JPS60262582A - 削り昆布と削り節を組み合わせた乾式シ−ト製造法 - Google Patents
削り昆布と削り節を組み合わせた乾式シ−ト製造法Info
- Publication number
- JPS60262582A JPS60262582A JP59117591A JP11759184A JPS60262582A JP S60262582 A JPS60262582 A JP S60262582A JP 59117591 A JP59117591 A JP 59117591A JP 11759184 A JP11759184 A JP 11759184A JP S60262582 A JPS60262582 A JP S60262582A
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- JP
- Japan
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- flakes
- tangle
- dried bonito
- contact bonding
- flake
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は解節などの削り節とトロロ昆布・おぼろ昆布な
どの削り昆布を原料としたシート製造法に関するもので
ある。
どの削り昆布を原料としたシート製造法に関するもので
ある。
従来、昆布と鰹節などの節類は古来よりダシなどに使用
され自然の味として利用されている。
され自然の味として利用されている。
しかしトロロ昆布・おぼろ昆布は完全なシートではなく
強度がない上に、味も単味である。最近完全なシートも
市販されているが味は単味である。この為利用範囲は限
られている。削り節についても最近シート状のものが市
販されているが強度がなく利用範囲を幾分拡げたに過ぎ
ないものである。又シート状でないものは空気接触面積
が大きい為、酸化をうけ風味劣化を起こし易いという欠
点をもっている。
強度がない上に、味も単味である。最近完全なシートも
市販されているが味は単味である。この為利用範囲は限
られている。削り節についても最近シート状のものが市
販されているが強度がなく利用範囲を幾分拡げたに過ぎ
ないものである。又シート状でないものは空気接触面積
が大きい為、酸化をうけ風味劣化を起こし易いという欠
点をもっている。
この為、本発明は以上各種問題を解決すべへ昆布・削り
節の組合せ・圧着条件を色々検討し此等欠点を排除して
、板状シートを開発、完成したものである。即ち、トロ
ロ昆布と鰹削り節及びおぼろ昆布と鰹削り節の組合せの
場合の圧着条件を温度・圧力・時間及び原料水分につき
検討し本発明を完成した。詳細データは別表・１及び２
に示す。
節の組合せ・圧着条件を色々検討し此等欠点を排除して
、板状シートを開発、完成したものである。即ち、トロ
ロ昆布と鰹削り節及びおぼろ昆布と鰹削り節の組合せの
場合の圧着条件を温度・圧力・時間及び原料水分につき
検討し本発明を完成した。詳細データは別表・１及び２
に示す。
別表・１のトロロ昆布と鰹削り節については、圧着温度
８０℃未満に於いては、トロ口昆布同士の結着及び鰹削
り節同士の結着又その両者の結着が不完全である。一方
１５０℃以上に於いては、シートとしては強固であるが
、シーＩ・の柔軟性及び風味劣化は著しい。外見」二も
黒いシミ様班点が出現し食欲を損なう。
８０℃未満に於いては、トロ口昆布同士の結着及び鰹削
り節同士の結着又その両者の結着が不完全である。一方
１５０℃以上に於いては、シートとしては強固であるが
、シーＩ・の柔軟性及び風味劣化は著しい。外見」二も
黒いシミ様班点が出現し食欲を損なう。
圧力については１．０ ｋｇ乙ｄ未満では、温度同様ト
ロロ昆布同士・鰹削り節同士及び両者の結着が不完全で
あり、７． ｏ ｋｑ ／ｅノ 以」二では柔軟性の欠
落及び外見−にの黒い班点が出現する。
ロロ昆布同士・鰹削り節同士及び両者の結着が不完全で
あり、７． ｏ ｋｑ ／ｅノ 以」二では柔軟性の欠
落及び外見−にの黒い班点が出現する。
時間については、１秒未渦では、シート化は不完全であ
り、６秒を超えた場合、風味劣化・黒い班点を出現させ
る。
り、６秒を超えた場合、風味劣化・黒い班点を出現させ
る。
次に原料水分であるが、トロロ昆布については水分８％
未満では昆布の割れ、こわれを生じ完全なシートは得ら
れない。逆に水分２５％以」二の場合は原料水分が浸出
し黒い班点を生じ、かつ鰹削り節との結着も不良となる
。鰹削り節については１０％未満では昆布同様割れ、こ
われを生じシートの結着性及び柔軟性が不良であり、２
５％以」二では、昆布との結着及び鰹削り節同士の結着
は不良となり、シートは得られない。
未満では昆布の割れ、こわれを生じ完全なシートは得ら
れない。逆に水分２５％以」二の場合は原料水分が浸出
し黒い班点を生じ、かつ鰹削り節との結着も不良となる
。鰹削り節については１０％未満では昆布同様割れ、こ
われを生じシートの結着性及び柔軟性が不良であり、２
５％以」二では、昆布との結着及び鰹削り節同士の結着
は不良となり、シートは得られない。
同様におぼろ昆布と鰹削り節の組合せでも（別表・２に
示す通り）トロロ昆布と鰹削り節の組合せの場合と同一
の結果を得た。
示す通り）トロロ昆布と鰹削り節の組合せの場合と同一
の結果を得た。
以上の様に圧着温度・圧力・時間及び昆布・削り節水分
の種々の組合せにより本発明を完成した。
の種々の組合せにより本発明を完成した。
次に実施例を掲げて本発明を具体的に説明する。
実施例−１
トロロ昆布（水分含量９％）９０２と鰹削り節（水分含
量１０％）１４０９を用いた。まずトロロ昆布をなるべ
く繊維茎゛にかつ厚さが均一になる様、離型性の良いフ
ィルムの」二に並べ、この」二に鰹削り節をトロロ昆布
のスキ間が埋まる様に薄く散布し、圧着圧力１．０ ｋ
Ｖ−・圧着温度８０℃ ・ 圧着時間６秒にて、熱圧着
し寸法２０ｃｍＸＬ８ｃｍのシート３０枚を得た。
量１０％）１４０９を用いた。まずトロロ昆布をなるべ
く繊維茎゛にかつ厚さが均一になる様、離型性の良いフ
ィルムの」二に並べ、この」二に鰹削り節をトロロ昆布
のスキ間が埋まる様に薄く散布し、圧着圧力１．０ ｋ
Ｖ−・圧着温度８０℃ ・ 圧着時間６秒にて、熱圧着
し寸法２０ｃｍＸＬ８ｃｍのシート３０枚を得た。
実施例−２
トロロ昆布（水分含量２５％）９５ｆと５％微粉塩を混
合した鰹削り節（水分含量２５％）】５０Ｖを用い、手
法は実施例−１と同様に行い、圧着圧力５− Ｕ ｋｙ
／ｃａ・圧着温度１００℃・圧着時間６秒にて熱圧着を
行い、寸法２０ ｃｍ Ｘ １．８ ｃｍのシート３０
枚を得た。
合した鰹削り節（水分含量２５％）】５０Ｖを用い、手
法は実施例−１と同様に行い、圧着圧力５− Ｕ ｋｙ
／ｃａ・圧着温度１００℃・圧着時間６秒にて熱圧着を
行い、寸法２０ ｃｍ Ｘ １．８ ｃｍのシート３０
枚を得た。
実施例−３
おぼろ昆布（水分含量１５％）９０２と鰹削り節（水分
含量１８％） １４ｏｒを用い、まずおぼろ昆布同士が
少し重なる様に離型性の良いフィルムの上に並らべ、削
り節をおぼろ昆布のスキ・圧着温度１００℃・圧着時間
２秒にて熱圧着しサイズ２０ ｃｍ Ｘ １８ ｃｍの
シート３０枚を得た。
含量１８％） １４ｏｒを用い、まずおぼろ昆布同士が
少し重なる様に離型性の良いフィルムの上に並らべ、削
り節をおぼろ昆布のスキ・圧着温度１００℃・圧着時間
２秒にて熱圧着しサイズ２０ ｃｍ Ｘ １８ ｃｍの
シート３０枚を得た。
実施例−４
おぼろ昆布（水分含量１５％）９０？と５％の微粉塩を
混合した鰹削り節（水分含量１８％）１５０ｆを用い、
手法・圧着条件を実施例−３と同様に処理しサイズ２０
ｃｍ Ｘ １８ ｃｍのシート３０枚を得た。
混合した鰹削り節（水分含量１８％）１５０ｆを用い、
手法・圧着条件を実施例−３と同様に処理しサイズ２０
ｃｍ Ｘ １８ ｃｍのシート３０枚を得た。
次に得られたシートで利用評価を律内パネラー１０名に
よる「すし巻き」による評価を行った。その評価項目と
結果は別表３に掲げる。対照として市販の焼海苔（１，
８ｃｍ Ｘ ２０ ｃｍ）を用い、鰹削り節単品のシー
トを同時に評価した。評価はパネラ−を当社研究室に順
次来て貰い、同一の「すしごはん」 ・ 「すのこ」を
使用し、かつ「すしごはんの量」もほぼ同じになるよう
配慮し、各５本づつ計１５本を巻いてもらい評価データ
をとった。この他の利用テストとして同時に「おにぎり
・ふりかけ・もち巻き」のテストも行った。尚評価項目
は「巻き易さ」 「割れの数（５本中の数）」「巻き上
げの状態」 「味」と前４項目を考えてのパネラ−「総
合評価点」の計５項目について評価を行った。このテス
トデータを別表−４に掲げる。
よる「すし巻き」による評価を行った。その評価項目と
結果は別表３に掲げる。対照として市販の焼海苔（１，
８ｃｍ Ｘ ２０ ｃｍ）を用い、鰹削り節単品のシー
トを同時に評価した。評価はパネラ−を当社研究室に順
次来て貰い、同一の「すしごはん」 ・ 「すのこ」を
使用し、かつ「すしごはんの量」もほぼ同じになるよう
配慮し、各５本づつ計１５本を巻いてもらい評価データ
をとった。この他の利用テストとして同時に「おにぎり
・ふりかけ・もち巻き」のテストも行った。尚評価項目
は「巻き易さ」 「割れの数（５本中の数）」「巻き上
げの状態」 「味」と前４項目を考えてのパネラ−「総
合評価点」の計５項目について評価を行った。このテス
トデータを別表−４に掲げる。
まず「すし巻き」については、組合せシートは５項目す
べてにおいて海苔と同等の評価を得られた。ただパネラ
−が少々不器用である場合は海苔に比べ、巻き易さ、割
れの数においてや（劣る様である。味についても海苔と
は全く異 ６ − 質であるため嗜好差は出たが、海苔より多少優れている
という結果が出た。以上の様に全体的にみて利用し易さ
は海苔と同じと評価できた。
べてにおいて海苔と同等の評価を得られた。ただパネラ
−が少々不器用である場合は海苔に比べ、巻き易さ、割
れの数においてや（劣る様である。味についても海苔と
は全く異 ６ − 質であるため嗜好差は出たが、海苔より多少優れている
という結果が出た。以上の様に全体的にみて利用し易さ
は海苔と同じと評価できた。
一方かつおぶしシートは明らかに海苔に比べ利用がし鰺
いという結果を得た。
いという結果を得た。
同様に［おにぎり・ふりかけ・もち巻き］については、
組合せシートの場合、「おにぎり」についてはや〜劣る
が、他の２つについては海苔以上の評価を得た。かつお
ぶしシートの場合、「すし巻き」の結果より、多少良い
が海苔との差は大きいという結果を得た。
組合せシートの場合、「おにぎり」についてはや〜劣る
が、他の２つについては海苔以上の評価を得た。かつお
ぶしシートの場合、「すし巻き」の結果より、多少良い
が海苔との差は大きいという結果を得た。
本発明による「削り昆布と削り節を組み合わせたシート
」は従来の「かつおぶしシート」「削り昆布類」に比べ
使い易さ・風味及び空気酸化の防止を著しく向」ニした
ものである。
」は従来の「かつおぶしシート」「削り昆布類」に比べ
使い易さ・風味及び空気酸化の防止を著しく向」ニした
ものである。
別表１ トロロ昆布と鰹削り節
７−
別表２ おほろ昆布と鰹削り節
Claims (1)
- （１）圧着温度８０℃〜１５０℃及び圧着圧力１． ｏ
ｋｇ／、ｄ〜７．０ ”／ｄ、圧着時間１秒〜７秒の
条件にて、原料水分８％〜２５％のトロロ昆布と原料水
分１０％〜２５％の削り節の両者を熱圧着して得られる
乾式シート製造法 ％のおぼろ昆布と原料水分１０％〜２５％の削り節の両
者を熱圧着して得られる乾式シート製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59117591A JPS60262582A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 削り昆布と削り節を組み合わせた乾式シ−ト製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59117591A JPS60262582A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 削り昆布と削り節を組み合わせた乾式シ−ト製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60262582A true JPS60262582A (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=14715606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59117591A Pending JPS60262582A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 削り昆布と削り節を組み合わせた乾式シ−ト製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60262582A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014183758A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Shizuoka Prefecture | 調味料食品およびその製造方法 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP59117591A patent/JPS60262582A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014183758A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Shizuoka Prefecture | 調味料食品およびその製造方法 |
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