスを吹錬中に発生した溶鋼成分からなる金属
ヒユーム及び微細なダストと共に吸引する。
するが、そのままガス回収し、燃料ガスとして再利用す
る場合と、発生直後に空気と混合して燃焼させ、ボイラ
ーにて熱回収した後排出する場合とがある。いずれにし
てもこの排ガス中には多量のダストを含んでおり、これ
を除去すべ(転炉には排ガス処理設備が付設されている
。この排ガスはCOガスが主体であり、排ガス処理設備
はこの排ガスを吹錬中に発生した溶鋼成分からなる金属
ヒユーム及び微細なダストと共に吸引する。
金属しニームは冷却されて微細なダストとなる。
ダスト中には約60〜70%の鉄分が含まれており、こ
の鉄分は転炉にて溶製された溶鋼の重量の約1%に相当
している。従って排ガス処理設備は排ガス処理以外にこ
の鉄分を再利用すべく回収できるようにも構成されてい
る。
の鉄分は転炉にて溶製された溶鋼の重量の約1%に相当
している。従って排ガス処理設備は排ガス処理以外にこ
の鉄分を再利用すべく回収できるようにも構成されてい
る。
そしてダストを回収するシックナーには回収量を測定す
べく測定器が取付けられ、又除塵後の排ガスを回収或い
は排出する箇所にはダスト濃度針が取付けられている場
合があるが、これらの測定器はダスト発生量を測定でき
るものの測定の目的が環境、設備の悪化を防止するため
であり、このため転炉吹錬中でのダスト発生量を測定で
きない。
べく測定器が取付けられ、又除塵後の排ガスを回収或い
は排出する箇所にはダスト濃度針が取付けられている場
合があるが、これらの測定器はダスト発生量を測定でき
るものの測定の目的が環境、設備の悪化を防止するため
であり、このため転炉吹錬中でのダスト発生量を測定で
きない。
従って測定値は転炉にて発生するときの排ガス量。
ダスト量ではなく、吹錬後に回収さたときの値又は除塵
後の値である。而してこの測定値を仮に転炉操業へのフ
ィードバンクしたとしても操業条件を調整するには間に
合わないか又は操業との対応がないため、発生する排ガ
ス量、ダスト量を積極的に抑制し得ず、ここにまだ出綱
歩留向上の余地が残されていた。
後の値である。而してこの測定値を仮に転炉操業へのフ
ィードバンクしたとしても操業条件を調整するには間に
合わないか又は操業との対応がないため、発生する排ガ
ス量、ダスト量を積極的に抑制し得ず、ここにまだ出綱
歩留向上の余地が残されていた。
本発明は斯かる事情にルみてなされたものであり、その
目的とするところは転炉吹錬により発生する ダスト量
を測定し、この測定値に基づいて転?操業条件を変更す
ることによりダスト発生量を低減できるようにした転炉
の操業方法及びその実施に使用するダスト量測定装置を
提供するにあるや 〔発明の構成〕 本発明に係る転炉の操業方法は、転炉吹錬中に発生した
ダストの量を測定し、その測定値に基づきダスト量を低
減するように操業条件を調整することを特徴とする。
目的とするところは転炉吹錬により発生する ダスト量
を測定し、この測定値に基づいて転?操業条件を変更す
ることによりダスト発生量を低減できるようにした転炉
の操業方法及びその実施に使用するダスト量測定装置を
提供するにあるや 〔発明の構成〕 本発明に係る転炉の操業方法は、転炉吹錬中に発生した
ダストの量を測定し、その測定値に基づきダスト量を低
減するように操業条件を調整することを特徴とする。
以下本発明を図面に基づき具体的に説明する。
第1図は本発明をOG方式の排ガス処理設備に適用した
場合の実施状態を示す模式図である。転炉】内のi9!
16は上吹用のランス2より吹込まれるo2ガス及び転
炉1炉底に設けた底吹ノズル3より供給される不活性ガ
ス、例えばN2.Arガスにより複合吹錬されるように
なっており、ランス2はその高さをランス昇降装置4に
て適当な高さ位置に昇降できるようになっている。
場合の実施状態を示す模式図である。転炉】内のi9!
16は上吹用のランス2より吹込まれるo2ガス及び転
炉1炉底に設けた底吹ノズル3より供給される不活性ガ
ス、例えばN2.Arガスにより複合吹錬されるように
なっており、ランス2はその高さをランス昇降装置4に
て適当な高さ位置に昇降できるようになっている。
ランス2へ供給される02ガスは流量調整用バルブ28
にて流量を調整でき、これには開度指令信号が演算制御
装置5より与えられるようになっている。02ガス流量
は流量針27にて測定され、測定結果は演算制御装置5
へ与えられる。
にて流量を調整でき、これには開度指令信号が演算制御
装置5より与えられるようになっている。02ガス流量
は流量針27にて測定され、測定結果は演算制御装置5
へ与えられる。
上記ランス2へは炉内温度調整、溶鋼成分調整として、
例えば水蒸気又は生石灰粉、粉鉱石、粉状ミルスケール
等が供給されるようになっており、その供給量はバルブ
26にて調整され、これには開度指令信号が演算制御装
W5から入力さるようになっている。
例えば水蒸気又は生石灰粉、粉鉱石、粉状ミルスケール
等が供給されるようになっており、その供給量はバルブ
26にて調整され、これには開度指令信号が演算制御装
W5から入力さるようになっている。
一方底吹ノズル3へ供給される不活性ガスは演算制御装
置5からの指令信号に基づき開度調整されるガス用バル
ブ30にて流量が調整され、その流量は流量計29にて
測定され、測定結果は演算制御装置5へ与えられる。ま
た底吹ノズル3へは炉内温度調整、溶鋼成分調整用とし
て、例えば生石灰粉153鉱石、粉状ミルスケール等が
供給され、供給量は演算制御装置5からの開度指令信号
が入力されるバルブ31にて調整されるようになってい
る。
置5からの指令信号に基づき開度調整されるガス用バル
ブ30にて流量が調整され、その流量は流量計29にて
測定され、測定結果は演算制御装置5へ与えられる。ま
た底吹ノズル3へは炉内温度調整、溶鋼成分調整用とし
て、例えば生石灰粉153鉱石、粉状ミルスケール等が
供給され、供給量は演算制御装置5からの開度指令信号
が入力されるバルブ31にて調整されるようになってい
る。
転炉1にて溶w46が複合吹錬されるとランス2からの
02ガスが溶銅6の場面部分と反応し、その反応熱によ
りその部分が2700〜2500℃程度の高音度となっ
てこれにより1gvI4成分が金属ヒユーム化して、こ
れが排ガスに押し上げられ、また吹錬中に吹錬条件の不
通により発生するスロッピング。
02ガスが溶銅6の場面部分と反応し、その反応熱によ
りその部分が2700〜2500℃程度の高音度となっ
てこれにより1gvI4成分が金属ヒユーム化して、こ
れが排ガスに押し上げられ、また吹錬中に吹錬条件の不
通により発生するスロッピング。
スピッティング等により溶鋼が飛散して微細なダストと
なり、これが高温の排ガスに押し上げられ、金属ヒユー
ム及びダストが排ガスと共に排ガス処理設備10へ吸引
される。
なり、これが高温の排ガスに押し上げられ、金属ヒユー
ム及びダストが排ガスと共に排ガス処理設備10へ吸引
される。
排ガス処理設備IO人口側のダクト11にはダスト濃度
測定器21が取付けられており、これにてダストs度が
測定され、測定値は演算制御装置5へ与えられる。ダス
ト濃度測定器としては、例えばダクトの側面に取付けて
直接的に、或いはダクト内にサンプリングプローブを挿
入してサンプルガスを吸引し、サンプルガスを光学的に
測定する光透過式又は散乱式の測定器、超音波による測
定器。
測定器21が取付けられており、これにてダストs度が
測定され、測定値は演算制御装置5へ与えられる。ダス
ト濃度測定器としては、例えばダクトの側面に取付けて
直接的に、或いはダクト内にサンプリングプローブを挿
入してサンプルガスを吸引し、サンプルガスを光学的に
測定する光透過式又は散乱式の測定器、超音波による測
定器。
放射線による測定器等を用いる。
更に排ガス及びダストは水洗式集塵機12へ送られ、こ
こでスプレーにて散水され、ダストが水中に含有せられ
、後工程にて排ガスより分離できるように処理される。
こでスプレーにて散水され、ダストが水中に含有せられ
、後工程にて排ガスより分離できるように処理される。
そして排ガスは集水コーン部14を通り過ぎるが、ダス
トを含む水は集水コーン部14に溜まり、その底部に設
けられた集塵水用排出配管18を介してシックナー16
へ送られ、ここでダストと水の密度差により2層に分離
され、その底部のダストがポンプ25により搬送される
ことにより回収され、回収されたダストは焼結原料とし
て原料ヤードへ送られるか或いは乾燥して焼結機(図示
せず)の方へ搬送される等再利用される。
トを含む水は集水コーン部14に溜まり、その底部に設
けられた集塵水用排出配管18を介してシックナー16
へ送られ、ここでダストと水の密度差により2層に分離
され、その底部のダストがポンプ25により搬送される
ことにより回収され、回収されたダストは焼結原料とし
て原料ヤードへ送られるか或いは乾燥して焼結機(図示
せず)の方へ搬送される等再利用される。
集水コーン部14を経た排ガスはベンチュリ一部17を
通り、ここに取付けられた排ガス流量計23にて排ガス
量が測定されて測定値は演算制御装置5へ与えられる。
通り、ここに取付けられた排ガス流量計23にて排ガス
量が測定されて測定値は演算制御装置5へ与えられる。
演算制御袋f5はこの排ガス量に関する測定値と前記ダ
スト濃度に関する測定値とに基づいて両者の積をめてダ
スト量を算出し、この算出値が予めめである最適吹錬が
可能であるダスト量の許容範囲を外れる場合は後に説明
するように判断し、パルプ26.2B、 30.31の
開度、昇降装置4によるランス2高さ及び後述するダン
パ24の開度を変更する指令信号を夫々に出力する。
スト濃度に関する測定値とに基づいて両者の積をめてダ
スト量を算出し、この算出値が予めめである最適吹錬が
可能であるダスト量の許容範囲を外れる場合は後に説明
するように判断し、パルプ26.2B、 30.31の
開度、昇降装置4によるランス2高さ及び後述するダン
パ24の開度を変更する指令信号を夫々に出力する。
ベンチュリ一部17を経た排ガスは、演算制御装置5に
て開度fjII節されるダンパ24にて流量が調節され
、排風機(IDF ) 15の吸引力により出側へと送
られ、出側に設けた煙突(図示せず)より大気中へ放散
されるか或いはガスホルダ(図示せず)に回収される。
て開度fjII節されるダンパ24にて流量が調節され
、排風機(IDF ) 15の吸引力により出側へと送
られ、出側に設けた煙突(図示せず)より大気中へ放散
されるか或いはガスホルダ(図示せず)に回収される。
次に演算制御装置5の演算制御内容につき説明する。演
算制御装置5にはダスト濃度測定器21と排ガス流量計
23より夫々ダスト濃度、排ガス量に関する信号が入力
されるが、両側定器の取付は位置が異なるため演算制御
装置5はダスト濃度測定器21より出側に位置せしめら
れた排ガス流量計23からの排ガス流量信号のダスト濃
度信号に対する遅れ時間を補償し、これら両値の積より
ダスト発生量を算出し、算出値が許容範囲を外れる場合
には02ガス流量針27、ランス昇降装置4に設けであ
るランス高さ計等からの入力信号に基づいて転炉火点で
の温度が高過ぎるか否かを判断し、或いはメロンピング
。スピンティング等によるものかを判断する。この判断
は例えば次のように行う。
算制御装置5にはダスト濃度測定器21と排ガス流量計
23より夫々ダスト濃度、排ガス量に関する信号が入力
されるが、両側定器の取付は位置が異なるため演算制御
装置5はダスト濃度測定器21より出側に位置せしめら
れた排ガス流量計23からの排ガス流量信号のダスト濃
度信号に対する遅れ時間を補償し、これら両値の積より
ダスト発生量を算出し、算出値が許容範囲を外れる場合
には02ガス流量針27、ランス昇降装置4に設けであ
るランス高さ計等からの入力信号に基づいて転炉火点で
の温度が高過ぎるか否かを判断し、或いはメロンピング
。スピンティング等によるものかを判断する。この判断
は例えば次のように行う。
ランス高さが適当であって供給02ガス量が多い場合に
は火点での温度が高過ぎると判断して02ガス流量を調
整するか或いは上吹用のランス2より、例えば生石灰粉
、水蒸気を吹込み、又底吹ノズル3より例えば生石灰粉
を吹込む。
は火点での温度が高過ぎると判断して02ガス流量を調
整するか或いは上吹用のランス2より、例えば生石灰粉
、水蒸気を吹込み、又底吹ノズル3より例えば生石灰粉
を吹込む。
ランス高さが高い場合或いは供給0□ガス量が少ない場
合は、演算制御装置5はこれを解消すべく吹錬」の02
ガス流量の増量、ランス高さの低位置化等の調整を行う
指令信号を出力する。
合は、演算制御装置5はこれを解消すべく吹錬」の02
ガス流量の増量、ランス高さの低位置化等の調整を行う
指令信号を出力する。
ランス高さが低い場合或いは供給02ガス量が多い場合
は、演算制御装置5はこれを解消ずべ(吹錬用の02ガ
ス流量の減少、ランス高さの高位置化等の調節を行う指
令信号を出力する。
は、演算制御装置5はこれを解消ずべ(吹錬用の02ガ
ス流量の減少、ランス高さの高位置化等の調節を行う指
令信号を出力する。
また02ガス流量、ランス高さが正常であってもダスト
量が多い場合は、吸引力が強すぎると判断する。これは
吸引力が強い場合に溶鋼が飛散しやすくなるからであり
、この場合に演算制御装置5は吸引力を弱めるようにダ
ンパ24の開度を調節する。これによりダスト発生量が
低減されると共に出鋼歩留が向上する。
量が多い場合は、吸引力が強すぎると判断する。これは
吸引力が強い場合に溶鋼が飛散しやすくなるからであり
、この場合に演算制御装置5は吸引力を弱めるようにダ
ンパ24の開度を調節する。これによりダスト発生量が
低減されると共に出鋼歩留が向上する。
尚、上記説明ではダス)fを抑制する操業方法としてラ
ンス又はノズルから生石灰粉、粉鉱石。
ンス又はノズルから生石灰粉、粉鉱石。
スケール又は水蒸気等を吹込んで制御する場合について
実施しているが、本発明はこの場合に限らず従来の転炉
操業と同様、転炉炉口から生石灰。
実施しているが、本発明はこの場合に限らず従来の転炉
操業と同様、転炉炉口から生石灰。
鉱石、スケール、スクラップ等を投入して制御してもよ
く、又これらの併用によってもよいことは勿論である。
く、又これらの併用によってもよいことは勿論である。
また上記説明ではダストs度をダクト11にて測定して
いるが、本発明はその箇所に限ることな(他の箇所にて
適当な方式により測定してもよい。
いるが、本発明はその箇所に限ることな(他の箇所にて
適当な方式により測定してもよい。
例えば第2図に示すように排出配管18にスラリー水用
のダスト濃度計19、例えば光学式のもの、超音波方式
のもの、放射線方式等のものを水洗式集塵機12のスプ
レー用配管に水流量針22を夫々配し、これらの測定値
の積をめてダスト発生量を測定してもよい、尚第2図で
はダスト濃度計19は排出配管18からバイパスさせた
サンプリング配管に取付けているが排出配管18へ直接
取付けてもよい。
のダスト濃度計19、例えば光学式のもの、超音波方式
のもの、放射線方式等のものを水洗式集塵機12のスプ
レー用配管に水流量針22を夫々配し、これらの測定値
の積をめてダスト発生量を測定してもよい、尚第2図で
はダスト濃度計19は排出配管18からバイパスさせた
サンプリング配管に取付けているが排出配管18へ直接
取付けてもよい。
更に、ダスト濃度の測定方式は第3図に示すように水洗
式集塵機12〜集水コーン14間にダストa度測定用の
m33を配設し、これより受けた水中のダスト濃度をダ
スト濃度計19にて測定するようにしてもよい。
式集塵機12〜集水コーン14間にダストa度測定用の
m33を配設し、これより受けた水中のダスト濃度をダ
スト濃度計19にて測定するようにしてもよい。
そして、更に本発明はOG方式の排ガス処理設備に限ら
ず他の方式の排ガス処理設備にも通用でき、また、複合
吹錬方式に限らす上吹又は底吹吹錬の場合にも適用でき
る。
ず他の方式の排ガス処理設備にも通用でき、また、複合
吹錬方式に限らす上吹又は底吹吹錬の場合にも適用でき
る。
(効果)
次に実施例に基づき本発明の詳細な説明する。
転炉吹錬を開始して暫くの期間、従来通りダスト発生量
の制御をせず、然る後、第2図に示すように排出配管1
8に配したダスト濃度計31からのダスト濃度及び水洗
式集塵機12のスプレー用配管に配した水流量針22か
らの水流量大々の測定値に基づきダスト量を測定して本
発明によりダスト発生量の制御をした。
の制御をせず、然る後、第2図に示すように排出配管1
8に配したダスト濃度計31からのダスト濃度及び水洗
式集塵機12のスプレー用配管に配した水流量針22か
らの水流量大々の測定値に基づきダスト量を測定して本
発明によりダスト発生量の制御をした。
第4図はそのときの吹錬期間におけるダスト発生量(実
線)の推移を示したグラフであり、横軸に時間、また縦
軸に溶製した溶M41トン当たりのダスト発生量(kg
/ t−3teel )をとっている。なお図中に排ガ
ス発生量を破線にて併せて示している。この図より理解
される如〈従来法による場合には吹錬開始直後を除きダ
ストが13〜17kg/ t−5teel発住していた
が本発明によりそれが13kg/ L−5teel以下
となり、本発明はダスト発生量を約1〜2割低減するこ
とができ、またその分出鋼歩留を向上できた。
線)の推移を示したグラフであり、横軸に時間、また縦
軸に溶製した溶M41トン当たりのダスト発生量(kg
/ t−3teel )をとっている。なお図中に排ガ
ス発生量を破線にて併せて示している。この図より理解
される如〈従来法による場合には吹錬開始直後を除きダ
ストが13〜17kg/ t−5teel発住していた
が本発明によりそれが13kg/ L−5teel以下
となり、本発明はダスト発生量を約1〜2割低減するこ
とができ、またその分出鋼歩留を向上できた。
以上詳述した如く本発明は転炉吹錬中のダスト発生量を
応答性よ(連続的に測定できるので、その測定値に基づ
き転炉操業条件を変更することによりダスト発生量を抑
制でき、このため出鋼歩留を向上し得る等、優れた効果
を奏する。
応答性よ(連続的に測定できるので、その測定値に基づ
き転炉操業条件を変更することによりダスト発生量を抑
制でき、このため出鋼歩留を向上し得る等、優れた効果
を奏する。
第1図は本発明をOG方式の排ガス処理設備に通用した
場合の実施状態を示す模式図、第2図、第3図は本発明
装置の他の実施例を示す模式図、第4図は本発明の詳細
な説明図である。 1・・・転炉 5・・・演算制御装置 10・・・排ガ
ス処理段fit 12・・・水洗式集塵機 16・・・
シックナー19.21・・・ダスト濃度測定器 22・
・・水流量針23・・・排ガス流量計 24・・・ダン
パ特 許 出願人 住友金属工業株式会社代理人 弁理
士 河 野 登 夫
場合の実施状態を示す模式図、第2図、第3図は本発明
装置の他の実施例を示す模式図、第4図は本発明の詳細
な説明図である。 1・・・転炉 5・・・演算制御装置 10・・・排ガ
ス処理段fit 12・・・水洗式集塵機 16・・・
シックナー19.21・・・ダスト濃度測定器 22・
・・水流量針23・・・排ガス流量計 24・・・ダン
パ特 許 出願人 住友金属工業株式会社代理人 弁理
士 河 野 登 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、転炉吹錬中に発生したダストの量を測定し、その測
定値に基づきダスト量を低減するように操業条件を調整
することを特徴とする転炉の操業方法。 2、転炉吹錬により発生した排ガス中のダストを分離す
る集M#1&を備えた排ガス処理設備において、集塵機
より転炉側に設けたダスト濃度測定器と、排ガス量を測
定するための排ガス量測定器と、測定されたダスト濃度
と排ガス量とに基づきダスト量を算出する演算部とを具
備することを特徴とするダスト量測定装置。 3、転炉吹錬により発生した排ガス中のダストを水を用
いて分離する集塵機を備えた排ガス処理設備において、
分#Il後の水に含まれるダストの濃度を測定するダス
ト濃度測定器と、前記水又は分離後の水の流量を測定す
る流量針と、測定したダスト濃度と水流量とに基づきダ
スト量を算出する演算部とを具備することを特徴とする
ダスト量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11861184A JPS60262912A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 転炉の操業方法及びダスト量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11861184A JPS60262912A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 転炉の操業方法及びダスト量測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60262912A true JPS60262912A (ja) | 1985-12-26 |
Family
ID=14740837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11861184A Pending JPS60262912A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 転炉の操業方法及びダスト量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60262912A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014122373A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Jfe Steel Corp | 転炉オフガスダスト濃度測定方法 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP11861184A patent/JPS60262912A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014122373A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Jfe Steel Corp | 転炉オフガスダスト濃度測定方法 |
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