JPH0546927U - ガラス溶融炉壁の冷却装置 - Google Patents

ガラス溶融炉壁の冷却装置

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JPH0546927U
JPH0546927U JP10676891U JP10676891U JPH0546927U JP H0546927 U JPH0546927 U JP H0546927U JP 10676891 U JP10676891 U JP 10676891U JP 10676891 U JP10676891 U JP 10676891U JP H0546927 U JPH0546927 U JP H0546927U
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JP
Japan
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pipe
cooling water
air
furnace wall
cooling
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Application number
JP10676891U
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Inventor
宣治 上田
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Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 局部冷却させずに高い冷却効果を奏し、而も
取り扱いが容易なガラス溶融炉壁の冷却装置を提供す
る。 【構成】 冷却水が供給される冷却水パイプ12と、高
圧エアーが供給されるエアーパイプ13と、冷却水パイ
プ12が接続される冷却水導入パイプ15及びエアーパ
イプ13が接続されるエアー導入パイプ16を有し冷却
水と高圧エアーとを混合させる連結管14と、連結管1
4に接続されガラス溶融炉壁17に向けて冷却水を噴霧
する噴霧パイプ18とからなり、連結管14は、エアー
導入パイプ16が冷却水導入パイプ15の側方から連結
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はガラス溶融炉壁の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、ガラス溶融炉内においては、ガラス原料を1400℃〜160 0℃の高温度で溶融し続けているので、ガラス溶融炉壁を構築している耐火物は 、高温度の溶融ガラスによって次第に侵食される。従って、従来、炉壁を構築し ている耐火物の侵食を抑え、その寿命をできるだけ長く延ばすために炉壁を外部 から冷却しており、例えば、ファンを用いて炉壁に風を当てたり、或いは、水を ホース等で直接炉壁に当てることが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ファンを用いる方式では、低圧ブロアーしか発生させることが できず、加えて炉周辺の雰囲気温度も高くなっているために炉壁に対する冷却効 果が少ないという欠点がある。而も大きな風量を得るためには大型のファン設備 が必要となり、この場合にはファンを固定式にしなければならないので機動性が 悪いと共に作業現場における占有スペースの問題が生じる。また、水を直接炉壁 に当てる方式は、ファンを使用する場合に比べて冷却効果が高い反面、炉壁が局 部冷却されてサーマルショックによるクラックが発生するという問題が生じる。
【0004】 従って、本考案の目的は、局部冷却させずに而も高い冷却効果を奏するガラス 溶融炉壁の冷却装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題及び目的に鑑みてなされたもので、冷却水を供給する冷 却水パイプと、高圧エアーを供給するエアーパイプと、前記冷却水パイプが接続 される冷却水導入パイプ及び前記エアーパイプが接続されるエアー導入パイプを 有し冷却水と高圧エアーとを混合させる連結管と、該連結管に接続されガラス溶 融炉壁に向けて前記冷却水を噴霧する噴霧パイプとからなり、前記連結管は、エ アー導入パイプが冷却水導入パイプの側方から連結されてなることを特徴とする ガラス溶融炉壁の冷却装置である。
【0006】
【作用】
本考案のガラス溶融炉壁の冷却装置によれば冷却水パイプから供給される冷却 水は、連結管によって、エアーパイプより供給される高圧エアーと混合され、連 結管に接続された噴霧パイプ内で霧化されながらガラス溶融炉壁に噴霧され、炉 壁を冷却する。連結管は、エアー導入パイプが冷却水導入パイプの側方から連結 されていることによりエアーパイプから供給される高圧エアーはエアー導入パイ プから冷却水導入パイプの内壁面に向けて噴射されるので内壁面に当てられた高 圧エアーが多様な流れになりながら噴霧パイプ内を流れることにより冷却水を霧 化する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に基づく実施例について図面を参照して説明する。
【0008】 図1は本考案によるガラス溶融炉壁の冷却装置11を示す縦断面図である。
【0009】 12は冷却水を供給する冷却水パイプ、13は高圧エアーを供給するエアーパ イプであり、14は冷却水パイプ12とエアーパイプ13とを連結するための連 結管である。連結管14は、冷却水パイプ12が接続される冷却水導入パイプ1 5及びエアーパイプ13が接続されるエアー導入パイプ16を有しており、この エアー導入パイプ16は、冷却水導入パイプ15の側方から連結されている。本 実施例では、冷却水パイプ12とエアーパイプ13とが並列してあるので、エア ー導入パイプ16の連絡口16′が冷却水導入パイプ15の側方に臨むようにエ アー導入パイプ16を途中で屈曲してある。冷却水の良好な霧化を行うために前 記エアー導入パイプ16は、冷却水導入パイプ15の軸方向に対してほぼ直角に なるように連結されることが好ましい。また、冷却水導入パイプ15に接続され た冷却水パイプ12は、その供給口12′が前記エアー導入パイプ16の連絡口 16′よりも前方に位置するように挿入されていることが好ましい。この理由は 、冷却水パイプ12の供給口12′がエアー導入パイプ16の連絡口16′と同 等或はそれよりも後方に位置される場合には、エアー導入パイプ16から供給さ れるエアー圧により冷却水が冷却水パイプ12から流出し難くなり、仮に冷却水 の圧を上げて流出させようとすると冷却水量が必要以上に多くなり冷却量の調整 が困難になるためである。更に連結管14には冷却水をガラス溶融炉壁17に向 けて噴霧するための噴霧パイプ18が接続されている。この噴霧パイプ18の長 さは冷却水と高圧エアーとの混合度合や噴霧角度により適宜選択し得るものであ る。尚、本実施例においては、連結管14に対して、エアーパイプ13、冷却水 パイプ12及び噴霧パイプ18は、それぞれ螺合接続により取り替え可能にして ある。また、エアーパイプ13、冷却水パイプ12には外径5.8mm、内径4 .0mmの銅パイプを用いる。
【0010】 かかるガラス溶融炉壁の冷却装置11は以下の要領にて炉壁17を冷却する。
【0011】 図示しない冷却水源、エアー源から送られる冷却水、高圧エアーはそれぞれ冷 却水パイプ12とエアーパイプ13を通り供給される。本実施例では冷却水圧を 0.5Kg/cm2、エアー圧を2〜5Kg/cm2とするが、これらについて は、冷却度合、噴霧角度により適宜変更可能である。高圧エアーは連結管14の エアー導入パイプ16を通り、冷却水導入パイプ15の側方から噴射される。こ こで高圧エアーは冷却水導入パイプ15の内壁に当てられることによりその流れ が多様になりながら噴霧パイプ18へ流れ、冷却水導入パイプ15内の冷却水パ イプ12から流出する冷却水を霧化する。そして、噴霧パイプ18から炉壁17 に向けて冷却水を噴霧することにより炉壁17を冷却する。
【0012】 本実施例では、ガラス溶融炉壁17に対して、局部冷却を生じさせないで所望 の冷却作用を施すことができる。
【0013】 尚、本実施例では炉壁17に対して鋭角噴霧による冷却を行う場合の装置例を 示したが、例えばガラス溶融炉の近傍に障害物等がある場合には、噴霧パイプ1 8の先端にホースを取り付けることにより炉壁17への冷却を行うことができ、 また、広角噴霧による冷却を行う場合には噴霧パイプ18の先端にラッパ部材を 取り付ければよい。更に、広範囲に亘る冷却を必要とする場合にはシロッコファ ン等と併用することもできる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のガラス溶融炉壁の冷却装置によれば、炉壁に対 して局部冷却を生じさせないのでサーマルショックによるクラックを発生させず 、所望の冷却を施すことができ、而も冷却装置自体の取扱いが非常に容易である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるガラス溶融炉壁の冷却装置を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
11 ガラス溶融炉壁の冷却装置 12 冷却水パイプ 13 エアーパイプ 14 連結管 15 冷却水導入パイプ 16 エアー導入パイプ 17 ガラス溶融炉壁 18 噴霧パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水を供給する冷却水パイプと、高圧
    エアーを供給するエアーパイプと、前記冷却水パイプが
    接続される冷却水導入パイプ及び前記エアーパイプが接
    続されるエアー導入パイプを有し冷却水と高圧エアーと
    を混合させる連結管と、該連結管に接続されガラス溶融
    炉壁に向けて前記冷却水を噴霧する噴霧パイプとからな
    り、前記連結管は、エアー導入パイプが冷却水導入パイ
    プの側方から連結されてなることを特徴とするガラス溶
    融炉壁の冷却装置。
JP10676891U 1991-11-29 1991-11-29 ガラス溶融炉壁の冷却装置 Pending JPH0546927U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100457136B1 (ko) * 1995-12-19 2005-01-15 아사히 가라스 가부시키가이샤 스로트벽돌의냉각방법
KR20050073210A (ko) * 2004-01-09 2005-07-13 한국전기초자 주식회사 유리용융로
KR101419393B1 (ko) * 2012-12-24 2014-07-14 주식회사 포스코 분사노즐

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261566A (ja) * 1984-06-11 1985-12-24 Osamu Oya 噴射装置
JPS61162629A (ja) * 1985-01-08 1986-07-23 Kawasaki Steel Corp 杭打装置の走行装置

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