JPS60260630A - フエノ−ル樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents

フエノ−ル樹脂発泡体の製造方法

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JPS60260630A
JPS60260630A JP11585284A JP11585284A JPS60260630A JP S60260630 A JPS60260630 A JP S60260630A JP 11585284 A JP11585284 A JP 11585284A JP 11585284 A JP11585284 A JP 11585284A JP S60260630 A JPS60260630 A JP S60260630A
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JP
Japan
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phenolic resin
foam
resol
resin foam
stabilizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11585284A
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English (en)
Inventor
Kazuo Iwasaki
岩崎 和男
Hiroshi Kawakami
博 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は独立気泡を有し、均一な微細セル構造を有する
フェノール樹脂発泡体の製造方法に関する。
フェノール樹脂発泡体は、耐火性、断熱性などの種々の
すぐれた特性から各種用途に利用されている。^般にフ
ェノール樹脂発泡体の製造方法としては、ノボラック型
フェノール樹脂とヘキサメチレンテトラミンの混合物を
用いる方法、レゾール型フェノール樹脂に発泡剤、界面
活性剤、酸性硬化剤を配合した混合物を用いる方法等が
知られている。
本発明は、レゾール系フェノール樹脂を用いたフェノー
ル樹脂発泡体の製造方法に関するものである。
(従来技術) レゾール系フェノール樹脂の製造は、一般に制御された
反応条件および制御された過剰量のアルデヒド化合物の
存在下で、フェノール化合物とアルデヒド化合物とを反
応させることによって製造することができる。レゾール
系フェノール樹脂に一定量の発泡剤、整泡剤および酸性
硬化剤を混合させ、室温または40〜120℃の温度を
かけることによって発泡を行なう。
このようにして得られたフェノール樹脂発泡体は1通常
約40〜100%の連続セルを有すると考えられる。こ
れはセル壁の破壊及び発泡体中心部の裂は目、ボイド等
によって生じるものである。
上記問題点を改良したものとして、特開昭56−304
38がある。これは、N−メチル−2ピロリドンを添加
し、均一なセルを得るものである。
(解決すべき問題点) しかし、N−メチル−2−ピロリドン存在下で得たフェ
ノール樹脂発泡体はセルを均一微細にする効果は若干見
られるが、連続セルが多数存在するものであった。
そこで本発明者らは、独立気泡′(i−有し、均一微細
なセル構造を持つ、フェノール樹脂発泡体を得るべく鋭
意研究した結果、整泡剤としてポリオキシエチレンリシ
ノール酸エーテルを特定の割合にて混合することにより
、本発明の目的とするフェノール樹脂発泡体が得られる
ことを見い出したものである。
(発明の構成ン すなわち本発明はレゾール系フェノール樹脂。
発泡剤、整泡剤、硬化剤などからフェノール樹脂発泡体
を製造するに当り、整泡剤としてポリオキシエチレンリ
シノール酸エーテル全レゾール系フェノール樹脂100
重量部に対してQl−10重量部添加すること全特徴と
するフェノール樹脂発泡体の製造方法である。
本発明に使用するポリオキシエチレンリシノール酸エー
テルは次の構造式で示される。
(0H2) 50H。
n = 5〜50 エチレンオキシドの付加量により親水性、疎水性の強さ
のバランス(HLB )は変わるが本発明に使用するポ
リオキンリシノール酸エーテルのHLBはレゾール系フ
ェノール樹脂の種類により異なるが、85〜l’i!5
好ましくは10〜1!li5が良い。
又この整泡剤の使用量としては、レゾール系フェノール
樹脂100重量部に対して01〜10重量部 1好まし
くは05〜5重量部が良い。10重量部をこえた場合独
立気泡の微細セル構造を持つフオーム ・ ・(。
になるが機械強度、耐熱性、耐火性の低下かめるので好
ましくない。01重量部未満の場合、独立= 3 − 気泡の均一な微細セル構造を持つフオームが得られない
レゾール系フェノール樹脂の製造に使用するフェノール
化合物またはアルデヒド化合物としては。
種々の化合物を使用することができる。フェノール化合
物にはフェノール並びにクレゾールおよびキシレノール
のようなその同族体あるいはこれらの化合物の混合物の
両方が含まれる。フェノール化合物と反応するアルデヒ
ド化合物には、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、フルフラール、および他のアルデヒド1らびにこ
れらの化合物の混合物が含ま71.る。さらに、アルデ
ヒド生成性化合物を用いることもでき、例えばパラホル
ムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラミン、メチロール
、トリオキサン、テトラオキシメタンおよびその他のよ
うなホルムアルデヒドに分解する化合物ならびにこれら
の化合物の混合物も使用することができる。
フェノール以外のフェノール系化合物とホルムアルデヒ
ドまたはその複合体形以外のアルデヒド−4− との反応はフェノールとホルムアルデヒドとの反応よル
遅い。従って本発明では、フェノールとホルムアルデヒ
ドを反応させたレゾール系フェノール樹脂を用いること
が好ましい。
本発明に使用できる発泡剤としては、沸点が約−40℃
〜100℃のボリハ四ゲン化飽和フルオロカーボン、ハ
ロゲン化炭化水素、特にフルオロカーボン、塩化水素ま
たはそれらの混合物である。多数の適当な発泡剤のいく
つかの例としては、塩素化および沸素化炭化水素、例え
ばクロロホルム、塩化メチレン、トリクロロフルオロメ
タン、テトラフルオロメタン、1.1.2−)ジクロロ
−1,2,2−) IJフルオロエタン モノクロロジ
フルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、1.1−
ジクロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン、1
.2−ジクロロ−1,1,21−テトラフルオロエタン
、1,1.1−トリクロロ−2,2,2−)リフルオロ
エタン 1.2−ジフルオロエタン、ブロモトリツルオ
ロエタン、1.1.2.2−テトラクロロ−1,2−ジ
フルオロエタン、1,1.1.2−テトラクロー−2,
2−ジフルオロエタンあるいはこれらの化合物の混合物
が含まれる。
本発明に使用される硬化剤としては、硫酸、塩酸、リン
酸等の鉱酸や、P−トルエンスルホン酸、フェノールス
ルホン酸に代表される有機酸が用いられ、これらを添加
することによってアルカリ性もしくは中性のレゾール系
フェノール樹脂のPHを一挙に酸性側に移行することに
より、速やかに縮合がはじまり、前記発泡剤の存在下で
発泡が始まる。
本発明のポリオキシエチレンリシノール酸エーテルは、
レゾール系フェノール樹脂にあらかじめ混入して使用す
る方法が好ましい。ポリオキシエチレンリシノール酸エ
ーテルヲ混入するレゾール系フェノール樹脂及びその他
の原料を混合、発泡するには、反応混合物を均一に混合
できる方法ならば如何なる方法によっても良い。例えば
1,500〜10.OOOrpmのギヤ型またはビン型
混合器のような公知の混合装置で得ることができる。
(発明の効果) 本発明によって得られるフェノール樹脂発泡体の特徴は
下記のとおりである。
(1)従来のレゾール系フェノール樹脂発泡体に比べ独
立気泡率が高く、優れた断熱性能を示す。
国 発泡体中心部の裂は目、ボイドがなく、均一な微細
セル構造を持つのでフオームの機械強度が高い。
(3)フオーム発泡、硬化への影響が少なく1通常の方
法で発泡が可能である。
(41従来のフェノール樹脂発泡体と同等の難燃性、低
発煙性、耐熱性を持つ。
以上のごとく本発明によるレゾール系フェノール樹脂発
泡体は、独立気泡を有し、均一微細なセル構造を持ち断
熱性、耐熱性、難燃性に優れることから広く建材分野に
使用することができる。
(実施例及び比較例) 次に実施例により本発明を具体的に説明するが本発明は
この実施例に限定されるものではない。 7+ 1 〔 実施例−1,2 第1表に示す反応混合物を1mのポリエチレン−) − ビーカー中に秤量し、室温(20〜25℃)中でミキサ
ー(回転数800 Orpm )でlO〜30秒間漱し
く攪拌し、50℃〜80℃に加熱しである上部開放のア
ルミニウム展モールド中で発泡させ、80℃〜120℃
のオーブン内で約10分間キュアーした後レゾール系フ
ェノール樹脂発泡体を得た。室温で2週間脱水した後、
フオーム物性を測定した。
整泡剤としてシリコーン系界面活性剤を使用した比較例
−1と比べ、独立気泡率が高くなり、熱伝導率も低下し
た。また目視の結果発泡体中心部に裂は目もなく、大き
なボイドもなく、均一で微細なセル構造であった。
実施例−3,4 表−1に示す混合物を実施例−1と同様にしてレゾール
系フェノール樹脂フオームを得た。
比較例−2と比べ、独立気泡率が高くなった。
又、150℃の耐熱性も良好であった。目視の結果セル
構造は均一で微細であった。
実施例−5%6 表−1に示す混合物を実施例−1と同様にして−8− レゾール系フェノール樹脂フオームを得た。独立気泡率
が高く、セル構造の均一微細なフオームであった。
比較例−1 表−1に示す混合物から得られたレゾール系フェノール
樹脂フオームは、実施例1.2にJ[して独立気泡率が
低いだけでなく、目視の結果大きなセルもみられ、セル
構造が不均一であった。
比較例−2 表−1に示す混合物から得られたレゾール系フェノール
樹脂フオームは、独立気泡が全くなかっただけでなく、
セル構造も不均一であった。
比較例−3 整泡剤としてN−メチル−2−ピロリドンを併用した結
果セル構造は均一微細になったが、独立気泡の増加はな
かった。
表中の配合量数字は重量部を示す。
整泡剤−人 ポリオキシエチレンリシノール酸エーテル
(HLB=14) 整泡剤−B:ポリオキシエチレンリシノール酸エーテル
(I(LB=12) フェノール樹脂−Am粘度が2500cp725℃であ
り、固形分含有率が75%である フェノール、ホルムアルデヒド(レ ゾール系フェノール)樹脂 フェノール樹脂−B 粘度が1000 c p/25℃
であり、固形分含有率が75%である フェノール、ホルムアルデヒド(レ ゾール系フェノール)樹脂 シリコーン系界面活性剤(整泡剤):トーレシリコーン
f!J’!5a−193 発泡剤〕トリクロロトリフルオロエタン硬化剤;65%
フェノールスルホン酸水溶液フオーム密度:J工5A−
9514によシ測定圧縮強度二 J工5A−9514に
より測定脆性’、 ASTMO−421にjり測定−1
2− 値が小さい程フオームは脆くない。
独立気泡率: ASTMD−2856により測定熱伝導
率:J工5A−9514により測定発煙係数t、220
x220X30m+nの試験片を使用してJ工5A−1
321の難燃2級Aの表面試験により測定 値が小さい程発煙量は少ない。
耐熱性; 100X100X50甜の試験片を150℃
のオープン中で24時間放置し、変形、亀裂等を測定す
る 変形が少なく、亀裂のないものを特徴 とする 特許出願人  1t ( −13−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レゾール系フェノール樹脂、発泡剤、整泡剤、硬化剤な
    どからフェノール樹脂発泡体を製造するに当り、整泡剤
    としてポリオキシエチレンリシノール酸エーテルをレゾ
    ール系フェノール樹月旨100重量部に対してα1−1
    0重量部添加すること全特徴とするフェノール樹脂発泡
    体の製造方法。
JP11585284A 1984-06-06 1984-06-06 フエノ−ル樹脂発泡体の製造方法 Pending JPS60260630A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1979147A1 (en) 2006-01-30 2008-10-15 Kingsplan Holdings (IRL) Limited A phenolic foam board
JP2020525456A (ja) * 2017-06-26 2020-08-27 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se ヒドロキシ酸のアルコキシル化

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1979147A1 (en) 2006-01-30 2008-10-15 Kingsplan Holdings (IRL) Limited A phenolic foam board
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