JPS6026041Y2 - 金属線の巻取装置に於ける入線矯正装置 - Google Patents

金属線の巻取装置に於ける入線矯正装置

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JPS6026041Y2
JPS6026041Y2 JP3874081U JP3874081U JPS6026041Y2 JP S6026041 Y2 JPS6026041 Y2 JP S6026041Y2 JP 3874081 U JP3874081 U JP 3874081U JP 3874081 U JP3874081 U JP 3874081U JP S6026041 Y2 JPS6026041 Y2 JP S6026041Y2
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JP
Japan
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metal wire
winding
winding drum
wire
metal
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JP3874081U
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JPS57151351U (ja
Inventor
正 池川
Original Assignee
松原機工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金属線の巻取装置に於いて、金属線を巻取る
ドラムの入線側に金属線の曲り、捩れ等の欠陥を矯正し
、かつ適当な巻取り張力を与えるために設ける入線矯正
装置の改良に関するものである。
従来から、この種の装置として、第1,2図に示される
ものが公知であるが、これは巻取ドラム2を水平旋回可
能に軸支する上部基枠1の一部に三個のローラーA・・
・・・・Aを軸受けB・・・・・・Bを介して水平回転
可能に装着し、中央のローラーの回転軸を前後に摺動で
きるように構成したもので、ドラムに巻取られる前の金
属線をこのローラ一群A・・・・・・Aに通過させ、同
金属線の曲り、捩れ等を矯正し、巻取ドラムに於いて滑
りが生じないように適度な張力を与えるようにしたもの
である。
然し乍ら、これらのローラーの取付位置は、巻取られる
金属線の種類、太さ等によって経験的に決定しなければ
ならないもので、最初の巻取作業開始後、最適の状態と
なるように種々修正しなければならず、修正作業がきわ
めて煩瑣であると共に、巻取られる金属線のドラム入線
部との関連位置は巻取作業上きわめて重要な影響を及ぼ
すため、各ローラーの取付は高さ、傾斜等の調整に細心
の注意を払う必要があり、このようにして調整してもそ
れぞれのローラーが一直線上に配列するとは限らず、僅
かにずれた状態のま)作業を行うことがあって、矯正が
充分行えない場合があり、更にローラーを基枠に直接取
付ける構造上、最終のローラーと巻取ドラム入線部との
距離が長くなり、巻取ドラムの撓み、振動等によりドラ
ム表面に既に巻取られている金属線と入線直後の金属線
が交叉し、所謂重複巻きとなって巻取作業の障害となる
等種々の欠点があった。
然るに、本考案は、上記欠点を除去解決するために、巻
取ドラム2の入線側の基枠1に、水平部31を有するブ
ラケット3を上下及び左右に摺動可能でかつ適宜位置で
固定可能に取付け、同ブラケットの水平部3には、金属
線矯正用の複数のローラー4・・・・・・4をその回転
軸41・・・・・・41が水平部3□に沿うて一定方向
に移動できるように装着した金属板5の一部を水平旋回
可能でかつ適宜位置で固定可能に枢支51シて成る構造
を特徴とするものである。
尚、ブラケット3を上下及び左右に摺動できるようにす
るには、基枠1に左右方向に二対の平行な長孔1 ・・
・・・・11 を設け、ブラケット3の垂直部3゜に設
けた上下方向の二対の平行な長孔33・・・・・・33
こ嵌挿したボルト6・・・・・・6を前記長孔11
・・・・・・1 に嵌通させることによって行い、高さ
の微調節まブラケット上端の水平部34に設けたボルト
6・・・・・6の突出量を変えて行うもので、調整後は
ボルト6・・・・・・6を締着することによって固定す
る。
また、金属板5の固定は、ブラケット3の水平部31
に半円状の長孔31aを穿ち、その長孔を通して金属板
5一部に穿設されたネジ孔にボルト7を挿通し、固定す
べき個所に於いてボルト7を締着することによって行う
更に、矯正用ローラー4・・・・・・4の位置調節は、
蝶ポルト8・・・・・・8の螺回により回転軸41・・
・・・・41が移動する公知の構造を採用する。
その他図中、9は入線案内用のガイドローラーで、金属
板5の枢支部51 と同軸に取付けられる。
次に、本考案の上記構成に従い、図示する実施例につい
て本案装置の具体的用法並ひに作用、効果を説明する。
即ち、本案装置を基枠1に前記した要領で適当に取付け
、巻取られるべき金属線を同装置のローラ一群4・・・
・・・4に通して巻取ドラム2に巻取らせる。
この巻取状態を観察して上下あるいは左右方向にローラ
一群を移動させた方がよいと判断したとき、取付用ポル
ト6.6を緩め、長孔11,11あるいは長孔33,3
3を利用して金属板5を上下あるいは左右摺動あるいは
傾斜させて調整し、最も適当であると思われる位置に於
いてボルト6.6を締着して固定する。
同様にして金属板5を重複巻きが生じない位置まで水平
旋回させ、ボルト7を締着して固定する。
爾後、巻取られるべき金属線の種類、太さ等の要素に応
じて前記調整を行い、最適の状態で巻取作業を行うもの
である。
つまり、本考案に係る入線矯正装置によれば、入線矯正
用のローラ一群を一枚の金属板上に取付け、その金属板
を基枠にブラケットを介して上下、左右に摺動可能でか
つ水平旋回可能に取付けるようにしたものであるから、
金属板を上下、左右に摺動させたり、傾斜させたりして
もローラ一群同志の位置関係は全く変わらず、在来装置
の如く、取付位置の修正毎に−々各ローラ一群を移動さ
せる必要がなく、それぞれのローラーが一直線上にある
か否かを注意する必要もないもので、取付作業がきわめ
て簡単であると共に、最終のローラーと巻取ドラム入線
部との距離を短くすることがでかきるので、金属線の撓
み、振動等を極力抑えることができ、巻取作業の障害と
なる重複巻きを防止することができるようになってもの
で、きわめて簡単な構造でありながら、巻取作業の合理
化を図ることができるものであり、更に、矯正用のロー
ラ一群を金属板に沿うて一定方向に移動できるような構
造としであるので、そのローラ一群の関連位置の調節に
よって金属線に対する物理的な矯正程度の調整が容易と
なると共に、巻取後の線束の直径の調整にも役立つ等の
利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第1図は在
来装置の要部平面図、第2図は同側面図、第3図は本考
案に係る装置の要部平面図、第4図は同側面図である。 1・・・・・・基枠、2・・・・・・巻取ドラム、3・
・・・・・ブラケット、4・・・・・・ローラー 5・
・・・・・金属板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部基枠1に巻取ドラム2を水平旋回自在に軸支し、そ
    の下方に巻取ドラムと同一方向に回転するターンテーブ
    ルを設け、同ターンテーブル上のキャリヤに巻取ドラム
    に巻取られた金属線を落下させて巻取物を形成するよう
    にした金属線の巻取装置に於いて、巻取ドラム2の入線
    側の基枠1に、水平部3.を有するブラケット3を上下
    及び左右に摺動可能に取付け、同ブラケットの水平部3
    、には、金属線矯正用の複数のローラー4・・・・・・
    4をその回転軸4□・・・・・・4□が水平部3.に沿
    うで一定方向に移動できるように装着した金属板5の一
    部を水平旋回可能に枢支5.シて成る巻取装置に於ける
    入線矯正装置。
JP3874081U 1981-03-18 1981-03-18 金属線の巻取装置に於ける入線矯正装置 Expired JPS6026041Y2 (ja)

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JPS57151351U JPS57151351U (ja) 1982-09-22
JPS6026041Y2 true JPS6026041Y2 (ja) 1985-08-05

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