JPS60261701A - プラスチツク製擬似ワイヤ車輪カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチック製車輪カバー、特にプラスチック
から成形した擬似ワイヤ車輪カバーに関する。

〔従来の技術〕

一般に従来の擬似ワイヤ車輪カバーは、２枚以トの別個
の平面又は円錐形表面に整合させた多数のワ・イード型
スポークを組み込むごとによってワイート東輪の本物の
深めを見せている。金属又はプラスチック製で別個に形
成したスポークを有する擬似ワイヤ車輪カバーの製造及
び組立ては時間を浪費して高価である。このような理由
により最近では一体成形したスポークを備えるプラスチ
ックから擬似ワイヤ車輪カバーを成形゛する試みかなさ
れている。かかるプラスチ、り製ワイヤ車輪カバーは、
２個の別個の部材として、すなわち適当な手段によ・っ
て相互に固定される軸！方向内側部材と軸方向外側部材
として成形されることが多い。一体成形スポークを備え
る一体型プラスチックカバーの場合に必要な複雑で高価
な成型構造を回避ずろために２ＩｌｌＩｌの部材より成
るプラスチック成形したカバーか使用されている。通常
軸方向内側部材は実！■ＦＪに剛体構造を有するように
設計されているが、いずれにせよ外側部材によって衝撃
から物理的に保護され、又軸方向外側部材は長い半径方
向スポークによって相互連結する２個の半径方向隔設環
状部材のめによって構成されることが多いので軽量構造
である。かかる軸方向外側部材は例えば石等の異物によ
る衝撃によって特に１ｎ化しやすい。更にこの種の車輪
カバーの軸方向外側部材は取付りられている車両の車輪
のタイ−１・の軸方向外側へ突出することが多いので縁
石等に対する衝撃による破壊力も受けやすい。

〔発明か解決しようとする問題点〕

本発明の目的は先行技術による構造のカバーよりも実質
的に堅牢な構造を有するプラスチック製擬イ以ワイヤ車
輪カバーを提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

更に詳述すれば本発明の車輪カバーは、外側すム部と中
央ハブ部とを有する軸方向内側部材を包含し、該リム部
及びハブ部はそれらと一体に成形されるスポークによっ
て相互連結する。車輪カバーの軸方向外側部材は比較的
軽量構造で半径方向に隔設される内側及び外側環状部材
を包含するが、この場合鎖部材は軸方向に互い違いにな
り、半径方向に延長するスポークによって相互連結する
。

各スポークが交差し、半径方向内端部と隣接する隣接ス
ポークと一体連結し、同様に交差して半径方向外端部と
隣接する別の隣接スポークと一体連結するようにスポー
クを配置することによって軸方向外側部材に堅牢性を与
える。各スポークを他の２個のクロススポークと一体連
結することによってカバーの外側部材を著しく強化し、
例えば石等の異物による衝撃で破損しやすいという傾向
を実質的に軽減する。

本発明の他の目的、特徴及び利点は本発明の実施例を示
す添附の図面を参照して以下に詳述する。

家　全体として車輪カバーは軸方向内側部材１０と軸方
向外側部材１２とからなる。内側部材】０は半径方向に
延長する短形スポーク１８によって相互連結する中央ハ
ブ部１４と環状外側リム１６とを包含する。中央ハブ部
１４の中央部には装飾用円形浮彫り部２２を収容するた
めのフランジ付ソケット２０を設ける。第２図に示す如
く、ハブ部１４の断面は比較的堅牢なものにするように
全体として円錐形である。外側リム１６の軸方向外面に
は半径方向外側に延長するフランジ２４を設け、軸方向
内面には半径方向内側に延長するフランジ２６を設ける
。軸方向内側へ突出する複数個の突起部２８はフランジ
２６と一体に成型され、車両の車輪リム上に車輪カバー
を保持するためにワイヤリング３０を収容するようにリ
ム１６の円周に隔設される。突起部２８とリング３０の
配置は米国特許第４，２０７，９１９号記載のものとほ
ぼ同じである。車輪カバーを車両の車輪に取付ける時フ
ランジ２４ば車輪の軸方向外面において車輪リムの外周
部上に配置される。

７パ一０軸方向外側部材１２４：ｌ：Ｕ字型横断面４１
有する半径方向内側環状部材３２と、同様にＵ字　、型
横断面を有する半径方向外側環状部材３４とを包含する
。部材３２．３４には軸方向内側に突出して該部材の周
囲に隔設されるスタッド３６を形成する。外側部材１２
は内側部材１０内に着座するようにしである。かくて、
半径方向内側部材３２はハブ１４の中心部と隣接して軸
方向外側へ延長する全体として円筒形の部分３８とぴっ
たり嵌合するように中央に穿孔される。半径方向外側部
材３４はフランジ２４及び２６相互間にて軸方向に延長
する内側部材１０の上にて円周フランジ４０とぴったり
嵌合する。

環状部材３２．３４は、第２図に示す如く半径方向外側
方向にて軸方向内側に傾斜する複数個の一体成形したス
ポーク４２．４４によって相互連結する。隣接スポーク
４２．４４は全体として反対方向へ半径方向に傾斜し、
両端は部材３２，３４に一体成形される。更に第２図か
ら明らかな如く、各スポーク４２は交差し、４６及び４
８において２個の下方に位置するスポーク４４と一体連
結する。かくて外側部材１２の各スポークは交差して２
個の隣接スポークと一体連結するが一方の交差部は半径
方向内側部材３２と隣接し、他方の交差部は前記交差部
から半径方向に隔設され、半径方向にて外側部材３４の
方に幾分多く接近している。第３図に示す如く、交差部
におけるスポークの軸方向重複度合は横断面におけるス
ポークの軸方向寸法の半分を上回る。従って各隣接スポ
ークの２個の交差部は車輪カバーの軸方向外側部材１２
を実質的に強化する。更にスポークを多数形成すること
によって及び第１図に示すように交差させることによっ
てスポーク４２．４４は車輪の軸方向外面に格子細工障
壁を設けて大きな異物が車輪カバーの軸方向内側部材１
０に入り込んだりぶつかったりしないようにする。第１
図から明らかなように、スポーク４２．４４の半径方向
内端部において、該スポークは全体として半径方向に極
く短い距離だけ延長した後で半径に対して傾斜する。こ
の特殊形状はカバーの軸方向内側部材１０の交差スポー
ク１８にも適用され、カバーに更なる装飾性を与える。

部材ｌＯ及び１２は共に適当な方法で固定される。第１
図及び第２図の実施例の場合、該２個の部材はハブ１４
のフランジ部５２とリム部材１６のフランジ２６を介し
て外側部材１２のスタンド３６内へ延長するねじ５０に
よって共に固定される。

第４図及び第５図の車輪カバーは前記実施例のものと僅
かに異なり、第４図及び第５図の車輪カバーは軸方向内
側部材５４と軸方向外側部材５６とを包含する。この構
造の場合、軸方向外側部材５６の中央ハブ５８には円形
装飾部材６０を固定する。外側部月５６は、第５図に示
す如く半径方向外側にて軸方向内側へ傾斜する連続対を
成すスポーク６４，６６によってハブ５８と連結する外
側リム部６２を有する。隣接スポーク６４．６６の内端
部は円周方向に隔設されないで６８の如き単一個所から
出ている。各スポーク６４は交差し、Ｔｏ、７２におい
て２個の下にあるスポーク６６と一体に連結する。前記
実施例の場合と同様に外１（側部材５６′）上０各″′
−りは２個０隣接７ポークと一体連結し、一方の交差部
はハブ５８に隣接し、他方の交差部はそこから半径方向
に隔設されてリム部６２の方により接近している。複数
個の円周に隔設した突起部７４ば、７８で示すように車
両の車輪リム上に車輪カバーを保持するために使用する
ワイヤリング７６を収容するようにリム部６２の下側に
成形される。

軸方向内側部材５４には、ハブ５８を着座させた中央フ
ランジ８０と、弯曲本体部８２と、外側部材のリム部６
２を着座させた環状外側リム部８４とを形成する。リム
部８４は複数個の半径方向に延長する短形交差スポーク
８６と連結する。２個の部材５４．５６はフランジ８０
とリム部８４を介して外側部材５６の下側に成形したス
タンド９０内へ外側に延長するねじ８８によって相互連
結する。スポーク６４．６６の交差個所の軸方向におけ
る重複程度は第３図に示すものと同じである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による車輪カバーの部分平面図、　、１
第２図は第１図の線２−２における断面図、第３図は第
１図の線３−３における断面図、第４図は本発明による
別型車輪カバーの部分断面図、そして第５図は第４図の
線５−５における断面図である。 １０．５４・・・軸方向内側部材、１２．５６・・・軸
方向外側部材、１４．５８・・・中央ハブ部、１６゜６
２・・・外側リム、１８，２０，２４，２６，４２゜４
４．６４．６６・・・スポーク、２２．６０・・・装飾
用浮彫り部、２８．７４・・・突起部、３０．７６・・
・ワイヤリング、３２・・・半径方向内側環状部材、３
４・・・半径方向外側環状部材、３６．９０・・・スタ
ッド、４０．８０・・・フランジ、５０．８８・・・ね
じ。 特許出願人　ミカエル　ラトネイ ジュニア 代理人　瀧野　秀雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）外周部に隣接する半径方向外側環状部材と、車輪
   カバーの中心軸線と同心の半径方向内側環状部材と、該
   部材相互間にて半径方向に延長する複数個のスポークと
   を包含し、該スポークの半径方向外側末端部が該半径方
   向内側部祠に一体成形され、該スポークの半径方向内側
   末端部が該内側部材に一体成形され、該スポークが連続
   して対を成すように円周上に配置され、各対の該スポー
   クが円周方向で反対方向に傾斜し、一方向に傾斜した各
   スポークが反対方向に傾斜する２個のスポークと交差し
   、該スポークが該交差部にて共に一体成形されることを
   特徴とするプラスチック製擬似ワイヤ車輪カバー。 （２）各交差部における２個のスポーク功一体成形部の
   軸方向寸法がスポークの横断面の軸方向寸法の半分を実
   質的に上回ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の車輪カバー。 （３）　各スポークの２個の交差点が半径方向に隔設さ
   れ、一方が該環状内側部材に接近し、他方が該環状外側
   部材に接近することを特徴とする特許請求の範囲第２項
   記載の車輪カバー。 （４）該内側及び外側環状部材が軸方向に隔設され、該
   スポークが該内側環状部材から該外側環状部材まで該カ
   バーの軸方向内側へ傾斜することを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載の車輪カバー。 （５）隣接スポークの半径方向内側及び外側末端部が該
   内側及び外側環状部材上で円周方向に隔設されることを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の車輪カバー。 （６）各組のスポークの該半径方向内側末端部が該内側
   環状部材上のほぼ同一個所から外側へ放射状に広がるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の車輪カバー
   。 （７）軸方向内側部材と軸方向外側部材とを包含し、該
   内側部材が中央環状部と、半径方向に隔設される外周リ
   ムと、該中央部と該リムとの間にて半径方向に延長する
   第１組のスポークとを有し、該軸方向外側部材が、該外
   側部材の該中央部に固定した環状半（子方曲内側部材と
   、該リムに固定した環状半径方向外側部材と、該環状部
   材相互間にて半径方向に延しし、両端部にて該部材に一
   体成形される第２組のスポークとを包含し、該第２絹の
   スポークが連続して対を成すように円周方向に配置され
   、各対のスポークが反対方向にて円周方向に傾斜し、円
   周方向の一方向に１１Ｉ斜する第２組の各スポークが円
   周方向の反対方向に傾斜する２個のスポークと交差し、
   該スポークが各々の交差点において共に一体成形される
   ことを特徴とするプラスチック製擬似ワイート製車輪カ
   バー。 （８）該中央部が全体として円錐形のハブを包含し、該
   第１組のスポークが該ハブの軸方向内端から該リムまで
   軸方向内側に傾斜することを特徴とする特許請求の範囲
   第７項記載の車輪カバー。 （９）該軸方向外側部材の半径方向内側及び外側環状部
   材が軸方向に隔設され、該第２組のスポークが該半径方
   向内側部材から軸方向内側に傾斜することを特徴とする
   特許請求の範囲第８項記載の車輪カバー。 （ｌＯ）該第１組の円周方向に隣接するスポークか円周
   方向にて反対方向に傾斜して末端部相互間の中間で交差
   し、該スポークが交差部にて共に一体成形されることを
   特徴とする特許請求の範囲第７項記載の車輪カバー。 （１１）各スポーク交差部の該一体成形部の軸方向寸法
   かスポークの横断面の軸方向寸法の半分を実。 質的に上回ることを特徴とする特許請求の範囲第７項記
   載の車輪カバー。 （１２）該軸方向外側部材の該内側環状部材が該半径方
   向外側環状部材から軸方向外側へ隔設されるハブを包含
   し、該第２組のスポークが該ハブから該半径方向外側環
   状部材まで軸方向内側に傾斜することを特徴とする特許
   請求の範囲第７項記載の車輪カバー０ ）！