JPS60261566A - 噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、液体を噴射させるための噴射装置に関する。

従来技術 従来の水等の液体を高速で噴射させるための装置では、
被噴射液体を噴射手段としての加圧ポンプによって直接
加圧し、この加圧エネルギーの大きさによって被噴射液
体の噴射速度を得ていた。

この種の噴射装置は、液体の高速噴射を得ようとする場
合には高圧ポンプを必要とし、更に高速な噴射を得るた
めには超高圧ポンプを必要とする。

これらの高圧・超高圧ポンプはサイズ、重量が大きいば
かりでなく、購入両路、維持費等の費用が高く、損耗も
激しいため不経済である。

目　的 本発明は、従来の噴射装置の上記のごとき欠点を除去し
、比較的低圧な加圧ポンプを用いても液体を高速で噴射
させることができるような安価な噴射装置を提供するこ
とを目的とする。

構　成 上記の目的は、本発明によれば、液体を導管を介して噴
射口より噴射させるための噴射手段と噴射口の間に、噴
射液体の流動方向と同方向にエネルギー保有気体を噴射
させこの気体のエネルギーを噴射されるべき液体に移替
えるようにしたエネルギー保有気体噴射手段が設けられ
ていることによって達成される。

効　果 上記のごとき構成をもつ本発明による噴射装置により、
小圧力、低噴射能力の噴射手段を用いて簡単に高速噴射
が可能となる。また加圧ポンプがない場合でも、気体の
高速噴射によって被噴射液体が噴射口側に吸引され、速
度エネルギーを与えられるため、低速液体流をも加速さ
せることができる。

実施例 次に、本発明を１つの実施例に関し添付の図面を用いて
説明する。

図面で１の符号を付した被噴射液体導管の一端側は、図
示されていない液体噴射手段、例えば加圧ポンプに接続
されている。被噴射液体導管１の曲端側には、被噴射液
体りを噴射させるための噴射管２が配置されている。被
噴射液体導管１と噴射管２の間には、田縮空気等のエネ
ルギー保有気体を噴射させるための噴射手段ろが設けら
れてい）　る・噴射手段６は・互いに７う″′″′結合
される”ネルギー保有気体導入管３−１と、ノズル管６
−２と、被噴射液体りとエネルギー保有気体りが合流す
る合流管３−１４有する。加圧ポンプ側に位置し被噴射
液体導管１と螺合しているエネルギー保有気体導入管３
−１は、その外壁付近に環状のエネルギー保有気体導入
空間４を有する。エネルギー保有気体導入空間４にはエ
ネルギー保有気体導入ダクト５が連通している。エネル
ギー保有気体導入ダクト５は、図示した実施例ではエネ
ルギー保有気体導入管３−１と一体的に形成されている
が、結合部例を用いてエネルギー保有気体導入管６−１
と結合させることも可能で、また目的に応じて複数配設
することも可能である。エネルギー保有気体導入ダクト
５の他端は、図示されていないエネルギー保有気体供給
手段に接続されている。さらにエネルギー保有気体導入
管６−１は、環状の導入空間４の内側に、被噴射液体導
管１と連通ずる被噴射液体貫流孔６を有する。この貫流
孔６は、その縦軸線が被噴射液体導管１の縦軸線と直線
を成すように設けられ、且つその孔径は被噴射液体導入
管１の内径に等しい。

エネルギー保有気体噴射手段乙のノズル管３−２も中心
域に被噴射液体貫流孔７を有する。この貫流孔７は、エ
ネルギー保有気体導入管３−１の被噴射液体貫流孔６と
連通している。両頁流孔６゜７は、孔径が等しく且つそ
れらの縦軸線が直線を成すように連通している。さらに
ノズル管３−２には、被噴射液体貫流孔７の外側にエネ
ルギー保有気体高速噴射ノズル８が周設されている。こ
の高速噴射ノズル８は、図示した実施例では中細末広型
のベンチュリーノズルとして形成されその結果エネルギ
ー保有気体を簡単に音速や超音速（１０００ｍ／　５ｅ
ｃ）で噴射させることができる。高速噴射ノズル８の流
路は、エネルギー保有気体導入管３−１の環状の導入空
間４と連通している。

高速噴射ノズル８によって噴射されるエネルギー保有気
体Ｇが被噴射液体導管１及び両頁流孔６゜７を介して導
入された被噴射液体りと小さな鋭角にて合流するように
、高速噴射ノズル８の縦軸線は、両頁流孔６，７の縦軸
線に対して、従って被噴射液体導管１の縦軸線に対して
もわずかに傾斜している。

被噴射液体りとエネルギー保有気体Ｇが合流する合流管
３−６は、高速噴射ノズル８より噴射されたエネルギー
保有気体Ｇの速度エネルギーを被噴射液体りに移替える
ために用いられる。合流管３−３は、噴射管２の方向へ
先細りになっている。

エネルギー保有気体噴射手段３の導入管６−１とノズル
管３−２の間、及びノズル管３−２と合流管３−３の間
にはそれぞれパツキンリング９が配設されている。

図示した実施例では、エネルギー保有気体噴射手段３と
被噴射液体りのための加圧ポンプとは導管１を介して結
合されているが、導管１を用いずに直接結合させること
もできる。

またエネルギー保有気体導入管３−１とノズル管３−２
と合流管３−３は、実施例ではフランジ結合されている
が一体的に形成されていてもよい。

次に、本発明による噴射装置の機能態様を説明する。

図示されていない加圧ポンプによって付勢され被噴射導
管１を介してエネルギー保有気体噴射手段３に送り込ま
れた被噴射液体りは、エネルギー保有気体導入管３−１
の貫流孔６とノズル管３−２の貫流孔７を経て合流管３
−３へ達する。一方、図示されていないエネルギー保有
気体供給手段からエネルギー保有気体導入ダクト５と導
入空間４を介して高速噴射ノズル８へ供給された圧縮空
気等のエネルギー保有気体Ｇは、該高速噴射ノズル８に
よって音速よりも速い速度で噴射され、合流管３−３へ
達する。このようにして比較的低速な被噴射液体りとこ
れよりもかなり高速なエネルギー保有気体Ｇが合流管３
−３で合流し、その際両流体が同一管内を同一方向に流
れるため、両者の間で速度エネルギーが移替えられる。

その結果エネルギー保有気体Ｇの速度は低下し、一方被
噴射液体りは図示のごと（Ｌ　２　＋　Ｌ３　＋・・・
・・・と加速されてゆき、噴射管２の噴出口でＬαとな
って噴出される。

’　Ｌαの値は、被噴射液体り及びエネルギー保有１） 気体Ｇのエネルギーの大きさと噴射量、高速噴射ノズル
８の孔数及びその形状、合流管６−３の形状及び寸法に
よって大きく左右されることは当然である。

被噴射液体りがエネルギーを有しない場合には、即ち加
圧ポンプにより加圧されていない場合には、エネルギー
保有気体Ｇが高速噴射ノズル８から噴射されるととによ
り、合流管３−６にて負圧が発生し、被噴射液体りは噴
射管２側へ１吸引され加速されて噴射管２から噴射され
る。

【図面の簡単な説明】

添付の図面は本発明による噴射装置の縦断面図である。 １・・・被噴射液体導管　２・・・噴射管ろ・・・エネ
ルギー保有気体噴射手段 ４・・・エネルギー保有気体導入空間 ５・・・エネルギー保有気体導入ダクト８・・・高速噴
射ノズル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液体を導管を介して噴射口より噴射させるための噴射手
   段を有する噴射装置に於て、噴射手段と噴射口の間に、
   噴射液体の流動方向と同方向にエネルギー保有気体を噴
   射させこの気体のエネルギーを噴射されるべき液体に移
   動し替えるようにしたエネルギー保有気体噴射手段が設
   けられていることを特徴とする噴射装置。