JPS60260783A - 高頻度電磁弁 - Google Patents

高頻度電磁弁

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JPS60260783A
JPS60260783A JP11566984A JP11566984A JPS60260783A JP S60260783 A JPS60260783 A JP S60260783A JP 11566984 A JP11566984 A JP 11566984A JP 11566984 A JP11566984 A JP 11566984A JP S60260783 A JPS60260783 A JP S60260783A
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JP
Japan
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movable piece
piece
valve
slide
slide valve
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JP11566984A
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Takashi Hosokawa
細川 尭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電磁切換弁に関するものである。
電磁切換弁における。現在の要求の1つは長期に使用し
ても又、高頻度に使用しても、故障しないことであり、
更に第2の要求は、高い作動に関する信頼性を具備して
いることである。
さらには第1.第2の要求を簡単な構造で満たすことで
あり、精密な工作や、高度な工作、複雑な工作をしない
で普通のありふれた工作で製作可能であり、小型安価に
提供出来ることである。
本発明によるときは、このような要求を満たすことがで
きる。
従来の電磁弁に於いては、電磁石を構成する可動片が固
定片に吸引され、可動片に接続されたバルブが可動片の
変位によって弁座から離れ、あるいは押し付けられて弁
の開閉を司さとるようになされたものが多かった。
このような構造構成では、可動片は固定片に磁力によっ
て激しく衝突したり、又、バルブが弁座に衝突するよう
に構成されていた。
このため、こうした衝突による疲労破壊によって電磁弁
の寿命がつき、また衝突による破壊が早期に発生し、こ
の破壊のため、寿命は高々数百ガロないしは数千万回の
作動に耐えるに過ぎなかった。
この発明によるときは、電磁石の固定片と可動片は衝突
する事がなく、シかも、無衝突の電磁石と無衝突のスラ
イドバルブを巧妙に組み合わせ構成されているので従来
の電磁弁に比へはるかに長期に寿命長く使用出来、その
上、電磁石の固定片と可動片は無接触であるので、錆、
ごみなとによって作動に影響をうけることがなく、高い
作動に対する信頼性を発揮するものが得られる。
図によって本発明を説明する。
説明には、理解を容易にするために2図面について、上
下、左右1前後を用いて説明するが、実際実施にあたっ
ては、倒立、に返し等になっていても、構造構成がこの
発明の本質から逸脱していなければよいことは、言うま
でもない。
第1図は従来用いられた電磁弁の代表的なものの構造を
示す図面であって、1は電磁石4の固定片で、内部の中
心部に可動片2が、固定片1が磁石となった時に、上方
に吸引可能に設けられている。
3は固定片1.可動片2から成る電磁石4を磁化せしめ
るためのコイルである。
電磁石4の下方には9本体5が左右に流体の入口6およ
び出ロア有するようになされて設GJられている。
流体の入口6は本体5の上部に開口する弁口8に連通す
るようになされている。
可動片2の下部には図示のようにバルブ9が設けられ、
可動片2はばねlOによって常に下方に推力をうけてバ
ルブ9が弁口8の上に位置し、弁口8を閉じるようにな
されている。
このような構造構成に於いては、コイル3に通電すると
、可動片2は」1方にばね10に抗して引き」−げられ
、バルブ9は弁口8を開き、流体人口6と流体用ロアは
連通する。
コイル3の通電を解けば、可動片2はばね10の下方へ
の推力によって下方に移動し、バルブ9は弁口8を閉じ
、流体の入口6から出ロアへの連通は断たれる。
このような電磁弁における欠点は、1つは可動片2が固
定片1と磁力による吸引作用で激しく衝突することであ
り、可動片2や固定片1の衝突面を早期にへたらせる作
用を営む、第2にはバルブ5− 9が、コイル3の励磁を解いたときに、ばね10によっ
て弁口8に叩きつけられ、バルブ9が早期に損傷を受け
ることである。
このため、従来の電磁弁では高々数百ガロ、良いもので
も数千万回の作動によって寿命がつきるものが多かった
また、固定片1と可動片2との衝突面に錆が生じると、
交流電流使用のものは交流電流による微振動とうなりが
生し、この微振動により、衝突面のへたりが加速的に促
進され、また、交流使用のものは勿論直流使用のもので
も作動のストロークが変化し機能に傷害をおよぼしたり
、衝突面に油などが付着すると油のために密着し、電流
を断ってもばね10によって復帰位置に作動しないとい
う難点があった。
しかるに、今日の要求は高度の信頼性と、高い寿命を要
求し9例へば、ガソリンエンジンの燃料噴射用の電磁弁
や1人工心臓の制御用の電磁弁では10億回以上の寿命
と、その間無故障の高い信頼性が要求されており、その
ほかの用途において6一 も、このような高信頼度、高耐久塵の要求は益々盛んと
なっている。
本発明では上述した。従来のものの欠点を無くする構造
構成を発明したものである。
本発明について説明する。
第2図は本発明の好ましい1実施例の従断面図であって
、101は固定片であって、逆U型に構成されている。
固定片101の左右の足部102,103は棒状で、コ
イル104,105が足部102,103を夫々取り巻
くように装着されている。
106は足部102,103を上方に於いて連接する。
連接部である。
コイル104,105および固定片101は図示のよう
に、樹脂によって一体となされモールド107を形成し
2本体101に装着しやすいようになされている。
本体110は上面にスライド面111が設けられ、スラ
イド面111には、出口弁孔112,113および排出
弁孔114が設けられ2本体110には、外部との流体
の流入流出を計る流体出口115.116.流体排出口
117.および流体入口118が設けられている。
出口弁孔112は流体出口115に、出口弁孔113は
流体出口116に、排出弁孔114は流体排出口117
に夫々連通せしめられている。
流体人口118は、スライド面111の上方に形成され
ているスライドバルブ室】20に流体を連通ずるように
なされている。
121は、流体人口118から流体がスライドバルブ室
120に流入するとき、ごみなどをスライドバルブ室1
20に入れないように設けられたフィルタである。
本体110の上方には、第2本体122が設けられ、第
2本体122の内方はスライドバルブ室120を形成す
るようになされている。
スライドバルブ室120の内部には、可動片130が設
けられている。
固定片101および可動片130は、後述するごとく、
特に双安定に作動させるなどの目的がないかぎり軟磁性
体が用いられる。
可動片130は2図示のように、固定片101の下部に
位置し足部102,103に対面する面には図示のよう
に、歯131,134が設けられている。 固定片の足
部102,103が、可動片】30と対面する面におい
ても1図示のように歯132,133が設けられている
歯131と132,133と134の対面する態様は本
発明の1つの要旨をなすが、後で説明しよう。
足#102,303および可動片130(7)対面には
また。夫々穴142,143,144,145が図示の
ようにあけられ、可動片130と足部102.103が
接触しないで、且つ、可動片130が左右に移動が可能
にならしめるように、レバー140,141が設けられ
ている。
更に、スライドバルブ室120には、スライド面111
に左右にしゅう動可能にスライドバルブ150が設けら
れている。
スライドバルブ150は、−例をふかん図とじ9− て第3図に示すように、スライド面にしゅう動する面に
は、凹所151が設けられ、可動片130およびスライ
ドバルブ150が作動の中央位置にきたときに、凹所1
51は排出弁孔114の上にあり、凹所151の左にあ
るランド152および右のランド153は夫々、出口弁
孔112,113を覆うような寸法間係になしておく。
スライドバルブ150は可動片130の左右動に対して
、共に動きうるように2図示のように。
可動片130にはめあわされている。このはめあわせは
左右方向には比較的透き間がすくなくなしておくが上下
の方向には多少のがたがあるようにしておくのが好まし
い。
第2図においいては、可動片130は、第1の位置にお
かれて描かれている。
可動片130を、第1の位置に置く手段は、ばね、電磁
力、永久磁石の磁力などがあるが、第2図のものでは、
永久磁石の磁力が、用いられている。
第4図は、第2図Y−Y線の横断面図で、第510− 図は第2図のX−X線における提訴面図である。
第5図に於いて、160は永久磁石でU字型の断面とな
され、上部の解放部161に可動片130が位置するよ
うになされている。
解放部161において、永久磁石160と可動片130
はわずかな隙間で接触しないように可動片130を第2
本体122の側面で案内するようになしておく、この接
触させない手段としては。
第2本体122の可動片130が装着される部分の空間
幅より、前記解放部161の間隔が、わずかに大きくな
るようになしておくなどの手段でなすことができる。
可動片130と、永久磁石160の解放部161の可動
片130の対面する面は、第4図に示すように、歯状に
なされていて、歯部162,163.164,165を
形成している。
第1の位置では永久磁石160の歯部162゜と可動片
130の歯部164および永久磁石の歯部163と可動
片130の歯部165は各々、歯の凸部が互いに向かい
合うようになされている。
歯の四部の輻(可動片130の移動方向に於いて)は凸
部の幅の2倍ぐらいに大きくなし又、凸部の幅は、およ
そ可動片130の移動するストローク程度になしておく
このようになしておく理由は、歯と歯が吸引したときは
、歯と歯の凸部は互いに対面するが、吸引前の状態では
、前記対面する歯と歯の凸部が第2図に示すように互い
に近接しておかれ2作動の方向と反対の方向に他の歯に
よって吸引されることがないようになしておくためであ
る。
第1の位置において、固定片101の歯部132の歯の
凸部と可動片の歯131の凸部は、互いに対面しないよ
うに、第2図に示すようになしておく。
歯133,134においても同様である。
このような構造構成において、コイル104゜105に
通電しないときは、永久磁石160と可動片130の間
に於いて、磁力は解放部161の空気空間に於いてもつ
とも通り易い状態になるように、即ち、磁力線が最短と
なるように、可動片130に力作用を及ぼし、歯部1B
2,164・163.165の歯の凸部が対面して、磁
力線が最短となる位置即ち、可動片を図示の位置に位置
せしめる。
このとき、スライドバルブ150は1図示の位置となり
、流体入口11Bから供給された流体は、スライドバル
ブ室120に入り、スライドバルブ室120から出口弁
孔113を通り、流体出口116に流出する。
流体出口115の流体は、出口弁孔112から排出弁孔
117を通り、流体排出口117に連通する。
ここでこのような第2の位置が正確に予め定められた位
置に位置する必用があるかといえば、第6図に示すよう
に、スライドバルブ130と各弁孔112,113,1
17は、スライドバルブ130のランド151,152
.が各弁孔に横にスライドして覆い閉じ、あるいは覆い
を外れ開く関係にあるから、多少の位置のずれがあって
も、弁としての通路の切り替え作用には、大きく影響し
 13− ない、このことは、第1図のものが、もし、バルブ9が
ばね10によって弁口8に接触するに際して、わずかで
も隙間があった場合に、直ちに流体漏れとなって2機能
を疎失することを考えると。
本発明はのものは、高い信頼性につながることになる。
次いで、コイル104,105に電流を通じると、固定
片lO1は、電磁石となり、固定片の歯132と可動片
の歯131.および、固定片の歯133と可動片の歯1
34との間に磁路が形成される。
各々の歯は、コイル104,105に電流が作用しない
場合に互いの歯が図示のように食い違うようになされて
いるので、永久磁石160と可動片130との磁路の関
係に於いても説明したように、各々の歯の凸部と凸部が
対向し、空気空間における磁路の長さを最小にするよう
に、可動片130に力を及ぼすから、この力を、前記永
久磁石160が可動片130に及ぼす力よりも大きくな
るように、コイル104,105や固定片10114− および永久磁石160の関係を設計しておけば。
可動片130は右方に作動し、スライドバルブ150は
右方に動き第2の位置即ち、第6図に示すような位置を
とる。
流体は流体入口118からスライドバルブ室120を通
り、出口弁孔112より流体出口115に流出する。
一方、流体出ロ116の流体は出口弁孔113から排出
弁孔114を通り流体排出口117に流出する。
コイル104,105の通電を解けば、可動片130は
、永久磁石160によって左方に引きませられ、第2図
に示す位置即ち、第1の位置をとる。
このような、流体の電流の開閉による切換作用は1通常
4ボート弁作用とよばれているものに相当する。
流体出口115あるいは116のいずれかをふさぐと、
3ボ一ト弁作用をいとなまじうろことは云うまでもある
まい。
また、流体出口115あるいは116と、流体排出口1
17をふさぐと、2ボ一ト弁作用が得られる。
このような構造構成の電磁弁においては、可動片130
が電磁石の力により右方即ち、第2の位置に移動しても
、可動片130は何処にも衝突しない。
また、コイル104,105の電流を断って。
可動片130がもとの位置即ち、第1の位置に復帰する
に際しても可動片130は、どこにも衝突しない。
従たがって、従来の電磁弁におけるように、衝突による
損傷が無く、また、固定片の足102゜103の下部と
可動片130とは2作動時の状態に於いて、多少の隙間
をレバー140,141の長さを調整することによって
持たすことができるので、この部位の錆や、こみなどの
付着によって1能を消失するようなことは、生じない。
従たがって2本明細書冒頭に述べたような高い信頼度を
達成することができる。
また、スライド面111を滑るスライドバルブ130も
9作動および作動の前後に於いて、衝突することがなく
、ただスライド面111をしゅう動するだけであるから
、しゅう動による磨耗のみが寿命に影響する。
゛このようなスライドバルブ130の磨耗量は。
スライドバルブ130やスライド面111の材料を適切
に選べば、極めて少なく、−例を述べると流体圧力10
bar、スライド面111とスライドバルブ130の材
料としてアルミナ系のセラミックを用い、しゅう動スト
ローク2關で1億回作動させた場合2M粍の上下方向の
寸法の変化は10μmよりもはるかに少ないものである
ことを付言しておく、またこのような低磨耗を裏(1け
る資料として、ピストンリングやセラミックの耐磨耗試
験結果が種々公表されている。
スライドバルブ130やスライド面111の材料として
は、炭化圭素系などのセラミ・ンクや1合成樹脂類、特
に超高分子系の合成樹脂、カーボンステライトの表面溶
着、など耐磨耗性のよい材料17− や施工法が用いられるので、十分高耐久性の機能を発揮
せしめることができる。
ここで2本願発明の構成要因として、可動片130の作
動方向が、磁力線が固定片101と可動片130の間の
空気空間を通過する方向とは、直角の方向であり、スラ
イド面111は可動片130の移動方向とは平行に設け
られている。
このため9作動に対して、無衝突で且つ、スライドバル
ブ150の使用を可能となし、長寿命。
製作容易な電磁弁かえられることになった。
本発明はこのように1本明細書冒頭にのべた目的を極め
てよく達成するが、更に変わり型によって一層利用範囲
が拡大される。
第7図は、双安定型の機能を付与せしめた場合の好まし
い1実施例の縦断面図であって、各部分を示す番号の頭
に2を付けて示しているが、各部分は、下記に述べる部
分を除いて、第2図に示すものと同じ態様になされてい
る。
したがって、第7図では9部分を示す番号の下の二相は
第2図のものと、対応して同等に付して 18− おく。
第7図の構造構成において、第2図のものと異となって
いるところの第1は、固定片201の図における中央に
、第3の足部280が、連接部206の中央部から、コ
イル204,205の間を通って、スライドバルブ室2
20に臨むように設けられていることである。
上述のような構成の固定片101は通常E型とよばれて
いる。
又、第2の差異は可動片230の中央部には。
第3の足部280のスライドバルブ室220に臨む下面
に対面して設けられた凸部281が9足部280の下面
と間隔中なく設けられている。
また、第3の差異として、可動片230が右端即ち、第
2の位置に作動したとき、歯233と234の凸部が対
向しこのとき歯232と231とは、凸部が対向しない
ようになし、可動片230が第1の位置にあるときは、
歯232と231の凸部が互いに対向し、歯233と2
34の凸部は対向しないようになしておく。
歯232は、固定片201の足部202の下部、スライ
ドバルブ室220に臨む面に設けた凸凹である。歯23
1は、可動片230の歯232と対向する部分に設けた
凹凸である。
歯233は足部203に、歯234は可動片230に夫
々上記と同様設けられた凹凸である。
第7図に於ける各部を簡単に説明しておく、201は固
定片、202,203は足部。
204.205はコイル。
206は連接部、207はモールド。
210は本体。
211はスライド面。
212.213は出口弁孔。
214は排出弁孔。
215.216は流体出口。
217は流体排出口。
218は流体入口。
220はスライドバルブ室。
221はフィルタ。
222は第2本体。
230は可動片。
231.232,233,234は歯。
240.241はレバー。
242.243,244,245は穴。
250はスライドバルブ。
251は凹所である。
295はスライドバルブ220をスライド面211に押
し付けるためのばねである。
このような、構造構成において、いま、可動片230が
図示の位置、即ち、第2の位置にあるとき、コイル20
4のみに電流をあたえると、磁路は9足部202.連接
部206.第3の足部280、可動片230の凸部28
1から、可動片230歯231.歯232とながれる回
路が形成される。
この磁路は、可動片230を左方に吸引する力を及ぼし
、可動片230とスライドバルブ250は左端、即ち、
第1の位置に作動する。
コイル204の電流を断てば、吸引力は消失するが、ス
ライドバルブ250の摩擦によって、可21− 動片230およびスライドバルブ250は第1の位置に
保持される。
可動片230およびスライドバルブ250が第1の位置
にあり、且つ、コイル204に電流が作用していない状
態で、コイル205に通電すると可動片230は、右方
に吸引力をうけ、可動片230およびスライドバルブ2
50は右方に移動し第2の位置をとる。
即ち、この構造構成においては、コイル204に通電す
ると第1の位置をとり、コイル204の通電を解いて、
コイル205に通電すると、第2の位置をとる。
このような機能は、複動型又はダブルソレノイド型、又
は双安定型とよばれている機能である。
この構造構成において、第1の位置あるいは第2の位置
において1通電を解いた場合、可動片230およびスラ
イドバルブ250が、その位置から移動しないように、
しっかりととどめておく手段として、固定片201を弱
い永久磁石となし。
磁力によって位置を保持せしめ、他側に移動させ22− るには、永久磁石による磁力より強力な磁力を発揮しろ
るように、コイル204あるいは205に強力な電流を
流すような手段ももちいることができる。この場合固定
片201の材料としては、硬鋼などを用い2通電による
磁力の約半分の磁力が固定片201に残るようにするか
、材料としては軟磁性のもので磁路の一部に永久磁石を
1=l加してもよい。
更に1本発明は、3位置型としての機能を有する電磁弁
を同一原理構成で可能とする。
第8図は、このような3位置型として、構造構成した場
合の好ましい1実施例の提訴面図であって9次の2つの
構造構成が、第7図のものとことなっている。
即ち、第8図において、ばね391,392が図示のよ
うに、可動片330を左右から真ん中へ押すように設け
られている。
更に2足部の1332と可動片330の@331は図示
の位置、即ち、第3の位置では凸部が互いに対向しない
ように、また2足部303の歯333と可動片330の
歯334も同様になされている。歯332と歯331は
、可動片330が第1の位置をとった場合に凸部が対向
し、歯333と歯334は可動片330が第2の位置を
とった場合に対向するようになしておく。
第8図に於ける各部分を簡単に説明すれば、30】は固
定片、302,303は足部。
304.305はコイル。
306は連接部、307はモールド。
310は本体。
311はスライ下面。
312.313は出口弁孔。
314は排出弁孔。
315.316は流体出口。
317は流体排出口。
318は流体入口。
320はスライドバルブ室。
321はフィルタ。
322は第2本体。
330は可動片。
331.332,333,334は歯。
340.341はレバー。
342.343,344,345は穴。
350はスライドバルブ。
351は凹所である。
このような構造構成において、コイル304に通電すれ
ば、可動片330は歯332と331の凸部が対向する
ように力をうけ、可動片330とスライドバルブ360
は、第1の位置を取る。
コイル304の電流を解けば、可動片330とスライド
バルブ350は、ばね391の推力によって1図示の位
置即ち、中央の位置、即ち、第3の位置に移動する。コ
イル305に通電すれば。
可動片330は右進し、可動片330とスライドバルブ
350は第2の位置に作動する。コイル305の通電を
とけば、可動片330はばね392の推力によって、第
3の位置に移動し可動片330とスライドバルブ350
は第3の位置に置かれる。
このような電磁弁の機能は、3位置型あるいは25− スリーポジション型とよばれているものの機能である。
スライドバルブ350は第3の位置で、出口弁孔312
,313を覆うので、JISBOI25油圧空気圧図記
号は第9図に示すようになる。
3位置型としては、第1O図に示すように、センターオ
ーブン型なとの弁の中央位置における2通路の態様によ
って、弁としての特質が異なるものがあるが、このよう
な異となった機能の場合はスライドバルブ350と、出
口弁孔312,313、排出弁孔314の係わる関係寸
法や位置形状を従来公知の寸法形状で、各々の機能に対
応するものをえらへばよい。
第8図のものでは、ばね391,392によって、第3
の位置に可動片330を作動させた。しかしながら、第
2図の永久磁石160と可動片130の関係によって、
第1の位置に位置せしめる手段を用いたように、同様の
手段で、磁力を使用して、第3の位置に作動せしめるこ
とも可能である。
26一 このように、磁力で第1の位置あるいは第2の位置に復
帰せしめる利点は2機械的接触なしに作動が可能となり
、消耗や衝突がなく、故障の要因を発生しがたいという
利点がある。
本発明においては又、固定片と可動片は衝突しないから
、磁気的特性が良く安価ではあるが、もろくて電磁弁の
ような用途には使用困難であったフェライト焼結材料の
ような磁性材料が使用可能となり、一層安価に高性能の
ものを得ることができるという利点もある。
本発明は上述したように可動片が固定片と無接触で作動
することと、可動片にスライドバルブが連係しているこ
と、および、可動片、固定片、スライドバルブ、スライ
ド面などの構造構成、磁力の方向に対する可動片の運動
の方向、スライドバルブの運動の方向、スライド面の設
置の方向等が構造を極めて簡単にし且つ、製作容易に配
列されていること、スライド面は平面であるので、硬い
材料を使用しても、平面に仕上げることが比較的容易で
あること等から、長期にわたり高い頻度で使用が可能で
、且つ、すでに述べたように作動の信頼性が極めて高く
、シかも安価に製作ができる電磁弁を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の電磁弁の提訴面図。 第2図は2本発明の好ましい1実施例のものの提訴面図
。 第3図は、スライドバルブ150のふかん図。 第4図は、第2図のもののY−Y線横断面図。 第5図は、第2図のもののX−X線従断面図。 第6図は、スライドバルブ150と出口弁孔112.1
13および排出弁孔114の関係を示す間第7図は、双
安定型の1実施例を示す提訴面図。 第8図は3位置型のものの提訴面図。 第9図は、第8図のものの機能をしめすJIS記号図。 第10図は、第9図とは異となった3位置電磁弁の機能
を示す図記号。 次に。 1は固定片、2は可動片、3はコイル64は電磁石、5
は本体。 6は人口、7は出口。 8は弁口。 9はバルブ、10はばね。 101は固定片、102,103は足部。 104.105はコイル。 106は連接部、107はモールド。 110は本体。 111はスライド面。 112.113は出口弁孔。 114は排出弁孔。 115.116は流体出口。 117は流体排出口。 118は流体入口。 120はスライドバルブ。 121はフィルタ。 122は第2本体。 130は可動片。 131.132,133,134は歯。 140.141はレバー。 29− 142.143,144,145は穴。 150はスライドバルブ。 151は凹所。 152.153はランド。 160は永久磁石。 161は解放部。 162.163,164,166は歯部。 201は固定片、202,203は足部。 204.205はコイル。 206は連接部、207はモールド。 210は本体。 211はスライド面。 212.213は出口弁孔。 214は排出弁孔。 215.216は流体出口。 217は流体排出口。 218は流体入口。 220はスライドバルブ。 221はフィルタ。 222は第2本体。 30− 230は可動片。 231,232,233,234は歯。 240.24−1はレバー。 242.24.3,244,245は穴。 250はスライドバルブ。 251は凹所。 280は第3の足部。 281は凸部。 301は固定片、302,303は足部。 304.305はコイル。 306は連接部、307はモールド。 310は本体。 311はスライド面。 312.313は出口弁孔。 314は排出弁孔。 315.316は流体出口。 317は流体排出口。 318は流体入口。 320はスライドバルブ。 321はフィルタ。 322は第2本体。 330は可動片。 331.332,333,334は歯。 340.341はレバー。 342.343,344,345は穴。 350はスライドバルブ。 351は凹所。 380は第3の足部。 381は凸部。 391.392はばねである。 特許出願人 線用 =54 l5z 第4図 1’lo 2S1 苑81図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スライド面をしゅろ動するスライドバルブと、ス
    ライドバルブのしゆう動方向に移動可能に設けられた可
    動片と、可動片に対面して設けられたU型又はE型の固
    定片を有する電磁石を有し。 可動片と固定片の対面する面には、固定片可動片共に複
    数の歯を設け、可動片と固定片は互いに接触しない手段
    を有し、且つ可動片およびスライドバルブの移動方向は
    、可動片と固定片が対面し。 対面距離を縮めあるいは延ばす方向とは直角の方向であ
    り、電磁力が作用した場合各々の歯の凸面が対面し、電
    磁力が作用しない場合、ばねあるいは永久磁石あるいは
    前記電磁力とは別個の電磁力によって復帰し、可動片の
    凸面は固定片に電磁力が作用しない場合、前記固定片の
    凸面と正対しないようになされたことを特徴とする。高
    頻度電磁弁。
  2. (2)E型の固定片の第1コイルによって第1の位置を
    とり、第2のコイルによって第2の位置をとるようにな
    された双安定型の第1項記載の高頻度電磁弁。
  3. (3)E型の固定片を永久磁石となしたことを特徴とす
    る双安定型の第2項記載の高頻度電磁弁。
  4. (4)可動片の移動方向に、可動片を押し合うように設
    けたばねによって中央位置即ち、第3の位置をとるよう
    になされた第1項記載の高頻度電磁弁。
  5. (5)中央位置、即ち、第3の位置を永久磁石の吸引力
    によってとりうるように構成されたことを特徴とする。 第1項記載の高頻度電磁弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62233581A (ja) * 1986-03-31 1987-10-13 Koganei Seisakusho:Kk 電磁弁
JPS6317380U (ja) * 1986-07-17 1988-02-04
KR100365515B1 (ko) * 1999-04-14 2002-12-18 에스엠씨 가부시키 가이샤 방향조절밸브

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JPS62233581A (ja) * 1986-03-31 1987-10-13 Koganei Seisakusho:Kk 電磁弁
JPS6317380U (ja) * 1986-07-17 1988-02-04
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