JPS60262537A - 切り花のくきを被覆するためのpvc熱収縮性チユ−ブ - Google Patents

切り花のくきを被覆するためのpvc熱収縮性チユ−ブ

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JPS60262537A
JPS60262537A JP59117370A JP11737084A JPS60262537A JP S60262537 A JPS60262537 A JP S60262537A JP 59117370 A JP59117370 A JP 59117370A JP 11737084 A JP11737084 A JP 11737084A JP S60262537 A JPS60262537 A JP S60262537A
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C61/00Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、切り花のくき部を被覆するための熱収縮性チ
ューブに関する。
(従来の技術) 従来、花が大きいガーベラ等の切り花は生けている時に
花の重さでくき(あるいは花柄)が曲がって花が下を向
いたりし易いのでくきに針金を巻きつけたり、〈き中空
部に針金を通して補強していた。しかしながら、これら
の方法では、〈きが傷み易く、しかも針金が落ち易く、
さらに前者の方法では巻きつけた針金が見苦しいもので
あった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は切り花のくきに被!した場合、花が下を
向くことなく保護することができる熱収縮性チューブを
提供するにある。
本発明の別の目的は、被覆の際の加熱により切り花をい
ためないよう、低温かつ、短時間で充分収縮する一方、
保管中に自然収縮を来さない熱収縮性チューブを提供す
るにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の上述の、及びその他の目的は、切り花のくきを
被覆するためのPVC熱収縮性チューブであって、以下
の特性を有するもの、 (イ)60°Cにおける収縮率が、軸方向で8%以下で
、円周方向で10%〜20%、 (ロ)80℃における収縮率が、軸方向で20%以下で
、円周方向で35〜45%、 (ハ) 円周方向の収縮開始温度が、40℃〜55°C
1 (ニ) 柔軟温度が、40°C〜55℃、(ホ) 厚さ
が、 50pLm −100pLrrrによって達成さ
れる。
つぎに本発明による熱収縮性チューブを詳細に説明する
切り花を傷めずに、そのくきを熱収縮により被覆する場
合、チューブの材料、加熱温度及び時間等、いくつかの
条件が考えられるが、PVCチューブを用い、70℃〜
80°C程度で短時間加熱(チューブ自体の温度であっ
て、切り花のくき部は、水分を有するのでさらに低いと
思われる)すると良いことが判明した。
このため、約60℃から約80°Cの温度範囲内で急激
な熱収縮を生じる材料が好ましい。この場合、チューブ
の軸方向の収縮率は、その円周方向の収縮率よりもでき
るだけ小さいものが好ましい。このため、チューブの軸
方向の収縮率を、60°Cで 8%以下かつ80℃で2
0%以下、好ましくは、60°Cで5%以下、かつ80
℃で10%以下とする。軸方向収縮が上記数値を超える
と、収縮被覆時にチューブが短くなり、花の真下のくき
の細い部分が被覆されず、その最も弱い部分を被覆保護
することができなくなる。
また、チューブの円周方向の収縮率の1−限は、60℃
で20%及び80°Cで45%とする必要がある。この
数値を超えると、チューブを収縮被覆した場合) のくきに対する締付力が強くなりすぎて、〈きをいため
るおそれがある。
なお、チューブの軸方向収縮に関しては、チューブを環
状口金から押し出して形成する際、チューブには軸方向
の張力が加えられるため、チューブに付加的な軸方向延
伸操作を与えなくともある程度収縮する傾向がある。チ
ューブの軸収縮を小さくするためには、チューブの円周
方向延伸時の送り出しニップロール速度を、引取りニッ
プロール速度よりも大きくしてチューブを軸方向に弛緩
しながら円周方向の延伸を行うのが効果的である。
チューブの円周方向の収縮開始温度は、チューブの自然
収縮に関連する。これは切り花のくきに適用する場合、
できるだけ低温で収縮させることが望ましいが、あまり
にも低温で収縮するチューブは、チューブの輸送、保管
時に自然収縮を生じ、チューブのたるみ、波打ち、寸法
減少等により使用上問題が生ずる。したがって、本発明
によるチューブは、円周方向の収縮率が上記の如く80
℃で10%以上、 80℃で35%以上であって、更に
その円周方向の収縮開始温度が40℃〜55℃、好まし
くは、40℃〜50℃のものが好適である。この収縮開
始温度が40℃よりも低いと、気温やチューブの保管条
件によっては前述の自然収縮が生じ、一方、55℃より
も高いと、60℃で10%以上及び80℃で35%以上
の収縮率を得ることが難しく、収縮被覆温度を高くせざ
るを得ない、しかし、収縮被覆温度を高くすることは、
切り花を傷めることになるので避けなければならない。
上述のような収縮特性を有するチューブを得るためには
、チューブの柔軟温度が密接に関係してくる。このため
には、柔軟温度が40℃〜55℃の材料を用いるのが好
適である。この材料は、pvc100部に、ジオクチル
フタレート等の可塑剤を、8〜12部程度混合して得ら
れる。柔軟温度が40℃未満の材料では、円周方向収縮
開始温度が低くなり、自然収縮が生じやすく、また、5
0℃を超える場合、収縮開始温度が高くなり、前述の、
比較的低温での収縮率を得ることが困難となる。その結
果として収縮被覆温度を高くすると、切り花に悪影響を
及ぼすことになる。
なお、このような材料で形成した素材チューブ(延伸前
のもの)を、延伸温度90℃〜 100°01倍率1.
8〜2.3倍程度で最終寸法まで短時間で急激に径方向
に延伸し、次いで、延伸されたチューブを急冷すること
が重要である。これにより、40℃では収縮せず、60
℃〜80°Cの範囲で急激に収縮する所望のチューブが
得られる。
本発明による熱収縮性チューブの厚さは50gm〜 1
00 g mである。前述のように、材料の柔軟温度は
、収縮特性からみて、40℃〜55℃の範囲が好ましい
一方、この材料で、厚さが50終鵬未満のもので切り花
を被覆すると、切り花を取り扱う時の保護効果が小さい
(折れやすい)。また、厚さが100μmを超えると、
材料が不経済であるばかりでなく、伝熱に時間がかかり
、チューブの収縮速度が遅くなり、したがって加熱時間
が長くなると切り花をいためるおそれがる。
本発明による熱収縮性チューブは、観賞用の切り花に適
用するのであるから、切り花のくきに被覆された場合、
異和感を与えてはならず、〈きの自然な観じを印象づけ
ることが重要である。そのためには、チューブが成る程
度透明で、くきを透視することができ、しかも表面に光
沢がないことが必要である。即ち、チューブの平行光線
透過率が50%以上(透明性の尺度)で、表面光沢が、
45〜85の範囲が最も好ましい。この場合、チューブ
はグリーンなどに薄く着色してもよい。
上述のような外観特性を有する熱収縮性チューブに対し
ては、たとえば以下のような製造法がある。
(イ)PVCIOQ部に、金属脂肪酸塩(例えば、ステ
アリン酸、ラウリン酸、リシノール酸、ナフテン酸等の
脂肪酸と、カドミウム、バリウム、カルシウム、亜鉛、
鉛等の金属との塩)を1.5〜3部混合し、通常よりも
低い押出温度(例えば、押出樹脂温度で190℃以下)
で押出すと表面が荒れたマット状チューブが得られる。
(ロ)pvctoo部に、これと相溶性が悪い樹脂を5
〜30部混合して加熱溶融して押出す。相溶 1性が悪
い樹脂としては、主体となるPVCよりも重合度の高い
PvC、ブタジェン含量が高い(20賢t%以上)AB
S、MBS等の衝撃改質剤が挙げられる。
このように、異種材料の配合により得られる粗面化表面
のチューブは、収縮してもマットが消えず好都合である
。また、チューブの内面も粗面化されるので、切り花の
くきに適用する場合、扁平に折りたたまれたチューブの
切断端を開いて広げるのが容易となり、また収縮被覆時
のチューブ内のエヤ抜きが容易となる効果がある。本発
明による熱収縮性チューブを切り花のくきに被覆する場
合、〈きの周方向の長さに対し、円周方向の余裕率が5
%〜lθ%のチューブを用いる。これが5%未満では、
〈きをチューブに挿入する作業性が悪くなり、一方、1
0%を超えると、軸方向にチューブが収縮する余地が大
きくなり、また、収縮したチューブの外観が悪くなる。
チューブを収縮させるための加熱は、被覆チューブにド
ライヤで熱風を吹きつけるか、熱湯中に入れ、チューブ
温度が70℃−80℃となるように短時間性なう。
本発明によるチューブを適用するため好適な花としては
、ガーベジ、水仙、チューリップ等がある。
なお、第1図は本発明による熱収縮性チューブの温度−
収縮特性を示すグラフである。
つぎに本発明によるチューブを製造するための実施例を
のべる。なお本文において述べる物性値は、下記の測定
法によった。
1)収縮率 各温度に設定した熱風循環式恒温槽に、チューブを5分
間入れた後取り出して冷却し、寸法変化を測定する。
収縮率(%)= 収縮前の長さ一収縮後の長さ X 100 収縮前の長さ 2)収縮開始温度 試料を、歪計を備えたクランプで無荷重で保持し、昇温
速度5℃/分で常温から昇温し、歪が膨張から収縮にか
わる温度をめる。
3)柔軟温度 JIS Ke745 よる。
4)平行光線透過率(Tp) JIS K8714による。
5)光沢度 JIS 28741に従い、黒色ガラス板の値を 10
0としたときの60@光沢度。
(実施例) 以下の材料を用意した。
PVC(P=1100) 100部 ジオクチルフタレー1− 10 部 力ドムミウムステアレート 1 部 バリウムステアレート 1 部 ジブチルスズマレート0.5部 上記材料を混合溶融し、環状口金から樹脂温度185℃
でチューブの形に押出し、一旦冷却した後、85℃に加
熱し、引取りロールと送り出しロールとの速度比0.9
5の2組のニップロールでチューブを送る間にチューブ
中にエアを入れ径方向に2.0倍延伸し、延伸チューブ
の外径規制用水冷フォーマ−に接触させて急冷し、下記
特性のチューブを得た。
直径 9.5mm 厚さ 80終m ヘーズ 14 % 平行光線透過率 7B % 表面光沢度 80 収縮率 60℃ むJ 則(2) 軸方向 5811 円周方向 18 42 45 円周方向収縮開始温度 44℃ 柔軟温度 44℃ 得られたチューブを余裕率8%でガーベラのくきの、花
の直下まで被せ、ハンドドライヤにより熱風を送って数
秒間加熱し収縮させた。収縮外観は極めて良好でチュー
ブがくきに密着し、また、花の直下まで正確に被覆でき
た。チューブは1 適度につや消しされているので自然な感じでチューブを
被覆しであることがあまり目立たなかった。
被覆しない切り花は、3〜5日以内にくきが垂れ下がっ
たが、被覆された切り花は花が散るまで、〈きの垂れ下
がりは見られなかった。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明による熱収縮性チューブの温度収縮特性を
示すグラフである。 特許出願人 三菱樹脂株式会社 代 理 人 弁理士 山木量三(ほか1名)13−25
4− 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)切り花のくきを被覆するためのPvC熱収縮性チュ
    ーブであって、以下の特性を有するもの、(イ)60℃
    における収縮率が、軸方向で8%以下で、円周方向で1
    0〜20%、 (ロ)80℃における収縮率が、軸方向で20%以下で
    、円周方向で35〜45%、 (ハ) 円周方向の収縮開始温度が、40℃〜55℃、 (ニ) 柔軟温度が、40℃〜55℃、(ホ) 厚さが
    、50IL厘〜 100ILa+。 2)平行光線透過率が50%以上で、表面光沢度が45
    〜85である特許請求の範囲第1項記載の熱収縮性チュ
    ーブ。
JP59117370A 1984-06-07 1984-06-07 切り花のくきを被覆するためのpvc熱収縮性チユ−ブ Granted JPS60262537A (ja)

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