JPS60260744A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents
自動変速機の油圧制御装置Info
- Publication number
- JPS60260744A JPS60260744A JP11452484A JP11452484A JPS60260744A JP S60260744 A JPS60260744 A JP S60260744A JP 11452484 A JP11452484 A JP 11452484A JP 11452484 A JP11452484 A JP 11452484A JP S60260744 A JPS60260744 A JP S60260744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- hydraulic actuator
- valve
- solenoid switch
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
本発明は車両の自動変速機の油圧制御装置に関するもの
である。
である。
機関の負荷、回転数および車速などの入力信号に基づく
マイクロコンピュータの出力により自動的に油圧回路を
制御し、この油圧回路によってクラッチ機構とともにシ
フトロッドを駆動する油圧アクチ」−エータを作動さゼ
るようにした自動変速機は、例えば特開昭５４−９６６
５９号公報などに既に提案されている。
マイクロコンピュータの出力により自動的に油圧回路を
制御し、この油圧回路によってクラッチ機構とともにシ
フトロッドを駆動する油圧アクチ」−エータを作動さゼ
るようにした自動変速機は、例えば特開昭５４−９６６
５９号公報などに既に提案されている。
しかし、従来の自動変速機では、任意の歯車噛合い位置
にシフトロッドをシフトさせた場合に、シフト完了後し
ばらくの間（約数秒間）は歯車の噛合いが抜けるのを防
止するために、油圧アクチュエータに引き続き油圧を作
用させてシフト力を保持するようにしていたが、このよ
うに構成すると、シフトロッドに支持された公知のシフ
トアームが常時回転されるクラッチスリーブの環状溝の
側壁に強く係合されるので、その摺動向が異常に摩耗す
るという問題があった。なお、手動操作による変速機の
場合は、運転者のシフト操作感覚に委ねられているので
このような問題はない。
にシフトロッドをシフトさせた場合に、シフト完了後し
ばらくの間（約数秒間）は歯車の噛合いが抜けるのを防
止するために、油圧アクチュエータに引き続き油圧を作
用させてシフト力を保持するようにしていたが、このよ
うに構成すると、シフトロッドに支持された公知のシフ
トアームが常時回転されるクラッチスリーブの環状溝の
側壁に強く係合されるので、その摺動向が異常に摩耗す
るという問題があった。なお、手動操作による変速機の
場合は、運転者のシフト操作感覚に委ねられているので
このような問題はない。
そこで、本発明の目的は上述の問題を解消するために、
油圧アクチュエータのシフト動作完了後すぐに油圧アク
チュエータの両端室が油圧源から遮断されるとともに、
無理なくシフトロッドが所定の位置に保持されるように
した自動変速機の油圧１１ＪＩＭＩ装置を提供すること
にある。
油圧アクチュエータのシフト動作完了後すぐに油圧アク
チュエータの両端室が油圧源から遮断されるとともに、
無理なくシフトロッドが所定の位置に保持されるように
した自動変速機の油圧１１ＪＩＭＩ装置を提供すること
にある。
［発明の構成］
上記目的を達成するために、本発明の構成はシフトロッ
ドを任意の歯車噛合い位置にシフトさせる複数個の油圧
アクチュエータと油圧源との間に電気的にシフト位置を
ｔＩＩＩＩｌｌならしめる複数個の電磁切換弁を挿入接
続した自動変速機において、前記電磁切換弁と前記油圧
アクチュエータとの間に、通常は前記油圧アクチュエー
タの両端室を閉鎖していて前記電磁切換弁からの油圧に
より開かれる制御弁を挿入接続し、これによりシフト動
作完了後油圧アクチュエータの両端室が閉鎖されて歯車
抜けを防止するとともに、シフト力が解除されてシフト
アームとクラッチスリーブとの摺動部分の異常摩耗を防
止し得るようにしたものである。
ドを任意の歯車噛合い位置にシフトさせる複数個の油圧
アクチュエータと油圧源との間に電気的にシフト位置を
ｔＩＩＩＩｌｌならしめる複数個の電磁切換弁を挿入接
続した自動変速機において、前記電磁切換弁と前記油圧
アクチュエータとの間に、通常は前記油圧アクチュエー
タの両端室を閉鎖していて前記電磁切換弁からの油圧に
より開かれる制御弁を挿入接続し、これによりシフト動
作完了後油圧アクチュエータの両端室が閉鎖されて歯車
抜けを防止するとともに、シフト力が解除されてシフト
アームとクラッチスリーブとの摺動部分の異常摩耗を防
止し得るようにしたものである。
本発明を実施例に基づいて説明する。第１図に示すよう
に、油圧源１２がセレクタレバー４０と連動する油圧切
換弁Ａを介して油圧制御回路Ｂに接続される。油圧切換
弁Ａはセレクタレバー４０がＤレンジとされると、油圧
源１２を通路２２に３− 接続するようになっている。しかし、このような構成は
本発明の要旨に直接関係しないのでこれ以上説明しない
。
に、油圧源１２がセレクタレバー４０と連動する油圧切
換弁Ａを介して油圧制御回路Ｂに接続される。油圧切換
弁Ａはセレクタレバー４０がＤレンジとされると、油圧
源１２を通路２２に３− 接続するようになっている。しかし、このような構成は
本発明の要旨に直接関係しないのでこれ以上説明しない
。
５段変速機の場合、油圧制御回路Ｂは６個の電磁切換弁
３１〜３６から構成される。各電磁切換弁３１〜３６は
ソレノイド３１ａ〜３６ａの消磁時は図示の状態にあり
、ソレノイド３１ａ〜３６ａの励磁時は図示の状態から
切換わり、かつボート１５に連なる通路２２からのパイ
ロット圧が弁体に作用するようになっている。
３１〜３６から構成される。各電磁切換弁３１〜３６は
ソレノイド３１ａ〜３６ａの消磁時は図示の状態にあり
、ソレノイド３１ａ〜３６ａの励磁時は図示の状態から
切換わり、かつボート１５に連なる通路２２からのパイ
ロット圧が弁体に作用するようになっている。
油圧アクチュチェータは４速段と５速段の変速を得るシ
フトロッド５４を駆動する油圧アクチュエータ４１と、
２速段と３速段の変速を得るシフトロッド５５を駆動す
る油圧アクチコエータ４２と、後進段と１速段の変速を
得るシフトロッド５６を駆動する油圧アクチュエータ４
３とから構成される。各油圧アクチュエータ４１．４２
．４３は全く同様の構成をなすものであるので、油圧ア
クチュエータ４１の場合だけについて説明する。
フトロッド５４を駆動する油圧アクチュエータ４１と、
２速段と３速段の変速を得るシフトロッド５５を駆動す
る油圧アクチコエータ４２と、後進段と１速段の変速を
得るシフトロッド５６を駆動する油圧アクチュエータ４
３とから構成される。各油圧アクチュエータ４１．４２
．４３は全く同様の構成をなすものであるので、油圧ア
クチュエータ４１の場合だけについて説明する。
３位置動作をする油圧アクチュエータ４１は大４−
径シリンダ６２に円筒形の大径シリンダ６１が、小径シ
リンダ５８に小径ピストン５９がそれぞれ嵌合される。
リンダ５８に小径ピストン５９がそれぞれ嵌合される。
また、大径ピストン６１に中間ピストン６０が嵌合され
、かつ小径ピストン５９と衝合されるかまたは一体に形
成される。小径ピストン５９がシフトロッド５４と結合
される。そして、油圧源１２から圧油が小径シリンダ５
８の端室５７と大径シリンダ６２の端室６３の両方へ供
給されると、図示の中立位置に保持される。なお、図示
してないが、ピストン６１と５９が互いに離れると両者
の間に生じる中間室はタンク１７に常時接続される。
、かつ小径ピストン５９と衝合されるかまたは一体に形
成される。小径ピストン５９がシフトロッド５４と結合
される。そして、油圧源１２から圧油が小径シリンダ５
８の端室５７と大径シリンダ６２の端室６３の両方へ供
給されると、図示の中立位置に保持される。なお、図示
してないが、ピストン６１と５９が互いに離れると両者
の間に生じる中間室はタンク１７に常時接続される。
各シフトロッドにはシフトロッド５６に代表されるよう
に、２股状のシフトアーム３７が固定支持され、公知の
同期クラッチ機構のクラッチスリーブ３９の外周向に設
けられた環状構３８に係合され、図示の中立位置からシ
フトアーム３７を右方へ移動すれば、クラッチスリーブ
３９によって１速段の歯車と出力軸との回転結合が達せ
られるようになっている。
に、２股状のシフトアーム３７が固定支持され、公知の
同期クラッチ機構のクラッチスリーブ３９の外周向に設
けられた環状構３８に係合され、図示の中立位置からシ
フトアーム３７を右方へ移動すれば、クラッチスリーブ
３９によって１速段の歯車と出力軸との回転結合が達せ
られるようになっている。
５−
各油圧アクチュエータ４１〜４３の各端室５７゜６３を
油圧源１２またはタンク１７へ接続するために、各端室
に制御弁４５〜４７を介して電磁切換弁３１〜３６がそ
れぞれ接続される。すなわち、油圧アクチュエータ４１
の場合について説明すれば、各電磁切換弁３１．３２は
戻しばね３１ｂ。
油圧源１２またはタンク１７へ接続するために、各端室
に制御弁４５〜４７を介して電磁切換弁３１〜３６がそ
れぞれ接続される。すなわち、油圧アクチュエータ４１
の場合について説明すれば、各電磁切換弁３１．３２は
戻しばね３１ｂ。
３２ｂの力によって通常は図示の状態にあって、励磁さ
れると戻しばね３１ｂ、３２ｂの力に抗して弁体が切換
えられる。そして、油圧ｌ１１２に連なる通路２２から
電磁切換弁３１お、よび制御弁４５を経て端室５７へ圧
油が送られるかまたは端室５７の油が制御弁４５を経て
タンク１７へ戻される。また、通路２２から電磁切換弁
３２および制御弁４５を経て端室６３へ圧油が送られる
かまたは端室６３の油が制御弁４５を経てタンク１７へ
戻される。
れると戻しばね３１ｂ、３２ｂの力に抗して弁体が切換
えられる。そして、油圧ｌ１１２に連なる通路２２から
電磁切換弁３１お、よび制御弁４５を経て端室５７へ圧
油が送られるかまたは端室５７の油が制御弁４５を経て
タンク１７へ戻される。また、通路２２から電磁切換弁
３２および制御弁４５を経て端室６３へ圧油が送られる
かまたは端室６３の油が制御弁４５を経てタンク１７へ
戻される。
各油圧アクチュエータ４１〜４３とこの動作を制御する
１対の電磁切換弁３１〜３２．３３〜３４．３５〜３６
との間にそれぞれ挿入接続される制御弁４５〜４７は同
じ構成のものである。制御６− 弁４５の場合について説明すると、ハウジング５１の内
部に１対の弁体５２を嵌装して構成され、１対の弁体５
２の間にばね６９が、各弁体５２とハウジング５１の端
壁との間にばね５３がそれぞれ介装される。ハウジング
５１の両端室にボート４８が、中央の室６７にボート５
０がそれぞれ備えられる。左側のボート４８は電磁切換
弁３２に、右側のボート４８は電磁切換弁３１にそれぞ
れ接続される。中央のボート５０はタンク１７に接続さ
れる。ハウジング５１にはまた各弁体５２により通常は
閉じられている１対のボート６５が備えられるが、一方
は油圧アクチュエータの端室６３に、他方は端室５７に
それぞれ接続されるようになっている。弁体５２には環
状溝４９が備えられ、この環状溝４９は内部通路を経て
室６７に接続される。ハウジング５１の中央部には突壁
６８が備えられ、弁体５２の中央側への移動が制限され
る。
１対の電磁切換弁３１〜３２．３３〜３４．３５〜３６
との間にそれぞれ挿入接続される制御弁４５〜４７は同
じ構成のものである。制御６− 弁４５の場合について説明すると、ハウジング５１の内
部に１対の弁体５２を嵌装して構成され、１対の弁体５
２の間にばね６９が、各弁体５２とハウジング５１の端
壁との間にばね５３がそれぞれ介装される。ハウジング
５１の両端室にボート４８が、中央の室６７にボート５
０がそれぞれ備えられる。左側のボート４８は電磁切換
弁３２に、右側のボート４８は電磁切換弁３１にそれぞ
れ接続される。中央のボート５０はタンク１７に接続さ
れる。ハウジング５１にはまた各弁体５２により通常は
閉じられている１対のボート６５が備えられるが、一方
は油圧アクチュエータの端室６３に、他方は端室５７に
それぞれ接続されるようになっている。弁体５２には環
状溝４９が備えられ、この環状溝４９は内部通路を経て
室６７に接続される。ハウジング５１の中央部には突壁
６８が備えられ、弁体５２の中央側への移動が制限され
る。
次に、本発明装置の作動について説明する。通常の走行
すなわちセレクタレバー４０がＤレンジとされると、油
圧制御回路Ｂを構成する電磁切換弁３１〜３６が車速、
機関の回転数および負荷などに応じてマイクロコンピュ
ータによって選択的に励磁され、油圧アクチュエータ４
１〜４３の１つが右方または左方へ駆動されて最適の変
速が達せられる。
すなわちセレクタレバー４０がＤレンジとされると、油
圧制御回路Ｂを構成する電磁切換弁３１〜３６が車速、
機関の回転数および負荷などに応じてマイクロコンピュ
ータによって選択的に励磁され、油圧アクチュエータ４
１〜４３の１つが右方または左方へ駆動されて最適の変
速が達せられる。
例えば電磁切換弁３６が励磁されると、通路２２の圧油
が電磁切換弁３６を経て制御弁４７の左側のボート４８
から制御弁４７の左端室へ送られ、第２図に示すように
、左側の弁体５２をばね６９の力に抗して右方へ押し、
ボート６５から油圧アクチュエータ４３の端室６３へ送
られる。中間ピストン６０および小径ピストン５９によ
ってシフトロッド５６が右方へ押され、１速段の歯車の
噛合いが達せられる。同時に、左側の弁体５２によりば
ね６９を介して右側の弁体５２が右方へ押され、環状溝
４９がボート６５と接続する。そして、端室５７の油が
ｌ１１１御弁４７の右側のボート６５、環状溝４９、室
６７およびボート５０を経てタンク１７へ戻される。
が電磁切換弁３６を経て制御弁４７の左側のボート４８
から制御弁４７の左端室へ送られ、第２図に示すように
、左側の弁体５２をばね６９の力に抗して右方へ押し、
ボート６５から油圧アクチュエータ４３の端室６３へ送
られる。中間ピストン６０および小径ピストン５９によ
ってシフトロッド５６が右方へ押され、１速段の歯車の
噛合いが達せられる。同時に、左側の弁体５２によりば
ね６９を介して右側の弁体５２が右方へ押され、環状溝
４９がボート６５と接続する。そして、端室５７の油が
ｌ１１１御弁４７の右側のボート６５、環状溝４９、室
６７およびボート５０を経てタンク１７へ戻される。
このようにして１速段の歯車の噛合いが達成された時、
シフトアーム３７がクラッチスリーブ３９の環状溝３８
の右側壁に係合し、クラッチスリーブ３９は出力軸とと
もに常時回転されるから、シフトロッド５６に作用する
油圧力によってシフトアーム３７とクラッチスリーブ３
９との間に摩擦による摩耗が生じる。
シフトアーム３７がクラッチスリーブ３９の環状溝３８
の右側壁に係合し、クラッチスリーブ３９は出力軸とと
もに常時回転されるから、シフトロッド５６に作用する
油圧力によってシフトアーム３７とクラッチスリーブ３
９との間に摩擦による摩耗が生じる。
しかし、本発明ではシフト動作が完了するとすぐに電磁
切換弁３６が消磁される。この時、これまで右方へ押さ
れていた左側の弁体５２がばね６９の力により図示の状
態へ戻され、油圧アクチュエータ４３の両端室６３．５
７が油圧源１２およびタンク１７から遮断される。こう
して、油圧により右方へ押すシフト力がシフトロッド５
６から解除されるので、シフトアーム３７とクラッチス
リーブ３９との摩擦係合力が解放される。
切換弁３６が消磁される。この時、これまで右方へ押さ
れていた左側の弁体５２がばね６９の力により図示の状
態へ戻され、油圧アクチュエータ４３の両端室６３．５
７が油圧源１２およびタンク１７から遮断される。こう
して、油圧により右方へ押すシフト力がシフトロッド５
６から解除されるので、シフトアーム３７とクラッチス
リーブ３９との摩擦係合力が解放される。
電磁切換弁３５および電磁切換弁３６が励磁されると、
通路２２の圧油が前述のように電磁切換弁３６および制
御弁４７の左側のボート４８．６５を経て油圧アクチュ
エータ４３の端室５７へ送られるとともに、通路２２の
圧油が電磁切換弁３９− ５、制御弁４７の右側のボート４８から右端室へ送られ
、右側の弁体５２を左方へ押してボート６５から油圧ア
クチュエータ４３の端室５７へ送られる。したがって、
小径ピストン５９によりシフトロッド５６が左方へ押さ
れ、大径ピストン６１に衝合したところで停止し、中立
位置とされる。
通路２２の圧油が前述のように電磁切換弁３６および制
御弁４７の左側のボート４８．６５を経て油圧アクチュ
エータ４３の端室５７へ送られるとともに、通路２２の
圧油が電磁切換弁３９− ５、制御弁４７の右側のボート４８から右端室へ送られ
、右側の弁体５２を左方へ押してボート６５から油圧ア
クチュエータ４３の端室５７へ送られる。したがって、
小径ピストン５９によりシフトロッド５６が左方へ押さ
れ、大径ピストン６１に衝合したところで停止し、中立
位置とされる。
逆に、電磁切換弁３５が励磁されると、通路２２の圧油
が制御弁４７の右側の弁体５２を左方へ押し、油圧アク
チュエータ４３の端室５７へ送られ、シフトロッド５６
を左方へ移動させて後進段の歯車の噛合いが達せれる。
が制御弁４７の右側の弁体５２を左方へ押し、油圧アク
チュエータ４３の端室５７へ送られ、シフトロッド５６
を左方へ移動させて後進段の歯車の噛合いが達せれる。
なお、本発明は中立位置がばねなどにより戻される複動
型の油圧アク千ユエータを用いた自動変速機にも適用す
ることができる。また、上述の実施例では油圧により作
動するもり御装置について説明したが、本発明はこれに
限定されるものでなく、油圧の代りに空気圧などの流体
圧を使用することができることはいうまでもない。
型の油圧アク千ユエータを用いた自動変速機にも適用す
ることができる。また、上述の実施例では油圧により作
動するもり御装置について説明したが、本発明はこれに
限定されるものでなく、油圧の代りに空気圧などの流体
圧を使用することができることはいうまでもない。
［発明の効果］
本発明は上述のように、各シフトロッドを作動１０−
させる油圧アクチュエータと該油圧アクチュエータの作
動を制御する電磁切換弁との間に、油圧アクチュエータ
の両端室を通常は閉鎖する制御弁を挿入接続したもので
あるから、電磁切換弁が油圧源に接続された時にのみ圧
油が制御弁の一方の弁体を押しボートを開いて油圧アク
チュエータの一方の端室へ供給されるとともに、前記電
磁切換弁が消磁されると、ばねにより弁体が戻されてボ
ートが閉じられので、油圧アクチュエータは両端室の圧
力の平衡する位置に保持されることとなり、シフトロッ
ドはその位置に保持されるだけで、油圧によるシフト力
を及ぼさないので、歯車抜けを防止し得るとともに、シ
フトロッドに支持されたシフトアームとクラッチスリー
ブとの間の摩擦抗力が軽減され、摺動部分の異常摩耗を
回避することができる。
動を制御する電磁切換弁との間に、油圧アクチュエータ
の両端室を通常は閉鎖する制御弁を挿入接続したもので
あるから、電磁切換弁が油圧源に接続された時にのみ圧
油が制御弁の一方の弁体を押しボートを開いて油圧アク
チュエータの一方の端室へ供給されるとともに、前記電
磁切換弁が消磁されると、ばねにより弁体が戻されてボ
ートが閉じられので、油圧アクチュエータは両端室の圧
力の平衡する位置に保持されることとなり、シフトロッ
ドはその位置に保持されるだけで、油圧によるシフト力
を及ぼさないので、歯車抜けを防止し得るとともに、シ
フトロッドに支持されたシフトアームとクラッチスリー
ブとの間の摩擦抗力が軽減され、摺動部分の異常摩耗を
回避することができる。
第１図は本発明に係る自動変速機の油圧制御装置の構成
図、第２図は同装置における制御弁の作動を説明する側
面断面図である。 Ａ：油圧切換弁 Ｂ：油圧制御回路 １７：タンク ３
１〜３６：電磁切換弁 ４１〜４３：油圧アクチュエー
タ ４５〜４７：制御弁 ５４〜５６：シフトロッド 特許出願人 いすず自動車株式会社 特許出願人 川崎重工業株式会社 代理人 弁理士 山本俊夫 １２−
図、第２図は同装置における制御弁の作動を説明する側
面断面図である。 Ａ：油圧切換弁 Ｂ：油圧制御回路 １７：タンク ３
１〜３６：電磁切換弁 ４１〜４３：油圧アクチュエー
タ ４５〜４７：制御弁 ５４〜５６：シフトロッド 特許出願人 いすず自動車株式会社 特許出願人 川崎重工業株式会社 代理人 弁理士 山本俊夫 １２−
Claims (1)
- シフトロッドを任意の歯車噛合い位置にシフトさせる複
数個の油圧アクチュエータと油圧源との間に電気的にシ
フト位置を制御ならしめる複数個の電磁切換弁を挿入接
続した自動変速機において、前記電磁切換弁と前記油圧
アクチュエータとの間に、通常は前記油圧アクチュエー
タの両端室を閉鎖していて前記電磁切換弁からの油圧に
より開かれる制御弁を挿入接続したことを特徴とする自
動変速機の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59114524A JPH0670467B2 (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59114524A JPH0670467B2 (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60260744A true JPS60260744A (ja) | 1985-12-23 |
| JPH0670467B2 JPH0670467B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=14639907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59114524A Expired - Lifetime JPH0670467B2 (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670467B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013194867A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Honda Motor Co Ltd | 変速機の制御装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55173704U (ja) * | 1979-05-31 | 1980-12-12 | ||
| JPS5833851U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | 東洋電機製造株式会社 | ギヤ変速切換え装置 |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP59114524A patent/JPH0670467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55173704U (ja) * | 1979-05-31 | 1980-12-12 | ||
| JPS5833851U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | 東洋電機製造株式会社 | ギヤ変速切換え装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013194867A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Honda Motor Co Ltd | 変速機の制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0670467B2 (ja) | 1994-09-07 |
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