JPS60259785A - 自動車内燃機関の内接歯車式油ポンプ - Google Patents

自動車内燃機関の内接歯車式油ポンプ

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JPS60259785A
JPS60259785A JP5351485A JP5351485A JPS60259785A JP S60259785 A JPS60259785 A JP S60259785A JP 5351485 A JP5351485 A JP 5351485A JP 5351485 A JP5351485 A JP 5351485A JP S60259785 A JPS60259785 A JP S60259785A
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JP
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pump
suction port
pinion
gear
working chamber
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JP5351485A
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クルト シツキンゲル
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Schwaebische Huettenwerke Automotive GmbH
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Schwaebische Huettenwerke Automotive GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/02Pressure lubrication using lubricating pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第1項記載の特徴を有する内
接歯車式油ポンプに関する。
この種ポンプは自動車エンジン、特にこの種容積式機関
の給油用として近年ますますその価値が認められるよう
になった。この種ポンプではクランク軸の延長部が、基
本的には別の部品であってもよいが、好ましくはまた一
般にはクランク軸の自由端により形成され、ピニオンを
直接駆動することから、油ポンプ用に特別の駆動装置が
必要でない点で本質的に有利である。このピニオンはク
ランク軸に直接嵌着してもよいが、ポンプケースに特別
に構成した軸受カラーに嵌着するのが好ましく、このカ
ラーに通したクランク軸により駆動体を介し駆動される
。本発明の好ましい実施態様4− では給油路内の流れ方向が吸入口の範囲ではポンプ歯車
の中央円周方向に対しほぼ接線方向に延びている。より
厳密には、給油路が吸入口の範囲に移行している範囲に
おいて給油路内の流れ方向は、ポンプ回転軸の法平面に
対し、この範囲においてピニオンの歯の運動方向と内歯
車の歯の運動方向とがほぼ一致する方向で投影すべきで
ある。
しかし給油路は例えばポンプ軸と平行に吸入口に連絡す
ることもできる。特に自動車用自動変速機においてこの
ポンプを用いる場合がそうである。
特許請求の範囲第1項に記載の周知の油ポンプにおいて
給油路は吸油管末端近傍の円形断面積が吸油管と同じで
あり、吸入口に向かって円形断面積が先細となって延び
ている。給油路は一部が動作室の吸入口を含む端面の動
作室側を、そして一部がこの端面の動作室に対向した側
を延びている。
吸油路は油が内ば歯車の吸入口側端面だけでなく内ば歯
車の周面の一部をも環流するよう延びている。 。
周知の油ポンプは評価を得たが、回転数が特定5− 値を超えるとポンプ効率(吐出し量7分)が低下する点
で問題がある。
先願P 3243067.1 (西ドイツ特許出願番号
)に記載のポンプは上述の欠点を除去したものである。
特に、本来なら効率が著しく低下するような比較的高い
回転数範囲でもポンプ寸法を大きくすることなくポンプ
効率をさらに、少なくとも回転数にほぼ比例して、高め
ることができる。別のポンプではしばしば発泡するが、
比較的高い回転数でも発泡が防がれる。前記先願によれ
ば油が歯の回転方向に対し概ね接線方向から吸入口に流
入し、吸入口は動作室の一端面の動作室とは逆の側に配
置され、周辺方向に延び、断面積が回転方向で減少し、
歯車軸を通る平面のかなり前で成端している。
この発明は、周知のポンプでも−また特に−先願P 3
243067.1に記載のポンプでも油の流れを好適に
構成することにより効率、つまり単位時間当り吐出量を
向上する目的を達成するものである。
この目的を本発明は特許請求の範囲第1項の特6− 徴を加えることにより達成する。動作室内に設けた三日
月形の仕切りにより周知の如く密閉したポンプは、これ
までのようにポンプ対称面のはるか前で成端するのでな
くそれとは対照的にポンプ対称面(両歯車軸を通る平面
)のほぼ近くまで延びるかまたは好ましくはそれを越え
て延びた吸入口を有する。これにより意外なことにポン
プ効率が著しく向上する。
その際特許請求の範囲第2項により吸入口がピニオン回
転軸を基準に対称面を20〜30°、好ましくは25°
越えて延びていると特に有利である。仕切りの円筒面は
、内ば歯車またはピニオンの歯溝により形成され吸入側
から吐出側へとたえず移動する容積室を限定しているの
で、この容積室が本発明によれば移動区間のかなりの長
さにわたって吸入口に向かって開口し、前記容積室を満
たすまでの時間が従来よりも長くなっている。それゆえ
回転数が高くても前記容積室に液体が満たされる時間は
、この容積室に常に十分満たされるのを確保するに十分
なものである。本発明によればそれ一7= 自体すでに高いポンプ効率は回転数が異常に高くなるま
で回転数に概ね比例する。
回転数が高く、従って遠心力が大きい場合仕切りととも
にピニオンの歯により形成された容積室がポンプの吐出
しに十分役立つよう、好ましくは特許請求の範囲第3項
により吸入口は仕切りの平径方向外側に対称面を越えて
延びるだけでなく、回転方向を向いたその末端が2つの
分岐路に分割されて仕切りの両側を延びている。
特許請求の範囲第4項により吐出口の開始点と吸入口分
岐路の両端との周辺方向距離が概ね2ピツチにすぎない
ときポンプ効率は特に高くなる。
これは、吸入口の内側分岐路および外側分岐路の末端と
概ね仕切り末端範囲で始まっている吐出口との間の周辺
方向距離がピニオンまたは内ば歯車の全歯だけの丁度半
分に等しいことを意味している。従って吸入口分岐路の
末端がピニオンまたは内ば歯車の概ね半径方向噴流上に
ある場合吐出口の開始点は半径方向噴流上にはない。
給油路の断面積は損失を防ぐため吸入口に移行8− するまでごく僅かに減少すべきである。吸入口に至るま
で給油路断面積の良好な移行を保証するうえで、僅かに
減少していることは確かに望ましいと考えられる。
本発明による特に長い吸入口は比較的フラットに保持す
ることができ、しかもなお特に良好なポンプ吐出量を確
保することができる。しかし特許請求の範囲第5項の構
成によると吸入口の深さが末端に向かってたえず減少し
、吸入口の範囲で生じる油の流速変化および方向変化は
比較的僅かである。
特許請求の範囲第6項により吸入口に対向したポンプ正
面に凹所を設けるとポンプ効率はさらに著しく向上する
。意外なことに単に前記容積室を介して凹所と吸入口と
を連絡するだけでもかなりの向上が得られる。吸入口と
凹所はケース内に設けた給油路によっても互いに連絡す
ることができるが、しかしこの給油路は内ば歯車の支持
部を弱めないよう歯車室の周面に接触すべきでない。
特許請求の範囲第7項の構成が好ましい。
9− 特許請求の範囲第8項によると仕切りのポンプ回転方向
とは逆向きの末端髪斜めに切り、流れを仕切りの半径方
向内側に延びた吸入口分岐路の方に多く向けさせて遠心
力の影響を補償するのが有利である。この構成により同
時に仕切りが短がくなり、その結果この短くなった範囲
に歯車の歯面を横切って吸入口と結ばれた空洞が形成さ
れ、容積室の充填がさらに向」ニする。
仕切りは他端も尖頭となっているのでなく強さを増すた
め僅かに短くしである。
すでに述べたように本発明の好ましい1構成ではポンプ
のカバーが好ましくは吸入口の形状に対応する凹所を有
する。この凹所は吐出口と同様に2つに分岐して仕切り
の両側に延びている。従ってカバーは、カバーが特に十
分に当接して吐出側と吸入側との間を確実に密閉するこ
とになる範囲で丁度肉薄となっている。この範囲でカバ
ーが外方にふくらみ、損失が生じ、従って吐出量が低下
するのを防ぐため、本発明では、ポンプをエンジンまた
は類似物にフランジ接合する除用いるガス−1n〜 ケラトはカバーが仕切りの両側に広がった前記凹所を有
する範囲にランドを有するよう提案される。
これによりカバーはこの決定的領域でも十分な当接を維
持するよう支持される。
添付図面に示した好ましい実施例を基に発明の対象をな
お詳しく説明する。
図示ポンプの本体1は動作室、吐出口および吸込み口の
特殊構成を除けばすでに先願P3243067.1に記
載した本体と相違しない。
このポンプは図面から明らかなように本体1と、詳細を
第5図に示した動作室カバー2と、例えば16個の歯を
有し周面が動作室3の周面で支えられた内ば歯車4 (
第2図〜第4図)と、例えば13個の歯を有し内ば歯車
4とかみ合うピニオン6(第2図〜第4図)とを有する
。ピニオン6はその孔に本体1と一体に構成した軸受カ
ラー5を嵌着し回転可能に支承しである。ポンプはさら
に図示省略した安全弁を有する。安全弁は受容部7に示
してあり、またその機能については後に触れる。
本体1は第1図手前側が機関にフランジ接合される。給
油は本体1の内部で供給路9に接続した図示省略の吸込
路を通して下から行われる。ポンプ本体1は下方にやは
りフランジ面10を有し、該フランジ面により油槽にフ
ランジ接合しである。
動作室カバー2は鋳造ポンプ本体1の動作室カバー2の
厚さを僅かに上まわる分フランジ面から引込んだ面16
(第1図)に装着してあり、動作室3の第2端面となっ
ている。
筒状動作室のなかで内ば歯車4、ピニオン6が回転する
。駆動は内燃機関クランク軸60の端部により行う。こ
の端部は軸受カラー5の穴から張り出し、回し環61に
よりピニオン6を回転させ、該ピニオンが内ば歯車4を
駆動する。このため回し環61はピニオンのカラー69
に設けた対応する四部に係合する突起を有する。内接歯
車ポンプの原理によりピニオン6の回転軸は内ば歯車4
の回転軸に対し偏心になっている。第1図においてOは
(第1図では図示省略した)ピニオン6の軸、0′は内
ば歯車4の軸である。
軸0,0′は互いに平行であり、その軌跡が第1図の直
線5】となっている対称面を限定している。
前記直線51は第1図において本体の下面にかみ合い最
深点を、そして上面に歯相互の最大距離点を含む。
図示ポンプは仕切板ポンプであり、内ば歯車4、ピニオ
ン6は両者が最も離れた箇所に大きく離れかつ嵌合した
鎌形または半月形の隙間を有する。
この隙間にはそれに合わせて構成され動作室3の夷行き
全体にわたって延びた中実仕切板50が挿入しである。
第1図からさらに判るように対称面51はピニオン6の
回転軸Oを通りフランジ面10に対し垂直な法線面に対
し第1−図右回り方向に、つまり矢印25で示したポン
プ回転方向とは逆方向に角度10°ずれている。これに
より、フランジ面10から出発した供給路9を案内する
ことができ有利である。
第1図にはさらに吐出口26を認めることができる。こ
れは動作室3の本体1に付属した端面に穿設してあり、
動作室の周面に拡張部27を有する。
排出路28が拡張部27から環状溝29へと通じている
13− この環状溝はポンプの一部を取り囲み、第6図に示した
右端がポンプ本体の圧油路に接続しである。
溝29は内燃機関の好適な面にフランジ接合することに
より密閉路となる。
供給路9は第1図手前側面に対し平行に延びた溝孔の横
断面を有し、動作室3より多少下方にずれ、接線方向か
ら吸込み口33に連絡している。供給路は流体力学の原
則に従って無段かつ定常的に吸込み口33に移行してい
る。
吸込み口33は動作室3をほぼ180°にわたっておお
い、対称面51にまで達しているだけでなく、対称面か
らなお約25°越え、つまり第1図に示した法線面をさ
らに越え出ている。吸込み口33は半径方向外側の分岐
部33aおよび半径方向内側の分岐部33bが仕切板5
0をその長さの半分以上にわたってり取囲んでいる。
仕切板50は回転方向25とは逆向きの末端に斜切部5
2を有する。この斜切部が吸込み口33の内側分岐部3
3bへの入口を漏斗状に拡張し、こうして供給路9から
ほぼ接線方向に流入し仕切板50の近傍14− で転向されて遠心力の作用を受けた流体がすくい取られ
て両分峡部33a、33bに均等に供給されるようにな
っている。
吸込み口33の分岐部33a、33bは第7図(第1図
■−■線断面)に示すように深さが回転方向25になる
につれ零にまで減少している。
ただし第7図は寸法どおりでなく、分岐部33aの長さ
方向が著しく短縮しであることを指摘しておく。
すでに述べたように、環状溝29は図示省略した圧力安
全弁に連絡しており、該弁は動作室3の半径方向外側で
斜切部52の付近に配置したあふれ室54につながって
いる。
ポンプが許容限界内の圧力を供給すると、環状溝29を
流れた油はすべて図示省略した排出管を流れる。
吐出し圧力が許容値を超えると環状溝29は弁によりあ
ふれ室54へと除圧される。あふれ室は通路65を介し
吸込み口33と結ばれ、さらには第4図、第6図から最
もよく知ることのできるあふれ部55を介しカバー2の
四部53と結ばれている。この四部は吸込み口と形状が
同じでありかつそれと向い合っている。
あふれ部55を適切に説明するためまず動作室カバー2
を詳しく説明する。
この動作室カバー2の外面は第2図から分かるように固
着ねじ用のくぼみの他には何ら特殊な点はない。
第5図が内面を示す。第5図から判るようにカバー2は
複数個の四部、つまり形状および深さの点で吸込み口3
3にほぼ等しい第1四部53と第2四部56とを有する
凹部53はカバー装着時分峡部33a 、 33bの上
にくる2つの分岐部となっており、該分岐部は仕切板5
0と同じ輪郭を有してそれに載置した固定腹部により互
いに分離されている。第2四部56は吐出口26の上に
配置され、吐出口26とその拡張部27とをおおってい
る。
カバー2を装着すると四部53 、56はそれぞれ動作
室または内ば歯車4、ピニオン6に隣接した空間を形成
する。
凹部56により形成した空間は動作室の半径方向外側で
動作室の高さにわたって延びた拡張部27を介し吐出口
26と結ばれており、これにより、送られてきた油圧油
は内ば歯車4、ピニオン6の両側で流出することができ
、そして朶められて排出路28を流れる。
吸込み口33に対応する凹部53の周辺範囲でカバー2
は切欠いである。この切欠きを限定する切断へりはカバ
ー2の周面から出発し、仕切板50で支持された腹部の
斜切部52より上にある端部の後方1/3の箇所で腹部
の外フランジに対しほぼ接線方向でつながっている。そ
こから吸込み口の外側分岐部33aに対応したくぼみ分
岐部53aは長手方向を横切って切断へりにより限定さ
れ、またそこから第3の切断ヘリが対称面5Iに対しほ
ぼ垂直な方向をカバー2の緑まで延びている。
この切欠きは第2図、第4図に見ることができ、四部5
3とあふれ室54との間のあふれ部55を形成している
。このあふれ部55に、環状溝29と室54との17− 間に設けたポンプの圧力制限弁が給油する。
こうして過剰の油圧油はあふれ室54からあふれ部55
を介しカバー2の四部53に流入することができ、そこ
から直接にまたは凹部分岐部53a 、 53bを介し
て再び内ば歯車4、ピニオン6の給油範囲に達する。
あふれ部は、吸込み口33と四部53とを連絡するよう
動作室周面に設けたくぼみの形状に構成することもでき
る。しかしこのように構成すると内ば歯車の支えが損な
われるのであまり有利ではない。
第6図から判るように凹部分岐部53a、53bは深さ
が回転方向になるにつれ零にまで減少している。
シール57の構成および配置は第2図、第3図から知る
ことができる。このシールは機関のシリンダへラドガス
ケットにほぼ相当する平らなシール挿入物であり、その
主目的は該ガスケットと同様に液充填空間を外部に対し
密封することである。
そのため、排出路28を取り囲んだ部分57aとあふれ
室54を取り囲んで外部に対し密封した部分57bとが
設けである。
−18= しかしこの種の従来のシールとは異なる点として第3の
部分57cが設けてあり、これは部分57bの一部とと
もに弓形に延び、第3図から明白なようにカバー2の腹
部の真上、従って仕切板50の真上にある。このシール
部分57cは密封機能の他に支持機能も有する。つまり
カバー2は四部分岐部53bの入口付近では第6図に見
ることができるように壁厚がきわめて薄く、凹部分岐部
53aの入口付近にはさらにあふれ部55が延びている
。回転方向に見て入口分岐部53a 、 53bの末端
の後方でカバーは再び全厚となって曲げ強さを獲得する
カバーは動作室3に面した第5図手前側の面がポンプの
吸込側と圧側との間の主密封機能を果す。
ちょうどこの範囲でカバーが薄くなっていることにより
カバーは可撓性を有し、送り方向とは逆向きの漏れ流を
生じ得るが、それをシール部57cが防ぐ。このシール
部は一端がカバーに、そして他端が第3図、第4図に見
られる機関接触面にしっかり当接し、カバー2の前記肉
薄範囲が撓むのを防止する。
吸込み口33とそれに対向したカバー四部53との間で
は内ば歯車4、ピニオン6の歯が離反して歯間に隙間が
生じているので、この範囲では常に油圧平衡が生じる。
しかし分岐部33a、33bまたは53a。
53bの範囲では深さが減少し、そして流れ条件が特殊
であるため分岐部33a 、 33bが分岐部53a、
53bとは異なる形状を有する場合、さまざまな油圧条
件が生じる可能性がある。この理由から、特に第3図に
見られるように対向し合った分岐部は周方向の輪郭だけ
でなく横断面もそれぞれ同一にしである。これにより内
ば歯車4、ピニオン6は吸込み口の範囲でも吐出口の範
囲でも完全な油圧平衡下にあり、軸方向で無荷重で回転
する。こうして摩擦損失が防止され、ポンプの寿命が延
びる。
なお、吐出口の吸込み口側境界は第1図において吸込み
口両端の接線に対する平行線にほぼ沿って延びており、
吸込み口両端から吐出口開始点に至る密封区間は長さが
ほぼ等しいことを述べておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は動作室カバーを取り去って機関にフランジ接合
する側から見た本発明による機関油ポンプの図、 第2図は動作室カバーを装着しシールを載置した第1図
と同様のポンプの図、 第3図は第2図A−B線に沿った断面図、第4図は第2
図B−C線に沿った断面図、第5図は取り外した動作室
カバーの動作室に面した表面の平面図、 第6図は第5図VI−Vl線に沿った断面図、第7図は
第1図■−■線に沿った断面図である。 1 ・・・本体、 3 ・・・ポンプ動作室、 4 ・
・・内ば歯車、 6 ・・・ピニオン、 9 ・・・供
給路、18・・・延長部用開口、28.29・・・排出
路、33・・・吸込み口、33a、33b・・・分岐部
、50・・・仕切板、51・・・平面、53・・・四部
。 21− 第3図 第4図 手続補正書(方式) 円 昭和60年7 月911 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 特願昭60−53514刊 事件との関係 出願人 住所 東京都港区西新橋3丁目3番3号5・ 手続補正
指令書 ノ日付 昭和60年 6月10日(発送日昭和60年6 月25
 日)6、補正により増加する発明の数 0 7、補正ノ対象 願書の出願人の代表者の欄、委任状及
び図面下記書類を別紙の通り提、出いたし寸す。 (1) 訂正願書(出願人の代表者者を記載)(2) 
委任状、同訳文 (3) 正式回向 以」ニ 2−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a)動作室(3)のなかにポンプの内ば歯車(4)
    とピニオン(6)とを受容したポンプ本体(1)が機関
    または変速機の端面にフランジ接合可能であり、クラン
    ク軸またはピニオン駆動軸の延長部用開口(18)を有
    し、前記軸はそれと同軸に配置したピニオン(6)を貫
    通しこれを駆動し、b)本体(1)のなかに供給路(9
    )がポンプ動作室(3)の少なくとも一方の端面に穿設
    した吸込み口(33)にかけて設けてあり、 C)本体(1)のなかにさらに動作室(3)から油を送
    るための排出路(28,29)が当該接続口にかけて設
    けてあり、 d)機関油ポンプとして構成した場合供給路(9)は少
    なくとも動作室に近い方の部分がポンプ回転軸に対し概
    ね法線面一にを延び、供給路(9)の 1− 流れ方向が吸込み口近傍でポンプ内ば歯車(4)、ピニ
    オン(6)の中央周面方向に対し概ね接線方向に延び、 e) はぼ鎌形の仕切板(50)が内ば歯車(4)、ピ
    ニオン(6)の外端歯先円間のかみ合い最深部に対向し
    た隙間の大部分にわたって挿入しである、自動車内燃機
    関および自動車自動変速機の内接歯車式油ポンプにおい
    て、吸込み口(33)がポンプ周辺方向を歯車軸(0,
    O″)を通る平面(51)の近くまで延び、好ましくは
    この平面を越えて延びたことを特徴とする自動車内燃機
    関の内接歯車式ポンプ。 2) 吸込み口(33)が前記平面(51)を20°〜
    30゜好ましくは25°越えて延びたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のポンプ。 3)吸込み口(33)が仕切板(50)の半径方向外側
    に設けた分岐部(33a)と半径方向内側に設けた分岐
    部(33b)とを有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のポンプ。 4)吐出口(26)の開始部が吸込み口分岐部(33a
    、33b)の両端から周辺方向にほぼ2つの歯車2− ピッチの距離を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれかに記載のポンプ。 5)供給路(9)と吸込み口(33)との移行部から吸
    込み口の供給路から離れた方の末端にかけて吸込み口(
    33)の断面が次第に零まで減少していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記
    載のポンプ。 6) 動作室(3)の吸込み口に対向した端面にさらに
    別の好ましくは吸込み口(33)と形状および長さが等
    しい四部(53)を設け、好ましくはこの四部(53)
    と吸込み口とを通路により連絡したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のポ
    ンプ。 7) 吸込み口(33)の半径方向外端が、場合によっ
    てはこの吸込み口の長さの大部分にわたって設けである
    凹部(53)も、動作室(3)の外端近傍に延びている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項の
    いずれかに記載のポンプ。 8)仕切板(50)は吸込み口(33)の分岐部(33
    a。 3− 33b)間に突入した末端が斜めに切ってあり(斜切部
    52)、半径方向内分岐部(33b)は反回転方向に延
    長した入口を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第7項のいずれかに記載のポンプ。
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