JPS6026100A - 皮革に防水性を持たせる方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は長期間、即ち、半永久的ｔこ防水性を失なわ
ない皮革を製造する、皮革に防水性を持たせる方法に関
するものである。

従来の揉し方法で作られた揉し皮は、防水に対しては冶
ど効力を持たないものであることは一般に知られている
通りである。

この発明は、従来の皮革の揉し工程に於ける加脂工程及
びそれに続く工程に於て、疎水効果及び防水効果のある
加脂剤を用いた加脂工程と、弗素系防水剤を用いた防水
工程とを行なうことに依って、半永久的に防水性を失な
わない防水皮革を製造出来る皮革に防水性を持たせる方
法を得ることを目的とするものである。

この発明の詳細な説明すると、牛、馬、その他の動物の
皮を水戻して、血液汚物等を取除いた後、背割し、次い
で、石灰漬して、繊維構造を膨潤状態となし、バンドナ
イフマシンを用いて表面皮と表面皮とを分離し、再度消
石灰を皮重量の１％入れた渇水ドラムに漬ける石灰漬け
を行ない、次いで有機酸類及びその塩類を使用した脱灰
工程と、同浴で酵素を含んだ酵解剤を用いた酵解工程と
を行ない、次いて、浸酸工程を経て、クローム揉工程を
行ない、次いて平積み、仕沢、シェービングマシンを用
いて厚さを一定にする工程を行なった後、染色工程を行
なうまでは従来性なわれた皮革の揉し工程に於けると同
様の工程を経て、次に行なう加脂工程、即ち、ドラムに
入れた温水中で行なう工程の最終段階に於て、温水にト
リエタノールアミンとカルボキシ酸とを混合し、た疎水
効果を持つ加脂剤と、高分子アルカンと亜硫酸化合成エ
ステルの混合物に、更に選良パラフィンと高分子スルフ
オサクシニック、アシッドエステルの混合物を加えた防
水加脂剤を加えた温水中に浸す加脂工程を行ない、再度
クローム粉末揉剤を加えた温水中に、浸すクローム何−
シ工程を行なった後、更に、弗素系防水剤を加えた温水
中に浸す防水加工を行ない、水洗い工程及び馬身は工程
を経て、防水加脂剤及び防水剤を皮革繊維に固着させ、
以後、水絞り工程、伸ばし工程、から干し工程、味取り
工程、ステーキング機を用いた伸ばし工程、ネット張り
工程、縁断ち工程、ウレタン樹脂溶液を吹き付けるタイ
トコート工程を行ない、計量仕上工程を行なうことは従
来の皮革の製造工程）こ於けると同様にするものである
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 皮革の揉し工程に於ける石灰漬、再石灰漬、脱灰及び酵
   解、浸酸、クローム揉、再クローム処理、中和タンニン
   処理、染色等の温水を使用する処理工程の最終段階の加
   脂工程に於て、トリエタノールアミンとカルボキシ酸の
   疎水効果を持つ加脂剤と、高分子アルカンと、亜硫酸化
   合成エステルの混合物に、更に選良パラフィンと高分子
   スルフオサクシニック・アシッド・エステルの混合物を
   加えた防水加脂剤を加えた温水に浸す加脂工程を経た後
   、可変クローム揉し工程を行ない、次いで弗素系防水剤
   を加えた温水に浸す防水加脂剤処理工程を行なうことを
   特徴とする、皮革ｔこ防水性を持たせる方法。